剣キチIF 感度3000倍の世界をパンツを脱がない流派で生き抜く   作:アキ山

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 お待たせしました、ネタ後編完成です。

 掲示板と小説を合わせるとかなりの分量に……。

 何やかやと場面が変わりますが、読んでいただけると幸いです。

 対魔忍RPG

 ハロウィン紅をゲットするも、本が無い為に育成できず……

 さあ、カボチャ狩りだ!!


【ネタ】AD2068・剣キチ版(後編)

前回のあらすじ

 

剣キチ 『首を出せぃ!』(除夜の鐘)

 

同士の会『例えWakaさまと言えど、801とおねショタを禁ずる事は許さぬ!!』

 

 女の情念(欲望)は若様に届くか?

 

【Wakaさま】ふうま秘密クラブ会合スレ【セカンドカー】

 

 

250 名無しのクラブ会員

 

Wakaさま降臨!

 

Wakaさま降臨!!

 

 

251 名無しのクラブ会員

 

こんな薄汚い便所の落書きにWakaさま来るなんて……うっ!

 

 

252 名無しのクラブ会員

 

私達の妄想を全部見てるとか

 

…………ふぅ

 

 

253 名無しのクラブ会員

 

ヤダ

 

このスレ、磯臭い

 

 

254 名無しの執事犬

 

貴様ら、汚いモノを見せるんじゃないッ!!

 

Wakaさまは純真なんだぞッッ!!!

 

 

255 名無しのキッキョー

 

だが、それがいい

 

 

256 名無しのムーンシャドウ

 

真っ白なキャンパスを自分色に染める

 

それこそがおねショタの醍醐味ではないか!

 

 

257 名無しの左に近い人

 

然り!

 

Wakaさまに知られてしまった以上、我等の活動ももはやこれまでッ!

 

ならば、閃光のように……!!!

 

まぶしく燃えて全てをさらけ出してくれるわッッ!!

 

 

258 名無しのクラブ会員

 

コテハン勢が逝ったぁぁぁぁぁぁぁっ!!

 

〉閃光のように……!!!

 

というか、こんな事にポップの名言をパロるなwww

 

259 名無しのクラブ会員

 

くっ……

 

ヤムチャしやがって!!

 

〉閃光のように……!!!

 

オマイ等のは『勇気』じゃなくて『欲望』の産物じゃねーかwww

 

260 名無しの剣キチ

 

イメージを壊すようでスマンが、私ドロッドロの真っ黒ですよ

 

 

261 名無しのクラブ会員

 

なん…だと……

 

 

262 名無しの剣キチ

 

いや、俺が何歳から東京キングダムに行ってると思ってんの?

 

普通からヤバいプレイまで大概は見てます

 

 

263 名無しのクラブ会員

 

そんな…Wakaさまが汚れているなんて…………イケるッ!!

 

 

264 名無しのクラブ会員

 

スレてダーティなWakaさま、アリだな!

 

 

265 名無しのクラブ会員

 

天啓(ネタ)が……天啓(ネタ)がキタッ!!

 

 

266 名無しのクラブ会員

 

【朗報】新ジャンル・スレWakaさま

 

 

267 名無しのクラブ会員

 

これで次のイベントも薄い本が厚くなるなっ!!

 

268 名無しのクラブ会員

 

まるで成長していない……

 

 

269 名無しのクラブ会員

 

お前等は懲りるという言葉を知らんのか

 

 

269 名無しの剣キチ

 

なんつーか元気だねぇ

 

 

269 名無しのタイムマン

 

御覧の通り、この集まりは我々のストレス発散と明日への英気を養ってくれています

 

できれば、処罰は穏便にしていただけると嬉しいのですが……

 

 

270 名無しの剣キチ

 

処罰なんてないぞ

 

つーか、俺をネタにするくらいなら全然構わないし 

 

 

271 名無しのクラブ会員

 

 

 

 

272 名無しのクラブ会員

 

 

 

273 名無しのクラブ会員

 

 

 

274 名無しのクラブ会員

 

 

 

275 名無しのクラブ会員

 

 

 

276 名無しの執事犬

 

…………へ?

 

 

277 名無しのスカーレット

 

これは夢かな?

 

 

278 名無しのクラブ会員

 

今、あり得ない事をWakaさまが口にしたような気が……

 

 

279 名無しの左に近い人

 

皆の者、現実に御座りまする

 

時にWakaさま、───本当によろしいので?

 

 

280 名無しの剣キチ

 

いいよ

 

実際に襲ってくるワケでもなし、目くじら立てて規制する程でもないじゃん

 

 

281 名無しのアイアンレッグ

 

Wakaさま

 

こんな本を書かれて、嫌だとか気持ち悪いとか思わないのですか?

