「待て!!モヤモヤ!!!」
「待てと言われて待つ阿呆がいますか!!!」
ブロリーは黒霧を追いかけ山岳ゾーンへと入った
ここは山岳ゾーン
本来ならば崖に落ちた人を助ける時のための訓練に使用する場所
ブロリーは黒霧にエネルギー弾を再び放つがワープホールに吸い込まれ無効化される
「チィッ!!」
ブロリーは黒霧に再突進しようとするが下で声が聞こえるのに気づき下を見る
するとそこには敵に囲まれている八百万、耳郎、上鳴がいた
「!!!!」
ブロリーはとても驚いた表情を浮かべたがすぐに黒霧を見る
「……あなたにとってあの卵達は大事なんでね?なら…あなたにもらったエネルギー弾、全てあの卵達にお返ししましょう!!!!」
そう言うと黒霧は3人の上にワープを出現させる
「!! やめろ!!!!」
「やめるわけないだろう!!」
ブロリーは急いで3人の上に行き、ワープホールの前にエネルギーの壁を作る
しかしエネルギー弾は来ずにワープホールからは倒したチンピラ達が降ってきた
「あなたのエネルギー弾はすでに外へ出しています。私の作戦にのっていただきありがとうございました」
黒霧はそう言って空中で消えていく
ブロリーは降ってきたチンピラ達を地面に放り投げ八百万達の元に降りる
「ブロリーさん!来ていらしたのですね!!」
「あぁ。無事か?」
「この状況見ろって!!囲まれてんの!!」
「お前の個性はなんだ?」
「俺の個性は帯電!!電気溜めて出すだけ!!お前らにも被害が出るんだよ!!」
「そうか…八百万百…お前、怪我したのか?」
「えっ?…あぁこのくらい平気ですわ」
「…待ってろ」
「えっ?」
ブロリーは敵達の方へ向き、自分より少し大きな男の前に行き男の前で止まる
「なんだぁ?ガキ!!殺されたくねぇならどけ!!」
「お前なんかに俺は殺せない」
「なんだと!!!なら…今すぐに叩き潰してやるよ!!!」
男は拳を振り下ろしブロリーの顔を殴る
「なっ…!?」
しかしブロリーにはダメージは入らなかった
「くそっ!!くそっ!!!どうなってやがる!!」
男は何度もブロリーに殴りかかるがブロリーは平然としている
「ふんッ!!!!」
何度も顔に攻撃を受けたブロリーは男の首を掴み持ち上げる
「ガッ!!?」
男は慌てて首に手をやった
だがブロリーの手を引き離すことはできない
「ぐるるるる…!!がぁああああ…!!」
「ブロリーさん!!落ち着いてください!!」
首を掴まれている男はじたばたと暴れるがブロリーの手は全く緩まらない
「おいー!お前!!手をはな」
「がぁあああああああ!!!」
ブロリーは手からエネルギー弾を放ちチンピラ達を吹き飛ばす
「近寄るな…!!」
地を這うほど低い声でブロリーはチンピラ達に話しかける
チンピラ達はそのブロリーを見てとても怯えていた
「ブロリーさん!!」
八百万の声でハッとなるブロリー
「その手を離してください!!!!」
ブロリーは自分の手を見ると泡を吹いている男がいた
ブロリーは慌てて手を離し地面に転がった男は引きつった顔をし地面を這いながら逃げていった
「……」
「ブロリーさん!あのままでは殺してしまうところでしたわよ!?」
「流石にやりすぎだよ…」
「す、すまん…」
「まぁとりあえずあいつら逃げていったしさ!早くみんなと合流しようぜ?」
「俺は…相澤のところへ行く。サポートする」
「え、ちょっと待てブロリー!!おい!!」
上鳴はブロリーを止めようとするがブロリーはすぐに飛び立っていった
「私たちも行きましょう!!!!」
「はぁ!?なんで!!?」
「上鳴、あんた見てなかったの!?ブロリー一人でサポートできるわけないじゃん!!」
