剣キチIF 感度3000倍の世界をパンツを脱がない流派で生き抜く 作:アキ山
クリスマスイベント、私はもうあきらめたよ。
あの双六みたいなマップ、周回するのは無理。
取りあえずは対魔石を溜めて、正月のイベントに賭けようと思います。
◆月〇×日(五月雨)
没収された相棒を想って、日々枕を濡らしている小太郎です。
紅姉救出から二週間が過ぎた。
当の紅姉の様子だが、心願寺の爺様の話では魔薬の方も完全に抜けて体調も完全に回復したそうだ。
これに関しては素直にめでたいと思うのだが、最近当人に避けられている身としては少々複雑である。
紅姉とのエンカウント率は以前に比べてグッと上がったのに、俺を見るなり顔を真っ赤にして『はわわわわっ』などとよく分からん奇声をあげながら去って行かれては、こちらとしても対処に困る。
とりあえず以前の粗相については気にしていないと伝えたいのだが、この調子ではそれもいつになる事やら。
一方で発生早々に調査に動いていた紅姉拉致事件、その裏も取ることが出来た。
災禍姉さんから上がって来た報告書では、今回の件はノマド・政府・公安・対魔忍、その全てが関わっていたらしい。
先ず、ノマドから顧客である大物政治家へ対魔忍の中にエドウィン・ブラックの血縁者がいるという情報が、政府内に拡散させるようにとの指示と共に届けられた。
その政治家が汚職の証拠と鼻先にぶら下げられた多額の報酬を目当てに指示に従うと、当然この件は国内安全を担う防衛大臣を始めとする各機関で問題となった。
公安第三セクションに組み込まれている対魔忍は、今やヨミハラや東京キングダムから押し寄せる魔族への抑止力として無くてはならない存在となっている。
そこに獅子身中の虫というべき存在がいるとなれば、安心して運用などできはしない。
公安はすぐさま対魔忍上層部に真偽のほどを確かめるように通達を出した。
紅姉の件は対魔忍上層部の中でもよく知られていた為、調べるまでもなく目星をつけた老人達は紅姉の事を報告すると共に裏切り者として処理しようとした。
ふうま八将の一つ心願寺の跡取りであり、対魔忍の仇敵たるエドウィン・ブラックの娘。
老人達にとって生かしておく理由は無かったのだろう。
しかし、彼等の動きは公安からの命令によって遮られる事となる。
曰く『近頃活躍目覚ましいふうまの上層部に属する者を確たる証拠も無いままに処罰しては、現体制とふうまの禍根となるだろう。それを避ける為にも任務中の事故という形で処分するべきである』
この命令の出所は言うまでもないが例の政治家、そして奴を傀儡としたノマドであった。
ブラックか、それとも幹部連中の何者かか。
指示の出所ははっきりしないが、少なくともノマドが心願寺紅という存在に興味を持っているのは確かのようだ。
こうしてノマドが裏で糸を引く中、政府と公安の手によって罠の舞台が用意され、紅姉はそれに堕ちてしまったというワケだ。
ちなみにこの話の取っ掛かりを吐いた苫利は、爺様に文字通り寸刻みに解体されてブタの餌になった。
前回の会合でこの結果を知らせたところ、爺様はもちろん紅姉を我が娘のように可愛がっていた二車の小母さんもブチキレ、危うく第二次ふうま反乱が勃発するところだった。
まったく二人ともまだまだ精神鍛錬が足りない。
俺なんて報告書を読んでも我を忘れるなんて無かったというのに。
そう、倉庫の封を破ってムジュラの仮面とデスモドゥスを持ち出し『仮面ライダー・ムジュラ』として井河宗家と公安警察に『TO HELL』しようとするくらいに冷静だったのだ。
……それについては時子姉が泣いてしがみ付いてきたから止めたけどさ。