 

 

282 名無しの剣キチ

 

ぶっちゃけ、骸───ここだとセカンドカーか

 

アイツと絡んでる本を見た時は驚いた

 

けどさ、みんなは危険な任務を命がけで熟してくれてるんだ

 

そのストレスが少しでも解消されるのなら、この位は笑って許してやるのがカシラの度量だと思うのよ

 

まあ、アレだ

 

内容は兎も角、本を書いてくれるくらいには好いてくれてるって思ったら悪い気もしないし

 

ヤメロなんて言えねーって 

 

 

283 名無しのクラブ会員

 

貴方は神か……

 

 

284 名無しのクラブ会員

 

これが私達の頭領様……

 

 

285 名無しのクラブ会員

 

何という心の広さ……最高ですッッ!!

 

 

286 名無しのクラブ会員

 

というワケで、Wakaさまからの公認キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

287 名無しのクラブ会員

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

  

 

288 名無しのクラブ会員

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

 

289 名無しの剣キチ

 

あ、そうだ。

 

俺はいいけどセカンドカーは控えめにしてやってくれ。

 

アイツはこういう文化に耐性無さそうだし。

 

あとディープな奴は俺等の目の届かないところで取引して、外には出さないように頼む。

 

 

290 名無しのクラブ会員

 

お任せください(`・ω・´)ゞ

  

 

291 名無しのクラブ会員

 

そのくらいのエチケットは弁えてますので(`・ω・´)ゞ

 

 

292 名無しのクラブ会員

 

ディープワンは放流禁止、これヲタクの基本(`・ω・´)ゞ

 

 

293 名無しのスノーウインド

 

ノォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

294 名無しのクラブ会員

 

スノーウインドから断末魔がwww

 

 

295 名無しのクラブ会員

 

完全禁止じゃないだけマシだと思えwww

 

 

296 名無しのタイムマン

 

時にWakaさま、とても安心した顔をしていますね。

 

 

297 名無しの剣キチ

 

まあ、もっとデンジャーな集まりかと思ってたし

 

つーか、千里眼使ってこっち見てるだろ

 

 

298 名無しのタイムマン

 

はい♪

 

 

299 名無しのクラブ会員

 

千里眼ってあれだよな。

 

タイムマンが【速報】で使うアレ

 

 

300 名無しのクラブ会員

 

そうそう。

 

ちょっと古いけど、アヘ顔の全裸土下座を動画で配信したりとかな

 

 

301 名無しのクラブ会員

 

ふうま独立の時も流れたよな、【速報】

 

 

302 名無しのクラブ会員

 

ニュー速邪眼『千里眼』か

 

 

303 名無しのクラブ会員

 

ちょっwww

 

 

304 名無しのクラブ会員

 

なんという邪眼の無駄使いwww

 

 

305 名無しのタイムマン

 

ふっ、昔は色々と諜報に使ったり、忍法百鬼夜行で全方位から苦無を投げたりできました

 

それも今ではスレ民の様子を見て煽るのが精一杯ですよ

 

 

306 名無しの剣キチ

 

そういやタイムマンの忍術の奥義ってそんなのだったな

 

今でも使えんの?

 

 

307 名無しのタイムマン

 

今はもう使えませんね

 

投擲の腕が落ちたのもそうですが、今やると別のモノが出てきますから

 

 

308 名無しのクラブ会員

 

何がでてくるの?

 

 

309 名無しのタイムマン

 

……………………ど、同人グッズ

 

 

310 名無しのクラブ会員

 

・゚・(つД`)・゚・

 

 

311 名無しのクラブ会員

 

・゚・(つД`)・゚・

 

 

312 名無しのクラブ会員

 

・゚・(つД`)・゚・

 

 

313 名無しのクラブ会員

 

タイムマン

 

お前って奴は……

 

 

314 名無しのクラブ会員

 

もう『昔神童今凡人』なんでレベルじゃねーよ!!

 

 

315 名無しのクラブ会員

 

『昔神童今ダメ人間』ですね、わかります

 

 

316 名無しのタイムマン

 

随分と好き勝手言ってますが、いいんですか?

 

私がブチ撒ける同人グッズの中には、同士の会で書かれたブツ

 

そしてメンバーのペンネームとハンドルネーム、本名が書かれた一覧表もあるんですよ 

 

 

317 名無しのクラブ会員

 

きっさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!

 

 

318 名無しのクラブ会員

 

我々のプロフィールなどどこで手に入れたぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!

 

 

319 名無しのクラブ会員

 

ヤメロッ! 

 

ヤメロォォォォォォォォォッ!!

 

 

320 名無しのタイムマン

 

これもニュー速邪眼のちょっとした応用です

 

分かっていますね

 

身バレが怖かったら、私を戦場に立たせないように

 

 

321 名無しのクラブ会員

 

タイムマンめ

 

なんて恐ろしい脅迫を……

 

 

322 名無しのクラブ会員

 

死ぬ覚悟は出来てても、さすがに『同人やってました』と世間にカミングアウトするのは無理ィッ!

