Aqoursな日々   作:A×K(アツシくん)

29 / 145
「前書き書けなくなってきてる…!」
「なにやってるずらぁあああ」


第29話

結果発表まであと5日。

今日ものんびりと過している中…。

 

「お祭り行こ!」

「……お祭りぃ?」

千歌が立ち上がり、そう叫んだ。

 

「あー、明日…あるんだっけ?」

「梨子ちゃんも初めて参加…かな?」

「うんっ、お祭り楽しみだな~♪」

 

「じゃあ、決定!

明日の3時に十千万に集合!」

「…前にも聴いた気がするけど…俺の是非は?」

「無いよ!!」

「デスヨネー」

 

────────────────────

 

「さて…3時に集合はいいけど…」

それまで時間あるな…どうしよ。

 

「あ、そうだ…果南?」

「ひゃぁっ!?///……あ、な、なにかな?」

 

…そんな驚くか?別に大きい声なんて出てないけど…。

 

「明日の午前中さ…空いてる?」

「うん…空いてるけど…?」

「泳ぎ、また教えてくれない?

そろそろ泳げそうな気がするし…」

 

「…う、うんうんっ!もちろん!」

嬉しそうに頷く果南。

何かいいことでもあったのだろうか?

 

 

「……あ、そうだ、みんな少しいいかな?」

立ち上がり、みんなの前に立つ。

 

「どうしたの?」

「な、なにか重大な発表な気がするずら…」

 

「いや、大したことじゃないけどさ…」

「…悠くん、いいの?」

「うん、やっぱ隠しっぱなしは嫌だからさ

…というわけで、曜…例のものを」

 

「ヨーソローっ!」

敬礼をし、とあるものを取り出す曜。

 

「あっ………!!」

「これって…!」

「ライブ…衣装…?」

 

取り出したのは3着のライブ衣装。

それは、講堂で行ったライブの時の衣装。

 

「でも…私たちのとは違うけど…悠くん、これは?」

「うん…これは、3年生3人のライブ衣装だよ」

 

「私たち…」

「3人の……」

「ライブ衣装…ですか?」

 

「…ほら、講堂でライブしたじゃん?

あの時は6人でやったけど…やっぱりAqoursになったから9人で…あの曲をライブで披露したいなって」

 

「だから悠くんにお願いされたから3人の衣装を作ったのであります!」

「る、ルビィも手伝ったんだ!」

「あれ、そうだったの?

…ありがとうね、ルビィちゃん」

「はいっ!♪」

 

「それならそうと言ってよ~」

「いやいや…やっぱりサプライズしたいじゃん?」

「それは分かるけど~………って!果南ちゃん泣いてるよ!?」

 

「えっ…!?……あっ…ほ、ホントだ…」

ポロポロと涙を流す果南。

本人も気がついてないのか慌てて目頭を抑える。

 

「ごめん…なんかすごくうれしくって…悠やみんながそんな風に考えてくれてるんだって…思ったら…涙が出ちゃって…」

「それで…これを次のライブで…披露、ですか?」

「ううん…これは…宣伝用にって…あ、もちろん考えるのが面倒とかじゃないよ?

…ただ、この曲とライブが…今のAqoursを繋げてくれたから…みんなでやろうって」

 

シーンと静まる部室内。

…もしかして…不満が…?

 

「…素晴らしいですわ。感服致しました…!」

「まるも張り切るずら!」

「ヨハネも協力するわ、リトルデーモンのお願いならなおさらね♪」

 

「みんな、ありがとう…いいライブにしようね!」

「「「おー!」」」

 

 

「あと…曜もありがとうね、ハードなスケジュールで大変な思いさせちゃって…」

「ううん、悠くんのお願いならどんなことだってやっちゃうよ!」

「心強いなぁ……」

 

感心しつつ曜の頭を撫でる。

 

「えへへ…照れちゃうね…♪」

「あ、ごめん…嫌だったか?」

「むしろもっとやって欲しいかも♪

あ~……でも…2人きりの時がいい、かな…?」

 

「…え?」

 

 

「ううん、なんでもない♪

ほらほら、みんな明日のお祭りの話してるよ!」

「お、おう………っ」

 

 

 

 

2人きりって…曜も積極的なこと言うな……。

 

 

 

…………もしかして……。

………………………………いや、勘違いだろう…。

そう自分に言い聞かせた。

まだ、その気持ちを口にしてはいけない気がした。

スクールアイドルとして頑張ろうとしてる最中にそんなこと言ったら……迷惑かけてしまう。

 

そんな気がしたら、胸が苦しくなった。

 

 

「…悠、くん…?」

心配そうに梨子が見つめる。

 

「………えっ…ああ、ごめん、なにかな?」

「凄い怖い顔してたけど…何かあった…?」

「……ううん、何も無いよ。

心配させてごめんね」

「う、うん…ならいいんだけど…何かあったなら言ってね…?」

「ありがとう、梨子」

 

 

今は変な心配させないように気をつけないと…。

…この気持ちは…胸の奥底に閉まっておこう…。




コメント・評価・お気に入り登録よろしくお願いします!


次回:夏祭りと本音と
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。