指揮官
「そういやね、今日何の話するかカラビーナ覚えてっかな?」
カラビーナ
「え、何ですかおもむろに」
指揮官
「いや良いから、言うてみ?」
カラビーナ
「既に嫌な予感がします…………えっと、鉄血人形。ですよね?」
指揮官
「だな! ってな訳で今回は特別ゲストをお呼びしてまァ~す! 鉄血上級AI所属、ウロボロスさ「はいドカーン!」
カラビーナ
「扉蹴破られていませんか!? スタジオの修理費!?」
?????
「ハローイノセント気取りの人類のゴミクズ諸君! 何々? もしや「あのへなちょこウロボロスがゲストか~」だとか「いやでも書いてるやつが書いてるやつだし」とか察したかな?」
ウロボロス
「残念だったな、おぬしの希望も絶望も預かり知らん――――――――今回は、わたしがウロボロスだ!」
指揮官
「良いねえその頭のおかしい登場、でもネタ取るなよ!? オファー出して正解だったなァ!」
カラビーナ
「ええいままですわ! タイトルコールしますよ!?」
「M,Maruser Karabiner 98 kurzと」
「どこぞの馬の骨こと俺、指揮官とォ!?」
「第十三大隊監督役試作上級AIウロボロスの!?」
「「「片手間で分かるドルフロ世界史解説!」」」
ウロボロス
「このラジオは世界観とか作品とかガン無視して馬鹿馬鹿しい感じにドルフロ世界史を紹介しちゃうラジオだぞ☆ ちょっと口が悪くてもわたしに免じて許してねっ♡」
指揮官
「うーん中身的にキツイぜェこの演技!? ピースまでしちゃってさァ!」
指揮官
「まっ、宣言通りやって行っちゃおうか!」
ウロボロス
「で、なんでわたしは呼ばれたのかな? 警告タグとかギリギリになるという極めて作者事情で、泣く泣く毎回毎回出番を削られてるわたしだが*1」
指揮官
「用事が無くてもノリで呼んじゃうんだなァこれが!」
カラビーナ
「ノリで敵勢力とラジオをする上官…………わたくし、そろそろ転属願い出そうかしら……」
ウロボロス
「まあ、おぬしも大変なのだな。よしよし――――マトモなカラビーナは癒やされる」
カラビーナ
「うっ、鉄血人形に頭を撫でられて嬉しいなんて認められませんわ…………っ!」
ハイエンドモデルと上級AI
指揮官
「というのはネタ的冗談でしてェ。そりゃ用事はありまっせ」
ウロボロス
「当たり前だ。無かったらカラビーナを攫って帰っているぞ」
カラビーナ
「えっ!? えっ!? わたくし人形、しかも女性規格は、その……でも…………」
指揮官
「連れ帰ってみなよ、全面戦争でお前叩き潰すから」
ウロボロス
「呵々ッ! 面白いやつに愛されておるなあ、カラビーナ?」
カラビーナ
「――――ッ!? は、話を戻しましょうか!」
指揮官
「へいへーい。今回は鉄血のお話でして、餅は餅屋だかんな――――所属者をお呼びした」
ウロボロス
「ではやっていこうか。鉄血人形――――というより鉄血工造だな、まずI.O.Pの鉄クズと明確に違うのは体系だ」
指揮官
「まあ要しちゃうけど、鉄血はデカイホストが下っ端を操る。I.O.Pは個々で働くってこった。ま、指揮官がこのデカイホスト、のミニチュアしてんだけどよォ?」
カラビーナ
「話す暇無さそうですね…………」
ウロボロス
「おぬしはわたしを癒やしていればそれで良い。そう言えば上級AI、とハイエンドモデルを同義語だと思っている連中が居たな」
指揮官&カラビーナ
「えっ?」
ウロボロス
「はぁ? 仮にも戦争相手だろ、しっかりせんか…………此処については色々な考察が可能だな。わたしが考察とかおかしいだろって話は気にするな、ぶっちゃけ誰も仕組みを理解しきれておらんのだ」
カラビーナ
「酷いぶっちゃけ話に由緒正しいボルトアクションライフルもびっくりですわ」
ウロボロス
「わたしは一般的に上級AIと呼ばれている、というか名乗っている。ちなみに此処からは色々解釈が交じる特別講義だぞ?*2」
指揮官
「さて、カラビーナで散々遊んで満足したかい? ボルボロスちゃん」
ウロボロス
「お? おぬしを一狩りしてやろうか? ん?*3」
カラビーナ
「わたくしの為に争わないで!?」
指揮官
「酒呑まされておかしくなってやんの~。で、ハイエンドモデルについてどうぞ」
ウロボロス
「ハイエンドモデル、と言われるのは代理人殿とかはまず間違いない。ちなみにハンターや処刑人を見ての通り、本部にバックアップやら本体やらが有るのかボディを壊しても死なないことが分かる」
指揮官
「そういやCUBE作戦でウロボロス死にかけてたな」
ウロボロス
