Aqoursな日々   作:A×K

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次回作はやっぱり主人公と曜ちゃんの恋愛小説かなぁ…書きてぇなぁ、俺もなぁ…←


第51話

何度目か分からないお泊まり会。

…いや、3年生を加えてのお泊まり会は初めてかもしれない。

 

前回やった時は千歌達6人から枕投げの総攻撃食らったっけなぁ…。

 

「よーし!…''いつものやるよー!''」

そんなことを考えていた矢先だった。

千歌の手には既に枕があった。

 

「じゃあ、行くよ?…せーのっ…お''らぁ~!」

ばしっ

 

「ずゅらぁあああ…!!」

ああ、哀れなり。

無情にも枕は花丸を直撃。

 

「うう…まるが…こんなにもまるまるされてしまったずら…」

ちょめちょめの類義語みたく、まるまるという謎のワードを出す花丸。

 

…そっからというものの、枕が飛び交う戦場と化した。

ありがたい事に、総攻撃は食らってない。

 

…だが…。

 

「わ、わわっ…!」

「あっ、鞠莉ちゃん!」

避けるのに夢中だった鞠莉が俺にぶつかり2人まとめて倒れた。

受け止めるような形で倒れたためか、手は鞠莉の胸にあった。

 

「…やんっ…///」

「ご、ごめん鞠莉っ…ていうか…大丈夫?」

「悠が受け止めてくれたから………今のは…シークレット…よ?♪」

何事も無かったように立ち上がる鞠莉。

掴んだ胸は……すごく大きかった。

 

山で言うならエベレストだよ、エベレスト。

果南や花丸、曜とかもかなり大きかったけど…。

って、こんな言い方だと変態みたいだな…って言っても皆の裸見てるしなぁ…。

 

(…あれ…?

…もしかして俺…)

 

ここで衝撃の事実を思い知る。

俺…鞠莉以外の全員を…抱いて…。

 

「悠?」

「えっ、あっ…な、なにかな?」

「さっきっから黙り込んで…どうしたの?」

「な、なんでもないよっ!!」

 

「もしかして……胸触ったこと…意識してる?♪」

枕投げに夢中なメンバーを他所に鞠莉が耳打ちされる。

どうやら見透かされているようだ。

 

「…そ、そうだと言ったら…?」

「ふふっ…がっつかないの♪

…また、後で……ね?///」

 

そう言い残すと鞠莉も再び枕投げに参加した。

(また後でって…マジかよ…)

正直、頭の中はさっきの鞠莉の大きな胸で悶々とした気持ちでいっぱいだった。

 

 

────────────────────

 

……………しかし…………………

 

 

(なんもないんかい!!!!)

 

特にこれと言ったことも無く、みんなが眠りについていた。

鞠莉もああは言っていたが、既に布団の中だ。

 

(いや…期待してたわけじゃないけど…生殺しは殺生だよ…鞠莉)

と、言い出したらキリがないので俺も眠ることに。

 

…事件は、このあと起こった。

 

 

────────────────────

 

「…………………んっ…?」

眠り始めて1時間くらい経過した時だった。

 

体に異変を感じる。

 

─────寒い。

主に下が。

 

「…なんだ…?」

布団をめくると…そこには。

 

「…あら、起きちゃった?♪」

鞠莉が布団に侵入していた。

……何故か、俺のサンシャインを口に頬張っていた。

 

寝ぼけてるわけでもなく、鞠莉は小さく口に指を当てた。

「声を出したら…みんなにバレちゃうわ?♪」

「…な、なにしてんの…」

 

「…これ…何か分かるかしら?」

渡されたのは、一枚の紙。

 

そこには、千歌○ 果南○ 曜○…と言った具合に○が付けられていた。

…鞠莉だけが×だけだったが。

 