さて、この事を踏まえたうえで俺は八将の皆にカーラ女王からの勧誘の件とこちらの所感を発表した。
対魔忍の上層部である政治家が一部とはいえノマドを始めとした魔界勢力と繋がっている以上、現体制のままで対魔忍の使命を果たすのは不可能に近い。
一方で上層部のふうま不信と宗家への憎悪の深さを考慮したところ、対魔忍に所属しながらのふうま再興は難しいと言わざるを得ない。
この事は紅姉の事件を見れば明らかである。
だからこそ、古巣に固執せずに新天地で再起を計る事も考慮に入れて欲しい、と。
この案に諸手を上げて賛成したのは心願寺の爺様だけで、二車の小母さんと甚内殿は答えを返そうとしなかった。
爺様に関しては直系の紅姉がマトに掛けられたので、このまま日本に留まると言う選択肢はないだろう。
ただ、他の二人に関しては没落した心願寺や飾りだけの宗家とは立場が違う。
下に付く家々への対応やそれに伴う外部との折り合い等々、どういう立場を取るにせよ厄介事が付いて回るからだ。
ともかく、どう動くにしてもまずは一度カーラ女王と話を詰める必要があるのは確かだ。
このように厄介事だらけの日々だが、少しだけ良い事もあった。
宗家第三の要員として、ふうま天音姉ちゃんが戻って来てくれたのだ。
これは割と本気で移籍の事を考えていると家族会議で伝えたところ、災禍姉さんが上手く老人達を騙くらかしてウチに引き抜いてくれたのだ。
一応は災禍姉さん同様に俺の監視ということになっているが、本人には全くその気はない。
曰く『若様の活躍はよく存じております! 対魔忍最年少の任務達成記録樹立を始めとして、イングリッドを始めとする魔界の剣豪を悉く打ち倒す武! さらには例の忍者騒動でふうまの名を世に知らしめる手腕など!! この天音、宗家の執事として鼻が高いです、宗家の執事として!!』とのこと。
ふうまへの忠誠心が振り切れているのはいいとしても、そのテンションの高さには対応に困ってしまう。
こっちが声をかける度にブンブンと勢いよく振られる犬の尻尾が見えるのはきっと幻覚だろう。
あと、時子姉に突っかかるのを止めてもらえたら言う事ないんだけどなぁ。
◆月〇□日(晴れ)
今日はカーラ女王と会って来た。
目的は勿論、むこうから送って来たラブコールに対する条件のすり合わせである。
今回参加したのはふうま側は俺と右腕である骸佐、二車の執事である権左兄ィに宗家執事の天音姉ちゃんだ。
そうそう、天音姉ちゃんだけど正式に宗家執事になったワケじゃないから。
会議参加に際して役職として、こう名乗っているだけなので悪しからず。
一方、カーラ女王の方は前回と同じく本人と護衛であるマリカ・クリシュナ卿。
さらに日本有数の結界師であり吸血鬼ハンター育成学校『隼人学園』の理事長を務める上原北絵女史に、同学園の教師兼日本最強の吸血鬼ハンターである神村東女史だ。
今回の会合で最初に伝えたのは紅姉救出に関しての助力に対しての謝礼と、ふうまとしてカーラ女王の申し出を前向きに考えているという事だ。
俺としてはしっかりとした言葉を返したかったのだが、ふうま内部でしっかりとした調整が出来ていない以上は言質を取られるような発言は控えないといけない。
むこうのメンツはヴラド国のトップに加えて、平安時代の陰陽寮から続く日本呪術界の権威と国内外に勇名を轟かせる吸血鬼ハンターのトップランカーだ。
下手に思わせぶりな事を口にしたら逃げられなくなる。
むこうも現状の俺の立場が分かっているのか、早期の返答を求められなかったのは正直助かった。
こちらも年内を目途に返答したいと返しておいたが、間に合うかどうかは微妙なラインと言わざるを得ない。
