次回を含む2話のほのぼの話を入れて職場体験編に入ります!!
「お、轟!それと八百万!」
「おかえり!席開けといたよ!」
耳郎が空いている席をポンポンと叩き、八百万と轟はそこに座る
「どっちが勝ちそうだ??」
「いやー難しいところよ!今緑谷も解析してたんだけどどっちが勝つかわかんねーって」
「そうか」
「ブロリーさん…頑張ってください…」
『さぁ!!長かった雄英体育祭も終盤!!いよいよ始まるラストバトル!!この試合で雄英1年の頂点が決まるぜ!!』
「あん時の…USJん時ので来いや…毛皮野郎!!!」
「…前も言った…使えない」
『決勝戦、ブロリー対爆豪!!今スタァートォ!!!』
「…?なんで二人共動かねぇんだ?」
「なんか話してんのかね?」
「テメェ…本気でやらねぇでなんでここに立ってやがる!!」
「だから…俺の出せる最大で…お前と戦う!!」
ブロリーはそう言うと爆豪の前まで一気に距離を詰め、顔を殴ろうとする
しかし爆豪はブロリーのパンチをしゃがんで回避し顔を爆破させる
「うっ!!!」
爆豪はすぐさまブロリーの後ろに周り背中を爆破させる
「ぐぅっ!!」
「おら!!動きおせぇぞ!」
ブロリーは挑発してくる爆豪にエネルギー弾を当て地面に叩きつける
「がぁっ!!!」
地面の爆豪を見てブロリーは空を飛びエネルギー弾を撃ちまくる
「この程度で動けなくなる訳ねぇだろうが!!」
爆豪は地面を爆破させ空に飛び上がってブロリーの顔めがけて爆破する
そして爆豪はひとつ気づいた
(顔ん時だけぜってぇ防御してやがる…)
爆豪は手でブロリーの顔を掴んで思いっきり爆破する
「どうだ!!」
「作戦…通り…!」
「!!!?」
爆豪は読みが外れ少し焦っていた
「どういうことだ…クソっ!!」
「……俺はトーナメント戦全ての試合で頭を守って戦ってきた。そうすれば決勝戦で戦う相手が頭を狙って攻撃してくる…だがそれだけじゃダメだと思った。だから体に受けた攻撃を無視して顔だけ守った。俺は"顔だけが弱点"と見せたんだ」
ブロリーは話終えると爆豪にエネルギー弾を投げつける
爆豪は手を爆破させエネルギー弾を回避しブロリーを爆破し続ける
「俺は…1位になるんだ!!テメェの…!テメェの全てをねじ伏せて!!」
爆豪は手のひらを丸くし一点集中の爆発をブロリーに向けて放つ
ブロリーはギリギリのところで回避するも左腕に当たり、当たったところから血が流れる
「うぐっ!!うぁぁああ!!」
会場中にブロリーの叫び声が響く
『爆豪、ここでブロリーにダメージを与える!!これは勝負の行方がわからなくなってきたぞ!!』
「これで…!!テメェの防御は意味ねぇ…!!テメェも本気で来」
爆豪が喋っている最中にブロリーは爆豪の顔をつかみ地面に叩きつけた
「この程度で…!!俺は負けない!」
爆豪は地面に横になったものの直ぐに立ち上がりまた至近距離で背中を撃つ
「がぁっ!!!ぐぅううう!!」
後ろに振り返りブロリーは爆豪を殴りにかかるが爆豪が手を合わせ
「うあっ!?目が…!!」
ブロリーが目を瞑った瞬間、爆豪は足を集中的に爆破させ膝をつかせる
「テメェに!!俺が勝つんだよ!!!
爆豪が麗日戦で見せた最大火力に勢いと回転を加えた爆破をブロリーに叩き込む
『ここで爆豪が麗日戦の時の特大火力以上の爆破をブロリーに当てたぁぁああ!』
『砂煙が舞っていてブロリーの安否が分からねぇ…!ミッドナイト!!』
「こっちからもまだ…あっ!見えてきたわ!!」
砂煙が晴れ始めそこには横になったブロリーが倒れていた
「どうなるんだ…?」
「このままじゃブロリーの負け…」
「ブロリーさん…」
「あっ!見て見て!ブロリーくんが立ち上がろうと…あれ?なんか…目付き違くない?」
葉隠がそう言った瞬間、緑谷、峰田、上鳴、蛙吹、八百万、耳郎が席を立ってブロリーの方を見る
「ほんとだ…」
「あれって…USJの!!」
「やばいって!!早く止めないと爆豪が!!」
6人が慌てていた理由がわかったA組の面々も少し慌て始める
「そうだ!!てめぇのその力が」
「グルルルルアァアアァァァァァァァァ!!」
爆豪の話を遮りブロリーが雄叫びを上げる
その雄叫びは今までのブロリーの雄叫びとは全くの別物だった。会場中が揺れ、ステージには亀裂が入り、ミッドナイトやプロヒーロー達は冷や汗を流す
「ウォォオオオオオオオ!!!!」
次第にブロリーの体から緑色のオーラが溢れ出しあたりを緑色に染めあげる
爆豪はその姿を見て1歩、また1歩と後ろに下がり始めた…しかし爆豪はその光景を見て笑い、再びは榴弾砲着弾を撃とうと飛び上がる
それに対しブロリーは手の平いっぱいにエネルギー弾を作り出し力を溜める
