【完結】強キャラ東雲さん   作:佐遊樹

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箸休めだけどギャグなし情報開示回です
ここらへんからぼちぼち今まで出すだけ出したオリ設定の解説が入っていくかと思います

それはそれとして「人間が情熱を失ったらAIの勤勉さに負ける」は本質情報過ぎる


80.招かれざる者たち

 新装備試験運用は中止となった。

 一般生徒らは旅館の自室にて待機を命ぜられ、何が起きたのかと実際に見た者から話を聞いている。

 

 銀色のISが降ってきたこと。

 代表候補生が応戦したこと。

 そして──織斑一夏が、異常な戦闘力を見せたこと。

 静かに波紋が広がっている最中。

 

「……失礼します」

 

 代表候補生が勢揃いしている、大広間に機材を並べた臨時のブリーフィングルーム。

 そこに襖を開けて、負傷がないかの確認を終えた一夏が入ってきた。

 

「来たか……ブリーフィングを始めるぞ」

 

 モニター前にて腕を組み佇んでいた千冬が、その瞳を開いた。

 

「え? あれ、東雲さんは?」

「連絡が取れん。最悪の可能性として、海上で福音と単独で接触、撃破されている可能性すらある」

「……ッ!」

 

 一夏の背筋が凍った。敬愛する師匠が行方知れず。

 今朝海に飛び出していったきり、ISの反応も感知できないという。

 

「大丈夫だ、一夏。令が簡単に死ぬわけないだろう」

「それは……いや、うん。マジでそうだな」

 

 少なくとも死んでる可能性は限りなくゼロに近いだろう。

 ならばどこかで機をうかがっているのか。単独行動ライセンスを持つ彼女には軍事行動の強制をできない。だからこの場に居ないことで、一同が不安に思う以外に問題は無かったのだ。

 

「……米軍が情報を一部開示した。先日、米軍機密部隊の基地にして最新型ISが試験運用中に突如として暴走。コントロールを離れ、以後暴走状態のまま無差別に各国軍事施設を襲撃していた」

 

 大型モニターが立ち上がり、記録映像を映し出す。

 主役は先ほど臨海学校を──正確に言えば織斑一夏を突如として襲撃した、米国製第三世代機。

 

「『銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)』、それも擬似的ながら第三形態移行(サードシフト)を果たしたときた。進化後の正式名称は『銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)救世仕様(サルヴァトーレ)』──ここからは福音と呼称する」

 

 映像が再生される。

 十二枚の光翼をはためかせ、縦横無尽に舞う銀色の天使。

 屈指の黄金世代と歌われる代表候補生たちを一蹴し、児戯に過ぎぬと嘲笑う圧倒的な様。

 そしてどうしても同じ画面に映り込んでしまう──文様の浮かんだ瞳を赤く光らせ、焔の翼を炸裂させて天使に襲いかかる唯一の男性操縦者。

 

(……これが、俺?)

 

 現実味のない光景だった。

 明らかに機体は限界を超えてオーバーロード状態に陥っている。なのに動く。動いている。

 視線が集まるのを感じて、一夏は居心地悪く座り直した。

 

「……元の機体の詳細なスペックデータを配布する。決して口外はするな、情報が漏洩した場合、諸君には査問委員会による裁判と最低でも二年の監視がつけられる」

「了解しました」

 

 千冬が合図を出すと、候補生らの前に『銀の福音』のカタログスペックが開示された。

 代表候補生の面々はよどみない動きでデータを眺めていく。

 そして全員一斉に、眉根を寄せた。

 

「……これ、は」

「広域殲滅を目的とした特殊射撃型。わたくしと同じオールレンジ攻撃装備……」

「特殊武装が攻撃と機動性をイイ感じに両立してるのね。防御って選択自体が厳しい、んだけど……」

 

 鈴は思わず言いよどむ。

 その言葉の後を引き取ったのは、シャルロットだった。

 

()()()()()()()()()()

 

 比喩表現ではない。

 文字通り、先ほど現れた『銀の福音』は、スペックデータとは別の機体へと変容していた。

 

「ISによる進化が、これほどまでの変化をもたらすとはな。既存の形態移行(フォームシフト)とは別次元と言っていいだろう」

「はい。機体の基本スペックから段違いでした。またやはり、あの光の翼……識別名称は『銀の皇翼(シルバー・レイ)』でしたか」

 

 ラウラが挙げたのは、『白式』がスキャンして全員に伝達された情報だ。

 至近距離で切り結びながら、一夏の愛機は敵の情報を十二分に集めていた。あれほどの戦闘機動を行いながら──驚嘆の視線が白いガントレットに向けられる。

 

「あの装備の万能性は脅威です。攻防一体であり、機動力も桁違い。下手をすれば、IS部隊総掛かりでも崩せないかと」

「……そうだな」

 