 

 

323 名無しのクラブ会員

 

身バレデータが流出する危険がある以上、絶対に奴を戦場に出すわけにはいかん

 

323 名無しのクラブ会員

 

というか小学生にダーツで負ける奴なんて、どんな場面で出すんだよ

 

 

324 名無しのクラブ会員

 

然り

 

この際、タイムマンには一生ヒッキー&喪女でいてもらおう

 

 

325 名無しの剣キチ

 

話にはついて行けんが、ここのメンツが本人特定されたくないのは分かった。

 

ところでキッキョーさんはいるか?

 

 

326 名無しのキッキョー

 

シュバッ!

 

はっ、ここに控えて御座ります

 

 

327 名無しのクラブ会員

 

文字でニンジャ・ムーヴとは…奴めできておる

 

 

328 名無しのクラブ会員

 

端くれとはいえ、物書きだからなぁ

 

 

329 名無しの剣キチ

 

小説読ませてもらったけど面白かったわ

 

それで作品の中に俺が転生云々って出てたんだけど、あれって何?

 

 

330 名無しのキッキョー

 

なろう系です

 

 

331 名無しの剣キチ

 

うん?

 

 

332 名無しのキッキョー

 

3歳のWakaさまを活躍させるには普通では無理があるので

 

ここはなろう系お得意の転生特典で攻めてみました。

 

 

333 名無しの執事犬

 

貴様ぁッ!?

 

Wakaさまをなろう系呼ばわりとは、不敬にも程があるぞ!!

 

 

334 名無しの剣キチ

 

気にすんな、執事犬。

 

なろう系ってのが何かは分からんが、こっちからネタにしていいって言ったんだ

 

この程度で目くじらを立てちゃダメだろ。 

 

 

335 名無しの執事犬

 

む…むう

 

Wakaさまがそう言うのなら……

 

 

336 名無しのキッキョー

 

転生の内容に関しては、私が中華系が好きだからですね

 

『男たちの挽歌』とか、カッコいいじゃないですか

 

 

337 名無しの剣キチ

 

そ…そうなんだ

 

じゃあ、技とか流派の名前も創作か?

 

 

338 名無しのキッキョー

 

あれは助けてもらった時に聞いたのを憶えていたんです

 

7歳のWakaさまがオークのこん棒や斧をスイスイいなして首を狩っていくの、本当に格好良かったなぁ。

 

 

339 名無しの剣キチ

 

7歳って、もう十年近く前じゃんか

 

よく憶えてたな

 

 

340 名無しのキッキョー

 

Wakaさまの事に関してなら脳内リソースに糸目はつけませんのでッ!

 

 

341 名無しの剣キチ

 

そいつは光栄だ。

 

礼の代わりってワケじゃないけど、小説の続きを書くなら手伝うぞ 

 

 

342 名無しのキッキョー

 

 

 

 

343 名無しのクラブ会員

 

大変だ!

 

キッキョーが息してない!!

 

 

344 名無しのクラブ会員

 

しっかりしろ、キッキョー!

 

Wakaさま公認だぞ!!

 

 

345 名無しのキッキョー

 

…………ハッ!

 

危うく涅槃に行くところでした

 

ですが、本当によろしいのですか?

 

 

346 名無しの剣キチ

 

ああ

 

とは言っても、小説は門外漢だから質問に答えるくらいだけど

 

 

347 名無しのキッキョー

 

それで充分です!

 

ヒャッハー! 薄い原稿が厚くなるぜッッ!!

 

 

348 名無しのクラブ会員

 

でかした、キッキョー!

 

お前は今から小説家だ!!

 

 

349 名無しのクラブ会員

 

忍務は代わってやるから、執筆に集中しろ!!

 

 

350 名無しの剣キチ

 

仲がいいのは結構だけど

 

無理はすんなよ、君たち

 

 

 

 

745 名無しのクラブ会員

 

というワケで、あれから一週間が経った

 

 

746 名無しのクラブ会員

 

今週も無駄に濃かったなぁ

 

 

747 名無しのクラブ会員

 

デカいところだとアヘ顔が体外妊娠したり、甲河の頭領が大失恋したりな

 

 

748 名無しのクラブ会員

 

ぶっちゃけ、土下座でアヘ顔が発した魂の叫びは私達に刺さるものがあるよね

 

 

749 名無しのクラブ会員

 

それは言わない約束だよ……

 

 

750 名無しのクラブ会員

 

けどさ、あの一件ってよくよく考えると

 

Wakaさまが井河の次代を救った事にならね?

 

 

751 名無しのクラブ会員

 

そうなんだけど、Wakaさま結局ロハでやっちゃったしなぁ

 

 

752 名無しのクラブ会員

 

あの件、幹部の中じゃ結構賛否両論だったみたいよ

 

肉団子はともかく、アヘ顔の子については相談してほしかったって

 

 

753 名無しのクラブ会員

 

現場で見てたらかなり緊急性が高い案件みたいだし、ちんたら話し合ってたら間に合わなかったんじゃね?

 

 

754 名無しのクラブ会員

 

その辺も含めて、八将的には振ってほしかったんじゃない?

