Aqoursな日々   作:A×K(アツシくん)

143 / 145
幻日のヨハネ
Aqoursな日々バージョンスピンオフ作品です


Aqoursな日々 in the MIRROR
Aqoursな日々 in the MIRROR ①


「はー、いい天気だな〜」

とある休日の昼下がり。

砂浜でくつろぐ1人の少年がいた。

 

「こんな日は平和で穏やかな一日に…」

なんて考えてる時だった。

突然、悠の周りに突風が吹き荒れた。

 

「つむじ風…って、なんか俺を纏うように吹き続けてる…っ!?」

台風の中心にいるかのような感覚に思わず目を瞑る悠。

「前が、見えない…っ…!!」

身動きが取れないまま、目を瞑り続けること…数分。

 

 

 

 

 

「……あれ?」

目を開けると…そこは。

 

「…ここ…どこだ…?」

見渡す限り…木々が生い茂る森の中に居た。

突然、周りには誰も居ずに…静けさだけが悠を支配していた。

 

「えっ…えっ、えっ…?俺、確か…沼津の…砂浜に居たよな!?」

普段慌てる事の無い悠も、流石に焦ってオロオロとしていた。

 

 

???「何ですか、そんな大きな声を出して」

「だ、誰っ!?」

顔を上げると、そこにはふよふよと浮かぶ…何かが。

 

???「何ですか、おかしな物を見るような目をして」

人差し指ほどの大きさの…見知った顔が浮いていた。

「……せ、聖良?」

???「失礼な、私の名前はセイラーンです」

(そんなセイレーンみたいに言われても…)

 

セイラーン「さて、選ばれし者となった貴方には────」

「まったまったー!」

いきなりの話に流石にストップをかける悠。

 

「え、選ばれし者って何っ!?」

セイラーン「貴方は、使命を仰せつかったのです

そして、私はそのサポートをする妖精です」

「し、使命…っ!!?!?」

 

セイラーン「はい、それは…ここ、''ヌマヅ''で多くの人を助け迫り来る脅威に立ち向かって欲しいのです」

「…沼津…ヌマヅ…?」

いきなりの話に、難しい顔をしながら腕を組む悠。

 

「…い、嫌だ」

セイラーン「何故ですか!」

「そんないきなり過ぎて何が何だか…元居た場所に帰してくれよ」

セイラーン「使命を果たしたら、帰しましょう」

「鬼!!悪魔!!北海道!!デカメロン!!!」

セイラーン「う、うぐっ…何故でしょう…心にグサグサと刺さります…」

???「姉さま、こいつ生意気」

呆れた顔で物陰から出てきた…もう1人の…妖精?

 

セイラーン「まぁ、こんなものでしょう、許容範囲内です」

「り、理亜…!!」

???「理亜?…誰それ、私の名前はリ・リアーだから」

「リ・リアー…って…」

セイラーン「私たち姉妹でサポートします」

「なんか…アレだな、死に戻りしそうな世界線だ─────」

セイラーン「それ以上言ったら、死に戻り出来ない鬼がかりをさせますよ」

「つまり死ねと」

 

セイラーン「さてっ!のんびりお話してる暇はありません!

街に出ますよ!」

「いや、だから俺は…」

リ・リアー「どうせ元の世界には戻れない、諦めて」

「…………」

悩み抜いた挙句…悠は…。

 

 

「だああああっ、分かったよ!!その使命…?とやらを速攻で終わらせてやるわ!」

セイラーン「はいっ、期待してます!」

やれやれと、頭を掻きながら森を抜ける悠と妖精姉妹だった…。




評価・感想・お気に入り登録・読了報告
よろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。