キン肉マン~レオパルドン達がオメガケンタウリの六槍客に立ち向かうようです~ 作:やきたまご
完璧超人達との闘いから一ヶ月後、地球に危機が訪れた。サグラダ・ファミリアにオメガケンタウリの六槍客と名乗る六人衆が、サイ攻めてきたのだ。その場に居合わせた、ウルフマンはオメガケンタウリの六槍客の一人、ルナイトを止めるが、他の五人は進行を進めた。
「この俺様が一番乗りだぜ――――――っ!!」
ドイーン
「ぐっ!」
ヘイルマンの左腕に弾丸が飛んできた。
「なにやつだ!」
ヘイルマンが弾丸の飛んできた方向を見て、弾丸をとばした人物の正体に気付いた。
「き、貴様は!?」
その人物の背中には巨大な砲台が付いていた。かつて、王位争奪戦でマンモスマンに秒殺された男である。
「レオパルドン!!」
ウルフマンが意外な助っ人の姿に驚いた。
「な、なんであいつが!?」
「一人、二人止めたところで、我が輩達の進行は止められんわ――――――っ!!」
パイレートマンは勢いを落とさずに、サグラダ・ファミリアに向かった。
しゅるるる
「ムマッ!」
突如、パイレートマンの首に何かが巻き付いた。
「こ、これは鼻か!?」
パイレートマンの首には長い鼻が巻き付いていた。
「この鼻、そして我が輩の力をもってしても簡単に解けない力。あいつしかいない!」
パイレートマンが予想したのは、かつて王位争奪戦でフェニックスチームの一員として活躍した男だった。
「パゴパゴ、こいつは真剣勝負を楽しめそうな漢だぜ!」
そう、パイレートマンを捕らえた男はマンモスマンであった。
ウルフマンやハラボテは次々と出てくるサプライズに驚きを止められない。
「マ、マンモスマンまで来やがるとは!?」
「キャミィ!」
マリキータマンがかまうことなく、進行を続ける。
「スパイラル・ブレット――――――ッ!!」
ギュルルル
ザシュ
「キャミャア!!」
何者かがマリキータマンに突撃し、身体に切り傷をつけた。しかし、冷静に分析を開始する。
「キャミキャミ、見事な空中攻撃、これを繰り出せるのは一人しかいない」
マリキータマンの目の前には鷹の翼を持つ男がいた。かつて飛翔チームの先鋒としてキン肉マンを苦しめた男、ザ・ホークマンであった。
「兵隊超人の強さを思い知らせてやろう!!」
ギヤマスターも流石に足を止めた。
「こ、これは一体!?」
ブオン ブオン
ギヤマスターが大きなエンジン音を聞き、その方向を振りかえった。
ドガァ
「ギシャァ!!」
勢いよく何かが衝突した。
「でくの坊よ、この俺がお前の相手をしてやろう」
ギヤマスターの目の前に、王位争奪戦でラーメンマンを苦戦させたバイクマンの姿があった。
この事態にはオメガマンアリステラも考えを変えた。
「フォ~フォフォ、どうやら簡単にはお宝はゲットできないようだな~」
この事態にかけつけた四人が技をほどき、サグラダ・ファミリアをガードするように固まった。
「この先を通りたくば、俺達を倒してからにして貰おうか――――――っ!!」
ウルフマンもルナイトへの組み付きを解いて、四人の元へ向かう。
「お、お前ら、どうしてここに!?」
「理由はそれぞれ違うがな。奴らの侵攻を阻止する目的だけは同じだぜ!」
レオパルドンが口を開く。
「パゴパゴ、引退した横綱は帰った方がいいぜ。俺だけでも十分なくらいだからな!」
マンモスマンが憎まれ口を叩いた。
「なんだと! 俺の後輩が目の前で惨殺されまくったんだ! 指くわえて黙ってみているわけにはいかねえぜ!」
ウルフマンも負けん気で言い返す。
「まあいい、本軍が来るまでの時間稼ぎにはなるさ」
ホークマンも同様に憎まれ口を叩く。