 

現場からの通信でもさ

 

 

755 名無しのクラブ会員

 

かもねぇ

 

偉い人も大変だ

 

 

756 名無しのキッキョー

 

でけた!

 

でけたぞぉぉぉぉぉぉぉっ!!

 

 

757 名無しのクラブ会員

 

キッキョー!

 

キッキョーじゃないか!!

 

 

758 名無しのクラブ会員

 

ついにできたか!

 

一週間も待たせよって!!

 

 

759 名無しのおばばさま

 

ともかく、早くうPするのじゃ!

 

でなければ、貴様ら半魚人にしてしまうぞ!!

 

 

760 名無しのクラブ会員

 

できれば人魚でお願いします!!

 

 

761 名無しのおばばさま

 

無理!

 

マーマンダインかうみうしが限界!!

 

 

762 名無しのクラブ会員

 

うみうしwww

 

 

763 名無しのクラブ会員

 

魚ですらねえwww

 

 

764 名無しのクラブ会員

 

茶番はいいから、ハリーー!!

 

ハリィィィィィィィッッ!!

 

 

765 名無しのキッキョー

 

このいやしんぼ達め!

 

慌てなくてもエサはくれてやるともさ!!

 

そらッッ!!

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 血と焦土が斑に残る戦場跡を3つの影が行く。

 

 一つは大人、後の二つは幼児であろう小さなモノだ。

 

「おらッ! もたもたすんな!!」

 

 苛ただしげな声と共に忍装束の男が手にした縄を引くと、後ろからついてきていた二人の子供は大きく前につんのめる。

 

 夜闇の先へと目を凝らせば、幼児二人は後ろ手に縛られて首にも縄が打たれ、その口まで猿轡で塞がれているのが分かるだろう。

 

 通常の感性を持つ者がいたなら罪人の様に引き立てられる子供達を救おうとしただろうが、生憎と戦場跡と化した里にはそんな者はいない。

 

 ここにあるのは勝者たる『井河』と敗者である『ふうま』のみ。

 

 こうして首輪をつけた犬のように幼児二人を引き摺る男は、井河衆が敷いたふうまの里攻略本部へと辿り着く。

 

 ボロボロになった衣服に履物も履かせてもらえない子供たちは疲労困憊の様相だったが、男はそんな事など気にもせずに陣幕の入口へと立った。

 

「……月」

 

「さらしな。───ご苦労さん、百地の総大将はいるかい?」

 

 投げかけられた合言葉を無難にこなし、男は門番に声を掛ける。

 

「ああ、百地殿なら陣幕の中に……って、もしかしてそのガキ共、ふうまの後継ぎか!?」

 

「シッ! 声が大きい!!」

 

 声高に叫びそうになる門番の口を押える男。

 

 周囲を見渡して他に聞いている者がいないのを確認した後、男は軽い口を開放する。

 

「勘弁してくれよ。下忍のおいらがこんな大金星を手にしてるってバレたら、名家のボンボンに手柄を奪われちまう」

 

「……すまねぇ。けど、よく捕まえられたな。コイツ等にはふうまの手練れが付いてたはずだろう?」

 

「ちょうど赤毛のチビが小便してるところに出くわしてな。ふうまのガキもいる上に護衛も下忍一人ってんで、サクッと邪魔者を片づけて掻っ攫ってきたのよ」

 

「そりゃまた運がいいこって。しかし、どうして生かして連れてきたんだ? 首だけにすれば面倒も無いだろうに」

 

 門番が発した疑問に、男は分かってないと言わんばかりに大げさに首を左右に振って見せる。

 

「あのなぁ。長老衆の爺様達は、どうしてこんなガキの命を狙ってると思う?」

 

「そりゃあ、ふうまのバカ共が再度反乱を起こさないようにする為だろ」

 

「そうだ。その為には完全にふうまが負けたって証拠が必要になる。それが次代頭領と幹部であるこいつ等の首ってワケだ」

 

「なら、なおの事首だけにした方がいいじゃねぇか」

 

「分かってないね、お前さんは。ふうまは兎も角として、ウチに従った甲河や根来の奴等は宗家のガキの顔なんて知らないんだぞ。仮に首を千切って持って行っても、本当にふうまの次代かって言われたら証明できないだろ」

 

「だから生かして連れてきたと?」

 

「そう。首と違って、生きてるんなら公開処刑やら何やらと利用価値は大きく広がる。里以外に逃れたふうまの残党をおびき寄せる餌とかな」

 

「なるほど。お前、下忍にしては頭いいな」

 

「この一戦で対魔忍の勢力図は大きく変わる。ふうまから井河中心にだ。だから、これからは末端だってオツムを使う時代なのさ」

 

「そうか、俺達は時代の節目にいるんだな。里に帰ったら勉強しなおしてみるかぁ」

 

「おう、そうしろそうしろ! そんじゃ、通させてもらうぜ」

 

「ああ、恩賞が出たら一杯おごれよ!」

 

 軽口を叩き合いながら幕を潜ると、その先には金をあしらった煌びやかな対魔スーツを着込んだ男がくノ一をはせべらせていた。

 

