ファー・フロム・ホーム見ました。
ミステリオがやってくれましたね。
この小説の主人公のコンセプトと似ててちょっとびっくりしました。
さて、親睦会の翌朝になり、私はとある場所に来ていた。『第3対策課』と刻まれたプレートを掲げるこの場所は、私の高校生活を支える為に作られた部署である。ここで働く社員は皆、各部署から選抜された優秀な者達である。勿論本業がある為、こちらに人がフルで入る事は基本的に無い。だが今日は違っていた。他の部課とは違って数こそ少ないが、全ての座席に人が座っていた。
「社長、昨日の解析した結果ですが……やはり轟、八百万、爆豪……あと、緑谷は脅威的ですね」
「他はどうだ?峰田のアレも面倒だと思うが…」
「当たらなければどうという事も無いでしょう?」
「それもそうだが……当たるようにするのが戦略と言うものだろう?」
「彼にそれが出来ますかね?」
「それは知らん」
数多にあるモニターの内の一つにゲス顔を浮かべた峰田を見ながら答える。今話しているのは、解析班の取り纏めをしている
「冗談はさておき、対策をするなら先に上げた四名は先決だろうな」
「そうですね。耐衝撃、耐爆性能は既存のスーツから更に強化する方向で進めます」
「問題は轟の瞬間冷凍……氷が出てたな、どこからあの水分は来てるんだ。周囲の水分を集めたとしてもあの量はおかしいだろう」
「社長の疑問は最もですが……『個性』による所としか言えないですね。ですので今は『水分を生成、操作』する能力とそれを『氷結』する『個性』として対策を進めています」
「それで半分だ……つくづく厄介だな」
「ええ、なにせ『半冷半熱』ですからね」
「取り敢えず今使える装備の中では、『ショックグローブ』『プラズマブレード』辺りが使えると思うが、どうだ?」
「それで良いでしょう。……全身から衝撃波を出すのも良いですね」
「……それを着る私は大丈夫なのか?」
「……大丈夫にするのが我々の仕事ですので」
「間が怖いんだが……」
まあ、うちの社員ならば大丈夫だろう。
「さて、装備については今上がった方向性でいいと思うが……、他に何かある者はいるか?会議なんだ、何かあるならどんどん言ってくれ」
会議、そう会議だ。普通会議ともなれば会議室で行うだろうが、この課の特殊性から、多くの情報が入った時などは部屋を変えずにそのまま全体会議を行う事もある。
「ここでの議論はそのまま私の強さ……いや我々の強さに繋がるんだ。個性に負けない、弱き者達の盾となり、理不尽を跳ね返す無敵の鉄人のね……おっとそろそろ登校の時間だ。悪いが後は頼む」
そう言い残し私は部屋を後にした。