剣キチIF 感度3000倍の世界をパンツを脱がない流派で生き抜く   作:アキ山

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 筆が乗りましてござりまする。

 山もオチもありませんが、暇つぶしになればと……。


日記17冊目

◇月●×日(くもり)

 

 

 今日は緊急のふうま八将会議があった。

 

 帰ってきた次の日というかなりタイトなスケジュールだが、これには事情がある。

 

 移籍後初となるヨミハラへの救出任務と言う事で、カーラ女王や上原学長から早急に報告せよとせっつかれているのだ。

 

 なんだかんだ言っても相手は新しい親方、報告書一つにしてもヘタな物は出せない。

 

 てなワケで、早急に報告内容を詰める必要がある。

 

 今回の会合に先駆けて、俺は心願寺の爺様と紅姉に話し合いの場を設けた。

 

 ブラックから手に入れた心願寺楓殿と、彼女の第二子であるフェリシアの事を告げる為だ。

 

 話を聞いた爺様は、人から離れつつあるという事実に複雑な表情を浮かべながらも愛娘が生きていることを喜んでいた。

 

 一方の紅姉は、やはりフェリシアが姉妹である事が引っかかるのか、複雑そうな顔をしていた。

 

 一度しか顔を合わせていないが、フェリシアは相当に危険な匂いのする娘だった。

 

 そんなのが妹だと言われたのだから、心中穏やかではないだろう。

 

 こちらの情報を話し終えた後、二人の今後の方針を確認したところ、爺様は力強く楓殿を奪還すると答えた。

 

 フェリシアに関しては歪んだ感性を矯正できるようなら引き取り、魔族に傾き過ぎているならば討つと覚悟を決めているようだ。

 

 紅姉の方は何故か知らないが『次に任務に赴くときは自分も連れて行け』と強くプッシュしてきた。

 

 思えば楓殿の奪還は爺様だけでなく、紅姉にとっても悲願である。

 

 その機会をふいにしたくないという事なのだろう。

 

 まあ、ブラック・サンに対して勝算が出るまではノマドに関わるつもりは無いので、その辺は少々時間をいただきたいものである。

 

 爺様達との席を終えた後、そのまま定例会合への参加と相成ったワケだが、こちらの議題も変わらずノマドとエドウィン・ブラックだった。

 

 まずはブラックとタイマンを張ったことに対する謝罪から始まり、現在判明している奴の能力を説明する事に。

 

 身体能力は魔族の中でも規格外で、戯れに振るったであろう剣の腕も一流ときた。

 

 これだけでも上忍クラスの対魔忍の手に余る代物だが、輪をかけて厄介なのが不死レベルの生命力と重力操作だ。

 

 10秒程度で心臓を再生されたことには顔には出さなかったものの度肝を抜かれたし、例の重力の槌も一撃必殺レベルの強力な技だ。

 

 それよりもヤバいのは、最後に放ってきた重力結界と言うべき代物だろう。

 

 点ではなく面、しかも周辺一帯を巻き込む形で即時展開するので、いくら速度に優れていても回避はまず不可能。

 

 しかも通常重力の30倍というイカレた荷重が掛かる為に、捕らえられれば圧死は避けられない。

 

 井河さくらの影遁ならば逃げることはできるかもしれないが、影から出れば重力の影響を受けるため意味がない。

 

 現状での回避方法は重力のくびきから我が身を解放する軽身功か、因果の破断によって重力結界を断ち切るほかに思いつかない。

 

 共に俺にしか出来ないのが痛いところだ。

 

 唯一の希望は最後に浴びせた一太刀が再生していなかったところだが、コイツも止血は即座に行われていたからイマイチ信用ならない。

 

 とりあえずは諸々含めて、現状でのふうまによる奴の打倒は俺の剣腕の上がり具合に掛かっていると言っていいだろう。

 

 まあ、野郎は不死の王を自認するナチュラルボーンヴァンパイアである。

 

 あの一戦で見せたモノ以外にも、切り札は複数持っているだろうが。

 

