巨悪が作った破壊の悪魔はヒーローを目指す   作:鉄仮面さん

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アンケートを試しにしてみました。



職場体験編
コードネームを考えよう


雄英体育祭が終わり、早2日

 

「相澤、包帯全部取れのか」

 

「本当は昨日で全部取れてるはずだったんだ。婆さんが取るなってうるさくてな」

 

ブロリーが相澤と一緒に教室の前に立っているとワイワイとしているクラスメイト声が聞こえる

 

「相変わらず騒がしい…」

 

「…相澤、今少しにやけてた」

 

「…先に入れ」

 

相澤は口元を捕縛具で隠すとブロリーを先に教室に入れると顔をパシッと叩き入ってくる

 

「おはよう」

 

「先生今廊下で」

 

「おはよう」

 

2度目の相澤のおはようにより上鳴は(あ、これ聞いちゃダメなやつ)と察し、静かにする

 

「相澤先生、包帯取れたのね。良かったわ」

 

「婆さんの処置が大袈裟なんだよ。そんなことより、今回のヒーロー基礎学は少し特別だぞ」

 

相澤がそう言うとクラスの半数の表情が少し強張る

 

(ヒーロー関連の法律とか…?)

 

(特別…小テストか!?うっわマジかなんも覚えてねぇ!)

 

「『コードネーム』ヒーロー名の考案をしてもらう」

 

「「「「「「胸膨らむヤツ来たァァァァァア!!」」」」」」

 

芦戸や切島達が席から立ち上がり全員で歓喜の声を上げた

 

しかし相澤が一瞥(いちべつ)すると全員席にキッチリと座る

 

「はぁ…というのも先日話した『プロヒーローからのドラフト指名』に関係してくる。だが今回の指名は将来性に対する"興味"に近い」

 

「え…?なら本格的なのは…?」

 

「本格的な指名が入るのは即戦力と判断される経験を積んだ2、3年から…そして卒業までにその"興味"がそがれたら一方的なキャンセルなんてこともよくある」

 

「大人は…!!なんて勝手なんだ!!」

 

峰田がコンッと机を叩きぷるぷると震えている

 

そんな峰田を無視し葉隠が話し始める

 

「頂いた指名がそんまま自身のハードルになるんですね!」

 

「その通り。で、その指名結果がこうだ」

 

相澤がリモコンを持ち黒板に映像を表示させる

 

ブロリー 5664

 

轟 4112

 

爆豪 3342

 

切島 350

 

八百万 310

 

常闇 263

 

飯田 231

 

上鳴 106

 

麗日 17

 

瀬呂 12

 

「うっわ!白黒着いたァ!!」

 

「見る目ないよね!プロ!」

 

「やっぱりブロリーが多いなー」

 

「爆豪〜お前体育祭1位なのに2位と3位に負けてんじゃん」

 

「負けてねーわ!!くそが!!」

 

「そりゃ表彰台で拘束されたやつとかビビるだろ」

 

「ビビってんじゃねーよ!プロが!!!」

 

 

「ブロリーさん、轟さん…流石です!!私も頑張らなくては!!」

 

「おぉ…俺のはほとんど親の話題ありきだろ」

 

「百…今日訓練するか?」

 

「えぇ!勿論!」

 

「俺もいいか?」

 

「あぁ、いいぞ」

 

「おい、そろそろ静かにしろ」

 

相澤が黒板をコンコンッと叩きみんなを静かにさせる

 

「これを踏まえて指名の有無関係なく"職場体験"へ行ってプロの活動を実際に体験しより実りある訓練をしてもらう」

 

「なるほど!!それでヒーロー名か!!」

 

「俄然楽しみになってきたァ!!」

 

「まぁ仮のヒーロー名ではあるが適当なもんは…」

 

「つけたら地獄を見ちゃうわよ!!」

 

扉が勢いよく開かれミッドナイトが教室に入ってくる

 

「この時の名が世の中に認知されそのままプロ名になっている人が多いからね!!」

 

「ミッドナイト!!」

 

「えーミッドナイトさんの言った通りだ。その辺のセンスは俺にはないからミッドナイトさんが査定してくれる」

 

相澤は教卓の中から寝袋を出し寝ようとする

 