さて、今回の会議に上原・神村両氏が顔を出した理由についてだが、これはふうまを引き抜く為の手助けをする為だと言う。
ふうまを対魔忍としてそのまま引き抜くとなれば、当然ながら簡単には行かない。
非公式とはいえ公安直属の部隊である対魔忍には国家機密レベルの情報が否応なしに流れてくる。
そんな立場の一団が他国の諜報機関に移籍するとなれば、日本は形振り構わずに阻止しようとするに違いない。
しかも引き抜きの声を掛けたのはカーラ女王なのだから、大義名分も向こうにある。
この件が明るみに出れば、井河と自衛軍を相手取ることになるだろう。
こちらとしてもそんな事態は絶対に御免被る。
日本の敵になるくらいなら、今から反乱起こした方が百倍マシだ。
ぶっちゃけ先制でアサギとジジイ共の首を獲れば負けは無いし、被害の方も最小限に抑えられるだろうからな。
まあ、そうなると今でさえ深刻だった対魔忍の人手不足は壊滅的状況に陥って、遠からず公安に使い潰される未来しか見えないからやらないけど。
そういった事態を避ける為に上原女史達の手を借りるワケだが、手順としてはこうだ。
まず、ふうま一門は対魔忍を引退・廃業する。
当然、ウチの仕事を考えれば一般の自営業のように『廃業届』一通で終わりとはいかないが、こちらと同時進行で上原が宮内庁に働きかけて公安の上である警察庁に交渉を持ち掛ける。
交渉内容は廃業したふうま一門を上原家由来の隠密集団として雇用する事。
そして、対魔忍の経験を活かして対吸血鬼の実行部隊として運用するというものだ。
当然、先方が首を縦に振るわけがないだろうことは想像に難くないが、そこは俺達が集めに集めたブラック労働やパワハラ・セクハラ・児童虐待の記録が火を噴く事で対応する。
幸いな事に我等ふうま忍軍は、過日の事件でメディアにも覚えがめでたい。
そこにアサギによる5歳児公開処刑や全裸吊るし上げ大会の画像が出回ればどうなるか?
少なくとも公安のトップを始めとして大方の首はすげ変わり、井河主導の対魔忍は契約を切られることだろう。
国外脱出ならば機密保持の為に形振り構わず対応するだろうが、国内での移籍となれば奴等とて無茶は出来まい。
で、上手く移籍が成功すれば俺達は上原女史が経営する学園の警備がてらに吸血鬼の事を学ぶ。
そして、二か月ほど時間をおいて吸血鬼の生態の実地研修という名目でヴラド王国へ飛び、そこで事故死する事になる。
もちろんこれは偽装であり、死んだと見せかけた俺達はそのまま女王が用意したヴラド王国の戸籍を得る事で亡命を成功させるというものだ。
なんともはや、ややこしい手順である。
骸佐や権左兄ィなんか、あからさまに顔を顰めていたし。
とはいえ、穏便にこちらが鞍替えするならば、この位はしなければならないのも事実。
移籍が決定したら、何回か上原女史と計画を詰めねばならんな。
で、その後は『こちらの実力が見たい』という上原・神村両女史のリクエストに応えて模擬戦をしたり、俺が学校に行ってない事がバレて神村女史がキレたりと中々に大変だった。
神村女史は教職に就く者らしく、『子供を学校に行かせないのは虐待だぞ! 義務教育を知らねぇのか!?』と憤っていた。
ちなみに対魔忍の本拠地である五車の里には一応『五車学園』という中高一体の学園がある。
対魔忍の家系は小学校は自宅学習で済ませて、中学で初めて学校に行くのが習わしなのだ。
何でも心身共に基礎を築く幼少期に学校で時間を取られては、優秀な対魔忍になれないとか何とか。
因みに学園で教えるのは忍術の制御と対魔忍としての本格的な任務のイロハなのだが、同時進行で一般教養の授業もしているらしい。
時子姉曰く、授業内容は進学校レベルなんだとさ。