 その後、矢崎が持っていた『アンダーエデン』の奴隷娼婦リストからふうまに禄を食む者や知り合いがいないかを確認し、矢崎宗一の不正や顧客リストからの政財界における闇勢力と繋がりがある者の洗い出しなど、上原学長への報告内容を吟味。

 

 次に主流派への対応を話し合う段となったのだが、ブラック襲撃が向こうの防諜のザルさが原因であるとわかった時の小母さんの笑顔の恐ろしいこと。

 

 さらに権左兄ィから骸佐がゆきかぜに言い寄られていた事を暴露された際には、プロレスのヒールさながらに立てた親指を下に向ける始末。

 

 曰く『14歳の青二才に纏(潜入任務の事だ)をやらせた上層部も間抜けだが、奴隷商人の言葉を真に受けて一気に奴隷に堕ちた低脳を嫁にする気はない』とのこと。

 

 あの時権左兄ィと言っていた懸念が的中したわけだが、当の骸佐が胸を撫で下ろしているので、よほどの事が無い限りこの件は立ち消えになるだろう。

 

 で、本題の主流派への落とし前だが、ぶっちゃけると取るものがない。

 

 資金を引っ張ったら向こうが立ち行かんし、装備云々に関しては同レベルのモノを持っている。

 

 人材も最も使い勝手がいい八津九郎を引き抜いたら、アサギの過労死が確定するので無理。

 

 他の上忍連中も八津紫をはじめとしてアサギシンパばかりなので、仮に引き抜いても役に立たないだろう。

 

 とはいえ、今回に関しては御咎め無しはあり得ない。

 

 向こうの怠慢でこっちは頭領が死にかけたのだ、それなりの制裁を科さねば沽券に関わる。

 

 致命傷にならず、さりとて軽傷でもない。

 

 まさに活かさず殺さずな仕置き加減に皆が苦心しているところ、俺はある提案を出した。

 

 それは先の任務で目を付けた上原鹿之助君を引き抜く事だった。

 

 当然、タダの学生である彼だけでは小母さん達は納得しないので、『電輝の対魔忍』と名高い従姉の燐も一緒である。

 

 単体でふうまに引き抜くとなれば流石に彼も難色を示すだろうが、思い人である従姉が一緒ならば首を縦に振る確率も上がるだろう。

 

 八将の皆も『電輝の対魔忍』ならば、とこちらの意見に賛同してくれた。

 

 まあ、本命は燐ではなく鹿之助なんだけどね、

 

 最後に俺はヨミハラにいた時から考えていた、ある事を皆に告げた。

 

 予想通り、みんなからは反対されたうえに死ぬほど怒られたが、これだけは曲げるわけにはいかないので申し訳ないと思いながらも押し通した。

 

 小母さんや紅姉をはじめとして、納得がいっていない人がかなりいるようだが、相談はしたし一応言質も取った。

 

 実行は明日の報告以降にしようと思う。

 

 

◇月●□日(雨)

 

 

 今日は上原学長へ先の任務成果を報告してきた。

 

 学長や神村教諭、学園に居候しているカーラ女王はブラックとやり合った事を知らなかったらしく、またしてもボロクソに怒られるハメに。

 

 中でも女王と神村教諭の剣幕は凄まじいもので、神村教諭からは『ガキが簡単に命を懸けてんじゃねぇ!!』と半泣きで説教され、女王の方からも『貴方が死んだら契約は破棄よ』とシャレにならない脅しを受けた。

 

 ジジイ共が死んで以来の吊し上げを食ったわけだが、彼女達の気が済んだところで話はブラック戦の詳細へと切り替わった。

 

 ブラックと闘って命があった者は魔界でも数えるほどしかいないそうで、奴の能力についての情報は千金の価値があるらしい。

 

 全員の頭を悩ませたのはやはり重力操作であり、現状では上原学長の結界術で影響を遮断できる可能性に賭けるくらいしか対応方法がないそうな。

 

 あとは付録感覚で矢崎の悪行の証拠と例のリストを引き渡して報告は終了。

 

 最後に女王から掛けられた『ふうまとの契約は貴方ありきのモノよ。それを忘れないようにしなさい』という言葉が痛かった。

 

 剣を磨かなければならないのに無茶ができないとは……ガッデムッ!!