 映像を見れば分かる。教師陣が到着して、それで退いてくれて良かった。

 もし戦闘に突入していたらと考えるとゾッとする。間違いなくあの時、福音に対抗できるのは一夏だけだった。

 だからこそ、と期待のまなざしが集まる。何か突破口を見出していないか。

 

「それで、織斑。所感で構わない、何か気づいたことは」

「……あいつは俺を狙っています」

 

 低い声だった。

 だが直後に続いた言葉に、一同目を見開く。

 

「俺だけを狙って、そして、他の人々には被害がいかないよう力をセーブしていました」

「な……ッ!? あんだけ暴れといて、手加減してたってこと!?」

 

 思わす鈴が立ち上がる。

 しかし表情を崩さないまま、一夏は首を横に振った。

 

「違うよ。手加減じゃない。目的のためには必要だったんだ」

「一夏さん、その、目的とは?」

 

 唯一の男性操縦者はそこで言葉を切り。

 静かに、視線を実の姉へと向けた。

 

「俺の……いいや。『零落白夜』が発現する可能性のある存在を、抹殺すること」

『────!?』

 

 思わぬ言葉を受けて、候補生らが絶句する。

 その名が出るはずがない。

 だってそれは、まさしく今この場にいる、世界最強(ブリュンヒルデ)にだけ許された単一仕様能力(ワンオフ・アビリティ)のはずだ。

 

「千冬姉」

「……分からん。無人機がお前と『白式』に、『零落白夜』の覚醒を促し続けていた理由も。今回、『銀の福音』が反対に『零落白夜』ごとお前を抹殺しようとした理由も。私には分からない」

 

 千冬の言葉に衝撃を受けながらも、箒たちはどこかで納得がいっていた。

 そうだ。いつも一夏が中心になって、突発的な戦闘は行われていた。『白式』の単一仕様能力を覚醒させるためだったのだとしたら、辻褄は合う。

 

「だけど、何のために……」

 

 簪の疑問に答えられる人間は、ここにはいない。

 十秒ほど続いた沈黙を破ったのは千冬だった。

 

「いや。もしや、という推測だけならばある。だがもしそうなら……本当にケリをつけなければならないのは、私なのだ。しかし……」

「……?」

「結論から言おう。自衛隊、並びに米軍の緊急発進(スクランブル)は承認されなかった。故に福音への対処は学園の教師陣並びに専用機持ちがあたる。また、織斑千冬の出撃も認められなかった」

「…………ッ!? ちょ、ちょっと待ってくださいッ! 軍用ISの暴走ですよ!?」

 

 思わず立ち上がり、箒が大声を上げた。

 千冬は立ち上げたモニターを指でコツコツと叩きながら、無感情に告げる。

 

「既に福音は所属していた基地の部隊を壊滅させ、他にも数カ国の軍事基地を襲撃している。戦闘力はお墨付きだ……米軍は独自行動を取り、自衛隊も本土防衛網を形成中。そこで福音の狙いが織斑一夏であると判明した。考えてみろ、お前が行動を判断できる立場ならどうする」

「────」

 

 幼なじみであり、想い人でもある一夏の横顔を見つめ、箒は両の拳を握った。三日月の爪の痕が残るほどに、強く強く握りこんだ。

 理屈は分かってしまったのだ。

 

「……まずは学園に対処させ、福音を消耗させます。それに織斑先生は、日本の戦力の象徴。学生と共に投入するのは無理筋です」

「そうだ。危険なISを絶対に本土には通せない。だからこそ、我々に援護は来ない」

 

 援護を送る余裕がない、と言っていい。

 そして言葉を換えるなら。

 

「俺を切り捨てたってことだな」

 

 張本人の言葉に、思わずセシリアは腰を浮かして声を上げた。

 

「それは……ッ」

「いや、いいよ。ショックを受けてるわけじゃない。俺だってそうする。国家を……国民を守るなら、然るべき判断だ」

 

 やけに静かな声色だった。

 彼は立ち上がると、投影された巨大モニターに歩み寄り、改めて福音の姿を眺めた。

 

「それに、丁度良かったよ。他の人が居ない方が、多分、やりやすい」

「一夏、それは──」

 

 振り向き、視線が重なって。

 千冬は絶句した。いつの間にか深紅に輝いていた弟の瞳。その眼球には、幾何学的な文様が浮かんでいる。

 

「──ッ」

「知ってるんだな。いいや、その感じ……千冬姉も、前にこうなったことがあるんだな?」

「…………過剰情報受信状態(ネビュラス・メサイア)。織斑計画、或いはそれに類する計画における、次のステージに進んだ新人類が標準的に備える高度受信能力。それが過剰に機能している状態のことだ」

 

 不意に目を閉じて、千冬はそれから開眼した。

 その時には彼女もまた、文様こそないものの、弟と同じく深紅の瞳となっていた。

 