「で、でもよ…」
「あぁもう!ならうちとモモで行くからいい!!」
耳郎と八百万はブロリーを追いかけ山岳ゾーンを抜けていく
「……わかったよ!!俺も行く!!行くからまってくれぇ!!」
上鳴も覚悟を決め2人を追い始めた
〜USJの広場〜
「すみません、死柄木弔。子供を一人逃してしまいました」
「はっ…?…はぁ…黒霧…お前が移動用の個性持ちじゃなかったら殺してた…プロヒーローは強いしチンピラどもは役に立たない…はぁ…ゲームオーバーだ…帰るか…」
死柄木がそう言って脳みそ丸出しの黒い巨体に近づいていく
「脳無、帰るぞ」
「ぎゅあぁぁ…」
脳無は唸り声をあげ立ち上がり手に持っている何か引きずり始める
「あぁ…そいつはもういいよ。もう動けないだろうしな…可哀想に…個性を消せるっていう素敵な個性があったのに…圧倒的な力の前にはただの無個性へ変わってしまう…」
脳無が引きずっていたのは相澤だった
両腕が曲がってはいけない方向に曲がり
頭からは大量の血が流れている
「ぐっ…く…そ…」
「…脳無、念のためもう一回頭地面に叩きつけとこう」
死柄木がそう言うと脳無は相澤の頭を掴み地面に叩きつける
「これでいい…さぁ帰ろ」
「帰るって…!今帰るって言ったか!!助かるんだ俺たち!!」
「でも…気味が悪いわ…緑谷ちゃん…」
「うん…これだけのことしてあっさり引き返すなんて…」
この場には死柄木、黒霧、脳無の他に蛙吹、峰田、緑谷がいた
脳無の圧倒的な力の前に…死柄木から溢れ出す狂気のオーラに何もできず水の中に入ったままだった
「けどもその前に…平和の象徴としての矜持を少しでも」
先程まで遠くにいた筈の死柄木が突然緑谷の前に現れる
そして素早く蛙吹の顔に手を近づけていった
「……本っ当にかっこいいぜ。イレイザーヘッド」
死柄木の個性は崩壊
五指で触れたものを名の通り崩壊する個性
しかし相澤がその個性を消し、蛙吹を守ったのだ
脳無は再び相澤の頭を地面に叩きつけた
「脳無、ここの3人殺しておけ」
死柄木がそう命令すると脳無は高くジャンプし緑谷の後ろに大きな水しぶきとともに着地する
「!!!!!」
緑谷は慌てて後ろに振り返りスマッシュと叫びながら拳を当てた瞬間激しい風が巻き起こる
しかし脳無はビクともしなかった
「いい動きするなぁ…スマッシュ…オールマイトのフォロワーかい?まぁいいや、脳無。そいつ殺」
「相……澤……?」
死柄木が脳無に命令を出す直前
ブロリーが相澤のところにたどり着いていた
「なんだ?もう来たのか?」
「死柄木弔、彼はこの場で殺しておいたほうがいいと思います。彼のパワーは成長していけば必ず我らの邪魔になる」
「…そうか、なら脳無。あいつ殺せ」
脳無は緑谷の手を離しブロリーに近づきブロリーを殴る
「ぐぁっ!?」
ブロリーが顔を抑えると脳無は足を掴み水辺に叩きつけ空中に放り投げた
「トドメをさせ。脳無」
脳無は跳ね上がり空中に浮いているブロリーの腹に両腕を振り下ろし水難ゾーンに沈めた
「……未来の強敵になるガキも殺したし、帰るぞ黒霧」
「はい」
黒霧がワープゲートを開き死柄木が中に入ろうとした次の瞬間、背筋に悪寒が走る
「黒霧…あいつ本当に死んだのか?」
「死柄木弔、あれを!!」
黒霧の目線を追いかけ死柄木は水辺を見る
「なんだ…?」
ブロリーの沈んだ場所からどんどんと波が広がている
次第に波は大きくなり中心に渦を巻いて深く沈んでいく
「うぅぅうう!!うぉぉおおおおおおお!」
そこにいたのは髪の毛が逆立ち緑色のオーラを纏っていたブロリーだった
最後に出たのはブロリー(怒り)です!
我慢しきれず映画に行ったりしてたので出すの忘れてました…