 

 追記

 

 今日の深夜、東京キングダム近郊の米連研究施設が消滅したらしい。

 

 原因は調査中だが、現場はとてつもない力で地盤ごと抉り取られていたらしい。

 

 この研究所は銀零を助け出した施設だったので、日記に記しておく。

 

 いささか物騒な出会いだったが、思い出の場所には違いない。

 

 銀零が落ち込んでなければいいが……

 

◇月●△日(かみなり)

 

 

 今日、思うところがあって右目を潰した。

 

 とはいえ、眼も経絡が走る重要な氣の通り道なので無造作に潰したわけではない。

 

 針治療の要領で経穴を穿ち、眼としての機能だけを殺したのだ。

 

 俺が考えに至ったのはブラック戦の敗北が原因だ。

 

 今の俺は前世に比べて、明らかに剣士としての質が落ちている。

 

 ふうまや対魔忍のゴタゴタがあったなんてタダの言い訳に過ぎない。

 

 手にした刀に己が命を懸けてきたのは前世も今生も同じなのだ、ならばその剣腕を鈍らせたのは俺自身の怠慢故だ。

 

 そもそも上海の薄汚れた裏路地をドブネズミのように這いまわって思い知ったはずだ。

 

 『武』は己が全てを捧げて初めて成るモノである、と。

 

 前世というアドバンテージがあろうとも、戴天流を極めんとするならば二足草鞋などあり得ない。

 

 惰眠を貪る邪眼の目覚めを待つ事も、対魔忍として立つ事を夢想する事も不要。

 

 今日、対魔忍であるふうま小太郎は死んだ。

 

 これより俺は本当の意味で戴天流剣士に立ち戻る。

 

 エドウィン・ブラック、次に立ち合う時は貴様の小手先技が通じる俺ではないぞ。

 

 

◇月□×日(晴)

 

 

 朝、念の為に眼帯を付けて部屋を出ると、俺の顔を見た皆は大騒ぎになった。

 

 『早まった真似を……』と泣き崩れる時子姉に、自身の至らなさを泣きながら謝ってくる災禍姉さんと天音姉ちゃん。

 

 銀零は最初は理解していなかったが、俺がしたことを聞くと『痛くないか』と泣きながら眼帯を撫でてくれた。

 

 割とあっさり捨ててしまったが、ふうま宗家にとっては邪眼は自分の全てと言ってもよいものだ。

 

 生まれてこの方役立たずで通してきた我が右眼も、時子姉達には掛け替えのないものだったのだろう。

 

 後悔はしないが反省はしよう。

 

 こと剣術において、俺はどうも視野が狭くなるようだし。

 

 泣かれ責められと大騒ぎだったが、みんなには言葉を尽くして何とか理解してもらった。

 

 ぶっちゃけ、何時目覚めるか分からない爆弾を背負ってブラックみたいな化け物と闘えるほど、俺は器用ではない。

 

 ピンチに陥った時に隠れていた力が目覚めて大逆転なんてのは、漫画かアニメだけの話だ。

 

 現実でそれが起こった場合、突然の事に混乱している内にブチ殺されるのがオチである。

 

 というか、ずっと見えていなかった右目が見えたら、それだけで大きく感覚が狂うのは眼に見えている。

 

 そういった不確定要素を排するというのも、右目を捨てた目的の一つなのだ。

 

 配慮が足りなかったのは理解しているので、こんな騒ぎは今日だけにしていただきたい。

 

 今日は昼前に主流派と会談があったのだが、この騒ぎの所為で災禍姉さんに無理やり米田のじっちゃんのところへ連れていかれた。

 

 道中連絡を受けていたじっちゃんによって頭部の精密検査を受けたのだが、結果は右目以外は異常なし。

 