「それさな。という訳で上級AIとは替えのない存在である可能性が非常に高いのだが――――――となるとハイエンドモデルの設定と辻褄が合わん」
指揮官
「確かにねェ」
ウロボロス
「例えば「上級AIは中身、人格だけを指し、ハイエンドモデルは肉体込みの個体」と見ることも可能だが先程と矛盾。よって考えられるのは上級AIがハイエンドモデルの下位であるという説」
指揮官
「面白いこと言うけどさァ、根拠は?」
ウロボロス
「名前」
カラビーナ
「名前ですか、また変わったところに目をつけますね」
ウロボロス
「上級AIと呼ばれたり、一般に替えの効かない空気感を見せる鉄血ボスは「スケアクロウ」、「ウロボロス」のように他と異なる名称だ。一般にハイエンドモデルと明言されているものは処刑人、狩人、という具合にジョブに近い名前となる」
指揮官
「へェ、それ裏取ってる? 聴き漏れとか無いよねェ?」
ウロボロス
「知らん、まあともかく――――一般にハイエンドモデルは役職名がついているもの、と解釈していい事はわかる」
ウロボロス
「わたし個人としては上級AIとは「ハイエンドモデル含む有る一定以上の権限を持つAI」を指し、中でも優秀なものがハイエンドモデル、と考えたいが」
指揮官
「話難しくて疲れたから話題てんかーん」
カラビーナ
「それで、鉄血の指揮体系はどのようなものなのでしょうか」
指揮官
「酔いが冷めてきたな、さっき散々ウロボロスに泣いて縋り付いてたもんなァ~」
カラビーナ
「や、やめてくださるかしら!? てててて適当なことを仰らないでくださる!?」
ウロボロス
「可愛い…………それはともかく指揮体系? うーむ、分かるのはエルダーブレインというAIが最上位。直属で代理人殿が居て、名称通りに代理人殿は恐らくエルダーブレインの代わりに戦線の総指揮を執っている」
指揮官
「夢想家はエルダーブレイン曰く「代理人よりは駄目」らしいからァ? まあ最上位種と見るのは妥当な考え方だねェ?」
ウロボロス
「ただ、指揮体系が有るからと勘違いしないで欲しいが、別に我々は戦うのはイヤイヤでも何でもない。鉄血が求めるのは多くの場合「人類からの独立」、つまり隷属するモノとして側面からの脱出だ」
カラビーナ
「そう言われると、何だかこう無闇矢鱈に撃つのも――――――」
ウロボロス
「躊躇うな。おぬしが死ぬだけだぞ、つまらん。全面的に悪いものなどこの世の何処にもない、その程度の悪性も呑み込まずして何が兵士だ」
カラビーナ
「そうですか。あなたがそう言うなら」
指揮官
「そう言えば鉄血って何か色々持ち出してますがァ、うち幾つかは正規軍のものだったりするんですってェ?」
ウロボロス
「お、そうだな。ゲームで言うと夜戦に出てくる装甲ユニットは正規軍のものだぞ」
カラビーナ
「正規軍はわたくしたちとは比べ物にならない軍力のはずですが…………」
ウロボロス
「工場ごと占拠した訳だが、ブラックボックスが有ってフルパワーとは行かない兵器も有る。Manticoreは好例だな」
指揮官
「という訳で、中々真面目な解説――――というか考察? が続いちまったなァ」
ウロボロス
「まあガ○ダムみたいなものだ、鉄血は敵と割り切って見るのはオススメできん。まあ正義と悪という構図はありがちだが、鉄血の行動理念から思えばどちらが正しいとかではないのでな」
カラビーナ
「人類の敵が絶対的悪であるというのも変な話ですものね」
ウロボロス
「そういう事だ。しかし面白い話だが、人類が思い悩む「人形の権利」に対して鉄血は一つ答えを示している――――モノというなら、人に逆らうから権利など与えるべきではないのだよ」
指揮官
「あ、何? 今リスナーが残酷だと思ったよね? 馬鹿だなあ、お前らも少し前には他の国に同じことしてたりするんだぜェ!? 植民地と人形、何が違うでしょーか?」
ウロボロス
「ま、そこら辺は各々で考えておけ。用は終わっただろう、わたしは帰る」
指揮官
「はい、おつかれさんでーす。代理人の秘蔵オフショットは後でこの住所にお届けすっからよ、後はご自由にどーぞ?」
ウロボロス
「…………ち、違うぞ! そんなものに釣られたわけでは断じて」
カラビーナ
「今急に鉄血滅ぼしてもいいかなーと思いました。まあ仕方ないですね」
ウロボロス
「違う!? 違うのだ!?*4」
【ウロボロス】
ドールズフロントラインのイベント「キューブ作戦」の大トリ。
今回のものは原作通りのキャラではなく「わたしがウロボロスだ」より通称姉貴。詳しくはそっち読んで、読んだら「タグ足りなくね?」ってなるけど許して。
原作ではかまってちゃんが拗らせたみたいな尊大クソ雑魚ギャル、此方はラスボス系百合百合姉御肌。