これからも変わらぬ推しと愛をこめます!
曜ちゃんマジ天使!!
※本編 Aqoursな日々とは違う時系列で進行します。
悪しからず閲覧してください。
「…えっ、頼み事?」
「その~…一日だけで、いいから…さ
私の…彼氏になってくれない…?!」
唐突に曜が頼み事をしたと思えば…彼氏になって欲しいと言う内容だった。
「…あはは…いや、もちろんAqoursのみんな悠くんの事好きなのは分かってるよ?
…だけど…1日だけでいいの…私のわがまま…聞いてくれると…嬉しいな…って…」
「俺はいいけど……どうしてまた?」
「え、えへへ…っ、それは内緒!
じゃあ、約束ってことで…今週末…1日だけ、彼氏になってね♪」
そう言うと足早に曜は去っていった。
「……………なんだったんだ?」
「悠く~ん…??
千歌聞いちゃったよ!」
「げっ…千歌…」
嫌なタイミングを聞かれたかもしれない…。
これは拗ねるのかなぁ…と思いきや…?
「今週末って、曜ちゃんの誕生日だよ!」
「えっ……そうなの…!?」
千歌から聞いて初めて知った。
…しかし、なんで誕生日にそんなお願いを?
「決まってるでしょ~!誕生日って日は自分にとって大切な記念日なんだよ!?
…忘れられない…思い出とか…作りたいって…女の子は思うよ…?」
「…そう、なのか……」
「今週末はちゃんと曜ちゃんの事をリードするんだよ!
あと、プレゼントも考えておかなきゃ!」
「本人にバレないかな…」
「そこは上手くやるの!私も協力するから!」
こうして、曜ちゃんの誕生日までにプレゼントを考えることに。
千歌からのアイデアでサプライズプレゼントにする事となった。
千歌や梨子…果南達は前日にプレゼントを渡すそう。
早いものでもう決めてあるらしい。
──────────────────
「…とはいえ…沼津の商店街に来たものの…」
途方に暮れていた。
女の子の誕生日プレゼントなんてあげたことすらなかったからだ。
「…やっぱり、アクセサリー系かな?
船のストラップは一緒に買ったしなぁ…」
携帯に付けていたストラップがそれに呼応するように揺れた。
アクセサリー系だとしても、曜が喜びそうなものってなんだろう?
ショーウィンドウとにらめっこしながら必死に考えた。
因みに、千歌からも念押しで、今回は何のプレゼントが良いかなどのアドバイスや手助けは一切無しとなった。
あくまでも、自分で考えて贈るように!と言われた。
「……あっ…これ…」
ふと、目に入ったのは…誕生石のPOPだった。
「…4月は…ダイヤモンド…か」
ふと、目線を下げると、そこにはブレスレットなどが並んでいた。
「…これ…曜なら喜んでつけてくれるかな…
あー…でも…ブレスレットだと踊る時とか…運動する時に不便かな…」
うーんと難しい顔をしながら考えていたが…ブレスレットは却下となった。
しかし、誕生石は良いかもしれない。
ダイヤモンドだから…多少値は張るが…大丈夫だろう。
「…あっ…ネックレス…」
そこにあったのはダイヤモンドが光り輝くネックレスだった。
値段を見ると…。
「23800円…」
アクセサリーの平均相場など全く知らなかったが…。
そのネックレスだけは妙に目に付いた。
一目惚れ…ではないが、これがいいと自分の直感が告げていた。
「……よし………すいませーん」
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「はいっ、曜ちゃんこれ♪」
「わぁ、千歌ちゃんありがとう~!♪」
「私からはダイバーウオッチだよ♪」
「果南ちゃんもありがとう~♪」
曜はAqoursのみんなから色々と誕生日プレゼントを貰っていた。
これもグループならではだろう。
もちろん、他のメンバーが誕生日の時は、お返し兼お祝いも兼ねてちゃんとプレゼントを贈る。
…まだ、俺はここでは渡さなかった。
「……ねぇ、千歌ちゃん…」
「ん、どうしたの?」
「悠くんって…私の誕生日…知らない、のかな…」
「…そんなこと、ないと思うよ♪(まだ前日だもんね…曜ちゃん、1日の辛抱だよ)」
たくさんのプレゼントを受け取り嬉しそうにする曜だったがどこか顔は寂しそうだった。
…奇しくも、その顔は悠には見えてなくて…。
──────────────────
誕生日当日、そして曜との約束の日。
「おまたせ、曜…待った?」
「悠くんっ♪今来たとこだよっ♪」
嬉しそうに腕に抱きつく曜。
今日は俺の彼女…そして、曜にとっては俺は彼氏。
そう思うと…どこか気持ちはドキドキとしていた。
「…それで、どこに行くの?♪」
「テーマパークだよ、人気なところでチケットなかなか取れなかったけど…2枚、取れたからさ」
「ホントにっ!?
