巨悪が作った破壊の悪魔はヒーローを目指す   作:鉄仮面さん

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ありがとうございます!!!

これからも頑張っていくのでよろしくお願いします!!


走れ!障害物競走!!

「うぉぉおおおおおおお!!」

 

「がんばれよー!!!!」

 

「うわぁ……すんごいいっぱい…」

 

会場にいる観客全員からの声援。敵に襲われたこともあり1-Aに視線が集まっていた

 

他のクラスも出揃い、宣誓台に女性が上がり話し始める

 

「選手宣誓!!!」

 

18禁ヒーロー、ミッドナイトだ

 

「ほぉー今年の1年主審はミッドナイトか!」

 

「あれ?校長は?」

 

「校長は例年3年ステージだよ」

 

「相変わらずすげぇ格好だなぁ!」

 

他のヒーロー達もその姿に目を奪われている

 

もちろん、高校生たちもだ

 

「18禁ヒーローなのに高校にいていいのか?」

 

「いいだろ!いいに決まってんじゃん!!」

 

常闇の言葉にヨダレを垂らしている峰田が反応する

 

「そこ!!静かにしなさい!!選手代表!!1-A爆豪勝己!!」

 

ミッドナイトがそう言った瞬間、ブロリーと轟を除く1-Aの皆がえっ…と呟いてしまう

 

「えぇ〜かっちゃんなの!?」

 

「あいつ一応入試一位通過だったしなぁ」

 

爆豪が宣誓台に上りマイクを自分の口の高さ似合わせてスイッチを入れる

 

宣誓(せんせー)

 

皆、息を飲み爆豪の次の言葉を待つ

 

「俺が1位になる」

 

「絶対やると思った!!!」

 

すると爆豪に向けて他の科の人がブーイングが巻き起こる

 

「調子乗んなよ!!!A組コラ!!!」

 

「ヘドロヤロー!!」

 

「なんで品位を貶めるようなことをするんだ!爆豪くん!!」

 

「ケッ…せめてハネのいい踏み台になってくれ」

 

爆豪の一言でブーイングは更にヒートアップ

 

「どんだけ自信過剰なんだよ!!この俺がぶっ潰したるわ!!!」

 

ほとんどの人は爆豪が自信過剰に見えているだろう

 

しかし緑谷は違う

 

(…前までのかっちゃんならああ言ったことは笑って言うはずだ…かっちゃんは…自分を追い込んでる…)

 

「さて!選手宣誓も終わったことだし!!早速第1種目に行きましょう!」

 

「雄英ってなんでも早速やね…」

 

「1種目はいわゆる予選!毎年ここで多くのものが涙を飲む(ティアドリンク)わ!さぁて!運命の第1種目!今年は…」

 

ドゥルルルルルルという音が鳴り響き画面がくるくると回る

 

「じゃん!障害物競走!!!」

 

「障害物競走?」

 

「計11クラスでの総当りレース!コースはこのスタジアムの外周約4キロ!!我が校は自由が売り文句!うふふふ…コースさえ守れば何をしたって構わない!」

 

ミッドナイトの言葉にブロリーは反応し昨日相澤に言われたことを思い出した

 

 

 

 

「いいか?ブロリー、明日の体育祭の予選はなるべく手の内を見せるな」

 

「なんでだ?」

 

「後々対策をされたりするからだ」

 

「分かった。なら俺は…」

 

 

 

 

(俺は…個性をなるべく使わない!!!)

 

「位置に着いたわね!?じゃあ第1種目、スターーーーーーート!!!」

 

ミッドナイトの合図と共に全員が全力でスタートゲートに走り出す

 

しかしブロリーは違った

 

「ブロリー!?どこいってんの!?」

 

「ブロリーさん!?」

 

「お、おいあれ見ろ!!あいつ観客の席登ってるぞ!?」

 

ブロリーはスタートゲート横の観客席に登りその後ろのドーム横の壁をぶち抜いて外に出る

 

『おーっと!!ブロリーがスタートゲートを無視して壁壊したァァァァ!!』

 

この時点でブロリーは1-Aに向いていたプロヒーロー達の視線を全てかっさらった

 

ブロリーは着地し止まることなく走り始める

 

「チッ…!!待て!」

 

「待たない」

 

ブロリーが轟を引き離し先頭を走っていると大きな影が突然現れる

 

「ロボットか」

 

ブロリーの前に現れたのは超巨大なロボット数十体とその周りを囲む小さなロボットたち

 

『ブロリーが第一関門ロボ・インフェルノに着いたぜ!この関門をどう乗り越える!?』

 

