巨悪が作った破壊の悪魔はヒーローを目指す   作:鉄仮面さん

18 / 24
今回の番外編を挟み、次はヒーロー殺し編に入ります!


初めての挑戦!ブロリー、1人で街に行く!!

雄英体育祭が終わった翌日、ブロリーはジャージを来て雄英高校の校門の前に立つ

 

「よし…行くぞ」

 

何故、ブロリーが1人で街に行くことになったかと言うとそれは昨日の夜7時に遡る

 

「シャーペンと消しゴム、あとマグカップが壊れた。だから自分で買いに行きたいんだ」

 

「俺が買っといてやるぞ?」

 

「自分で何か出来るようにならないとダメだ…だから一人で行かせてくれ。頼む」

 

「……それもそうだな。ブロリー、前の約束したこと覚えてるか?」

 

「必ず7時に帰ってくる、外で個性を使わない、何かされても殴らない」

 

「そのルールを守るって約束するならいいぞ。明日の朝、財布を渡す。だから今日は寝ろ、分かったか?」

 

「あぁ。分かった」

 

と、言うことである

 

 

相澤から街までの地図と電車の乗る時間、機会の使い方の書いた紙を持ち、お金の入ったカバンを肩にかけながらブロリーは街に向かい始めた

 

 

 

 

「耳郎〜ちょっと休憩しようぜ〜…」

 

「あんたねぇ…まだ始めて30分くらいでしょ!?」

 

街の喫茶店の窓側の席、そこで耳郎と上鳴は勉強をしていた

 

「だってよぉ〜!!」

 

「だってじゃない!はぁ…ヤオモモは少し遅れるみたいだし…ヤオモモ来るまで勉強しようって言ったのあんただよ!?」

 

「あー!!なんでそんなこと言っちまったんだ30分前の俺!!」

 

上鳴が机に突っ伏して頭を抱えていると耳郎が上鳴の肩を叩く

 

「ねぇ、あれってブロリー?」

 

「ブロリーは学校にいるんだろー?だったらここにいるわけ…あ、ブロリーだわアレ」

 

2人の目線の先には帽子を深くかぶっていて買い物袋をもって歩いてるブロリーがいた

 

「何してるんだろ…」

 

「ブロリーに何してるか聞きに行こうぜ!!!」

 

「はぁ!?モモはどうすんの!?」

 

「連絡入れといて後で合流すればいいじゃん!ほら見失う前に行くぞ!!」

 

上鳴と耳郎は勉強道具をカバンに入れレジでお金を払ってブロリーを追いかけた

 

 

 

「消しゴムとシャーペンは買った…あとはコップ……マグカップの売っているとこはどこだ?」

 

ブロリーは紙を見ながらマグカップの売っている場所を探していた

 

「まだ時間はある…ゆっくりできる…」

 

ブロリーは帽子を被り直し歩き始める

 

するとその後ろから上鳴と耳郎が手を振って歩いてきた

 

「おーいブロリー!!何してんだー?」

 

「…上鳴、それに耳郎…俺は」

 

ブロリーは2人の方向に向かおうとすると足に何かが当たる

 

ブロリーが下を見るとそこにはアイスを持った小さな女の子がいた

 

「……」

 

「…あいす…」

 

女の子のアイスはブロリーの足に当たって地面に落としたようだ

 

「す、すみません!ほら、お兄ちゃんにごめんなさいして!!」

 

近くにいた親が急いでその子の元へ行き誤らせる

 

「……アイス、どこに売ってる?」

 

「えっ!?…いや」

 

「あっち…」

 

親が断るより先に女の子は泣きながらアイスが売っている場所を指さす

 

ブロリーはその場所に行き、アイスを持って帰ってきた

 

「さっきのはどの種類かわからないから…3段アイスってのを買った。これで許してくれ」

 

ブロリーがしゃがんで女の子にそのアイスを渡すと女の子は泣きやみ、笑い始める

 

「わぁぁあ!」

 

「ありがとうございます…良かったんですか?」

 

