Aqoursな日々   作:A×K(アツシくん)

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理亞ルート最終話です!

12月にまた沼津に行くんですが…
体中のAqours成分が切れてます…ダレカタスケテー


理亞ルート ③ ~もう1回の決勝~

「うーーーーん……」

 

Saint Snowの2人に合う曲と振り付け…

更には作曲を考えている、が…。

 

「あの二人に合うテーマやフレーズかぁ…」

思いのほか…進まない。

 

思い返せば…Saint Snowの2人の為に書くなんて…初めてだしなぁ…。

「ん?…悠くん…どうしたの?」

「あ、千歌……いや、実はな…」

 

俺はあの時の会話を千歌に打ち明けた。

「へぇ~…それで、聖良さんと理亞ちゃんの為に作曲かぁ~」

「出来るまで時間かかりそうだけどね…」

「じゃあ私達も協力しないとね!」

「…協力?」

「だって、もう1回ライブ、するんでしょ?

ならAqoursが居てこそのSaint Snowだよ!」

「…たし、かに……でも、Aqoursも…」

 

解散…した、し…。

「そこは任せて!…それに、私達も…ライブ、したいし」

「…千歌……じゃあ、お願いしよう…かな…」

「うんっ、任せて!」

 

こうして、AqoursとSaint Snowの2組による…決勝がまた…始まろうとしていた。

 

 

────────────────────

 

「…ってことになったんだけど…」

【ふふっ…理亞も喜ぶと思いますよ】

 

夜、俺は聖良さんに連絡していた。

 

【…作業は、進んでますか?】

「少しずつ…な…待たせてすまないな」

【ふふっ…私よりも…理亞の方が楽しみにしてますよ】

「……えっ?」

【理亞…前に比べて、明るくなったんですよ

…まるで、悠さんと打ち解けたみたいに…】

「……聖良…」

 

【…ここから先は…理亞から聞いてください、ね?】

「……ああ、分かった」

 

理亞が……俺のことを…?

…考えすぎ、なのだろうか…。

 

しかし、どうしてだろう…アイツの事を…理亞の事を考えると…歌詞が沸いてくるのは…。

 

 

────────────────────

 

 

そして…作業を始めて…2ヶ月が過ぎようとしていた。

俺は土日を利用して…鹿角姉妹に会いに行った。

 

 

「…おっす、待たせて悪かったな…2人とも」

「いえ、遠路はるばる…ありがとうございます」

「……すごい、待ってた」

「ん、その分…凄くいい出来になったから…楽しみにしててね」

 

「…さて、そのライブまで時間もありますし…悠さんはゆっくりしててくださいね?」

「うん、そうするよ」

「…あっ、そうだ…少しお買い物に行ってきますね♪」

 

そう言うと聖良が席を外して…俺と理亞の2人きりになった。

 

「…その…ありがとう…ワガママ聞いてくれて…」

「ううん、俺も作業しててすごく楽しかったよ」

 

そして俺はそのまま理亞の頭を撫でた。

嫌がられるんじゃないかという気もしたが……理亞は…。

 

「…ん、くすぐったい……///」

「…嫌い?」

「…べつ、に…///」

 

くすぐったいのか…体をもじもじさせる理亞。

正直、こんな理亞を初めて見た。

 

「…ん、ならこれくらいにしておこうか」

「…うん…///」

 

物足りなそうな…どこか残念そうな顔をしていた理亞だった。

 

 

────────────────────

 

日も暮れ始め…俺と鹿角姉妹はとある場所に向かっていた。

 

「…ここは…」

「旧函館区公会堂…です…良いところ、ですよね」

「…ああ、趣があっていいな」

 

「…さぁ、始めよう…2人とも…」

ライブ用の衣装に身を包んだ理亞が気持ちを引きしめ…見つめる。

 

「待った」

「…え?」

 

「…こっちも用意…出来たかな」

取り出したのは…携帯。

 

ビデオ通話にすると…そこには、千歌を先頭にAqoursのみんなが写ってた。

 

