結局、爆豪がヒーロー名を考え直すより先に相澤が起き、ホワイトボードが回収される
「爆豪のヒーロー名はまた今度だ。今からは職場体験の説明をする」
職場体験
・職場体験期間は1週間
・指名のあった人は個別に渡すリストの中から自分で選ぶ
・なかった人は予め雄英でオファーした全国の受け入れ可の事務所40件の中から選んでもらう
・それぞれの活動地域や得意ジャンルをしっかり考えて選ぶこと
・今週末までに提出
「えっ!?あと2日しかねーじゃん!!」
「時間は有限、当たり前だ」
相澤は一人一人の指名されていた者の名前を呼びリストを渡した
他の者は前列の机に学校が許可を貰ったヒーロー事務所が書いてあるリストを渡し、後ろに回させた
「全員に行き渡ったな。よし、じゃあ授業はここまで」
相澤が教室から出ていくと全員がリストを見せ合い始める
「なー!ブロリー!!お前どこから来てた?」
上鳴と瀬呂がブロリーの席に行きブロリーのリストを見せてもらう
「あっ!俺も見てぇ!」
「私もー!!」
上鳴の声に釣られブロリーの席の前にたくさん集まってきた
「シールドヒーロークラスト!?」
「ミルコ…ヨロイムシャまで!?」
「上期ヒーローランキング上位ヒーローの名前ほとんどあるじゃん!!!」
「ブロリーさん!凄いですわね!」
「何処に行くのー!?」
みんなはブロリーを見つめ始めブロリーはそんなみんなの目を見ると下を向きはじめる
「まだ…決めてない…」
「…まだ時間あるしな!ゆっくり決めようぜ!!」
切島がブロリーの肩を叩きニコッと笑う
ブロリーはその切島の笑顔を見てホッとしたのかブロリーもニコッと笑った
そして放課後…
ブロリーが約束通りに轟、八百万と特訓していると相澤がひょこっと顔を出す
「ブロリー…と八百万、轟もいたか」
「?…相澤、どうした?」
「お前に会いたいって言う人達がいてな」
「俺に…?誰だ?」
「入っておいで」
相澤が手招きすると体操服姿の金髪の男、水色の髪の女子、少し猫背気味の男が入ってくる
「相澤先生、この方達は…?」
「雄英ビッグ3だ」
「「ビッグ3!?」」
「…偉い人達か?」
ブロリーがそう言うと轟、相澤、天喰以外みんなコケる
「いや…雄英の中で強い人達のことだろ」
「そういう事か」
「確か先輩方は郊外活動をしていらっしゃるのですわよね…一体どんなことを?」
「八百万、それはまた今度だ。さ、自己紹介してけ」
「えーじゃあまずは私から自己紹介!私!
「……?」
ブロリーは
「ねじれさん、ブロリーくん困ってるよ。僕は…………あ、ああ…
「3人でこれだと20人の前だと何も言えなさそうだね!ねぇねぇ知ってる?そういう時はね、みんなじゃがいもだと思って見ればいいんだよ!」
「………もしする時が来るならやってみるよ」
「2人が終わったんなら俺だよね!!3人ともー!!前途ー!!!?」
(((????)))
3人とも頭にハテナを浮かべフリーズする
「多難んんん!!っつってね!よォし掴みは大失敗だ!!俺の名前は
「ビッグ3は変わってるんだな…」
「なんというか…風格が…」
2人がビッグ3の予想外の行動にこの人たちが雄英のトップなのか…?と思っているとブロリーが通形に近ずき話しかける
「……通形ミリオ先輩、俺と戦ってくれないか」
「えっ!?ブ、ブロリーさん…いきなりそれは失礼じゃ…」
「いや!実は僕も手合わせしたかったんだよね!あの力がどのくらい強いのか!いいですか?相澤先生!」
「……あぁ、校長に許可取ったからいいぞ」
「よーし!!ブロリーくん!!今着替えるから待ってて!!」
「何に着替えるんだ…?」
「コスチュームさ!あ、後!俺はミリオ先輩でいいよー!」
通形ミリオがカバンを開けコスチュームを取り出し着替え始めて4分経過
「待たせたね!」
「……かっこいいコスチュームだ」
「おぉ!嬉しいなぁ!」
お互い準備が整い、ミリオは構える
ブロリーは仁王立ちでミリオを睨みつける
「…始め」
相澤の声が体育館に響くと同時にブロリーがエネルギー弾を投げつける
エネルギー弾はミリオに直撃…したと思われたがミリオが突然消える
「!!!?」
ブロリーは少し驚きあたりを見渡す
「通形先輩が消えた…?」
「ワープ系の個性でしょうか…?」
「しっかり見ておけよ、通形ミリオは…俺が知る限り最もNo.1に近い男だ」
「「!!?」」
2人が驚くと同時にミリオがブロリーの後ろに現れる
「後ろがガラ空きだよ!!」
ブロリーは声のする方に急いで振り返りミリオの顔に拳を放つ
しかし拳はミリオに当たらずに通り抜ける
「ッ!!??」
ブロリーが驚き動きが止まっている隙にミリオが腹を思いっきり殴る
「うぐっ!!!」
ブロリーは腹を抑え、1歩下がってすぐにエネルギー弾を連弾する
だがエネルギー弾は全弾ミリオの体を通り抜けていく
「すごい個性だ…」
「へっ!!よせやい!!!」
ブロリーはミリオに飛びかかっていくもミリオが再び消え避けられる
(今…落ちていった…?)