 男の名は百地龍信。

 

 井河の屈指の名家である百地の長、当代百地丹波の嫡男であり、ふうまの里残党狩りの総大将である。

 

「んん? 下忍風情が何の用だぁ?」 

 

 赤ら顔で礼式として跪く男の傍まで寄って行った百地は、下忍の顏に酒臭い息を吐きかけてくる。

 

「はっ! ふうまの次期頭領、ならびに二車の次期当主を捕えてまいりました。見分をお願いいたします」

 

「捕えてきただと? 面倒なことを、その場で首を刎ねればいいだろうに」

 

 総大将が門番と同じ問いを投げる愚物にも拘わらず、男は頭巾から覗く目に笑みを張り付けたまま、先ほどと同じ説明を繰り返す。

 

 もっとも、無礼討ちされないように形式ばった敬語に変えてだ。

 

「ふん、下忍風情が小賢しい。だが、このガキ共を手土産にすれば、口うるさいクソ親父を黙らせる事ができるかもな」 

 

 何時まで経っても自分を認めようとしない当代の驚く顏を夢想しながら、龍信はふうまを背負うはずだった幼子の前に立つ。

 

 ギロリと隻眼で自分を睨む幼子に嘲りの表情も隠さず、その口を封じていた布切れをはぎ取った。 

 

「特別サービスだ。言いたいことがあれば吠えてみろ、負け犬」

 

 まさに傲慢と言うほか無いセリフだった。

 

 しかし、龍信がそう言い放つのも当然であった。

 

 幼子である敵の大将が自軍の手に落ちた、しかも足手纏い付きである。

 

 此度の襲撃という盤上に於いて、これ以上の王手がどこにあろうか。

 

 しかし、この期に及んでふうまの子倅は口角を吊り上げた。

 

 それを見た井河の幹部達は不遜と憤る者が殆どであったが、中には歳不相応な胆力に感嘆の息を漏らす者もいた。

 

 そうして陣幕の面々が注目する中、ふうまの幼子が口を開く。

 

「────ッ」 

 

 対魔忍の優れた聴力を以てしても聞き取れないかすれた声。

 

「なぁにぃ、きこえんなぁ! もっとはっきり喋れ、小僧!!」

 

 それを煽りながら龍信は手を当てた耳を幼児の頭スレスレに近づけた。

 

「坊主、ご苦労さん。ゲームオーバーだ」

 

 子供とは思えない野太い声が耳に届いた瞬間、幼児二人と引き連れてきた下忍の身体からまばゆい光が溢れた。

 

 閃光・轟音・そして爆炎。

 

 そこから先の事を龍信は知るすべを持たなかった。

 

 何故なら陣幕の中にいた誰よりも先に、彼は冥府の門を叩いていたのだから。

 

 

 ◇

 

 

「たまやー! ってなぁ」

 

 ふうまの里を一望できる丘に吹き上がった爆炎を見ながら、俺はちょっとしたブラックジョークを口にする。

 

 不謹慎である事は自覚しているが、作戦の第一段階が成功したのだからこの位はふざけてもいいだろう。  

 

「考えましたね、若様。まさか蔵に保存されていたTNT火薬を、弥右衛門の忍術で傀儡にするとは」

 

 こちらの発言に苦笑いを浮かべながらも、頭を撫でてくる比丘尼さん。

 

 前世の記憶が戻る前から近所のおば……ごほんっ! お姉さん的な態度で俺と骸佐に接していたので、こうされていても違和感や嫌悪感が全く感じない。

 

「あのくノ一から絞り取った情報だと、この襲撃を指揮する現場責任者はボンクラで有名な名家のボンボンらしいじゃねえか。だったら、この程度のブービートラップでも引っ掛かるかと仕掛けてみたら、大当たりだったってワケだ」

 

 頭領の威厳うんぬん的にはアレだが、もう少し好きにさせておこう。

 

「百地の嫡男は大うつけ、この噂は流派を越えて流れていました。一説には『能ある鷹は爪を隠す』という可能性も囁かれていたのですが、戦場で女を侍らせ酒を飲んでいたところを見るに、悪い意味で本物だったようですね」 

 

 傀儡に仕込んでいた使い古しのガラケーを起点に、『千里眼』で陣幕の一部始終を見ていた時子はこの上ないほどに呆れた顔で深くため息をついた。

 

 彼女がライブでブチキレてたので、今は亡き井河本拠地の様子はこちらにも良く伝わっていた。

  

 あの阿呆を反面教師にして、せめて人並みな責任者になろうと思います。

 

 さて、ここで今回の作戦を説明しよう。

 

 まず俺が目を付けたのは水以外の如何なる物質とも同化できる弥右衛門の忍法『無形秘擬』

 

 その中でも同化した物質を使って分身を作り出す事だった。

 

 弥右衛門にこれを使って自分ではなく俺達の分身が作れるか尋ねたところ、呵々大笑と共に『その程度、朝飯前ですぞ!!』と頼もしい返事が返ってきた。

 

