セルスさん、南ことりの自称弟さん、ヒラタさん
白崎矢さん、絢瀬絵里さん、響也さん
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放課後、花丸とルビィと善……ヨハネから呼び出された。
指定された場所は図書室。
「失礼しまーす」
「ウェルカム to ヘルゾーン♪」
「PUSH!」
「あいたっ!」
ヘルゾーンって言われたからついPUSHしてしまった…。
あ、もちろん頬をつついただけだよ?
「善子ちゃん、図書室で静かにずら」
「な、なんで私だけなのよぉ!」
「あの…2人とも、先輩が困ってるよ…?」
「ん、ルビィちゃん、大丈夫もう慣れたから」
昔から親交がある2人ならここまで話せるのも当然だろう。
「それで、なんの用件だい?」
「ライブの事ずら」
「ライブ?」
「うん、ルビィ達もどうやったらライブが盛り上がるか考えてたんだけど…」
「リトルデーモンにも良い案があるかと思って呼んだのよ」
「うーん、案かぁ…」
チラシ配りに…あ、千歌と曜が町内放送使って盛り上がってたっけ。
「あとは…SNSとか?」
「SNS?」
「まぁ、沼津とかにいる人くらいまでじゃないと来るのが困難なのがネックだけどね」
カチカチと携帯を操作する。
「おおお……未来ずらぁ」
「…もしかして花丸ちゃん、携帯とか苦手?」
「あんまり分かんないずら」
「ルビィもよく使い方とか教えてるよ」
「ずら丸は昔から機械苦手よねぇ」
「善子ちゃんが詳しいだけだよ、よくネットのライブとか…」
「わー!わー!!!」
「?」
ライブとかなんとか聞こえたけど…気のせいか?
「…よし、とりあえず宣伝はこんなもんかな」
「先輩凄いずらぁ…」
「さすが私のリトルデーモンね♪」
「結局任せっきりだったね…」
「気にすんなや、これが俺の仕事でもあるからな」
1年生3人との話し合いも終わり、図書室をあとにした。
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帰り支度をしようと教室に戻ろうとすると…。
「あっ…」
「あら、あなたは……」
怖ーい、怖い生徒会長様に出会した。
「あ、あはは……どうも…」
「スクールアイドル部のライブ準備は順調ですか?」
「あ、はい…それはもう…」
「そう…妹のルビィも居ますし、よろしくお願いしますね」
…珍しく丁寧に対応されるので面をくらってしまった。
「が、頑張りますね!」
「期待してますわよ」
そのまま生徒会長は廊下を歩いていった。
「…期待してる?」
その言葉だけが引っかかっていたが…。
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「はぁい、ダイヤ♪」
「…鞠莉さん」
「悠に会ってたわね?どうだったかしら?」
「…まだ分かりませんわ……ただ…」
「ただ?」
「鞠莉さんの言う…キーになりそう、と言うのは…間違ってない、そう思いますわ」
「そうね…スクールアイドルの件も…果南の事も」
「…ええ」
短めですがご了承ください…。
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次回は曜ちゃんと2人きりに…?