 目の方も眼球自体は健康体にも拘わらず、視覚機能だけが完全に死んでいるという状態だという。

 

 まあ、そうなるように仕向けたのでこちらとしては問題ないのだが、原因が分からないのでは魔界医療を用いても治療は不可能とのこと。

 

 落胆する姉さんには悪いが、覚悟のうえで潰したものなので再生するのは勘弁してほしい。

 

 さて、話は変わって主流派との会合である。

 

 会場である五車学園校長室に乗り込んだ俺達を待っていたのは、肌色の三連星だった。

 

 自身の衣服を綺麗に脇に畳み、生まれたままの姿で正座していたのはアサギ、さくら、紫の三名。

 

 俺の姿を見た彼女達は一糸乱れぬコンビネーションで全裸土下座を披露してくれました。 

 

 うん、リアル全裸待機とかはじめて見たわ。

 

 というか、井河って全裸土下座が謝罪のスタンダードなの?

 

 これって常識的な人間だったら『馬鹿にしてんのか!?』ってキレるところだぞ。

 

 なんかウェーブみたいに順番に頭を下げまくってたんだけど、ぶっちゃけ見たくなかったので俺は即座に回れ右。

 

 同行していた災禍姉さんと天音姉ちゃんはゴミ屑を見るような目を向けていた。

 

 猛烈に帰りたくなったが、それでは話が進まない。

 

 仕方がないので頭を上げるように言うと、今度は着替えるからと一端部屋を追い出されてしまった。

 

 いや、それだったら普通に土下座しろよ。

 

 客を追い出すとか失礼の上塗りだから。

 

 今朝の事にアサギ達の奇行も相まって、不機嫌さMAXの姉さん達。

 

 話が始まる前から校長室の空気は最悪です。

 

 このままではいかんと思った俺は、何とか音頭を取って会議を始めさせることに成功した。

 

 まずは水城親子だが、桐生によって肉体改造の復元が行われて今は親子共に入院中らしい。

 

 ゆきかぜはナノマシンの排出と脳幹へ植え付けられた『イブ』の除去も終わり、後は薬物の影響が抜けるまで安静。

 

 不知火に関しては長年の調教からか、身体が半ば淫魔へと変貌していた為に復帰までにはかなりの時間を要するそうだ。

 

 治療を担当していた桐生佐馬斗という男は、紫に討伐されるまでは東京キングダムにあるカオスアリーナで、多くの女性に性改造を施して惨めな性奴隷に堕としていた鬼畜医師だ。

 

 そんな奴に身を任せる事になるとは、ゆきかぜには同情を禁じ得ない。

 

 次は報酬と賠償について。

 

 こちらが上原燐、鹿之助の移籍を申し出ると本気で泣きそうになるアサギ。

 

 人手不足に喘いでいるところに手練れの引き抜きを突き付けられればそうもなるだろう。

 

 『なんとか他の条件にしてもらえないか』と言ってきたアサギだが、災禍姉さんが提示した賠償額を見た途端に真っ白に燃え尽きてしまった。

 

 ちなみにこっちが提示した金額は2億円。

 

 慰謝料の他に今回の依頼料も込み込みの値段なのだ、むしろ良心的な値段であると自負している。

 

 アサギはそれでも何とかしたいと必死に頭を捻っていたようだが、名案は浮かばなかったらしくガックリと肩を落とした。

 

 これで一応は井河の同意を得た訳だが、だからと言って本人の意志を無視して移籍させるのは本意ではない。

 

 引き抜きに関してはアサギ達から鹿之助君たちに事前説明を行い、その後で俺と面談して各自の意志に任せる事となった。

 

 全裸土下座を18番とする人間にしては妥当な判断だと思う。

 

 あと矢崎の件について礼を言われたが、それに関してはこちらの思惑もあったので気にしないように言っておいた。

 

 ウチがいらない藪を突いて公安と宮内庁の関係が悪化したら、上原学長に申し訳が立たんし。

 