巨大なロボットはブロリーに向かって拳を振り下ろす

 

「こんなパンチ避けるまでもない」

 

ブロリーはロボの拳を受け止め思いっきり引く

 

そして倒れてきたロボットの胴体にエネルギーを纏った拳を叩き込みロボの胴体を貫通して先に進む

 

『1-A、ブロリー!!ロボの腹を貫き止まることなく先にに進んだァァァ!』

 

《標的補足!ブッ》

 

素早く動く小さなロボットも次々と壊しては後ろに投げ妨害をしていく

 

「うわっ!?んだコレ!?」

 

「一旦協力だ!!このでかいロボット退かすぞ!!」

 

 

 

そのあともブロリーはひたすらロボを倒し進路を妨害しつつ先に進んでいく

 

そしてブロリーは第2関門に突入した

 

「綱渡り…!」

 

『ここでブロリーの動きが止まる!流石のブロリーもここはきついか!?』

 

マイクが解説を入れて話しているとブロリーは縄を通らずにジャンプして渡り始めた

 

(間隔が意外と狭い…これなら空を飛ばなくても行ける)

 

『おいおいマジかよ!?ジャンプして渡りやがった!!だが後ろから負けじと爆豪、轟がやってくる!!』

 

「追いついたぞ!!」

 

「待てや毛皮野郎!!!」

 

後ろから追ってくる二人に向かってブロリーはさらにスピードをあげる

 

(はえぇ…!!!クソが!!)

 

(それにアイツ…全く息切らしてねぇ!!)

 

本来ならば爆豪や轟のように汗を滝のように流し息切らしているはず

 

なのにブロリーは少し汗を垂らしているだけでまったく息が上がっていない

 

そしてブロリーが第2関門"ザ・フォール"を超える

 

『先頭集団は難なく一抜け!後ろは団子状態!!上位何名通過するかは公表しねぇから安心せずに突き進めー!!!』

 

 

〜プロヒーロー席〜

 

「1位の彼…どんな個性なんだ?」

 

「見た感じ単純なパワー増強型だろうな」

 

「俺はてっきりエンデヴァーさんの息子が1位を獲るのかと思ってたよ」

 

「早くもサイドキック(相棒)争奪戦だなー!」

 

ブロリーの過去を知らないプロヒーロー達からすればブロリーは個性がすごいとしか思っていない

 

だがブロリーの過去を知っているプロヒーロー達は彼の素の身体能力に驚く

 

「ブロリー君、全く疲れてませんね」

 

「彼の底知れぬ体力、彼が昔にどれほど過酷な生活をしていたかが分かるよ」

 

 

 

『さぁついに最終関門!!かくしてその実態は…一面地雷原!怒りのアフガン!!威力は大したことないが音と見た目がド派手な地雷が沢山埋まってるぜ!埋まってる場所はよく見りゃわかるから目と足を酷使して進めーー!!』

 

他の人はよろよろと地雷をそっと避けて進んでいく

 

『ここでもブロリー恐ろしい速さで進んでいく!!おいおいこいつを誰か止めてくれぇ!!』

 

ブロリーは地雷の埋まっている場所を一瞬で見分け素早く進んでいく

 

しかしそれはブロリーだけではない

 

「追いついたぞ毛皮野郎!!てめぇのあの力…引きずり出したらァァァァァ!!」

 

爆豪は爆破で空を飛びブロリーに追いつき思いっきり背中を爆発させる

 

「ぐっ!!!」

 

ブロリーは背中を爆発させられた衝撃で地雷のある場所に手を付き思いっきり爆発する

 

『ここで爆豪がブロリーを止めたァァァ!』

 

ここで轟もブロリーを氷結させ動きを止める

 

「くっ…!!」

 

「後続に道を作っちまうがそんなこと気にしてられねぇからな」

 

轟と爆豪がブロリーの動きを止める

 

(早く氷を壊さないと…!!)

 

ブロリーは手の氷を頭突きで砕き再び走り始める

 

しかしそれと同時に後ろで大爆発が起こった

 

「なっ…!!」

 

ブロリーの上を鉄の板に乗った男が通り過ぎていく

 

その正体は…緑谷だった

 

『うぉおお!?ここで緑谷、爆発で猛追!!つうか抜いたァァァァ!!』

 

(あいつは…たしかミドリヤ…イズク…)

 

「手の内を隠している場合じゃない」

 

ブロリーはふふっと微笑むと目を瞑る

 

「ブロリー!何してんの!?」

 

『ここで緑谷間髪入れずに後続妨害!!イレイザーお前のクラスすげぇな!どんな教育してんだ!?』

 

『俺は何もしてないよ。奴らが勝手に火ィ付けあってるんだよ。ほらあれ見てみろ、マイク』

 

『ん?あれって…何してんだブロリー!?目瞑ってんぞ!?』

 

プレゼントマイクが声を出し数秒後

 

ブロリーの声があたりに響く

 

「うぉぉぉぉおおおおおお!!!」

 

ブロリーの雄叫びに周りにいたほとんどの人が怯む

 

怯むことなく進み続けていたのは1-A

 

(ブロリーさんの雄叫び…あの時程ではありませんわ!!)