そういう理由から神村女史の怒りを『風習だし、俺は忙しいんだから仕方ないやん』とスルーしかかったのだが、銀零の事を考えて即座に思い直した。
あの子だってもう7歳、世間一般では小学校に行ってなくてはならない歳だ。
頭を対魔忍に汚染されそうになっていたことに戦慄しつつも、俺は7歳の妹がいるので学校に入れてくださいと五体投地しといた。
天音姉ちゃんが騒いでいたけど、俺はふうまの頭領の前に銀零の兄であり親代わりなのだ。
可愛い妹の為に頭を下げる事に何を躊躇う事があろうか。
幸い『隼人学園』には初等部もあり、女王の方も帰化が完了したら小学校に入れてくれるそうなので、この件については一安心である。
最後に女王から提示された雇用条件の草案が提示され、会談は終わりを迎えた。
雇用条件については、付いてきた三人共に妥当であると納得してくれた。
給与面に関しては下忍は収入が増えるのは確実なようなので、ある程度は下からの不満は緩和できるものと思う。
というか、公安から降りてくる任務報酬が爺共や井河の家に中抜きされて、ウチや八将が自腹切らんとシャレにならないレベルだからな。
うん、命懸けの仕事なのに手取り20以下とかナイワー。
取りあえず、賃金アップを確約できるのは本当にありがたい。
ブラック企業脱退を目指して頑張ろうじゃないか。
◆月〇▼日(曇り)
今日、久しぶりに同世代の知り合いが出来た。
名前は秋山達郎。
逸刀流で有名な秋山家の長男なんだが、彼は俺と同じく忍術に目覚めておらず、周りのクソガキから虐められていた。
鍛錬帰りに苛めの現場を見つけたのだが、中坊とはいえ相手は対魔忍の卵。
振るわれる暴力の中にはシャレでは済まない威力のモノがある。
警察沙汰になるのもあれなので大怪我をする前に助けたのだが、達郎の独白にシンパシーを感じて自分も忍術が使えない旨を話してしまった為にエライ懐かれた。
大怪我ではないとはいえ、決して無視できるダメージではなかったので家まで送って帰ると、今度は俺が達郎の姉に襲われる羽目になった。
扉を開いた途端に斬りかかって来たから、反射的に発勁で吹っ飛ばしてしまった。
ぶっちゃけ浸透勁になってなくて良かったと思う。
下手をすれば、知り合ったばかりの少年の姉を七孔噴血で殺すところだった。
で、一度戦闘不能になって頭の血が降りた姉に事情を説明。
その場で額を床に叩き付ける勢いで土下座されたが、絵面的にヤバ過ぎたので早々に顔を上げてもらった。
その後はこちらも暴力を振るった事を謝り返して帰る運びとなったのだが、達郎が携帯の番号を交換しろとうるさいのでサブの分を教えておいた。
名前に関しては『世良田ニ郎三郎』と教えておいたが、まあ問題ないだろう。
◆月〇×日(雨)
いやはや、どっと疲れたわ。
今日は半ドンで任務を終えたワケだが、夜になって達郎から着信があった。
何事かと出てみれば、電話先では強気になった達郎が東京キングダムに探検に行くと騒いでいる。
興奮しながら喚く奴の話を統合するに、どうやら件の苛めっ子達からヘタレ扱いされ、それを覆す為に東京キングダムに行く事に決めたそうだ。
しかも学校が終わってすぐに電車に乗ったそうで、もう東京に着いているというではないか。
別に友達でも何でもないが、顔見知りである事に変わりはない。
流石に死なれては寝覚めが悪いというものだ。
結局、俺も慌てて現地に急行することになった。
ちなみに魔界都市という異名から一般人は足を踏み入れにくいと思われている東京キングダムだが、実はそうでもなかったりする。
治安が悪いのは確かだし、客層のメインターゲットは議員や企業の重役と言った富裕層なのだが、一般の人間もまた東京キングダムにとっては大事な金蔓なのだ。