「本軍だと?」
ウルフマンが疑問そうに聞いた。
「かつての主より、この世を揺るがしかねない事態が起きかねないと聞いた。それを防ぐために、奴らを早く鎮圧せねばならない」
バイクマンが意味深な事を喋った。
「そろそろこちらともお話をしてもらおうか!」
オメガマンアリステラが話を要求した。
「我々にたてつくのであれば、命はない! それを承知で来たのか!」
「当たり前だろ、俺達は観光に来たわけじゃないんだぜ!」
レオパルドンが頼もしそうな態度をとる。
「フォ~フォフォ、では最低限の礼儀として、丁重にお相手をしてやろう。お前達、リングが5つある。そこでこいつらと闘うのだ」
「カキカキ、アリステラも遊びが好きだな~」
ヘイルマンが軽口でしゃべる。
「遊び? 遊びではない、やつらを殺す気でいけ! この地球の真の支配者が誰であるかを思い知らせるのだ!!」
オメガケンタウリの六槍客全員から殺気のオーラが発生する。
「パゴパゴ、殺すだとよ。むしろ俺が殺してしまわないかと心配なんだがな!」
「油断するなよマンモスマン! あいつらは間違いなく強いぜ!」
ウルフマンがマンモスマンの気を引き締める。
オメガマンアリステラを除いた、オメガケンタウリの六槍客の五人がそれぞれ5つのリングにちらばった。ウルフマンと王位争奪戦参加選手達もそれぞれがリングにちらばった。
ヘイルマンのリングにレオパルドンが着地した。
「カキカキ、俺様に砲弾を放った奴が相手か。二度とその攻撃はくわないぜ」
「二度どころか、三度以上当ててみようじゃないか」
レオパルドンも負けじと返し文句である。
リングがかわり、ギヤマスターのリングにバイクマンが降りた。
「ほう、なかなか技術のこめられた身体のようだな。もっとも、このギヤマスター様程ではないがな!」
「ふん、変速機構もエンジンもついていない歯車に負ける気はしないな!」
マリキータマンのリングにはホークマンがおりてきた。
「キャミキャミ、お前も羽を持った超人のようだな。これなら存分に空中ファイトが楽しめそうだぜ!!」
「マリポーサ様、あなたのために私は勝利いたします!」
パイレートマンの元にはマンモスマンが降りた。
「ムマムマ、なみの超人では我が輩のフルパワーは出せないが、お前相手なら本気でいっても良さそうだな――――――っ!!」
ガシィ
パイレートマンがマンモスマンと組み合う。
「この俺とパワーで勝負とは、良い度胸してるぜ!!」
一方、ハラボテのもとにキン肉マンから連絡があり、キン肉マンもまた、現在のサグラダ・ファミリアの状況を見て驚いた。
「ど、どういうことじゃ!? レオパルドン! バイクマン! ホークマン! マンモスマン! それに引退したウルフマンまで!?」
ウルフマンがルナイトに肩の肉を食いちぎられながらも、健闘する姿を見て、キン肉マンもサグラダ・ファミリアへ向かう事を決心した。
ヘイルマンのリングにおいて、早くも両者がヒートアップした。
「カキカキ、お前の事はよく知っているぜ。王位争奪戦最弱チームと呼ばれたビッグボディチームにおいて最も一番弱い超人だってな!!」
ヘイルマンの言葉に対し、レオパルドンは冷静である。マンモスマンもレオパルドンの様子が気になっているようだ。
「俺は案外意地の悪い超人でな~」
スタタタ
レオパルドンが瞬時にヘイルマンとの距離をつめた。
「なに!?」
「お前が最弱超人に負ける姿を全世界の皆に拝ませてやりたいと思っているんだぜ!!」
ドガァン
「カキャア!!」
レオパルドンの放った弾丸が至近距離でヘイルマンをとらえた。
次鋒レオパルドン行きます!!