Aqoursな日々   作:A×K

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無料ステップアップガチャで爆死してるA×Kです。
確変は終わりましたな…(*^◯^*)


第65話

 

prrrrrrrrrrr…。

 

「……………」

嫌な予感しかしなかったが、一応電話に出ることに。

 

「あ、しもしも~?

三〇大輔?ばんてふいっちょ、よろしくね~♪」

 

「…おかけになった電話番号はおでになりません

ピーという発信音の後にすぐに電話をお切りに…」

「相変わらず可愛げ無いわね~…そんなんだから彼女出来ないのよ?…この前の千歌ちゃんとのデートはどうだったのよ~?」

 

「…うっ…まぁ、楽しめました…」

色々と突っ込みたかったが、あえてスルーしておくことにした。

 

「…まぁ、早う孫の顔で見せてちょ」

「孫って…」

…気が付かれてる?

でもね、お母様もしかしかたら孫は9人できるかもよ………。

 

「…それで、電話の要件は?」

「あ、そうそう…地区大会、勝ち進んだんだってね?」

「…お陰様で、な」

「こっちでも情報は入ってるよ~…やっぱり、Saint snowが優勝大本命だね」

「…そんなに凄いのか?」

 

「一度会ってみれば分かるわよ♪」

「って言っても北海道だしなぁ…」

「まぁ、出るからには全力でやりなさい?」

「そっちはどうなの?…まだイタリア?」

「楽しくやってるわよ~、日本人の渡辺って人とも仲良くなっちゃってさ~」

 

「…まぁ、楽しそうならよかったよ」

「アンタもそろそろ千歌ちゃんにアタックしてみ?」

「…余計なお世話…切るよ?」

 

電話を切ると鞠莉から連絡が入っていた。

 

「…ん、鞠莉か?」

「珍しく電話中だったけど、なんかあったの?」

「ううん、母親からだよ」

「あぁ、そうだったの?

…それで、大したようって訳でもないんだけど…」

 

 

────────────────────

 

 

「…学園祭?」

「ええ、そろそろ近くってね…それで、悠には唯一の男の子としてアイデアを貰おうかな~って♪」

 

「…やっぱり、鉄板のライブじゃないの?」

「ふふっ、やっぱりそう来るよね~♪」

 

何か意味ありげに笑う鞠莉。

考えでもあるのだろうか。

 

「…今回は、悠も参加するライブにしましょ?♪」

「…は?」

「だってAqoursのリーダーなのにライブに参加しないのも変でしょ?」

「嫌だって、俺は裏方だし…!」

 

「賛成!」

話を聞いていた千歌がずいっと電話に乱入してきた。

 

「悠くんもライブに参加しよ!」

「ちょっ、千歌…聞いてたの?!」

「はいっ、2対1で決定ね~♪

まぁ、他のメンバーに聞いてもOKすると思うけど♪」

 

「…はぁ、分かったよ…ただ、センターとかやめろよ…目立つから…」

「ふふっ、分かってるわよ♪(それってフリよね?♪)」

(鞠莉ちゃん、期待してるよっ!♪)

 

 

こうして、学園祭の特別ライブに参加することとなった。

…嫌な予感しかしない…。

というか、ダンスとか自信ないんだけど…。

 

 

────────────────────

 

一方その頃、北の大地…北海道では…

 

「姉さま、何を見ているのですか?」

「あ、理亞……いえ、他の地区大会の結果を少し…」

 

「…これは…東海地区?…Aqours…」

「えぇ、少し気になって…9人という多いメンバーですが…上手くまとまっていて1つの大きな力となっているように見て取れます」

「…で、ですが…私たちの方が上です!姉さま!」

「気負いしてる訳ではありませんよ…ただ、少し気になっていまして…」

 

このチームを引っ張る…リーダーは誰なのか、と…。




次回は…学園祭の練習編!
そろそろ花丸とかと絡ませたいな…。

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