塵も積もれば何とやらという諺があるように、富裕層よりもはるかに数が多い一般人が落とす金もあながち馬鹿にできない。
その為、東京キングダムのメインゲート近くには通常の飲食店や外国ブランドの物販店が立ち並び、普通の繁華街として機能していたりする。
もっとも、娼館や違法ドラッグや武器なんかを求める輩も後を絶たず、そういった奴の何割かは不幸な事故で消息を絶つ事になるのだが。
達郎に遅れる事数時間で東京キングダム入りしたワケだが、奴の捜索は本当に骨が折れた。
着いた時点で携帯は繋がらないし、探すにしてもノーヒントだ。
一縷の望みをかけたGPSも東京キングダムを飛び交う違法電波で役に立たない。
仕方が無いので怪しいところを虱潰しに探してみても、やはり見つからない。
ぶっちゃけ生存は絶望的かと思われたのだが、幸運な事にダメ元で当たった最後の場所で俺は達郎を発見することが出来た。
俺が最後に向かった場所と言うのは、例の『チ●ポハンター』が巣食っている教会だ。
心の底から嫌々ながらも扉を開けてみると、物凄い生臭さと共に俺を迎えたのは男に跨ったエロシスターだった。
この時点でもう帰りたかったのだが、今までの苦労を思えば確認しないわけにはいかない。
取りあえず、その辺にあった長椅子をシスターにブン投げた俺は、解放された被害者を覗き込んだ。
いろんなモノを吸われて骨と皮になっていたが、生前(?)の面影は辛うじて残っていた。
探し人の達郎である。
ほぼミイラのような姿で『ねえちゃん……明日って…今さ……』と呟く達郎。
ジョジョ第一部のポコとかネタが古すぎるとツッコみたくなったが、そんな余裕は俺には無かった。
あのエロ女が色んな所から色んな液を垂らしながら、こちらを狙っていたからだ。
「童貞チ●ポがもう一本キターーーーー!!」
などと言いながら目を爛々と輝かせて襲い掛かってくるエロシスター。
斬ったら剣が穢れること間違いないので、その辺にあったベンチを5、6個投げつけてから離脱。
変態の獲物を狙う熱気を浴びた所為か、達郎が『オヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨッ!?』と奇声を上げて左右に揺れ始めたが、そんな事には構っていられなかった。
あのエロアマに掴まったら、俺まで腹上死してしまう。
なんだかよく分からない物体と化してしまった達郎を担ぎ上げ、俺は必死の思いで東京キングダムを後にした。
今回被害に遭ったバカは幸いな事に命に別状はなく、米田のじっちゃんの所で栄養剤の点滴と精の付く物を食べたらあっという間に回復した。
しかも死に際の集中力か、それともあの女との交わりが房中術になったのか。
あの野郎、忍術が使えるようになってやがった。
病室で喜びの舞を踊りながら忍術を乱発する奴に、ヤクザキックを叩き込んだ俺は悪くない。
◆月〇□日(雨)追記
達郎と同じ中学に行っている部下の話では、復帰した奴は忍術が使える事に加えて脱童貞の貫禄からか、虐められることはなくなったらしい。
またエロシスターとの濃密な時間によって性的嗜好が変わったようで、片思いバレバレの幼なじみからの誘いに『ごめん、幼児体型はちょっと……』という発育が緩やかな彼女の地雷にダイビングヘッドをくらわすかのような発言をし、渾身のシャイニング・ウィザードを貰ったらしい。
今回の教訓は童貞捨てたくらいでイキってはいけないという事だ。
達郎『俺は漢の階位を上げた! 見ろ! 俺の忍術を!!』
剣キチ『あんなヘタレでも童貞を……ッ! うらやま……しくないな。』