悠くんは千歌ちゃんに声をかけることにしました!
デート編Part1です!
ナンパとか暴力系のシーンは作りません、悪しからず!
「千歌はどこに行くんだ?」
「私は曜ちゃんとルビィちゃんの3人で…じゃじゃーん!
秋葉原と神田明神だよ!」
「おぉ…やっぱり?」
何となく、秋葉原は予測がついていたが…。
神田明神?どうしてまた?
「ここはね、μ'sの聖地なんだよっ♪」
「スクールアイドルとしては一回は行っておかないとダメだよね!♪」
鼻息荒く2人が力説する。ホント2人ともμ's好きだなぁ…。
「…曜は、秋葉原と神田明神で大丈夫なの?」
「うんっ、それに…私もしたかったことがあるし…♪」
「…したいこと?」
「えへへっ、内緒♪
それじゃあ~…秋葉原に向けて、ヨーソロー!」
「「ヨーソローっ♪」」
「…よ、ヨーソロー…」
こうして俺と千歌と曜、ルビィの4人で秋葉原に行くことに。
もちろん、案内役は俺だった…。
「すっごーい…建物が沢山…!」
「電車早ーい…!」
子供のように食い入る様に窓から外を見るルビィ。
電車の駅の多さと早さに驚く千歌。
曜は東京のガイドブックに目を通していた。
…その真ん中に座る俺。
「そういえば、お兄ちゃんは東京のどこに居たの?」
「「お兄ちゃん!?」」
…あー…そういえば一時期ルビィがお兄ちゃん発言していたな…ダイヤも居ないし、致し方ないっちゃ致し方ないか。
「東京ったって…田舎だしなぁ…区外だし」
「へぇ~…凄いなぁ~♪」
それでも凄いと感心するルビィ。
「ゆ、悠くんも普通に答えてるし…!」
「い、意外とそういう風に呼ばれたい願望が…?」
「「…?」」
あわあわしてる2人を不思議そうに見る俺とルビィだった。
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「着いた~っ♪」
「こ、ここが…秋葉原…!」
曜が一番乗りで駅を出てルビィが嬉しそうに辺りを見回す。
千歌は……特に何も発してない。
「…と、東京ってことは…あちらこちらに…こう、ですわ~とかおほほ~♪みたいな人が居るってこと!?」
…大丈夫、千歌。身近に1人そういう人いるじゃん。
というか、偏見が凄い。
そんな言葉ばっか使ってるとかどこの王国貴族だよ…。
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「っくしゅっ!」
「あれ~?ダイヤ…風邪?」
「もしかして~…悠が噂してたり♪」
「…ありえますわ……くしゅっ!」
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「それで、どこに行くの?」
「秋葉原にあるスクールアイドル専門店!」
「そんな所あるのか…」
「いざっ、レッツゴー!」
「おーっ♪」
意気揚々と歩き始める千歌とルビィ。
そして後を追う俺と曜。
曜の目線は俺の方ばかり向いていたが…。
(やっぱり悠くんの私服姿カッコイイなぁ…見れば見るほど…知れば知るほど…惚れちゃうよ、ホント…///)
「曜、どうした?
人混みで酔っちゃったか?」
「ううん!大丈夫だよ!(その上優しいし…ほんと、悠くんにぞっこんだよ…っ)」
「悠くん、曜ちゃん~!早く早く~!」
「よし、行こうか曜っ」
「うんっ♪」
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スクールアイドル専門店にやってきた俺と千歌とルビィと曜。
目の色輝かせながら物色する千歌とルビィ。
その様子を見つめる俺と曜。
「…ほんと、μ's好きなんだなぁ」
「その憧れと…悠くんが居たからここまで来れたんだよっ♪」
「…あはは、なんか照れるな…」
「千歌ちゃんもルビィちゃんもみんな思ってるよ!」
「…じゃあ、最後まで支えないとな!」
「いっぱい良いもの見つけた~♪
…あれ、2人ともどうしたの?」
「ううん、これからのことについて話してたんだよ
…それより、たくさん買ったね…」
「えへへ…だってこんな時じゃなきゃ買えないもん!」
「ルビィも…ついつい…」
「…ほら、半分持ってやるから…神田明神に行くよ?」
「「はーいっ♪」」
「あ、悠くんっ、私も持つよ♪」
4人で仲良く荷物を分担し、神田明神に向かうのであった。
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「おおおお……っ!♪」
「ここが…神田明神…!♪」
「なんか壮大なところだな~…って、千歌とルビィは早速写真撮影だし…」
「だって前回大会の優勝チームμ'sがここでお参りしたり集まったりしてたんだよ!?」
「しかもその後は突然の解散…これは来なきゃ行けないんです…!」
「…ははっ…」
2人のスクールアイドル愛…というかμ's愛には脱帽される。
「…というか…やっぱり人が結構いるんだな…」
参拝客だろうか、平日にも関わらず人はかなり居た。
「はぐれないようにしないとな?」
「そうだね!♪」
「…君ら、スクールアイドルなん?
…ウチらの事、憧れてくれてありがとな…♪
…頑張るんよ?」
「えっ!?」
すれ違った人だろうか、何か言われた。
急いで振り返るがそこには誰もいなかった。
「…悠くん?」
「…いや…聞き間違い…かな…?」
「早速お参りしてくるねー!」
「あ、千歌ちゃん!ルビィも行く~!」
「はぐれないようにって言ったのに…やれやれ…
…曜はなにしてるの?」
「えっ、あ、いや!なにも!」
さっと何かを隠す曜。
苦笑いを浮かべてるが…なにか見つけたのだろうか?
(…恋愛運 道は遠し…か…
…でも、それくらいじゃなきゃ…燃えないもんね!)
千歌とルビィの後を追う曜。
その目はどこか決意に満ち溢れていた。
そういえば今ガチャの曜ちゃんと鞠莉ちゃん単発で当てました。
ガチャの完全制覇ですね、本当にありがとうございます。
励ましてくれた人は…誰でしょうかね?
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