Aqoursな日々   作:A×K

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「そう言えばsaint snowの2人は出る予定あるずら?」
「うーん、出した方がいいよなぁ…って悩んでる」

「ちなみに、どっちが好き?」
「聖良!←」
「そういえば一番くじこの前引いた時に聖良ちゃんのポスター当たってテンション上がってたずらね…」


第47話

「第1回!衣装コンテスト~!!」

「わ~♪ぱちぱち~♪」

「急に呼び出されたから来てみたけど…これの事だったの?」

 

「さぁ…?」

「俺も何も知らないんだけど…」

 

俺とルビィ…果南と千歌が曜に呼び出された。

場所は何故か曜の部屋。

 

若干テンション高めに何かを取り出す曜。

出てきたのは数着の…衣装。

 

「メイド服に…船の制服……これは猫…?」

「いっぱいある~♪」

目を輝かせながら衣装を見ている千歌。

 

「…めっちゃ作ってるんだね」

「昔から衣装作りにハマっててね…まぁ、自分の趣味で着たりしてるんだけど」

「つまり…コスプレってこと?」

 

「えへへ、意外と着るとそんな気分になるっていうか♪」

「えへ~……って、果南?なにメイド服を持ってるの?」

 

「…えっ!?…あ、いや…着てみてもいい、かな?って…」

「…え、着るの?今?」

「もっちろん♪…あっ、悠くんは外に出てなよ?…まぁ、見てもいいけど♪」

 

「…う、後ろ向いてるよ…」

「はーい♪」

 

服を脱ごうとする果南から視線を外し後ろを向いた。

他の3人が「いいスタイルー!」「おっきい~…♪」とか言ってて悶々するのは内緒。

 

…ってか、こんな状況で平然となんかしてられない。

「…ん、悠

もう大丈夫だよ」

 

「…お、おう……っ!」

壊れかけのロボットのようにギギギと首を動かすと恥ずかしそうにメイド服をフリフリとさせる果南が居た。

 

「…どう…かな?///」

「…めっちゃ可愛い」

「えへへ…ありがと///」

 

ライブの時の衣装とか見るとやっぱりスクールアイドルって言うだけあるなぁと思っていたが…正直、こういう衣装は新鮮すぎて直視出来なかった。

 

「じゃじゃーん!チャイナ服~♪」

いつの間にか太ももがガッツリ見えるチャイナ服を着ている千歌。

「…エロい…」

「?…悠くん、何か言った?」

「な、なんでもない!」

 

「…悠さん、ルビィも着てみた…よ?」

「…お、おおおう……」

ルビィが来ていたのはゴスロリなお姫様衣装。

まだ幼いルビィに着せると…なんだか犯罪の匂いがしてきそうだった。

 

「私は船乗りの衣装!これお気に入りなんだよね♪」

 

…普通、船乗りの衣装って言ったらポ○モンみたいな船乗りを思い浮かぶだろう。

しかし、曜のは違った。ショートパンツスタイルで些か胸元の露出も激しかった。

 

「…よ、4人とも…」

 

「…悠くん♪」

「悠…///」

「どの衣装が好きなの…?」

「…教え、て…?///」

 

千歌・果南・曜・ルビィがズイっと迫る。

嘘偽り無しに4人とも可愛い。1番なんか決められなかった。

 

「み、みんな可愛すぎるから…っ」

「…えへへ…じゃあ…んっ…///」

 

千歌がキスをした。

それを見ていた3人が羨望する。

 

「あっ、千歌だけずるい…っ

私もしちゃうんだから…///」

果南も千歌に続いてキスをした………が、それはいつものキスとは違った。

 

「…んっ…!?」

舌が入ってくるのが分かった。

「…ぁ…ゆぅ…///」

 

それを見ていた3人はさすがに顔が赤くなっていた。

「ひゃあぁ…果南ちゃん大人だよぉ…///」

「…す、すごい…///」

「ぴぎっ…///」

 

「…ん…///

ご馳走、さま…♪」

「…ぁ…どういたしまして…?」

 

「…わ、私もやってみようかな…///」

「よ、曜…?」

「…大好きな悠くんのためなら…っ…んっ…///」

 

果南と同じようにキスをし、舌を絡めさせる曜。

恥ずかしいのか、それとも不安なのか手を握る曜。

 

「…っ…///」

目をぐっと閉じているのが分かった。

そんな姿を見ていると愛おしくなり、何度でもしたくなった。

 

「…ぁ…悠…く、ん…くるし…っ…///」

「あっ…ご、ごめん…」

「…はぁ…はぁ…ぁ…///」

目がトロンとする曜。

おもむろに唇に手を当てていた。

 

「悠さん…ルビィは…ここにキスしてください…っ///」

ゴスロリ服を少しめくり、お腹を出すルビィ。

 

「…お腹…?」

「…は、はい…っ///」

「…分かった…くすぐったかったりしたら言ってね?」

「……ん…ひゃあ…っ///」

お腹を触れるくらいのキスをする。

やはりくすぐったいのかピクっと反応するルビィ。

キスしているこっちもゾクゾクとするものを感じた。

 

「…ぁ…お兄…ちゃ、ん…っ///」

いつの日か言った呼び方をルビィはしていた。

そんな囁きが俺をさらに刺激した。

 

「ルビィ…ここ弱いね?」

「…だ、だめ…っ…///」

辞めさせようとするルビィだが、男の力に勝てる訳もなく為す術もなかった。

 

「…ぁ…///」

「…ルビィ…?」

「…や…やっぱり…そういう気分に…なっちゃうよぉ…///」

 

「そ、そうだよ…私達も…ドキドキしてるんだよ…?///」

「悠くん…っ///」

「…沢山…愛して…?///」

 

 

 

…両手に花どころか花畑に1人寝転がっているようだった。

4人が果てるまで…何度も何度も相手をした。

終わる頃には…衣装は汚れていてが、曜は洗濯すれば大丈夫だよと息を乱しながら言った。




次回は本編です。
いよいよラブライブ予選と学校説明会の日です。

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