「ちょ、花丸さん!いきなりどストレートにその言葉は厳しくないすか!?」
「1ヶ月以上更新無いとか何してたんずら?
冬眠でもしてたずらー?」
「…いや、まぁ…創作意欲が無くなってたというか…燃え尽き症候群っていうか…」
「そんな事言う口はこの口かな~ん…?」
「いたたたた!痛い、果南さん!」
ほんっっっとにすいません!おまたせしました!
無理くりにはなりますが正月明けで悠の誕生日回にします!
「…そういえば、悠くんの誕生日ってもうすぐなんだよね~」
【えっ、そうなの?全然知らなかった…】
冬休みも残りわずかの、ある日
千歌と果南が電話でやり取りをしていた。
「悠くんのね、お母さんに聞いたの!
そしたら''1月11日''だって!」
【ちょ、もう三日後じゃん!!】
「だからね、Aqoursのみんなで誕生日プレゼント考えようって思ってるの!…どうかな?」
【そ、そうだね…でもこれは急がないと…!】
こうして、Aqoursのメンバーで秘密裏に悠への誕生日プレゼントを考えることとなった。
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その頃、悠本人はと言うと…。
「へっくしゅ!!!」
【あら、風邪~?】
「…誰かが噂してるのかも…」
時同じく、悠も母親に新年の挨拶をしていた。
【ははーん、さては千歌ちゃんだな!?】
「な、なんでその名前が出てくるの!」
【ジョーダンジョーダン……で、悠のお好みの子はどの子なのかな~?】
「…まだ…と言うか、そんなすぐには決められないし…」
【青春してんなコノヤロー!】
…言えないよなぁ…9人も手篭めにしてるとか…。
でもそんなことしててもみんな何も無いって…
俺は種無し巨峰か。
【あ、そうそう…今度…と言ってもまだ先か
全国大会…見に行くからね】
「…そっか、うん…俺の口から言うのも変だけど…
そのライブは…見に来て欲しいかな」
【Aqoursは貴方が作り上げたと言っても…過言ではないわ】
「それはさすがに言い過ぎだよ」
【(本当は千歌ちゃんが言ってた事の受け売りだけどね…)…あ、そうそう、スペシャルゲストも呼ぶからね!】
「…スペシャルゲスト?」
【当日のお楽しみに!じゃね!】
ポカンとする俺をよそに母は電話を切った。
「…スペシャルゲストねぇ…」
嫌な予感5割、少し気になるのが5割…と言ったところか。
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「というわけで!第1回!悠くんへの誕生日プレゼント会議~!!」
「「いえ~い!!」」
ぱちぱちと拍手とどこからが持ってきたか分からないパフパフ鳴る楽器を持ってきた1年生組。
「…2回目ってあるのかしら?」
「あるの?じゃなくて、2回目もするんだよ!
3回目も…5回目もずっと!」
「ふふっ、千歌っちいい事言うわね~♪」
「悠さんのプレゼント…ルビィちゃん、何がいいと思う?」
「え、えええっ…男の人にプレゼントなんか送ったことないから分からないよぅ…」
「あ、こんなのはどうかな!」
ガタッと勢いよく椅子から立ち上がる曜。
「リボンを体に巻いて~…プレゼントは私だよって!」
その発言の後、皆がみな、頭の中で想像する。
【えへへ…今年のプレゼントは…私、だよ…?
悠くんの、好きにして…いいんだ…よぅ?///】
「…ベタすぎますわ…」
「まぁ、悠のことだから喜びそうだけど…」
「うーん…とりあえずその案は保留ってことで…」
「じゃ、じゃあケーキを作るなんてどうかな!?」
梨子が手を叩いてアイデアを出す。
「ケーキかぁ…食べるものもいいけど…やっぱり形に残るものがいいよねぇ…」
「形に残るもの…かぁ…」
アクセサリー…リストバンド…帽子…服。
ホワイトボードに案を書き込むが決定とまでは至らない。
「…あっ…」
ここで何か千歌が思い出した。
「良いもの見つけた!」
「「「えぇ?」」」
「あのね!…こしょこしょ…」
「「「おー!」」」
…果たして、千歌が言ったプレゼントとはなんだったのだろうか?
後半に続きます!
更新遅れて本当に申し訳ない!!
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