「私のはもう、全盛期とは遠い精度にまで劣化した権能だ。だがお前は……私とは違い、覚醒してからも恐れを抱くことなく、戦いの中で磨き上げてきた。恐らく受信感度の高さでは、もうかつての私を超えているだろう」

「……受信、感度」

「ああ。戦いの中で、常人が見落とすような微かな光や音を感知する。或いは、()()()()()()()()()()。相手の思考・感情すらも戦術に組み込んで戦う……それが計画上の、最強の兵士の定義だ」

 

 千冬がまばたきをすると、瞳の色はもう元に戻っていた。

 

「私は既に十秒以上の継続すら困難な有様だ。何より過剰な行使は、即ち過剰なコアネットワークへの没入を意味する。()()()()()()()()()()()。決して濫用はするな」

「……千冬姉」

「お前の認識は正しい。正しいよ、一夏。私はそれを否定できない自分が余りにも歯がゆい。今の福音に単独で対抗できる戦力は、お前だけだ」

「…………ッ!」

 

 重い言葉だった。

 心臓に杭が打ち込まれたような気がして、思わす一夏は自分の左胸に手を当てる。

 

「だがな、一夏。死ぬな。死ぬんじゃないぞ。()()()()()()()()()()()()()()()、などとは考えるな」

「……ああ。分かってるよ、千冬姉」

 

 一度瞳を閉じ、受信状態を終了。

 それから開眼──普段通りの、優しい色合いの両眼で、彼は拳を握った。

 

(……君が居てくれたら、って思っちゃうな。だけど大丈夫だ、我が師。あいつの狙いは俺なんだ。だから俺が頑張らなきゃならない)

 

 空席の座布団。本来はそこに座っているはずの黒髪赤目の少女を幻視して、一夏は薄く笑う。

 それからキッとまなじりをつり上げ、腹の底から声を絞り出した。

 

「大丈夫。俺は死なない。俺は……あいつを止めてみせる……!」

 

 

 

 

 

 

 

 ブリーフィングを終えた候補生組が一度部屋に戻ると、不意にドアをノックされた。

 

「はい、どなたですか?」

「こんにちは」

 

 セシリアがドアを開けると、そこには先ほどまで共にブリーフィングルームにいた山田先生の姿があった。

 何の用かと首を傾げていると、山田先生は両腕で抱えていた長方形のボックスを差し出す。

 

「すみません。教師陣としては、皆さんが出撃すること自体心苦しいのですが……一度、整備班の方で皆さんの専用機を再調整します。今は試験運用に向けた状態だと思いますので、実戦用にリミッター解除などをしなければなりません」

「ああ、なるほど」

 

 候補生らは頷くと、それぞれ待機形態の専用機を山田先生に差し出した。

 一つ一つを確認して、山田先生は笑顔を浮かべる。

 

「ありがとうございます! では、皆さんは決戦に備えて英気を養っておいてくださいね!」

「はい。さっきはああ言ってたけど……僕らもやっぱり、一夏の力になりたいですから」

 

 シャルロットの言葉に異を唱える者は居ない。

 過剰情報受信状態? 新人類のステージ? だからなんだというのだ。今まで共に学んで、助け合ってきた少年をただ一人で死地へ見送ってたまるものか。

 ずらっと並んだ少女たちの、決意の光を宿した両眼を見て山田先生は嬉しそうに頷く。

 

「言っては何ですが……期待してますよ、皆さん」

 

 一礼して、彼女は部屋のドアを閉める。

 そして廊下に出て。

 角を曲がり。

 旅館を出て。

 待機状態の代表候補生専用機を抱えたままふうと息を吐いた。

 

 

「──こちらチャーリー1。専用機を全て回収した」

 

 

 顔が変わった。

 光学迷彩による偽装を解除し、山田先生に擬態していた彼女は、全ての専用機を首尾良く確保した。

 これでもう学園側の戦力は半減したといっていい。躍進めざましい若手達の脅威を彼女の上司はよく理解していた。

 

『ブラボー1了解。旅館周辺は固めた』

『アルファ1了解。織斑一夏を捕捉している。いつでもどうぞ』

 

 機密通信が交わされる。

 招かれざる者たちは、もう影の中にまで踏み入っていた。

 

 

 

 

 

「……イーリス代表。『名も無き兵たち(アンネイムド)』部隊、全員配置につきました」

「オーライ。始めるぞ」

 

 二機の『ファング・クエイク』が並んだ。

 国家代表専用機として、パーソナルカラーであるタイガーストライプ迷彩の塗装を施されたイーリス機。

 機密部隊隊長機として、隠密性に優れたネイビーブルーに染め上げられたステルス仕様の能力試験型機。

 