「…あはは…なんとなーく見当はつくよ…」

「ふふっ…ハーレム作っちゃノンノンって言ったけど…手が早いのね?悠」

「…そ、それは…」

「冗談よ…♪

…でも…そんな悠なら、今の状況…分かるかしら?」

「鞠莉…も………って、事だよね?」

 

「オフコース♪…でも…みんなにバレないように…ね?」

「…分かった…」

「…いい子ね♪…んっ…」

 

「…くっ…」

正直、こんな状況初めて見る。

…鞠莉が一生懸命に口を使って刺激している。

周りに気が付かれないように精一杯だった。

 

「ふふっ…悠、好きよ?」

「…こ、こういう時って鞠莉は引っ張るほうだったんだね…」

「…えっ……?……あっ、そ、そうに決まってるじゃない…♪」

びっくりしたように目を丸くする鞠莉。

 

…ん?なんか怪しいぞ…?

 

「鞠莉…こっちおいで…?」

「ひゃ…!」

 

鞠莉を引っ張り、こちらに手繰り寄せる。

鞠莉も下着だったのか肌を合わせると少しひんやりした。

 

「…ここ、反応してるけど…?」

「んっ…ゆ、悠…っ…!?///」

大きな胸の先端はさらに強調を増していた。

 

これ以上声を出すと他の人に聞こえそうなので鞠莉の口をキスして塞ぐことにした。

 

「んっ…悠…っ…///」

「鞠莉…セクシーすぎるから…」

 

塞いだが、口から漏れる喘いだ声に俺の感覚はビンビンと反応をしていた。

「…いい、よね?」

 

「…えっ…大きい…っ…///」

鞠莉の是非を聞く前にしそうな勢いだった。

というか、鞠莉は大きさに驚いているようだった。

 

「…ごめん、鞠莉…っ!」

「…いっ…!!///」

 

下着を、ずらして鞠莉と1つになる。

痛さゆえか、目をぎゅっと瞑り俺の服を掴む鞠莉。

 

「~~~~~~~~っ!!!!//////」

「…鞠莉…?」

「はぁ…んっ…だ、大丈夫よ…///」

 

…とても大丈夫そうではないけど…。

 

「…ゆ、悠はじっとしてて…?///」

ぎこちない動きでリードする鞠莉。

 

正直、胸も丸見えだし…。

繋がってるところも見えるし…。

 

「…鞠莉…俺もう…っ…///」

「…えっ…?//////」

 

なんのことか、分からない鞠莉はただ首を傾げるだけだった。

その刹那、俺の背筋に電流が走るような感覚がした。

 

「…あっ…~~~っ//////」

「…くっ…鞠、莉…!」

 

手を握り、同じ感覚を共有する。

仰け反った後、鞠莉は脱力するように抱きついた。

 

 

────────────────────

 

(な、なななな、なんですの…!?

音がするから目を覚ましたら…!)

 

ダイヤは目の前で起こってる出来事に言葉を失った。

 

(ま、鞠莉さんって…意外と激しいのがお好きなんでしょうか…?)

寝たフリをしつつも、やはり見入ってしまう。

 

(…わ、私も…またして欲しい…って!何思ってるのですか私は!///)

考えを忘れるように再び眠りにつくダイヤであった。

 

 

────────────────────

 

 

「…ごめん、鞠莉…俺中で…」

「…ん、大丈夫よ…///

それより…これで全員に手を出したわね?♪」

 

「…あはは……ごめんなさい」

「まぁ、悠ならみんないいって思ってるってことよ

私も言ったでしょ?…悠はAqoursにとってのキーって」

 

「鞠莉…」

「…さっ、寝ましょ?

…大好きよ、悠♪」

 

 

おやすみのキス、と言った方がいいのだろうか

髪を掻き分けてキスをする鞠莉。

その大人っぽく、艶やかな笑顔に見とれている俺が居た。




またしても来ましたR-17.9回です!(それっぽい単語があった気がするけど気にしない←)

次はどうなるのか、お楽しみに!

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