Aqoursな日々   作:A×K

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間隔あいてすいません!

悠くんは千歌ちゃんに声をかけることにしました!

デート編Part1です!
ナンパとか暴力系のシーンは作りません、悪しからず!


第60話

「千歌はどこに行くんだ?」

 

「私は曜ちゃんとルビィちゃんの3人で…じゃじゃーん!

秋葉原と神田明神だよ!」

「おぉ…やっぱり?」

 

何となく、秋葉原は予測がついていたが…。

神田明神?どうしてまた?

 

「ここはね、μ'sの聖地なんだよっ♪」

「スクールアイドルとしては一回は行っておかないとダメだよね!♪」

鼻息荒く2人が力説する。ホント2人ともμ's好きだなぁ…。

 

「…曜は、秋葉原と神田明神で大丈夫なの?」

「うんっ、それに…私もしたかったことがあるし…♪」

「…したいこと?」

「えへへっ、内緒♪

それじゃあ~…秋葉原に向けて、ヨーソロー!」

「「ヨーソローっ♪」」

 

「…よ、ヨーソロー…」

こうして俺と千歌と曜、ルビィの4人で秋葉原に行くことに。

もちろん、案内役は俺だった…。

 

 

「すっごーい…建物が沢山…!」

「電車早ーい…!」

子供のように食い入る様に窓から外を見るルビィ。

電車の駅の多さと早さに驚く千歌。

 

曜は東京のガイドブックに目を通していた。

…その真ん中に座る俺。

 

「そういえば、お兄ちゃんは東京のどこに居たの?」

「「お兄ちゃん!?」」

 

…あー…そういえば一時期ルビィがお兄ちゃん発言していたな…ダイヤも居ないし、致し方ないっちゃ致し方ないか。

 

「東京ったって…田舎だしなぁ…区外だし」

「へぇ~…凄いなぁ~♪」

それでも凄いと感心するルビィ。

 

「ゆ、悠くんも普通に答えてるし…!」

「い、意外とそういう風に呼ばれたい願望が…?」

 

「「…?」」

あわあわしてる2人を不思議そうに見る俺とルビィだった。

 

 

────────────────────

 

「着いた~っ♪」

「こ、ここが…秋葉原…!」

 

曜が一番乗りで駅を出てルビィが嬉しそうに辺りを見回す。

千歌は……特に何も発してない。

 

「…と、東京ってことは…あちらこちらに…こう、ですわ~とかおほほ~♪みたいな人が居るってこと!?」

…大丈夫、千歌。身近に1人そういう人いるじゃん。

というか、偏見が凄い。

そんな言葉ばっか使ってるとかどこの王国貴族だよ…。

 

 

────────────────────

 

 

「っくしゅっ!」

「あれ~?ダイヤ…風邪?」

「もしかして~…悠が噂してたり♪」

「…ありえますわ……くしゅっ!」

 

────────────────────

 

 

「それで、どこに行くの?」

「秋葉原にあるスクールアイドル専門店!」

「そんな所あるのか…」

 

「いざっ、レッツゴー!」

「おーっ♪」

 

意気揚々と歩き始める千歌とルビィ。

そして後を追う俺と曜。

曜の目線は俺の方ばかり向いていたが…。

 

(やっぱり悠くんの私服姿カッコイイなぁ…見れば見るほど…知れば知るほど…惚れちゃうよ、ホント…///)

「曜、どうした?

人混みで酔っちゃったか?」

「ううん!大丈夫だよ!(その上優しいし…ほんと、悠くんにぞっこんだよ…っ)」

 

「悠くん、曜ちゃん~!早く早く~!」

「よし、行こうか曜っ」

「うんっ♪」

 

 

 

────────────────────

 

 

スクールアイドル専門店にやってきた俺と千歌とルビィと曜。

目の色輝かせながら物色する千歌とルビィ。

その様子を見つめる俺と曜。

 

「…ほんと、μ's好きなんだなぁ」

「その憧れと…悠くんが居たからここまで来れたんだよっ♪」

「…あはは、なんか照れるな…」

「千歌ちゃんもルビィちゃんもみんな思ってるよ!」

「…じゃあ、最後まで支えないとな!」

 

「いっぱい良いもの見つけた~♪

…あれ、2人ともどうしたの?」

「ううん、これからのことについて話してたんだよ

…それより、たくさん買ったね…」

 

「えへへ…だってこんな時じゃなきゃ買えないもん!」

「ルビィも…ついつい…」

 

「…ほら、半分持ってやるから…神田明神に行くよ?」

「「はーいっ♪」」

「あ、悠くんっ、私も持つよ♪」

 

4人で仲良く荷物を分担し、神田明神に向かうのであった。

 

 

────────────────────

 

「おおおお……っ!♪」

「ここが…神田明神…!♪」

 

「なんか壮大なところだな~…って、千歌とルビィは早速写真撮影だし…」

「だって前回大会の優勝チームμ'sがここでお参りしたり集まったりしてたんだよ!?」

「しかもその後は突然の解散…これは来なきゃ行けないんです…!」

 

「…ははっ…」

2人のスクールアイドル愛…というかμ's愛には脱帽される。

「…というか…やっぱり人が結構いるんだな…」

 

参拝客だろうか、平日にも関わらず人はかなり居た。

「はぐれないようにしないとな?」

「そうだね!♪」

 

 

「…君ら、スクールアイドルなん?

…ウチらの事、憧れてくれてありがとな…♪

…頑張るんよ?」

 

「えっ!?」

すれ違った人だろうか、何か言われた。

急いで振り返るがそこには誰もいなかった。

 

「…悠くん?」

「…いや…聞き間違い…かな…?」

 

「早速お参りしてくるねー!」

「あ、千歌ちゃん!ルビィも行く~!」

 

「はぐれないようにって言ったのに…やれやれ…

…曜はなにしてるの?」

「えっ、あ、いや!なにも!」

 

さっと何かを隠す曜。

苦笑いを浮かべてるが…なにか見つけたのだろうか?

 

(…恋愛運 道は遠し…か…

…でも、それくらいじゃなきゃ…燃えないもんね!)

千歌とルビィの後を追う曜。

その目はどこか決意に満ち溢れていた。




そういえば今ガチャの曜ちゃんと鞠莉ちゃん単発で当てました。
ガチャの完全制覇ですね、本当にありがとうございます。

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