Aqoursな日々   作:A×K(アツシくん)

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「ランキングに乗るためにぃいいい!!」
「さ、作者が覚醒したずら…!」
「そして読者にもっと喜んで貰えるようにいいい!」
「…覚醒モード…?」
「にんじん吊るされた馬みたいずら…」


第44話

「…うーん……」

 

1人部室で唸る。

多分外にいる人達は奇妙な声がすると噂するくらいに大きな声で。

浦の星女学院七不思議に追加されちまうかもな。

 

「…さっぱりだ…そもそもここの学校の説明ったって…何があるんだろうか?」

 

この部活がすごい!とかここが良い!と言うのが直ぐに思い浮かばない。

ミッションスクールと花丸から説明されたこともあったがなかなか文章にまとめるのには難しかった。

 

「…あら、なかなか手こずっているようですわね?」

「お、お疲れ様です!」

 

「…あ、ルビィにダイヤ…お疲れ」

「飲み物と差し入れ持った来ましたわ…疲れてる時や頭が回らない時は甘い物ですよ」

「…そっか、ありがとうな」

 

「…やっぱり難しいですか…原稿」

恐る恐るルビィが聞いてきた。

多分顔が強ばっていたのだろう。

 

「うん…まぁ、こればっかりはサクサクとはね…」

そう言いルビィの頭を優しく撫でた。

 

「…すいません…本来なら生徒会長である私か理事長の鞠莉さんが出なくてはいけないものを…」

「なーに、気にするな…ラブライブの予選も俺にとっては大事だからな」

 

「…なるほど…全く進んでいない、みたいですね…」

「なんとか間に合わせるさ、気にしなさんな」

 

隣に座ったダイヤが原稿を見て少し申し訳なさそうな顔をなる。

飲み物を少し飲み、再びペンを持とうとした…その時だった。

 

 

「…ゆ、悠ひゃん!」

噛みながらも俺の名前を呼ぶルビィちゃん。

振り向くと…そこには思いもよらぬ光景が

 

「……ルビィちゃん?」

「…ど、どうひょ……っ///」

 

差し入れで持ってきてたチョコを口に咥えたまま目を閉じてるルビィ。

 

「る、ルビィ…!

あなた、一体なにを…!!///」

「……ゆ、悠…ひゃん…///」

 

チョコが微かに口元に触れたのを感じた。

…これは…つまりこういうこと…だよな…?

 

俺が行き着いた答えた……それは…

 

 

「…ん、ありがとうね、ルビィ…すっごい美味しいよ」

 

口移し…だった。

 

「…え、えへへ…少しでも元気になってくれたなら…よかった♪」

恥ずかしそうに…でもどこか嬉しそうにするルビィ。

 

「…な、なな……あのルビィがここまで積極的に……っ!///」

妹の成長(?)を目の前で見た姉は絶句していた。

顔を真っ赤にし手で目を隠すが隙間からチラチラと起こった出来事を見ていた。

 

「…わ、私もやってあげますわ!///」

「ええ、ちょ…ダイヤさん!?」

 

「ふぁいっ!//////」

 

口にチョコを咥えると一気に距離を詰めるダイヤ。

…明らかに無理してるようにも見えたが…。

 

「…ん、ありがと…ダイヤ」

「…こ、これくらい…平気、ですわ…///」

「お姉ちゃん…凄く顔が赤くなってる…」

「き、気のせいですわ!///」

 

ワイワイ騒ぐ2人を見ていたら少し気持ちが和らいだ。

「あはは…2人のおかげでなんか気負いしてたのが無くなったよ」

 

「それなら良かったですわ…貴方の辛そうな顔は皆さん、見たくありませんからね…」

「また何かあったら、遠慮なく言ってくださいねっ」

 

「…ホントに…?…じゃあ……」

 

 

 

 

「…えっ…また口移し…?///」

「もちろん恥ずかしいなら無理強いはしないけど…」

「…わ、分かりました…///」

 

ルビィが1つチョコを口に咥え差し出す。

それを優しく受け取る。

 

「…あっ…悠さん…口元にチョコが…///」

「え、どこ……?」

 

「…んっ……取れました…♪///」

口元に付いていたチョコをルビィが舐め取った。

あまりの出来事に少し放心状態になってしまった。

 

「…ルビィ…やっぱり、本気…なのですね?」

「お姉ちゃんの方こそ…///」

 

2人はアイコンタクトをすると思い切り抱き着いてきた。

 

「…ちょ、2人とも…」

「もう我慢できませんわ…!

…貴方の事をこんなにもお慕えしている気持ちが…収まりません!//////」

「ルビィも…悠さんのこと…大好きです!///」

 

 

 

……確かに前…ルビィが言っていた。

''恥ずかしいけどお姉ちゃんと一緒なら''…と。

2人で気持ちを打ち明けた結果が今の状況に繋がっているのだろう。

 

 

「…2人とも…」

「…正直…千歌さんが愛でられたと言った時…少し…ほんの少しですが…心が苦しくなりましたわ…///」

「ルビィも…悠さんなら…っていつも思ってたんだよ…?///」

 

 

 

もはや、言葉は要らなかった。

加速する気持ちは誰にも止められなかった。

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

誰か来るかもしれないという背徳感と2人二人同時という独占欲が俺をゾクゾクさせていた。

 

 

「…ごめん、2人とも…大丈夫…?」

「…あ、ありえませんわ…このようなこと…っ///」

「えへへ…恥ずかしいとこ見せちゃった…///」

 

ダイヤは恥ずかしそうにしつつも満更でもないような顔をしていた。

ルビィは嬉しそうに胸に手を当てていた。

 

「…ありえないって…ダイヤあんなに乱れてたのに…?」

「そ、それは言わない約束ですわ!///

誰か来たらどうするつもりでしたの!」

「まぁ……ね?」

 

「あはは…一応ルビィが鍵はしておいたけどね…」

「で、ですが…部室でこのようなこと…///」

「…部室じゃなきゃどこでも良かったのか…?」

 

「あ、あなたはそうやって揚げ足ばかり取るのですか…!!」

「あ、やっべ…逃げろ~!」

 

 

「おっ、今日も部室は賑やかだね♪」

「遅くなってごめんなさい~♪」

 

「あっ、果南ちゃんに千歌ちゃん♪」

「ねぇねぇ、ルビィちゃん

あの2人は何かあったの?」

 

 

「えへへ…内緒♪」

「んん~…?…変なルビィちゃん」

 

 

 

 

悠さんが強くにぎりしめてくれた手と優しく包み込んでくれた背中は…自分だけの秘密にしておこうとそっと胸に閉まっておくルビィであった。




ルビィちゃん可愛ええなぁ…←
黒澤サンドイッチ回、いかがだったでしょうか。
双方から攻められるのがないな~と思いつつ書いてみました。

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