「将来の自分がどうなるのか、名をつけることでイメージが固まりそこに近づいていく…それが『名を体で表す』ってことだ。そうだな…例えば"オールマイト"とかな」

 

相澤はそう言い、完全に眠る体勢にはいった

 

「さ!早速ヒーロー名を考えてくわよ!時間は15分!!」

 

ミッドナイトは前列に小さなホワイトボードを渡して後ろに回させる

 

そしてみんなで考え始め10分経ったくらい

 

 

「ブロリー、お前ヒーロー名考えてるか?」

 

「…まだだ…轟は?」

 

「俺は名前で行く」

 

轟はそう言って"焦凍"とホワイトボードに書いた

 

「カタカナで"ショート"にしてみるのはどうでしょう?そうすればコードネームらしくなると思いますわ」

 

「…それもそうだな」

 

轟は漢字からカタカナに変えそれを眺める

 

「ありがとな、八百万」

 

八百万は笑顔になった轟の顔を見て喜んだ

 

「百…どんなヒーロー名にするんだ?」

 

「私は万物ヒーロー、クリエティです。どうでしょう?」

 

「いいと思うぞ」

 

「クリエティ…カッコイイ名前…」

 

轟とブロリーは八百万のヒーロー名を聞き、ピッタリのヒーロー名だと思った

 

「ありがとうございます!」

 

「…俺、ブロリーにする」

 

「名前でよろしいのですか?」

 

「あぁ、俺はこの名前が1番しっくりくると思う…それに」

 

「それに?」

 

「…みんなみたいにカッコイイ名前が付けれそうにない」

 

ブロリーがそう言うと、轟と八百万はふふっと笑ってしまった

 

「?」

 

「い、いえ…お気になさらず」

 

「お前見た目と性格が全然違うな」

 

「そうか?」

 

「はーい!!そろそろいいかしら!できた人は挙手して発表してね!」

 

(発表形式かよ!?)

 

(これはなかなか度胸がいるな…!)

 

「はい、なら僕から☆」

 

1番最初は青山優雅

青山は自信満々に席を立ち教卓の前へ移動し始める

 

「行くよ…?輝きヒーロー!I can not stop twinkling(アイキャンノットストップトゥインクリング)!!訳してキラキラが止められないよ☆」

 

「「「「「短文!?!?!?」」」」」

 

「青山くん、そこは I を取ってCan'tに省略した方が呼びやすくなると思うわよ」

 

「それねマドモアゼル☆」

 

青山のヒーロー名:Cant'stop twinkling(キャント ストップ トゥインクリング)

 

「じゃー次あたし!リドリーヒーロー、エイリアンクイーン!!」

 

「2!!!血が強酸性のあれを目指してるの!?やめときな!!!」

 

「えーいいと思ったのにぃ」

 

芦戸は口をとがらせて席に戻っていく

 

この時、クラスメイトのほとんどは自分のヒーロー名を言いずらくて仕方がなかった

 

なぜなら最初に短文やエイリアンクイーンのインパクトの強いヒーロー名が出てきてしまったため大喜利っぽい空気になってしまっているからである

 

「じゃあ次、私いいかしら?」

 

「蛙吹さん!どうぞ!!」

 

「私、小学校の頃から決めてたの。フロッピー」

 

「カワイイ!!親しみやすくていいわ!!みんなから愛されるお手本のようなネーミングね!」

 

蛙吹のヒーロー名:フロッピー

 

「…よし!なら俺行くぜ!!剛健ヒーロー!烈怒頼雄斗(レッド ライオット)!!」

 

「『赤の狂騒(あかのきょうそう)』!!これは男気ヒーロー"紅頼雄斗(クリムゾン ライオット)"リスペクトね!」

 

「そっす!だいぶ古いっすけど俺の目指すヒーロー像は"(クリムゾン)"そのものなんす!」

 

「フフ…憧れの名を背負うってからには相応の重圧がついてまわるわよ?」

 

「覚悟の上っす!」

 

切島のヒーロー名:烈怒頼雄斗(レッド ライオット)

 

蛙吹、切島が大喜利っぽい空気を払い皆が言いやすくなり、ここからはどんどんと発表されていく

 

