Aqoursな日々   作:A×K

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梨子ちゃん推しの皆の衆!お待たせ申した!!
待望の梨子ちゃん回だぞぉ!!

…あ、クリアファイルは無事に曜ちゃんと果南ちゃんと花丸ちゃんをGETしました。


第46話

夏の暑さも引いてきたある日。

授業中にそれは起こった。

 

 

「…?」

手になにか触れた感覚があった。

 

もちろん前にいる曜や千歌では無い…。

って、千歌は寝てるし…。

 

「…ふふっ♪」

犯人は梨子だった。

 

手を触れるように絡めあわせた。

 

「…梨子…?」

「…少しだけ…ね?♪」

嬉しそうに指を唇に当て静かにするように言われた。

 

「…う、うん…」

正直、授業中にこんなことするのは少し背徳感に駆られる。

結局、授業が終わるまでずっと手を握ったままだった。

ノートは書けなかったが…。

 

────────────────────

 

昼休み、俺と梨子は屋上に来た。

 

「いやはや…ビックリしたよ、急に」

「えへへ…悠くん見てたら手を握りたくなっちゃって…」

 

「可愛いなぁ、梨子は」

「…も、もう…またそうやって…///」

「ホントのことを言っただけだよ…」

 

 

梨子は遡る事3日前……とある人に相談していた。

 

【ねえ、曜ちゃん…悠くんって…正直肉食系だよね?】

【んん?…梨子ちゃん、急にどうしたの?】

【……こ、ここの話だけどね…もし、悠くんにガツガツ攻められたら…って最近思うようになっちゃって…///】

 

【へへっ、もう梨子ちゃんも悠くんの虜だね!

…んー…確かに悠くんはどっちかと言うと攻めかなぁ?】

【…激しくされても…いい、かも…///】

【悠くんが聞いたらどう思うだろうねぇ…♪】

 

それ以来、梨子の頭は悠に攻められる妄想でいっぱいだった。

 

 

「…ねぇ、悠くん?

…お願いがあるんだけど…」

「お願い?梨子がお願いなんて珍しいね?」

 

「…か、壁ドン…して欲しいの…///」

「……え?」

 

壁ドンって…前にダイヤからされた…あれ?

 

「…俺に?」

「…うん…悠くんに…壁ドンとか…股ドンとか…顎クイして欲しいなって…///」

「…り、梨子ってそういうのにキュンとくるタイプ…?」

 

「…ダメ…かな…?」

「…わ、分かった…俺でよければ…」

 

屋上の扉の近くの壁に梨子を追いやる。

梨子は抵抗するつもりは全くない。

 

「…こう、か…?」

「…んっ…///」

壁に手を当て、梨子の耳元で囁く。

その距離は鼻先5cm。

 

「…も、もっと…///」

梨子は縋るようにねだった。

 

「…ん…分かった」

顎を少し上げる。

もはやキスしておかしくないくらいの距離だった。

 

「…悠くん…っ…///」

「…下ががら空きだよ?」

梨子の足元に自分の足を入れる。

 

 

「あ…っ…スカート…めくれ、ちゃ…///」

「俺しか見てないんだし…良いよね?」

「…やぁ…///」

 

気がつくと俺と梨子の息が荒くなっているのを感じた。

まだ昼休みが終わるまで時間がある。

…多分、俺も梨子もその事はとっくに分かっていたからか…どんどんと大胆になる。

 

「梨子…っ」

「ひゃ…っ…///

耳舐めちゃ…や…ぁ…//////」

 

気がつくと壁に当ててた手は梨子の体を触っていた。

ピクピクっと梨子の体が反応する。

 

「…っ…悠く…んっ…!!///」

声にならない声を出す梨子。

そしてヘナヘナと脱力する梨子。

 

「…もしかして……」

「…バカ…ぁ…///」

「…ん…どうしたら…許してくれる…?」

 

「…じゃあ…貰ってよ…私の…初めて…///」

「…いいのか?」

「ここまで来て言わせないでよ…///」

「…分かった…梨子…おいで?」

 

手招きした先は…屋上の柵。

下に目をやるとグラウンドが見えた。

何人か生徒がいたが屋上に俺と梨子がいるのは気が付かない。

 

「やだ…っ…見られちゃう…///」

「気が付かれやしないさ…それとも、やめる?」

「…バカ…意地悪…///」

 

ゆっくりと体を合わせる俺と梨子…。

やだと言っていたが…最後は大きい声を出していた梨子だった…。

 

─────────────────────

 

一方のその頃、部室にいた2人が雑談をしていた。

 

「…そっか、ルビィちゃんも悠くんに」

「でも…凄く嬉しかったです♪」

 

「ルビィちゃんも悠くんの虜だね♪」

「えへへ…悠さんのためなら…なんでも…♪」

「そうだね、悠くんの支えになろうね♪」

 

千歌とルビィは2人で顔を合わせて笑っていた。

 

────────────────────

 

そして、グラウンドにいる2人も雑談をしていた。

 

「…そうなんだよね、悠の声を聞くと安心するって言うか…」

「あはは、果南ちゃんと同じ気持ちだ♪」

 

「そう言う曜ちゃんも悠の前だと恋する乙女じゃん♪」

「えへへ…悠くんには…色んなことを教えて貰っちゃった♪」

 

「これからも悠と仲良くしないとねっ」

「うん!♪」

 

梨子と悠が屋上にいることを露知らず…。

話しながら笑う2人であった。




ところでAqoursって9人いますよね?
野球で打順組むならこうだと思うんですよ(作者は野球好き)

1 梨子(遊)
2 ルビィ(二)
3 果南(三)
4 曜(中)
5 鞠莉(一)
6 善子(捕)
7 花丸 (左)
8 ダイヤ(右)
9 千歌(投)

…的な?(伝われ)


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