ブロリーは空に飛び上がり地面にエネルギー弾を投げる
「うわっ!凄いねぇ〜…地面が抉れてる…」
「でも…それでもミリオには届かない」
ブロリーは砂煙の中の人影が見えるとそこに急降下し蹴りを入れる
「残念!!こっちだ!!奥義…"ブラインドタッチ目潰し"!!」
ミリオがブロリーの目に当たる直前に手を透過させる
しかしブロリーに対しての目潰しは悪手だった
(嘘だろ…!?)
本来ならば誰もが咄嗟に目を守るために目を瞑る
しかしブロリーは目を瞑らずにミリオの顔を殴る
「いっっ!!!」
「…初めて1発当たった…!」
「君…なんで目を瞑らなかったんだい?」
「目を瞑ってる間に救える命があるから」
「…凄いな…ブロリーくん!!」
「ミリオ先輩…お前の個性は…"通り抜け"か?」
ブロリーがミリオにそう言うとミリオはふふっと笑う
「それは手合わせが終わってからのお楽しみさ!!」
ミリオは消え、再びブロリーの背後を取る
「再び隙あり!!」
ミリオがブロリーの背中を殴ると拳が爆発した
「うぐっ!!!?」
「ミリオ先輩が攻撃してくる大体の場所を予想して、そこにエネルギーの鎧を纏った。当たれば爆発する」
「……ははっ!参ったね…」
ミリオは自分の手を抑え、痛みに苦しむ
「けど…!諦めない!!」
ミリオはブロリーに殴り掛かるもブロリーはミリオの拳をつかみ透過する前に素早く空に投げる
「空中だと逃げる場所はない…!!」
ブロリーは口にエネルギーを溜め始める
(ま、まずい!!!)
ブロリーは少しずつ落ちてくるミリオにビームを放った
「ガァァァァァァァァァアア!!!」
緑色のビームがミリオを包み込み体育館の天井を貫く
「なっ…!!なんだあの技…!!」
「ブロリーさんがあのような技を持っていたなんて…」
ブロリーのエネルギー砲が徐々に消えていき辺りは天井が壊れた時に出た砂埃に包まれる
「結果は!?」
「ミリオ…!!」
ブロリーは口を閉じ再び仁王立ちし一点を見つめる
すると地面からミリオが出てくる
しかしその姿はコスチュームは壊れあちらこちらに傷がついていた
「……まだ…やるか?」
「…参った…!!」
そう言って倒れたミリオはパタリと倒れる
「ミリオ!!!」
「うっそぉ!ミリオ負けちゃった!」
「ブロリー……今のは?」
「口にエネルギーを溜めて撃った」
「お前そんなことできたのか」
「出来た」
「いやー!ブロリーくん!!強いね!!」
「…ミリオ先輩、郊外活動はどこでしてる?」
「俺かい?俺は…サー・ナイトアイの所さ!!」
「…サー・ナイトアイ…」
ブロリーは体育館に持ってきていた指名リストでサー・ナイトアイの名前を探す
「あった…」
100枚近くあるリストの中からサー・ナイトアイの名前の書いてあるリストを見つけブロリーはホッとし微笑んだ
「俺は決めた…サー・ナイトアイの所に職場体験行く」
「……そうかい!!!」
「相澤、いいか?」
「お前の決めたところに行けって行ったろ」
「なら…行く」
ブロリーら第1希望の所にサー・ナイトアイ事務所を書き、相澤に渡した
「通形、天喰、波動…こいつら今から7時まで特訓するんだが…アドバイスをしてくれないか?」
「もちろん!!」
「俺なんかでいいなら…」
「まかせて下さい!!」
「「よろしくお願いします」」
「よろしく…」
「それよりブロリーくん!!あの口からビームの名前は?」
「…名前?」
「そうですわ!あれは必殺技にすべきだと私は思います!!!」
ミリオと八百万が迫ってくる
「……アンガーシャウトなんでどう…かな?」
「…アンガーシャウト…!!……それにする」
「環!いい技名だね!!」
「ありがとう…天喰環先輩…」
「…い、いや…あ、俺も…環先輩で…いい…」
「私ねじれ先輩でいいよー!」
「分かった」
こうしてブロリー達はビッグ3との中を深め、アドバイスをして貰った
しかしその裏で…
悪が再び動き始めていた
今回は通形ミリオ戦でした
口からレーザーはドッカンバトルの技名をそのまま頂きました
感想、お待ちしております!!