 計画の要が出来たら後は早いモノ。

 

 蔵に保管されていたTNT火薬200キロを利用して俺と骸佐、さらに案内役として篝火をモデルにした傀儡を作り出し、そいつに井河火遁衆の装備を着せれば準備完了。

 

 ちなみにこの傀儡、殺傷力を高める為に鉄くずを体内に仕込んでいたのだが、原材料である井河の装備を砕いていた皆はメッチャ笑顔が輝いていた。

 

 頭領としては楽しんでくれて何よりである。

 

 あとは爆発の被害に遭わないように地中へ潜行した弥右衛門が傀儡三体を操って本陣へ出向き、奴等の中央で足の裏から通した雷管に点火すれば任務完了というワケだ。

 

 ちなみに門番と交わした小粋なトークは弥右衛門のアドリブである。

 

 普段から豪快に笑っているイメージが強かったので、あの巧みな喋りを聞いたときは素で驚いた。

 

 そんなこんなで無事に弥右衛門と傀儡達は役目を果たしたわけだが、あの瞬間陣幕内を襲った爆風は18.6943kgf/㎝×2。

 

 これは鉄筋コンクリートや岩が砕けるレベルの爆風が陣幕内を襲ったことになる。

 

 如何に対魔忍と言えど、油断している所にこんなモノを食らっては一溜りもあるまい。

 

「今帰りましたぞ、若」

 

「ご苦労さん、弥右衛門。首尾はどうだ?」

 

「彼奴等は綺麗さっぱり吹き飛んでおりました。生存者はおりませぬ」 

 

 その言葉を合図として、各々の得物を手にしていくふうま衆。

 

 絶体絶命の状況を切り抜け続けてきた彼等は、ここが起死回生の機会である事を理解しているのだ。

 

「総員に告ぐ! ここが正念場だ!! みんなで生き残る為、戦場に行った家族と再会する為に、俺に力を貸してくれ!!」

 

 皆の上げる鬨の声を背に、俺は軽身功を練りながら森の土を蹴った。

 

「頭は潰したが数はいまだ井河の方が上だ! だからこそ地の利を活かせ! ここは俺達の里、俺達の庭だ! 相手の土俵に立つ事なく、徹底的にこちらの有利な状況を作り出して相手を封殺しろ! 卑怯云々なんて戯言に耳を貸すな! 勝って生き残る、それが俺達の正義だ!!」 

 

 俺の指示に異口同音で了承の意が帰ってくる。

 

 里のふうま衆はこの場にいる数十人に減ってしまったが、それでも誰一人否を唱える者はいない。

 

 例の仕込みが上手く行けば、政府も井河もしばらくは動けなくなるはずだ。

 

 その隙を突けば、今の人員だけじゃなく親父殿の戦場から落ち延びた者達とだって合流できる可能性も高い。

 

 おっと、取らぬ狸の何とやらはこの辺にしておこう。

 

 里の安全を確保する、それが俺の考えるふうま復興の第一関門なのだから。

 

 

 ◇

 

 

 ここで時は矢車弥右衛門が任を果たした頃まで遡る。

 

 井河の敷いたふうまの里攻略本拠が爆炎の中に消える少し前、ネットに散在する数々の動画配信サイトやツイッターを始めとする個人配信アプリにとある動画が投稿されていた。

 

 それには忍者のような格好をした成人男性たちが、十二歳の女の子と彼女に連れられた二人の幼児へ刃物片手に襲い掛かる動画だ。

 

 怯える幼児たちを庇いながら、少女は襲撃者へ向けて必死に問いかける。

 

「何故、自分達が殺されねばならないのか?」と。

 

 それに対して忍者たちはこう答えるのだ。

 

「貴様等ふうまは国に逆らった。故にこれは天誅である!!」と。

 

 当然ながら少女は忍者たちの言葉を否定する。

 

 しかし、忍者たちは重ねて口にするのだ。

 

「自分達は公安の依頼によって手を組んだ。それに異を唱えた貴様らは悪なのだ!!」と。

 

 ここで場面は切り替わり、忍者による凶行の犠牲になったであろう人々を映し出す。

 

 夜中に異変に気付いて飛び出したところを襲われた寝間着姿の大人。

 

 布団に入ったまま刃物で胸を一突きにされた老夫婦。

 

 双方が守ろうとしたのか、抱き合ったままで事切れている子供達。

 

 さらには子供を庇おうとした母親と年端のいかない乳飲み子まで。

 

 それは日本では考えられない虐殺の光景だった。

 

 そして最後に忍者の放った言が事実であると示すように、公安警察と対魔忍と呼ばれる集団との密約の書類。

 

 そしてそれに関わった人間の役職と実名入りのリストが提示され、件の動画は終わりを迎える。

 

 アップされた当初、この動画は犯人が忍者の格好をしている事もあって、自主制作の三流ショートムービーと思われていた。

 

 しかしネットの海には暇人が多い。

 

