Aqoursな日々   作:A×K(アツシくん)

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今回は遂にあの二人が出てきます…!


第57話

「えへへ~悠くん~♪」

「すりすり~♪」

 

「………………」

休日の昼下がり、千歌と曜は俺の部屋で寛いでいた。

……と言っても、相変わらずイチャイチャしてる。

 

「悠くん、マッサージしようか?♪」

「それとも、お菓子食べる?♪」

 

(平和だなぁ…)

こんな日が毎日続くなんて幸せだなぁ…と思ってた…。

 

その時だった。

 

「千歌~…?いる~?……………あらあら?」

志満さんに見られた。

しかし、驚くことも無く話を続ける。

 

(志満さん…完全にこの雰囲気に慣れてきてるよ…!)

(美渡姉だったら、怒られてたよ…)

 

「リビングに来てくれるかな~?」

「リビング?」

「いいから、いいから~♪」

 

そう言うと志満さんはリビングへ向かった。

「…行こうか?」

「そうだね」

「私もついて行くであります!」

 

 

────────────────────

 

リビングに向かうと…知ってる顔が1人居た。

 

 

「あーん、愛しの息子~!」

「………………」

突撃してくる母を迷うことなく避けた。

これが悪質タックルってやつか、恐ろしいな。

 

「くっ…成長したな…息子!」

「帰ってるなら一言言えよ…」

「それじゃぁサプライズにならないでしょ!」

「…さいですか」

 

「…そういえば…こちらの方は…志満さんの娘さん?」

ちょこんと座ってる……女の子?がこちらを見て笑った。

もしかして千歌の妹?…でも三姉妹って言ってたしなぁ?

 

「あはは、やっぱり娘とかに見られるんだね、志満ちゃん♪」

「あらあら、悠くん…私たちのお母さんよ?」

「…は?」

 

疑うようにその人物を見てみる。

千歌よりも背が小さいし、明らかに幼く見える。

……………いやいやいや…これはさすがに…。

 

「嘘…ですよね?」

「ホントだよ♪

私が志満と美渡と千歌のお母さんです♪」

「たまたまそこで会ったから2人でここに来た!」

 

にこやかに笑う千歌ママとうちの母親。

明らかにうちの母親だけテンションが高い。

 

「お母さん~っ♪」

「あらあら、よしよし…ところで、千歌?このお方は?」

「あ!紹介するね!冴木 悠くん!

私たちスクールアイドル部のリーダーで………あ……」

 

「ん?」

 

「…う、ううん!なんでもない!すごく頼れるんだよっ!♪

(危ない危ない…恋人って言えないし…どういう関係っていえば良いんだろう…?)」

(友達以上…恋人…未満?)

 

うーーんと2人して難しい顔をする。

多分、考えていることは一緒なのだろう。

 

「悠くん、ね…はじめまして♪」

「あ、ど、どうも…」

「千歌いい子でしょ~?」

「はいっ、それはすごく」

 

「…で、息子よ?…スクールアイドル部のリーダーとはどういうことだい?」

「…あーー…えーっと…」

 

自分の母親に順を追って説明をした。

すると………………。

 

 

「…はっはっは!」

聞いた母は高らかに笑った。

 

「…え、やっぱりおかしい?」

「違う違う…いやいや、私の目には狂いは無かった、とね」

「……………え?」

 

「…千歌ちゃん、曜ちゃん」

「「は、はいっ!」」

「…どうして…息子が浦の星に行ったか…分かる?」

 

「そういえば…」

「聞かされて…ないね…」

 

2人して顔を合わせて首を傾げる。

 

「浦の星に行くように提案したのは私。

そして、それを受諾してくれたのは……そうね、理事長って言えば…いいかしら?」

「…えっ…それって…鞠莉?」

「ビンゴ♪

…それで、晴れて息子は浦の星に…ってこと」

 

そういえば前に電話で鞠莉の事を少し話していた。

…まさか裏でそんな繋がりが…。

でも待てよ?

 

「…でも、それとスクールアイドル部のことがなんの関係が…?」

「…まぁ、元々鞠莉ちゃんがスクールアイドルをしてたって聞いたのと……あ、そうか」

「…?」

 

「そういや、言ってなかったか…私の仕事はね、

スクールアイドルの活動を広める仕事をしてるのよ」

「えっ!?」

 

「そ、そうなんですか!?」

千歌も驚いた顔をしていた。

 

「前まではスクールアイドルの大会の審査員とかもしてたけど…今は海外にその活動を広める仕事をしてるわ。

…今のスクールアイドルは日本に留まらず…世界にも発信したいってね…」

「だから海外に赴任してたのか…でも、なんで急に?」

 

「Aqours…だよね?

地区大会に出たって聞いたから…調べてたら息子に繋がったってわけ

その話を聞きに来ただけよ」

「…そう、だったのか…」

「ま、元気な顔見れて良かった良かった

そんじゃ、長居は失礼だからそろそろ出るね」

「また海外に?」

 

「ん、今度はイタリアだよ…今回は少し長くなるかもなぁ…

…千歌ちゃん、曜ちゃん…悠の事、よろしくね?」

「は、はいっ!」

「こちらこそ!」

 

 

「…それで~?誰が好みなの~?」

「…やっぱり食えないね…母さんは…」

「ふふっ、まぁ青春を謳歌しなさい?…程々に、ね?」

 

そう言うと、母は十千万を後にした。

初めて聞いた…ここに来た理由と…母の仕事。

でもこうして…この場所にいること…そしてスクールアイドル部に入ったこと…。

どれもこれも…''運命''だったのかもしれない。




次回はダイヤ回です!

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