「…ほんっとに集まったんだな…みんな」

「当たり前だよ!」

「マリー達もこうして集まることを望んでいたわ♪」

「もう1回…しようよ、ラブライブ!」

「理亞ちゃん!」

 

「えっ、あっ……ルビィ…?」

「AqoursとSaint Snowの…決勝…しようよ!」

「…ぁ…これ…どういう…」

 

驚きで言葉を失う理亞。

 

「黙ってて…悪いな…実は、2人がもう一度ライブをしたいってことを…みんなに言ったら協力してくれて…俺自身も…あの痺れるような決勝を…もう一度みたい」

 

「…バカ……そんな、ことなら…もっ…と…早く…言ってよ…っ…!」

感極まったのか…理亞が泣いてる。

そして、その姿を見て優しく宥める聖良。

 

「…理亞…見せましょう、私たちの…Saint Snowの…最高のライブを!」

「……うん!!!」

 

 

そして、1から作った…Saint Snowのために作ったライブ曲…''Believe Again''…それはとても身震いするくらい感動的で…。

見てて心に響くようなライブだった。

 

「…すごい…やっぱり…Saint Snowのライブ…」

「今回は悠も協力してるからね、そりゃ最高のライブになるよ♪」

「マリー達も負けてられないわ~♪」

「…行こう、Aqoursだけの輝きを放ちに…!!!」

 

そして、携帯のビデオ通話から伝わる…千歌を筆頭に考えたライブ。

それを鹿角姉妹と俺の3人で見る。

 

曲名は…''Brightest Melody''

もう一度…Aqoursのライブが見られるなんて俺も思ってもみなかった。

たとえ遠く離れていても…携帯越しでも…その熱気と…凄さは伝わってきた。

みんないい顔をしているし…輝いている。

 

──────────やっぱり、Aqoursを解散なんて…嫌だ。

…もちろん、Saint Snowが解散するのも嫌だ。

…自分勝手なのは…分かっているんだけど…。

 

……いや、そんなこと言ったら皆を…困らせる…よな。

言えない本音を…心にしまい…ライブが終わった千歌に話しかける。

 

「…凄かったよ、Aqoursのライブ」

「Saint Snowのライブも…最高だったよ…!」

「…ああ、俺と…Aqoursと…Saint Snowだけの…決勝…俺は絶対忘れないよ」

「…うん!」

 

「…2人も…ありがとうな

こんな…心に響くライブを見せてくれて」

「…いえ、お礼を言うのは…私たちの方です…そうですよね、理亞?」

「…っ…姉さま…」

 

「────これ以上隠すのは、いけませんよ」

「…………っ…」

 

胸をぐっと抑え…顔を俯かせる理亞。

「…理亞?」

「……悠!……さん…」

「…えっ、あっ…お、おうっ…」

 

「ずっと…隠してて…自分の気持ちを否定してた…!

…けど!もう嘘はつけない…!

……好き!…あなたの事が…好きなの!」

 

「…あっ……………」

「…返事……聞かせて…」

「…っ………」

 

聖良の方を見る。

すると、聖良は微笑み返してきた。

…ああ、なるほど……理亞が変わった理由が分かった気がする。

俺っていう存在が…理亞の中で大きくなってきたのか…。

「…俺も、好きだよ…理亞」

「…っ…!」

「こんな俺だけど、よろしくな

…これからはもっと会いに来るからよ」

「──────────っ!

はいっ…!!!」

 

 

こうして、ビデオ通話を通して…Aqoursの皆にも

隣で聞いてた聖良にも報告するような形で…俺と理亞は付き合う事になった。

…まだまだ分からないことだらけの2人だけど…衝突しつつも…乗り越えていける気がする。

 

 

 

 

 

 

「…あっ、そうなると私は義理の姉になるんですかね?」

「んな!?」

「ね、姉さま!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……前途多難だけど…。

 

 

 

 

 

理亞ルート

Fin




あと2人!
新作に向けて頑張っていきます!
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