 最後に『対魔忍のメインはそっちなんだから頑張れ』と励ましの言葉をかけて今回はお開きとなった。

 

 あ、去り際に全裸土下座禁止令を出しておきました。

 

 魔鈴があれ見たらSAN値が物凄い勢いで削られているみたいだし。

 

 今回のを見たら自害するんじゃなかろうか。

 

 

◇月□○日(くもり)

 

 

 今日はオフなので、基礎から戴天流を練り直してみた。

 

 右目を潰してから妙に氣の巡りが良くなったからか、木刀なのに一刀の切れ味が上がっている。

 

 目覚める事が無かったとはいえ、邪眼という異能が氣の流れを阻害していたのだろう。

 

 お蔭で六塵散魂無縫剣も習得とはいかないものの、8割近い仕上がりを叩き出すことが出来た。

 

 これならば、絶技開眼もそう遠くないはずだ。

 

 淫魔族と抗争するように仕向けたとはいえ、稼げた時間はきっと多くない。

 

 一日でも早く剣腕を研ぎ澄まさねば。

 

 余談だが、なぜか今日の訓練を銀零のドローンが観察していた。

 

 妙な気配と視線を感じたんで反射的に剣を振るったのだが、寸止めするつもりが触覚の片方を少し斬り飛ばしてしまったのだ。

 

 思いのほか素早くドローンが逃げてしまったので、銀零に謝りに行ったところ「治るから構わない」と返事が。

 

 気を悪くしてなくてよかったが、治るとはどういう事か?

 

 自己修復機能を搭載しているとしたら、相当に高性能な代物だ。

 

 それ以前にあのドローンは本当に時子姉が与えた物なのか?

 

 感じた視線は人間と同じ感覚がしたのだが……

 

 奴には気を付けた方がいいのかもしれない。

 

 

◇月□▼日(雨)

 

 

 今日、久々に濤羅兄ィが夢に出た。

 

 それはいいのだが、何故かガチ土下座なうえに隣では警官風の制服を着た男が割腹自殺を図ろうとしていたのだが。

 

 自分の夢で自殺されるのも気分が悪いので止めたのだが、例によって二人とも言ってることが要領を得ない。

 

『事態は悪化の一途を辿っている。一刻も早く真摯に向き合うのだ!』

 

 だから何と?

 

 主語が無いよ、濤羅兄ィ。

 

 警官風の男は男で、『この世界の人々に申し訳が立たない。かくなる上は腹を切って詫びを……』と切腹から離れようとしないし。

 

 お前等、本当に何しに来たんだよ!?

 

 安眠妨害にイライラしていると、濤羅兄ィが注目しろと言わんばかりに自身の唇を指さしているのに気付いた。

 

 濤羅兄ィが行ったのは青雲幇に属する兇手のみに伝わる読唇術。

 

 内容は『妹の様子と銀の蟻に気を付けろ』というものだった。

 

 よくは分からないが、この夢では特定のワードはNGとされているのかもしれない。

 

 ふと気づけば、濤羅兄ィの背後にべったりと憑いていた妹の姿が無かった。

 

 そこまでで目が覚めたのだが、謎の警官はともかく濤羅兄ィの話を統合すると『銀の蟻に気を付ける事』『妹、銀零の様子に気を付けて、真摯に向き合うこと』となる。

 

 …………正直、意味が分からん。

 

 とはいえ例の妹が見当たらなかった事も気になる。

 

 ここは────

 

  1.銀零にかぎって、妙な事に巻き込まれているなどあるまい。俺は可愛い妹を信じる!

 

→ 2・やはり気になるので、一度腰を据えて話をしてみるか。

 

  3・例のドローンや妹が魔のモノならば、それに憑かれた銀零も放置できない。宗家であるからこそ、妹とはいえ特別扱いはできぬ。──────斬るしかあるまい。

 

 

 




1.ウロブチ『こっちの話はあーまいぞー』

3・ナラハラ『こっちの話もあーまいぞー』


次回『たった一人の地雷処理! 絶望への反抗! マインスイーパー小太郎』
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