 

USJでの雄叫びに比べればまだ余裕はあった

 

ブロリーは雄叫びを終えると地面から10cm位の高さでホバー移動をするように進んでいく

 

そして前にいる爆豪と轟の横に入りそれぞれの顔の前に手を開く

 

「これを…やる!!」

 

ブロリーの手にあったのは緑色の球体

 

その球体を持ったまま2人の顔を掴み爆破させる

 

「ガハッ…!!」

 

「ゴホッ…!!」

 

「さっきの…仕返しだ」

 

2人が倒れるのと同時にブロリーは地面を滑るように前を進んでいく

 

『ここでブロリー本領を発揮したか!?スロースターターすぎんだろ!!』

 

ブロリーが最初のスタートゲートの中に入っていく緑谷を見つける

 

「緑谷に…追いついた」

 

「ブ、ブロリーくん!?」

 

(まずい!!このままじゃ抜かれる!!)

 

ゴールまで残り数メートル

 

ブロリーが一気に緑谷を抜こうとすると緑谷がブロリーの胸元にとある物をくっつける

 

それは地面に埋まっていたはずの地雷

 

爆豪と轟を追い抜きコケた時にむき出しになっていた地雷を緑谷は持ってきていたのだ

 

「持ってきておいてよかったよ…!!」

 

派手な爆発と音が鳴り響きブロリーの姿が煙で見えなくなった

 

緑谷はこの隙にゴールに向けて走り始める

 

「その程度の爆発じゃ…止まらない!!」

 

ブロリーは緑谷に向けての弱めのエネルギー弾を放ち緑谷の動きを止める

 

「1位になるのは…俺だ」

 

 

 

『最後の最後で再び1位に返り咲く!!緑谷が1位かと思ってたよ!今1番にスタジアムに還ってきたのは…ブロリィィィイ!!!!』

 

ブロリーがゲートから出てくるとドームは歓声に包まれた

 

後ろから緑谷がハァハァと息を切らして出てきたのを見るとブロリーは緑谷の元へいき話しかける

 

「緑谷…」

 

「えっ!?どどどうしたの!?ブロリーくん…」

 

「最後、エネルギー弾当ててしまった…痛かったか?」

 

「い、いや!大丈夫だよ!」

 

「なら…良かった」

 

ブロリーのほっとした表情を見て緑谷は確信した

 

(ブロリー君…本当は優しい人なんだ…)

 

「ブロリー君、次は負けないよ」

 

「……あぁ」

 

第1種目終了

 

結果

 

1位 ブロリー

 

2位 緑谷

 

3位 轟

 

4位 爆豪

 

5位 塩崎

 

6位 八百万

 

7位 骨抜

 

8位 飯田

 

9位 常闇

 

10位 切島

 

を含む上位43名

 

「予選通過は上位42名!そして次から本番よ!!取材陣も白熱してくるよ!気張りなさい!!さぁ続いて第2種目の競技とその説明をするわ!」

 

再びモニターがくるくると回り始め勢いよく止まる

 

そしてそこに書いてあったものは"騎馬戦"

 

「次の競技は騎馬戦!ルールは簡単!2〜4人でチームを組んで相手のハチマキを奪うだけのチーム戦よ!」

 

「入試みたいなポイント稼ぎ形式か!」

 

「本当に簡単なルールだな」

 

普通の高校ならこの後ポイントの割り振りを発表しチームを決め始める

 

だがここは天下の雄英

 

普通のことはしない

 

「順位によって割り振られるポイントを発表するわよ!まず1位に割り振られるポイントは1000万ポイント!」

 

「…いっぱいだ」

 

「この騎馬戦は上位のやつほど狙われちゃう!下克上サバイバルよ!」

 

ミッドナイトが1000万ポイントと言った瞬間、みんながブロリーの方を見始める

 

「…?」

 

今から始まる騎馬戦

 

それは実質1000万の奪い合い




ブロリー無双してたか分からない事件が発動し見直ししてました

次回!騎馬戦!!

今度こそ始まるブロリー無双!!
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