 その中にいる自称腕利きのハッカーが、動画の最後に映っている密約のリストを検証し始めたのだ。

 

 その結果、方々の法的機関のデータベースにお邪魔していた彼は記載されていた名前と役職、そして密約書が本物である事を突き止めた。

 

 まさかの事実が発覚した事により、動画への注目は爆発的に増加。 

 

 さらには当初作りものだと思われていた犠牲者の遺体も、騒ぎを聞きつけて閲覧した海外の著名な映像関係者達が挙ってそれを否定。

 

 この時はじめて、これがやらせではなく現代日本で起こっていた虐殺現場からのSOSであると認識されたのだ。

 

 この時点で動画のアップロードから二週間が経っていた。

 

 動画に映っていた少女と幼子達が助かっているなどと、極楽な思考をしている者は視聴者にはいない。

 

 子供達が必死に発した助けを呼ぶ声に応える事が出来なかった事を悔やむ彼等は、一斉に事の元凶である公安警察、そして政府へと抗議の声を上げ始めた。

 

 これだけならば、政府も多少の強権を発動させて黙らせる事が出来ただろう。

 

 しかし事はそれだけでは終わらない。

 

 動画は世界中に配信されていた事により、米連や欧州連合を始めとする多くの国家からバッシングを受けることになってしまったのだ。

 

 特に欧米諸国は児童虐待には敏感である。

 

 国家も関わる年端のいかない子供の虐殺に対して、これでもかと国際社会における日本の地位を暴落させた。

 

 これには日本政府も堪ったモノでは無い。

 

 もとより政府や公安にしてみれば、今回井河がやらかした蛮行は予想の斜め上であった。

 

 ふうま弾正の企てた反乱を鎮圧する事は許可したが、まさかその関係者を一族郎党皆殺しにしようなどとは夢にも思わなかったのだ。

 

 先進国にして法治国家である日本において、戦国時代の如き真似を実行に移すなど予測できる方がおかしい。

 

 そういう経緯から政府にせっつかれる形で動いた公安は、責任者の山本を介して井河の首脳部にふうまへの侵攻を即座に停止するよう命令を下した。

 

 井河を牛耳る長老衆にとって公安はふうまに反旗を翻らせる道具であると同時に、今後の井河を中心とする新生対魔忍の後ろ盾となり得る存在である。

 

 忍の掟に部外者が嘴を突っ込む事を不快に思ったものの、パトロンの指示なら飲まないワケにはいかないと指示に従う事に。

 

 彼等の中に息も絶え絶えとなったふうまなど何時でも捻り潰せるという驕りがあったのも、中止命令を飲む理由の一つになっていた。

 

 しかし、事態は老人達の思惑を嘲笑うように急転していく。

 

 ふうまの里を包囲していた軍が退いたのを確認した山本は、即座に自衛軍と共同で井河の里を包囲。

 

 同首脳陣全員を集団殺人教唆の罪で逮捕に踏み切ったのだ。

 

 もちろん、切り捨てられると分かった井河の長老衆が大人しくその手に手錠が嵌るのを待つはずがない。

 

 自衛軍など何するものぞと自身が手塩を掛けて育てた暗部を中心に、井河の忍達を率いて自衛軍と一戦交える腹積もりだったのだ。

 

 しかし彼等の思惑を未然に防いだ者が井河の中にいた。

 

 それは『最強の対魔忍』と言われていた若き頭領、井河アサギである。

 

 彼女は弾正による反乱鎮圧に加担したものの、その後の老人達によるふうま殲滅については聞かされていなかった。

 

 その中で妹のさくらが偶然見つけた例の動画が伝えた惨状に、今までのようなお飾りではなく本当の意味での井河の頭領として、老害と化した長老衆を除く事を決意したのだ。

 

 単身、井河の里から抜け出したアサギは旧知の中である山本を介して政府と交渉。

 

 ふうま襲撃の主犯である井河の長老衆の身柄、そして当初の契約では実行部隊とそのパトロンだった二者の関係を、井河を公安の非合法かつ完全な下部組織へ置く事を条件に里への武力行使を留めさせたのだ。

 

 交渉を締結させた後、里へと戻ったアサギはそのカリスマ性で他の対魔忍を戦わずして退け、暗部に関しては『最強の対魔忍』に恥じない強さを遺憾なく発揮して無力化。

 

 長老衆5名を公安へと突き出したのだ。

 

 その後は甲河と袂を分かったものの、アサギ率いる新生井河は公安の中でも正式には存在しない第三のセクションを担う武装諜報員として活動を開始する事となった。

 

 

 

 

「以上が現在の日本の状況です、若様」

 

 手元にある資料を基に私が報告を終えると、顎に手を当てて感心したように小さく唸る若様。

 

 十六歳の内面がそうさせるのだろうが、外見上はお子ちゃまが背伸びしているようにしか見えないので大変可愛らしい。

 

「すげぇな、このアサギって奴。組織の大半を掌握していた老害を叩き出すなんて、そうそう出来るもんじゃないぞ」

 

