Aqoursな日々   作:A×K

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曜ちゃんの誕生日までガチャ禁してるA×Kです。
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第37話

「ううーん…今日も雨かぁ…最近多いなぁ…」

窓の外の天気を見てポツリと嘆く。

ここ数日雨の日が続いて練習も屋内の日々が多い。

 

「こ~ら、外の天気に呟いても晴れたりなんかしないよ?」

「…そうだけどさぁ…せっかく果南に泳ぎを教えてもらおうとしたのに…」

「プールでも何でも、教えられるでしょ?」

 

ホントはプールじゃなくて果南の水着が見たいなんて口が裂けても言えないのでここは黙っておく。

 

「あはは…まぁ、それは…ね?」

「海の方が波が急に来たりして危ない時もあるからね?

…泳げる人はいいけど、泳げない人にとっては命取りになる時だって…」

「…ありがとうね、果南」

「…でも、海なら2人きりで居れるんだけどね…」

「…果南?」

 

「…えっ…あっ…聞こえて、た?」

「…今回は…バッチリと」

「…あはは…おっかしいなぁ…///」

 

「…あ、あのさ…果南…」

「の、飲み物取ってくるね!あは、あはは…///」

 

逃げるように部屋を後にする果南。

恥ずかしくて照れるのは俺も果南も同じのようだ。

 

「…果南…のにおい…」

ベッドにダイブする。

人は好きな匂いがすると安心するのは何故だろう。

 

「お待たせ、悠……って、なにしてるの…?」

「あ、いや…果南の匂いが欲しくなって…?」

「…ぷっ…あははっ!変な悠♪」

「あはは…変だよね…ごめんごめん…」

 

「本人がいるのに何でベッドに行くの…?///」

「…え?」

 

四つん這いになりジリジリと詰め寄る果南。

ラフな部屋着なのか胸元に目がいく。

(果南…つけてない…!)

 

「…どこ見てるか、当てようか?♪」

「…………え……えっ…?」

動揺してる俺を他所に果南が俺の手を取り胸へと伸ばす。

 

「ここ、でしょ…?///」

「……せ、正解…」

「…素直だなぁ、悠は…

触っても…良いんだよ?」

 

…やっぱり千歌の言ってた通りだった。

果南も……その気、だ…。

 

「……だ、ダメだよ…果南…」

「そう言う割には…手は正直、だよ…?♪」

「……くっ……」

 

確かに果南のソレはすごく柔らかく気持ちがいいものではあったが…。

 

「……で、でも…」

「ほらっ、ハグしよ?♪」

膝立ちになった果南は思い切り両腕を広げる。

 

「…お、お邪魔します…」

日本語として成立してないのはさておき、果南の広げた体に収まる。

 

「…ふふっ、気がついた?///」

「…えーっと…柔らかい、です…」

「やんっ……顔をうずくめたまま喋らないで…っ♪」

 

好きな人に対してはこうなのか不明だが果南は、こう…包容力に溢れている。

 

「どうしたの…?」

「あ、いえ…落ち着くなって…」

「ふふっ…悠が良ければ私はいつでもOKだよ♪」

眩しすぎるくらいの笑顔でそう言う果南。

 

「じゃあ…もう少しだけ…」

「…ほんとにもう少しだけで…いいの?」

「ど、どういう意味ですか?」

 

「…こういう…意味だけど…///」

少し強引にキスをする果南。

紅茶を飲んでたのだろうか少し甘い味がした。

 

「…悠…///」

「…果南…」

目が少し潤んでる果南。

その瞳に吸い込まれそうになる。

 

「…ふふっ、なんてね…♪

お風呂、入ろ?」

「あ、ああ…分かった………って?入ろ?」

「…?

うん、一緒に」

 

「…なんかもう驚かなくなったよ…」

 

 

──────────────────

 

「ふふっ、2人で入ると少し狭いね♪」

「そ、そうだな……」

 

モクモクと湯けむりが経つ中…俺と果南は湯船に入っていた。

 

「…でも、温かいからいいや♪」

「ひ、人肌だからかな…?」

 

タオルで身を隠す事などはしない。

つまり、目を横に移すと…果南の裸が…。

 

見るな。というのは無理難題である。

チラ、チラと目がそちらを向いてしまう。

 

(………や、やっぱり…スタイルいいな…)

制服や水着姿の時も思ってたが、実際見るとやはり凄い。

 

「…さっ、体洗おうね♪」

「…い、いいよ俺一人で洗えるから…」

「もー、それくらい任せてよ~?」

「……お、お願いします」

「はーいっ♪」

 

そう言うと嬉しそうに俺の体を洗い始める果南。

柔らかい2つの感覚が背中を襲う。

 

「…っ…」

「あれ?なんか様子変だけど…どうしたの?」

「な、なんでもない…(わざとやっているのか…?)」

「そっか♪」

 

なんとか気にしないようにするものの洗う度に感覚がするので気が散ってしまう。

 

「…前も洗うね~♪」

「えっ、前って…!!」

「?…何かあるの…?」

「ま、前は恥ずかしいよ…」

「もー、そんなの気にしなくていいんだよ?」

 

こちらの拒否は聞き入れてもらえず前も洗われる事に。

「…やっぱり泳ぐの教える時も思ってたけど…体逞しいねぇ♪」

「…そ、そうかな…まぁ、部活は結構真面目にやってたからね…」

「…どれどれ…?」

「…んっ…!?」

 

俺の体を触る果南。

首元を舐めたりお腹を触ったりと…好き放題される。

もはや、目の前に果南の裸体が見える。

ムラムラと沸き上がる欲を抑えきれない。

 

 

「…果南…俺、もう…」

「…ん、私と同じ気持ちだ♪

… 続きは…ベッドでね…///」

 

 

その日、俺と果南は朝まで起きていた…。

お互いの事を全部分かるまで…。

ずっとずっと…手を握っていた。




…さて、次は誰にしようか…?←

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