あのテーマパーク1度は行ってみたかったんだよねー!♪」
テーマパークを選んだのは間違いではなかったようだ。
とりあえず幸先の良い滑り出し、と言ったところか。
「よーしっ、せっかくテーマパークに行くんだから未練が残らないくらい遊びまくるぞー!」
「はしゃぎすぎるなよ~?」
「えへへっ、分かってるって♪」
──────────────────
「はぁ…はぁ…どこが分かってるんだ…」
「んーーーーっ、楽しい~っ♪」
絶叫、絶叫、のんびりコーヒーカップ、からの絶叫。
視界がぐるぐる回る。
「悠くんと一緒だから楽しくって♪」
「…喜んでもらえてよかったよ」
ニコッと笑う曜の頭を優しく撫でる。
この風景も…曜にとっては違う景色に見えるのだろうか?
…俺も………今日は、曜との恋人関係を楽しもう。
そう心に決めたのだった。
──────────────────
「服まで買ってもらって…ごめんね?」
テーマパークで遊んだあとは買い物に付き合った。
服や靴など色々見て回りたいとリクエストがあったからだ。
「…あとはね~…あっ、今日のごちそうはハンバーグが良いなぁ♪」
「……じゃあ、ハンバーグの美味し……」
店に…と言おうとしたが、口が止めた。
……せっかくなら…。
「…よしっ、俺が作るよ!」
「えっ!悠くんが作ってくれるの!?」
「これでも…料理は結構できるんだからな~?」
「えへへっ、じゃあ悠くんのお手製ハンバーグ楽しみにしてるよ♡」
服や靴を買った袋を片手に材料の買い出しに向かう。
俺の内ポケットには…ネックレスの入った箱と共に…。
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曜の家に着き、とりあえず洋服や靴を玄関先に置く。
「じゃあ、私この服や靴を部屋に持っていくね♪
悠くんのハンバーグ、リビングで待ってるよ♡」
ご機嫌そうに袋を持ち、部屋に向かう曜。
1人キッチンに向かい、料理を始めようとする俺。
ふと、始める前に内ポケットに入れたネックレスを手に取る。
「…アイツ…喜んでくれるかな…」
「悠くん~?食器や調理道具の場所って分かるかな~?」
意図しないタイミングで曜がキッチンに向かってきた。
急いで内ポケットにネックレスをしまう。
「あ、あぁ…大丈夫だよ…すぐ作るからね!」
「はーいっ♪」
キッチンのすぐ目の前のイスに座り携帯をいじる曜。
カチカチと操作をし、少し笑ったり困った顔をしたりしていた。
──────────────────
千歌ちゃん宛にメッセージを送った。
【やっぱり…悠くんは誕生日のこと知らないと思う…】
【そんなことないって!大丈夫だよ!】
【今ね、私が食べたいって言ったから…ハンバーグ作ってもらってるんだけど…プレゼントとかって話が出てこないし…服や靴を買ってもらったけど…それも私が見て回りたいって言ったから、かなって…】
【……悠くんなら、大丈夫だよ。
根拠はないけど…私はそう言いきれる!】
「…ふふっ…千歌ちゃんの言う事…結構当たるからなぁ…」
───────────────────
さて、料理は順調に作ってきてるが…ここで問題が発生した。
……プレゼント、いつ渡せばいいんだ?