「…俺が足元見ていないのが悪かった。ごめんなさい」

 

ブロリーが頭を下げた瞬間、帽子が地面におち顔が見える

 

「あっ!キミ雄英体育祭の!!」

「2位の子じゃん!!」

「惜しかったねー!!」

「意外とデカイんだね!!」

 

ブロリーの周りに一気に人が集まりブロリーは上鳴と耳郎に助けてくれと視線で訴えかける

 

「ちょっとごめんなさーい!!連れを返してー!!」

 

「ごめんなさい!行かないといけないところがあるんで…!!」

 

 

 

〜10分後〜

 

 

「助かった…ありがとう」

 

「良いってことよ!いやーまさかあんなに人が集まるなんてな!」

 

「ウチらも捕まりかけた時は焦っちゃった…」

 

「ブロリーは何してたんだ?」

 

「昨日シャーペンと消しゴムを使い切って…あとマグカップを壊したんだ。だから買いに来て…あとはマグカップだけ」

 

「へぇ〜、なら俺ら案内するぜ?」

 

「!!…いいのか?」

 

「あぁ!前も言ったろ?困ってるなら助けるって!俺達はヒーローの卵だしな!」

 

「うん、そうだね。うちも手伝うよブロリー」

 

「……ありがとう」

 

「っとその前に…ヤオモモ待とうぜ、多分もうそろくるだろ」

 

「百が来るのか…?」

 

「そうだよ??」

 

耳郎が返事をするとブロリーは少し笑った

 

それを見た耳郎は察した

 

"ブロリー…多分だけど百のこと好きだな"と

 

「皆さん!お待たせしてすみません!」

 

耳郎がブロリーを見ているタイミングで八百万が3人の前に現れる

 

その時、八百万はその耳郎を見てハッとする

 

(まさか…耳郎さんはブロリーさんのことが!!?)

 

違う、そうじゃない

 

「よっし!ヤオモモも来たしブロリーのコップ買いに行くか!!」

 

「おー」

 

ブロリーは帽子を被り上鳴について行く

 

耳郎が席を立ち、2人について行こうとすると八百万が耳郎に近ずき耳元で喋りかける

 

「私…応援しますわ!」

 

「?」

 

八百万は耳郎にそう告げると上鳴とブロリーの元へ足を進める

 

しかし八百万は少し不思議な感情に襲われていた

 

(なんでしょう…どこか…モヤモヤしますわ)

 

そんな気持ちを八百万は気にせずにブロリーのマグカップを選びに向かう

 

 

 

 

「お、ブロリーこのマグカップいいんじゃね?」

 

「おぉ…」

 

ブロリーは上鳴の持ってきたマグカップを眺めるが何かが違うと感じ、別のものを探し始める

 

ちなみに上鳴チョイスのマグカップの柄は黄色に黒のジグザグラインの入ったマグカップ

 

「ブロリーさん、こちらのマグカップはどうでしょう?」

 

「…緑色…!!」

 

八百万チョイスのマグカップは全体的に緑色、そして黒のストライプが入ったコップ

 

「これにする…」

 

「早っ!?」

 

「即答したね…」

 

ブロリーは八百万の選んだマグカップを購入し買い物は終了した

 

「終わった、ありがとう」

 

「ブロリー、この後どうするんだ?」

 

「…雄英に帰る。もうすることは無いから…」

 

「そっかー…」

 

「でも……また、一緒に買い物に来てくれるか?」

 

「勿論ですわ!」

 

「当たり前じゃん!」

 

「今度さ、芦戸とかも誘って遊びにいこうよ」

 

「それいいね!」

 

「…楽しみ」

 

ブロリーの笑顔にみんながぽわっとなりその日はそこで解散した

 

 

 

「ん?ブロリーどうしたんだ?マグカップ眺めて」

 

「百が選んでくれたんだ…嬉しい」

 

『そうか!そりゃよかったな!!大事に使えよ?』

 

「…使えない」

 

「『いや使えよ』」




ワンピースのスモーカー初登場シーンを見て思いついた少女でした

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。