「さっきよりも威力上げてやらぁあああ!!!!」
爆豪はさっきよりも回転しさらに爆発の威力も増した榴弾砲着弾を繰り出してきた
しかしそれに対してブロリーの目には
殺意が篭もっていた
「ブロリーさん!!!落ち着いて!!!」
「ガァアアアアアア!!…!!!」
ブロリーがエネルギー弾を放つ直前
ガウの毛皮が自分の腰から離れていくのが見える
「…!!!ガウ!!」
ブロリーは正気に戻りエネルギー弾を消し、爆豪に背中を向けガウの毛皮を掴む
その瞬間、爆豪の
「…はっ?」
ブロリーはガウの毛皮を握って丸まったまま気絶していた
どうやら壁に頭をぶつけて意識を失った…いや、疲れて寝ているようだった
「テ…テメェ!!ふざけんなよ!!こんなんで勝っても意味ねぇんだよ!!立てや!!立って俺とたた…か…え…」
興奮した爆豪を止めるためにミッドナイトが爆豪に眠り香を嗅がせ眠らせる
「ブロリーくん場外!!よって爆豪くんの勝ち!!」
『…以上、全ての競技が終了!!今年度の雄英体育祭1年優勝は…A組爆豪勝己!!』
プレゼントマイクの声と同時に歓声が起こる
ブロリーは搬送ロボで保健室に運ばれ、爆豪は表彰台の上に運ばれた
そしてそれから30分後
「それではこれより!!表彰式に移ります!」
ミッドナイトの上では花火がポンポン上がっているがみんなはそれを見ていない
「何アレ…」
「起きてからずっと暴れてんだよ……締まんねー1位だよなー…」
みんなの目線の先にあるのは1位と書いてある表彰台の上でガッチガチに縛られている爆豪がいる
「ん゙ん゙ん゙ーー!!!!」
3位の座にいるのは切島と轟
「爆豪落ち着けって!!暴れんな!!」
「……鬼みてぇだ」
そして2位の座にいるブロリーはそんな爆豪を見て謝る
「爆豪…ごめん…」
「ん゙ーーー!!!」
「…?なんて言ったんだ?」
「ん゙ん゙ーー!!!!!」
ブロリーの放った一言に爆豪はさらに暴れ出す
「さ、さぁ!!メダル授与式よ!!今年メダルを贈呈してくれるのは勿論この人!!」
ミッドナイトが会場の1番上に手を向ける
「私がーーー!!!メダルを持って「我らがヒーロー!オールマイトォ!!!!」えぇ…」
オールマイトのセリフとミッドナイトのセリフがカブってしまいオールマイトはミッドナイトを見ながら小刻みに震え始める
「今年の1年はいいなぁ」
「あのオールマイトにメダル授与してもらえんだぜ!?羨ましいねー!!」
「切島少年、おめでとう!!君は強い!だからこそもっと精進するようにね!」
「ウッス!!頑張ります!!」
「轟少年!おめでとう!以前とは顔つきが全然違う。ブロリー少年戦で見せたあの姿…これから共に慣らしていこう」
「はい」
「ブロリー少年!おめでとう!!」
「オールマイト。俺は…また暴走を…」
「…大丈夫。君には友がいる。その力を使いこなせるようになるさ!」
「…あぁ」
ブロリーに銀色のメダルを渡し遂に爆豪の元へ行く
「爆豪少年…っとこりゃあんまりだ。伏線回収見事だったな!」
「オールマイトォ!!こんな1番なんの価値もねぇんだよ!!世間が認めても
(顔すげぇ…)
「うむ!相対評価に晒され続ける子の世界で不変の絶対評価を持ち続けられる人間はそういない!受け取っとけよ!"傷"として!忘れないよう!」
「いらねっつってんだろが!!」
このあと爆豪はメダルを受け取るのに抵抗するもオールマイトが少しメダルを下げた拍子に口の中にメダルの紐が引っかかりそのままぶら下げられた
「さぁ!!今回は彼らだった!!しかし皆さん!!ご覧頂いた通りこの場のどれにもここに経つ可能性はあった!!競い!高め合い!!さらに先へと登っていくその姿!次世代ヒーローは確実にその目を伸ばしている!!てな感じで最後に一言!!皆さんご唱和ください!!」
「プルスウル…え?」
「お疲れ様でした!!!」
「プル」プルス」プル…」
オールマイトのお疲れ様でしたがみんなのプルスウルトラをかき消し会場はブーイングで包まれ体育祭は幕を閉じた
「おつかれっつうことで明日明後日は休校だ。プロからの指名などこっちでまとめて休み明けに発表するドキドキしながら休めよ…以上解散」
「「「お疲れ様でした!!!」」」
この後みんなはそれぞれの帰路につき各家庭で今日の体育祭の録画を見たり疲れを癒したりしていた
そしてブロリーは…
「相澤、明日…街に出かけてもいいか?」
「あぁ…ん?ちょっと待て今なんつった?」
「出掛けたい」
次回!初めての挑戦!ブロリー、1人で街に行く!!
ちょっと終わらせ方が変ですが許してください。
それと爆豪との戦い、読者の皆様の期待を裏切るようなことをしたかもしれません