今更ながら…渡すタイミングを見失った。
今か?…いやいや、いきなりすぎる…。
帰り際?…それは遅すぎるし…。
困り果てたとき、盛り付けしてたハンバーグの皿を見てふと思った
「…これを……こうすれば…良いのかな?」
思いついた作戦は…吉と出るのか、凶と出るのか。
「お待たせ~、悠くんお手製のハンバーグだよ~っ♪」
「待ってました~!♪」
順調に作ってたつもりだったが…いつの間にか時刻は6時を過ぎていた。
因みに曜ちゃんの両親は今日は夜遅くなるらしい。
朝のうちに誕生日プレゼントは貰ったみたいだ。
「ご飯と…スープ、サラダ…そしてメインの…ハンバーグ!」
「おお…っ…やっぱり豪語するだけはあるねぇ~♪
…んん?…これは…メッセージカード?」
そこには…目を瞑ってと書いてあった。
「…えっ、どういうこと???」
「ん、何が?」
「…いや、これ……」
「…目を瞑って…って書いてあるってことは…そうした方がいいんじゃない?」
「いいんじゃないって…悠くんが書いたんだよね???」
「まぁまぁ、いいから…ほら、目を瞑って?」
「んっ…分かった……こう、かな…?」
ぎゅーーっと目を瞑る曜。
薄目で見てたりはしないようだ。
…内ポケットに入れた手が少し震えていた。
女の子に贈るプレゼント…渡すのにこんなに緊張するのだろうか。
「ね、ねぇ…悠くん…?…もういいかな…?」
「まだかな…」
曜の目の前に箱を置く。
そして、一言。
「目…開いていいよ…」
「んっ…………あっ……!…えっ、これ…!?」
目を開け、周囲を見渡し、すぐさま箱の存在に気がついた曜。
動揺を隠せない様子だった。
「…えっ…な、何これ…何これ!?!」
「…開けてみ?」
「…う、うん…っ」
リボンを解いて…箱を開けると…。
「わぁ……!!」
ネックレスを見た瞬間、驚きと共に口をぐっと閉じて嗚咽を我慢する曜。
気がつけば目頭が熱くなっていた。
「…誕生日、おめでとう…曜」
「んっ……悠…くん…っ…!」
「ごめんな、色々考えて…曜が喜ぶものを選んだんだけど…どうかな?」
「嬉しい…っ…私、最高に…幸せだよぉ…!」
大事そうにネックレスを胸に抱き、涙をポロポロと流す曜。
立ち上がり、そっと曜を後ろから抱きしめる。
「もう泣くのはやめようぜ、せっかくの誕生日なんだからさ…
ほら、ネックレス…付けるか?」
「…うんっ…」
曜からネックレスを受け取り、首につける。
長さなど、大体の予測で買ったがほぼ間違いがなくキツすぎなく、長くすぎもなく、ちょうど良かった。
「…ほら、こんな感じ、だよ?」
携帯のカメラをインカメにし、付けた様子を見せる。
「わぁ…っ…すごい…っ!」
「…4月の誕生石は…ダイヤモンド…その輝きと…曜の明るさと似てるなって…一目見て…思ったんだ。」
「悠くん…っ」
抱き着く曜。
「ごめん…私…悠くんが誕生日忘れてるんじゃないかって…不安で…」
「んなわけないだろ……喜ばせようと…必死に黙ってたんだよ…」
「えへへ…恋人関係になってほしいって言ったのは…気がついて欲しかったから…なんだけど…私の思い違いだったのかぁ…やっぱり悠くんは優しいね…♪」
「…恥ずかしいからやめろっ、ほら早く食べよ!」
「…うんっ!♪」
涙を流したあとの曜の顔は幸せそうで晴れやかで…
ダイヤモンドに負けないくらい…輝いていた。
もう一度…ただ一言…俺はおめでとうと呟いた。
曜は、忘れられない…絶対に忘れたくない…誕生日になったよと満面の笑顔で答えた。
ラブライブサンシャインを好きになった最大の理由は曜ちゃんを見ての一目惚れでした。
そこからぬいぐるみ集めたりストラップ付けたり
クリアファイルをゲットしたりと。
Aqoursを好きになってから1年半位経ちますが、曜の推しは今までもこれからも変わりません。
曜ちゃん…お誕生日おめでとう!!
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