12月にまた沼津に行くんですが…
体中のAqours成分が切れてます…ダレカタスケテー
「うーーーーん……」
Saint Snowの2人に合う曲と振り付け…
更には作曲を考えている、が…。
「あの二人に合うテーマやフレーズかぁ…」
思いのほか…進まない。
思い返せば…Saint Snowの2人の為に書くなんて…初めてだしなぁ…。
「ん?…悠くん…どうしたの?」
「あ、千歌……いや、実はな…」
俺はあの時の会話を千歌に打ち明けた。
「へぇ~…それで、聖良さんと理亞ちゃんの為に作曲かぁ~」
「出来るまで時間かかりそうだけどね…」
「じゃあ私達も協力しないとね!」
「…協力?」
「だって、もう1回ライブ、するんでしょ?
ならAqoursが居てこそのSaint Snowだよ!」
「…たし、かに……でも、Aqoursも…」
解散…した、し…。
「そこは任せて!…それに、私達も…ライブ、したいし」
「…千歌……じゃあ、お願いしよう…かな…」
「うんっ、任せて!」
こうして、AqoursとSaint Snowの2組による…決勝がまた…始まろうとしていた。
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「…ってことになったんだけど…」
【ふふっ…理亞も喜ぶと思いますよ】
夜、俺は聖良さんに連絡していた。
【…作業は、進んでますか?】
「少しずつ…な…待たせてすまないな」
【ふふっ…私よりも…理亞の方が楽しみにしてますよ】
「……えっ?」
【理亞…前に比べて、明るくなったんですよ
…まるで、悠さんと打ち解けたみたいに…】
「……聖良…」
【…ここから先は…理亞から聞いてください、ね?】
「……ああ、分かった」
理亞が……俺のことを…?
…考えすぎ、なのだろうか…。
しかし、どうしてだろう…アイツの事を…理亞の事を考えると…歌詞が沸いてくるのは…。
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そして…作業を始めて…2ヶ月が過ぎようとしていた。
俺は土日を利用して…鹿角姉妹に会いに行った。
「…おっす、待たせて悪かったな…2人とも」
「いえ、遠路はるばる…ありがとうございます」
「……すごい、待ってた」
「ん、その分…凄くいい出来になったから…楽しみにしててね」
「…さて、そのライブまで時間もありますし…悠さんはゆっくりしててくださいね?」
「うん、そうするよ」
「…あっ、そうだ…少しお買い物に行ってきますね♪」
そう言うと聖良が席を外して…俺と理亞の2人きりになった。
「…その…ありがとう…ワガママ聞いてくれて…」
「ううん、俺も作業しててすごく楽しかったよ」
そして俺はそのまま理亞の頭を撫でた。
嫌がられるんじゃないかという気もしたが……理亞は…。
「…ん、くすぐったい……///」
「…嫌い?」
「…べつ、に…///」
くすぐったいのか…体をもじもじさせる理亞。
正直、こんな理亞を初めて見た。
「…ん、ならこれくらいにしておこうか」
「…うん…///」
物足りなそうな…どこか残念そうな顔をしていた理亞だった。
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日も暮れ始め…俺と鹿角姉妹はとある場所に向かっていた。
「…ここは…」
「旧函館区公会堂…です…良いところ、ですよね」
「…ああ、趣があっていいな」
「…さぁ、始めよう…2人とも…」
ライブ用の衣装に身を包んだ理亞が気持ちを引きしめ…見つめる。
「待った」
「…え?」
「…こっちも用意…出来たかな」
取り出したのは…携帯。
ビデオ通話にすると…そこには、千歌を先頭にAqoursのみんなが写ってた。
「…ほんっとに集まったんだな…みんな」
「当たり前だよ!」
「マリー達もこうして集まることを望んでいたわ♪」
「もう1回…しようよ、ラブライブ!」
「理亞ちゃん!」
「えっ、あっ……ルビィ…?」
「AqoursとSaint Snowの…決勝…しようよ!」
「…ぁ…これ…どういう…」
驚きで言葉を失う理亞。
「黙ってて…悪いな…実は、2人がもう一度ライブをしたいってことを…みんなに言ったら協力してくれて…俺自身も…あの痺れるような決勝を…もう一度みたい」
「…バカ……そんな、ことなら…もっ…と…早く…言ってよ…っ…!」
感極まったのか…理亞が泣いてる。
そして、その姿を見て優しく宥める聖良。
「…理亞…見せましょう、私たちの…Saint Snowの…最高のライブを!」
「……うん!!!」
そして、1から作った…Saint Snowのために作ったライブ曲…''Believe Again''…それはとても身震いするくらい感動的で…。
見てて心に響くようなライブだった。
「…すごい…やっぱり…Saint Snowのライブ…」
「今回は悠も協力してるからね、そりゃ最高のライブになるよ♪」
「マリー達も負けてられないわ~♪」
「…行こう、Aqoursだけの輝きを放ちに…!!!」
そして、携帯のビデオ通話から伝わる…千歌を筆頭に考えたライブ。
それを鹿角姉妹と俺の3人で見る。
曲名は…''Brightest Melody''
もう一度…Aqoursのライブが見られるなんて俺も思ってもみなかった。
たとえ遠く離れていても…携帯越しでも…その熱気と…凄さは伝わってきた。
みんないい顔をしているし…輝いている。
──────────やっぱり、Aqoursを解散なんて…嫌だ。
…もちろん、Saint Snowが解散するのも嫌だ。
…自分勝手なのは…分かっているんだけど…。
……いや、そんなこと言ったら皆を…困らせる…よな。
言えない本音を…心にしまい…ライブが終わった千歌に話しかける。
「…凄かったよ、Aqoursのライブ」
「Saint Snowのライブも…最高だったよ…!」
「…ああ、俺と…Aqoursと…Saint Snowだけの…決勝…俺は絶対忘れないよ」
「…うん!」
「…2人も…ありがとうな
こんな…心に響くライブを見せてくれて」
「…いえ、お礼を言うのは…私たちの方です…そうですよね、理亞?」
「…っ…姉さま…」
「────これ以上隠すのは、いけませんよ」
「…………っ…」
胸をぐっと抑え…顔を俯かせる理亞。
「…理亞?」
「……悠!……さん…」
「…えっ、あっ…お、おうっ…」
「ずっと…隠してて…自分の気持ちを否定してた…!
…けど!もう嘘はつけない…!
……好き!…あなたの事が…好きなの!」
「…あっ……………」
「…返事……聞かせて…」
「…っ………」
聖良の方を見る。
すると、聖良は微笑み返してきた。
…ああ、なるほど……理亞が変わった理由が分かった気がする。
俺っていう存在が…理亞の中で大きくなってきたのか…。
「…俺も、好きだよ…理亞」
「…っ…!」
「こんな俺だけど、よろしくな
…これからはもっと会いに来るからよ」
「──────────っ!
はいっ…!!!」
こうして、ビデオ通話を通して…Aqoursの皆にも
隣で聞いてた聖良にも報告するような形で…俺と理亞は付き合う事になった。
…まだまだ分からないことだらけの2人だけど…衝突しつつも…乗り越えていける気がする。
「…あっ、そうなると私は義理の姉になるんですかね?」
「んな!?」
「ね、姉さま!?」
……前途多難だけど…。
理亞ルート
Fin
あと2人!
新作に向けて頑張っていきます!