「『最強の対魔忍』の面目躍如という事でしょうね。武力に関しては周知の事実ですが、まさか政治的手腕もあったとは……」

 

「今後敵対するにせよ手を組む事があるにせよ、目が離せない相手ってワケだな」

 

「はい」

 

 重々しく頷く若様に専属秘書の一人となった私こと桔梗は小さく頷き返した。

 

 ふうまの里襲撃事件から早いもので一年の月日が過ぎた。

 

 あの運命の夜、若様に率いられた私達は一人の犠牲を出す事も無く、司令部を失った井河の刺客たちを討つ事が出来た。

 

 その後、井河が手勢を再編する前に、時子様主導でふうまの里にある要石を使用し悪意ある侵入者を阻む結界を構築。

 

 私達は籠城戦を挑む事となった。

 

 籠城というモノは援軍が確約されている状況で、味方が到着するまでの時間稼ぎに行う策だ。

 

 当時のふうまが頼れる外部勢力と言えば、先代と共に敗北し落ち延びた者達のみ。

 

 それもどれほどの数が残っているかも分からない状態だ。

 

 確実性を求めるなら里に留まるよりも安全な場所へ脱出するべきなのだが、そこは若様が仕込んだ策が物を言った。

 

 強襲を受けたふうまの里と下手人たる井河者の凶行を記録した映像。

 

 時子様の携帯端末から世に発信されたそれは、たった二週間で日本政府を動かす程の力となった。

 

 そのお陰で我々ふうま衆は命を拾う事となり、その後合流する事が出来た先代と共に戦った者達を引き連れて、今はこのアメリカの地で再起を図る事ができている。

 

 あの時、敗残者として死を待つだけだった私達の運命を覆したのが目の前の幼子だなど、誰に話したところで信じる者はいないだろう。

 

「しかしあれだな。みんながそれぞれ動き出してるのに、俺だけ何もできないってのは何か申し訳なくなるよ」

 

「アメリカはそういった部分では厳しいですから。若様を働かせると、今度は我々が児童虐待で世間から非難されてしまいます」

 

「それが厄介なところだよ。せっかく親父の伝手でこっちに来たのによぉ……」

 

「なら、日本に戻られますか?」

 

「冗談。今戻ったら死にに行くようなもんだろ。例の動画で密約文章を世に出した以上、今度は井河だけじゃなくて政府の殺し屋も狙ってくるわ」

 

「分かっているなら大人しくしていてください。お暇なら骸佐様達と遊べば良いではないですか」

 

「俺、中身は17なんだけど?」

 

「なら、子守だとお考え下さい。あの方を将来右腕にすると仰ったのは若様ですよ?」

 

「……しゃあねぇ。そんじゃ童心に帰ってくるか。桔梗、仕事の事は任せたぜ」

 

「いってらっしゃいませ」

 

 革張りの椅子から器用に飛び降りた若様は、ひらひらと手を振りながら会長室から出て行った。

 

 ここは先代が運営していた外資系企業の一つで、現在は若様が相続して以前から社長を務めている佐郷文庫が代理人となっている。

 

 本日の予定が映し出される液晶を見れば、米連政府をはじめとして会合のアポイントが目白押しだ。

 

「さて、今日も一日頑張りますか」

 

 軽く伸びをして、私も主が不在になった会長室を後にするのだった。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

766 名無しのクラブ会員

 

あそこからお米の国に行くとは……

 

ともかく、ハッピーエンドでよかった。

 

 

766 名無しのクラブ会員

 

というか、

 

Wakaさまの策がえげつない

 

 

767 名無しのクラブ会員

 

現実でもやったメディア戦略に加えて

 

弥右衛門様の人間爆弾が容赦無さすぎるわ

 

 

768 名無しのキッキョー

 

あの二つはマジでWakaさま発案な

 

あの状況を覆すにはこれくらいしないとダメだろうって

 

 

769 名無しのクラブ会員

 

対魔忍的には破った勢力を根絶やしにするのは珍しくないけど

 

常識に当てはめたら普通に大量虐殺だもんな。

 

白日の下に晒したら、そりゃあ世間から非難されるわ

 

 

770 名無しのクラブ会員

 

例のNINJA騒動もそうだったけど、これがWakaさまの怖いところ

 

私達と違って対魔忍とは別視点で物事を見てる時があるもん

 

 

771 名無しのクラブ会員

 

ウチ等って物心つく前から対魔忍は社会の闇に潜んで悪を討つなんて叩き込まれたからなぁ

 

それを世間に公表するなんて、とてもじゃないけど考えつかんわ

 

 

772 名無しのキッキョー

 

 

その辺は下忍と頭領の教育の差なのかもしれないけどね

 

 

773 名無しのタイムマン

 

 

【速報】帝から勅命が来た

 

日本脱出がヤバい

 

 

774 名無しのクラブ会員

 

え?

 

 

775 名無しのクラブ会員

 

え?

 

 

775 名無しのクラブ会員

 

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

 

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