 

耳郎のヒーロー名:イヤホン=ジャック

 

障子のヒーロー名:テンタコル

 

瀬呂のヒーロー名:セロファン

 

尾白のヒーロー名:テイルマン

 

砂藤のヒーロー名:シュガーマン

 

芦戸の(2回目)ヒーロー名:ピンキー

 

上鳴のヒーロー名:チャージズマ

 

葉隠のヒーロー名:インビジブルガール

 

ここで1度波が止まり再び

 

そこでブロリーが手を挙げる

 

「次…俺いいか?」

 

「おっ!ブロリーくん出来たの?持ってきて!!」

 

(ブロリー…一体どんなヒーロー名に?)

 

(なんか凄そうな名前が来そうだな…!)

 

「破壊ヒーロー…ブロリー」

 

「「「思ったより普通!!!」」」

 

「名前でいいの?」

 

「うん…俺に1番しっくりくる。これ以上のヒーロー名はない」

 

「そうね…いいと思うわ!でも破壊ってのはやめた方がいいかもね」

 

「なら……破砕?」

 

「エネルギーヒーローってのはどうだ?」

 

瀬呂が席を立ってブロリーを指さしてエネルギーヒーローと言う

 

「エネルギー?」

 

「だってブロリーさ、エネルギー弾使うだろ?だからエネルギーヒーローってのがいいと思ったんだけど…」

 

ブロリーはそれを聞いた瞬間、目を少し開く

 

「エネルギーヒーロー…それで」

 

ブロリーのヒーロー名:エネルギーヒーロー・ブロリー

 

「さぁどんどん行くわよ!!!」

 

八百万のヒーロー名:クリエティ

 

轟のヒーロー名:ショート

 

常闇のヒーロー名:ツクヨミ

 

峰田のヒーロー名:グレープジュース

 

口田のヒーロー名:アニマ

 

麗日のヒーロー名:ウラビティ

 

そして爆豪は…

 

爆殺王(ばくさつおう)

 

「そういうのやめた方がいいよ」

 

「んでだよ!!」

 

「爆豪〜!爆発さん太郎にしろよー!」

 

「んな名前にするかクソが!!」

 

「…グラウンド・ゼロは?」

 

ブロリーがボソッ口に出す

 

「おっ!?それいーじゃん!」

 

「爆豪!ブロリーの考えたのにしろよ!」

 

「するわきゃねーだろ!!」

 

文句を垂れている爆豪だがバクシンチはまぁまぁいい案だと思って一応心に留めて置くことにした

 

「思ったよりずっとスムーズ!残ってるのは、再考の爆豪くんと飯田くん…それと緑谷くんね」

 

飯田は席で悩みに悩んだ結果、ヒーロー名は考えれず天哉(てんや)になっていた

 

そして次に手を伸ばしたのは緑谷

 

「僕のヒーロー名は…これです」

 

みんなに見せたヒーロー名

 

それは"デク"

 

「えぇ!?緑谷それでいいのか!?」

 

みんなはその名前を驚いたように見ている

 

「この名前…今まで好きじゃなかったんだ。でもある人に"意味"を変えられてさ…僕は凄く嬉しかったんだ。だから…だから僕のヒーロー名はこれしかありません!」

 

「いいね…!ちなみに誰に変えられたの?」

 

「えっ…いやぁそれはちょっと…」

 

「おい!!てめぇいつまでそこいんだ!どけクソが!!」

 

爆豪が緑谷を跳ね除け自分のホワイトボードを教卓にガンッと置く

 

そこに書かれていた文字は"爆殺卿(ばくさつきょう)"

 

「どーだ!これでいいだろ!!」

 

「違う…そうじゃない…」

 

「んでだよ!!!」

 

爆豪勝己

勉強、掃除、料理等なんでも出来る才能マン

しかしネーミングセンスだけが有り得ないくらいなかったのであった

 

爆豪ヒーロー名:再々考

 

こうして1-A組のコードネーム発案会は終了

 

爆豪はしっかりとしたコードネームが出来るまでは名前でやることとなった




短編で書いたお話を投稿するはずが消去してしまいました…
短編は頑張って思い出せる範囲で書きます…
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