Aqoursな日々   作:A×K(アツシくん)

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「なにいってるずら?」


第27話

ライブまであと2日と迫ったある日。

 

俺を含めたメンバーは部室に集合していた。

 

──────────だが。

 

「外の雨…止まないね~…」

外はあいにくの雨模様だった。

もちろん屋外での練習も出来るはずもなく、ほかの部活が使ってる体育館が空く時間まで暇も持て余していたところだ。

 

「部室でもできること…なにかあるかな?ダイヤさん」

「流石にダンスの確認は広さ的に厳しいですが…歌の練習くらいなら…」

「じゃあ、時間も有効に使わないとね、練習しようか!」

 

先陣を切って準備をしようとする、これも俺の仕事である。

「よーしっ!いっぱい歌うぞ~!♪」

「は、花丸ちゃん、歌詞間違えたらごめんね…っ」

「大丈夫だよ、ルビィちゃんはちゃんと歌えてたずら♪」

 

「梨子ちゃんも大丈夫だよっ♪」

「うええっ??…あ、あはは、緊張してたの…バレた?」

「そうそう!梨子ちゃんは綺麗な歌声してるから!

…今度弾き語りとかしてみる?その気持ちを弾き語れ…的な?」

「ピアノしながら歌う…うん、なんだか面白そうかも♪」

 

 

一人一人思うことは違えどグループとしてAqoursが団結してるのを目の前で見てて感じる。

 

「やっぱ…いいグループですね、Aqoursって」

「あら~ぁ?意外と悠はセンチメンタルなのかしら~?♪」

「ち、違いますよ!…ただ、グループとしてこうやって目標に突き進む姿って…なんかいいなって」

 

「そうだね、それに気付かせてくれて…またこの場所に呼んでくれたのは…悠と千歌のおかげかな?」

「いやいや…俺は何もしてないよ、やっぱり1番は自分の気持ちが強かったんじゃない?……''果南''」

 

 

「………~~~っ//////」

言った方も聞いた方も恥ずかしくなり耳まで赤くなっているのを感じる。

 

「…………ばか…悠って卑怯だよ…っ///」

手の甲で口を隠すように何か言う果南。

それを近くで見ててニヤニヤしながら口を開く鞠莉さん。

 

「あらあら~?

いつの間にかこんなに仲良くなったのかしら~?♪」

「べ、別にそんなことないよ!!」

急いで否定する果南。

だが、その焦ってる感じが逆に肯定してるような感じにも見受けられてしまうのは事実。

 

「…ですが、Aqoursにとっても…皆さんにとっても悠さんはいなくてはならない存在、それは確かなことですわ」

「ん…なんかそう言われるとこそばゆいな」

「事実を言ってるだけですわ?

もっと貴方は自信を持った方がいいですわっ」

 

「う、うーん…俺は特別なにもしてないと思ってるけど…」

「……だから、皆さんの気持ちにも気付けてないのですわ……」

「なんか言ったか?ダイヤ」

 

「……………こ、こほん…っ///

歌の練習致しますわよ!」

 

あ、行っちゃった……なんか不味い事言ったかな…?

 

「流石ね…ヨハネのマイリトルデーモン…」

「なんだ、居たのか」

「い、居たわよ!目どこにつけてんのよ!」

「あはは、悪い悪い」

 

正直、気付いていたがからかってみる。

「リトルデーモンにはfeelingブレイカーの称号をあげるわ」

「feelingブレイカー?…俺がいつ気持ちをぶっ壊したんだ…」

「自分の胸に手を当ててみなさい…?

ヨハネが導くのはここまでよ」

 

…気持ち…を…ブレイク?

なんのことかさっぱりだった。

 

「悠くーん!体育館空いたって~!」

「あ、分かった今行くからね」

 

 

 

 

「…………待って!」

みんなが体育館に行こうとする中、1人部室に残っていた…善(と言ったら怒られそうなのでヨハネと呼んでおこう)ヨハネ。

 

「どうした?早く練習しに行くぞ?」

「………あ、あの…その…っ」

珍しくおどおどするヨハネ。

正直初めて見た…こんな表情するのか…ヨハネ。

 

「……さ、さっきの事の…続きなんだけど…」

「気持ちをぶっ壊したってやつ?」

「そ、そう…そう……それ…っ」

俯き始めたヨハネ。

 

…もしかしてあれか?その一言で俺が傷ついたとか思ってたりする?意外とメンタルは強いよ?

ダイヤのデス・メテオとかは堪えるけど。

 

 

 

「た、単刀直入に聞くわ…ヨハネの事をどう思ってるの!?」

「………あーー………」

斜め上の質問が来た。

どうって言われても……。

 

「大切なAqoursの一員だよ。

なんだかんだ言っても善子も可愛いしな」

 

「………そ、そう…///」

70点くらいの回答だったのだろうか。

まだ腑に落ちない様な顔をしてるヨハネ。

 

「………………っ!///」

「のわっ!」

突然来る胸あたりの衝撃。

善子を受け止める。

 

「……よ、善子?」

「…わ、私だって…たまにはこういう風に…して欲しい時あるんだからね…?」

「…意外と…寂しがり屋?」

「他の人に言ったら堕天させてあげるわ…」

「はい、他言無用で…」

 

「…ありがとう、少しスッキリしたわ

…練習、行きましょう?」

「おうっ」

 

 

 

 

 

ちなみに…このことがきっかけか分からないが、ヨハネを、善子と言っても怒ることが無くなった。

 

それも俺の時だけ……何故だろうか?




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