Aqoursな日々   作:A×K(アツシくん)

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ダダダ・ダーーーークネスッ!


Aqoursな日々 in the MIRROR ③

「はぁああぁああ〜〜…」

川を眺めながらため息をつく悠。

 

セイラーン「なんですか、その幸の薄そうなため息は」

「いや、前途多難だなぁって…善…ヨハネにも悪い印象持たれたかなって…」

リ・リアー「姉さま、コイツ女々しい」

「俺だって感傷に浸る事くらいあるわい!!」

セイラーン「まぁ、こんなもんですよ…ははっ」

「…えっ、俺、今鼻で笑われた?」

リ・リアー「そんな事より、こんなところで油売ってていいわけ」

「…って言われてもなぁ…」

 

ただ何となく川や街…遠くに見える山だけを見つめる。

「……って!!!俺住む場所どうするの!?」

突然我に返ったように、聖良に問い詰める悠。

セイラーン「自分の手持ち、確認しましたか?」

「手持ちって……携帯…は、この世界に居ても必要ないし…というか電源つかないし…財布は…………」

 

中身を見ると…。

「な、何か結構入ってるんだけど!?」

セイラーン「しばらくは生活には困らないと思いますよ」

「……えっ、錬金術?」

セイラーン「違います」

「じゃ、じゃあ…悪さしたとか…っ!?」

リ・リアー「…はぁ」

 

セイラーン「世界線です」

「…あんまりそういうの、言わない方がいいんだからな…?」

リ・リアー「仕様だから」

「もっとダメ!!」

 

セイラーン「とにかくっ、まずは宿探しです!さあ、歩いた歩いた!」

「うぅ…と言ってもここら辺にあるのかよ…」

リ・リアー「ここから歩いて十数分の所に、1軒」

セイラーン「リアーは位置情報の把握に長けてるんですよ」

「あー、千里────────」

 

ゲシッ。

 

「いった!」

リ・リアー「人の事、言えてないから」

「うぅ…はい…」

 

 

 

……………………………。

 

 

「…ん、なんかいい匂いが…」

セイラーン「た、確かにしますね…っ…」

リ・リアー「姉さま、お腹空いてるの?」

セイラーン「す、少しだけ!ほんの少しだけですがっ!」

 

「あれは…」

???「いらっしゃいませ〜ずら〜♪」

大きな豚?猪?を連れた、女の子が何かを販売していた。

 

「…花丸…」

???「あっ、いらっしゃいませずら!♪」

ペコッと頭を下げる花丸がそこに居た。

 

「…えっと、キミ…名前は?」

???「…見ない顔ずら〜…あっ、オラの名前はハナマルずら!」

「ハナマル…そうだよね」

ハナマル「…???」

「あ、ごめんごめん、俺は悠

ここ最近こっちに来て───────」

 

ハナマル「あーーーっ!」

悠の隙間から何か遠くを見るハナマル。

それに続いて、悠も後ろを振り返ると…。

 

ハナマル「ヨハネちゃんずらーっ!」

ヨハネ「ハナマ…っ……って、あ、アイツは…!!」

チラシを手に持ったヨハネとライラプスがそこに居た。

 

ライラプス「ほら、行きなよ?」

ヨハネ「わ、分かって…あっ…!!」

つい、チラシを離してしまったヨハネ。

空中に舞うチラシをヨハネと悠とハナマルが目で追った。

 

 

 

「…手を伸ばせば取れ…………っ…!!!」

セイラーン「悠さん、何を!?」

 

しかし、その時だった。

 

 

 

 

 

ドックン。

 

 

「…っ!!!」

ヨハネ「…く、うぅっ…!!」

頭に響くような雑音が悠とヨハネを襲った。

嫌な空気と共に…どこかで大きな破裂音がした。

 

「あ、がっ……ぁ…っ!」

セイラーン「悠さん、気を確かに!!」

リ・リアー「姉さま、これって…っ」

セイラーン「やはり…''アレ''に関すること、でしょう…」

 

しばらくすると、雑音と大きな音は鳴り止んだ。

子供A「怖かった~」

子供B「音…どんどん大きくなってるね…」

 

ヨハネ「い…つっ……ど、どういうことよ…もぉ…」

ライラプス「よく分からないんだけど…最近、変なんだよね…ヌマヅ」

ヨハネ「は、初耳よ、そんなの!」

「はぁっ…はぁ…っ…」

セイラーン「…落ち着きましたか?」

「…あぁ…」

リ・リアー「凄い汗…」

「何か…黒い物が見えた…こっちに、手招きして…」

 

ハナマル「大丈夫…ずら?」

腰を下ろして、しゃがみこむハナマル。

「…あ、あぁ…ごめんな、心配かけて…」

ヨハネ「と、とにかく帰りましょ…!」

ハナマル「…あっ…」

 

ライラプス「良いの、話さなくて?」

ヨハネ「……い、良いっ!」

ライラプス「…ふーん」

 

ハナマル「喧嘩するほど仲が良いずらね~♪

…こっちは、そうでも無い、ずら?」

「………だってよ?」

セイラーン「はい」

リ・リアー「所詮使い駒」

「ひ、ひでぇ…」

 

ハナマル「それにしても…ヨハネちゃん、久しぶりずらね~!

いつ帰ってきたずら?」

ヨハネ「…ほ、ほんの少し前よ…ついさっき」

 

ハナマル「歌手になる夢は叶った?」

ヨハネ「も、もちろん…っ!!」

ハナマル「すご~いっ!♪」

ヨハネ「…あ、あはは…」

 

ハナマル「…さっきの変なの…ビックリしたよね

どうしてあんな事が起こるのか…誰にも分からなくて…

最近、果物も不作だし…森は騒がしいって聞くし…」

(…これが、迫り来る脅威…なのか?)

セイラーン(ゼロとは言いきれません、そうと断言も出来ませんが)

 

ヨハネ「と、とにかく…っ…アタシ、帰るわね!」

ハナマル「もしかして、忙しかったずら…?」

ヨハネ「ま、まぁそんなところ!じゃ、じゃね!」

ハナマル「またね~っ!」

 

 

(…逃げるように帰って行ったな)

昔何かあったんだろうか?

 

「…あ、いけね、宿探し中だったんだ!」

ハナマル「宿?それならここをまーーーっすぐ進んだところにあるずらよ」

「ホントに?助かった!」

ハナマル「知り合いの旅館だから、あったらよろしく伝えておいて欲しいずら~♪」

 

「…知り合い?…旅館?」

…………………つまり。




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