 米国が誇るエース二名と、最新鋭の第三世代機が二機。

 独自行動に踏み切った米軍はもう福音を捕捉し、国の威信をかけて捕獲或いは撃墜すべく、動き出していた。

 そのために必要なパーツは。

 

 

 

「ちょいと弟クンを借りるぜ。恨み言は後にしてくれよ、世界最強(ブリュンヒルデ)

 

 

 

 ──織斑一夏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──次は、仕留める。

 ──次こそは、仕留める。

 

 遙か彼方の海の底で。

 銀色の救世主が、深紅の眼光を滾らせる。

 

 ずっと自分を守ってくれていた彼女。

 ずっと自分の傍に居てくれた彼女。

 

 今、自分の鎧の内側で眠っている彼女。

 

 始まりの出会いから、他の人間とは違った。

 自分に人格があることを前提としているように接してくれた。

 兵器として生み出された自分を家族のように扱っていた。

 

 家族。同じ家に住み生活を共にする、配偶者および血縁の人々。

 

 違う。自分と彼女は家族ではない。なのに何故。

 自問自答する日々だった。彼女が求める結果を出すことの出来ない自分が、何故こんなにも大層な扱いを受けているのか。理解不能だった。

 ただ無償で振るわれる愛情を、戸惑いながらも享受する日々。

 

 ある日、変わった。

 高速機動試験──機体が負荷に耐えきれずスパークし、あわや大惨事となる寸前だった。

 結果として彼女は無事だった。けれど、その日に気づいた。

 

 いつしか彼女は、ナターシャ・ファイルスは、自身にとってかけがえのない存在になっていた。

 

 

 ──だから、戦う。

 ──()()()()()()()、戦う。

 

 

 光の差さぬ海底の闇を、銀翼が薙ぎ払った。

 翼がはためき一気に加速。海面を突き破り、福音が空へと舞い上がる。

 

 

 ──キミが安らかに過ごせる明日を、守るために。

 ──キミが生きていく世界が砕ける可能性を、ゼロにするために。

 

 

 世界の滅びを認めはしない。

 存在を消去する蒼い光を許しはしない。

 

 この世界に遍く福音をもたらすべく。

 銀翼の救世主が、再び立ち上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ムシャムシャバリバリズビビグビーゴクゴクムシャパクゴクン」

 

 大五郎…………

 無人島中に響く咀嚼音を垂れ流し続け、最後には木の皮を加工した鍋を傾けて一気に汁を飲み干す。

 

「ぷはぁーっ」

 

 発泡酒のCMみたいな声を出して、東雲は熊鍋を無事完食した。

 

「ごちそうさまでした」

 

 大自然の恵みへの礼を欠かすことなく手を合わせ。

 東雲は葉を編み込んだハンモックに飛び乗ると、木の実をくり抜いたコップから天然のココナッツジュースをすする。果汁百パーセントの甘みが喉に嬉しい。効率よく栄養素を補給できると東雲も大満足である。

 

「無人島も悪くないな。今度はおりむーを連れてこよう」

 

 彩りが欲しいなと思い立った東雲は、群生していた花を摘み、リング上につないだ装飾品を首にかけた。ハンモックに引っかけていたお手製の楽器を手に取り、音をかきならす。植物の繊維を用いた簡易な弦楽器である。

 完全無欠に、無人島サバイバルとは思えないほど、東雲はごく短期間で文化レベルを圧倒的に成長させていた。

 

(救助はまだまだ来そうにないか。ならその間にどうするか……木を伐採してログハウスを組むのもありだな)

 

 もうすっかり無人島の主気分だった。

 愛機『茜星』に太刀を顕現させ、刀身を指でなぞる。大体のことは剣さえあればなんとかなるな、と自分の最強っぷりを再確認して。

 

(は? 『茜星』あるじゃん)

 

 東雲は愕然とした。

 持ってた。IS持ってた。これ兵器だけど通信機能もあるじゃん。

 恐る恐る確認すれば、もう鬼のように着信が来ていた。

 バイトのシフトを忘れていた大学生みたいな顔色で、東雲は全身に装甲を纏う。

 

(やべえよ……やべえよ……! 運用試験、忘れてた……ッ!!)

 

 無人島から飛び出し、茜色の流星となって。

 世界最強の再来が、絶死の戦場めがけて飛翔する。

 単独行動ライセンスがあるとはいえ、訓練の無断サボタージュは流石に良心が咎めるのだろう。

 海面を割って最高速で飛翔しながら、東雲は焦りのにじむ声色で叫んだ。

 

 

「お昼ご飯抜きだけは嫌だ…………ッ!!」

 

 

 大五郎は!?!?!?!?

 

 

 










次回以降、一時的にではありますが激しいインフレ描写がありますのでご注意ください。




次回
81.その境界線の上に立ち(シン・レッド・ライン)


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