この小説のお気に入り登録数がさらに伸びて行くのは嬉しいけど……メインじゃなんだよなぁ〜(汗)
多重コラボより2〜3作品程のクロス小説が良いのかな?
話が脱線しましたが、最新話よろしくお願いします^_^
ツナが目を覚ましてから30分後、カタロン基地から戻って来た刹那とティエリア。
カタロンに置いたままでは危険だと判断した上で一緒に連れて来た沙慈を彼に宛てがわれた部屋へと送り届けた後、スメラギに報告することがある為、現在彼女がいるであろうブリッジへ向かう途中……
「あら、刹那にティエリア。戻って来ていたのね」
「! スメラギ・李・ノリエガ」
「丁度貴女に話があったのですが、これからどちらへ?」
スメラギに出会い、彼女が何処へ向かっているのかを尋ねる。
「さっきフェルトからあの紅いダブルオーのパイロットの子供が目を覚ましたって連絡を聞いてね。今から会いにメディカルルームに向かうところなの」
「っ!」
「あの紅いダブルオーのパイロットが目を覚ましたのですか!?」
「ええ。もし良かったら、貴方達も一緒に来る?」
「ああ。ロックオン達から話を聞いて、気になっていたからな」
「僕も同行します。その子供に聞きたいことがありますので」
こうしてスメラギと共にメディカルルームへ向かうことになった刹那とティエリアは、移動しながら沙慈やマリナ、そしてアザディスタンのことを話した。
「そう、そんなことがあったのね……まさかクロスロード君が原因で、カタロン基地の場所がアロウズにバレたなんてね……」
「すみません、僕達の勝手な判断で沙慈・クロスロードをトレミーに連れて来て……」
「別に良いわよ。そのまま放って置いたら、クロスロード君がカタロンに何をされるかわかったものじゃないしね。貴方達の判断は正しいわ」
「ありがとうございます」
「話は変わるけど……刹那、アザディスタンを破壊したのがガンダムって本当なの?」
「ああ。擬似太陽炉搭載型で、恐らくスローネの機体の発展型だと思う」
「! スローネの……まさか!」
アザディスタンを襲撃したガンダムがスローネの発展型と聞いて、ティエリアはある男ーーアリー・アル・サーシェスの存在を思い浮かべる。
「俺もティエリアと同じ考えだが、確証はまだない……出来れば、そうであって欲しくは無いがな……」
「ああ……『彼』のことを思えば、僕達の考えが外れて欲しいものだな」
刹那とティエリアは4年前にサーシェスと相討ちとなって戦死した、ライルの双子の兄にして初代ロックオン・ストラトスである男性ーー『ニール・ディランディ』のことを思い、自分達の予想が外れていることを願うが……無情にもその予想が当たってしまうことを後に知るのだった。
「……ところで、マリナ姫はどうしたの?」
「彼女の友人であるカタロンの構成員に預けて来た。俺よりもその友人に任せた方が良いと思ってな……」
「そう……」
「彼女の傍にいなくて良かったのか?」
「……火の海と化したアザディスタンを見て落ち込んでいるマリナにどう励ませば良いかなんて、俺にはわからないからな」
「そうか……」
そうこう話している内に刹那達はメディカルルームの入口へと辿り着き、入室しようとすると……
「ガウッ♪」
「むぐっ!?」
「「刹那!?」」
突如刹那の顔面に何かが飛び付いて来た。
刹那は顔面に張り付く何かを無理矢理引き剥がすと……
「ガウッ♪」
「……猫か?」
「いや、鬣があるからライオンじゃないか?」
「にしては、変わった姿をしてるわね。それにこの鬣、炎のように見えるけど一体……?」
鬣の形をした炎を纏うライオンの子供であった。
刹那達がそのライオンの子供に疑問符を浮かべていると……
「こら、ナッツ! いきなり飛び付いたらダメだろ!」
「! 君は……」
1人の少年ーーツナが刹那達の元へやって来た。
刹那に飛び付いたライオンの子供は、ツナの相棒であるギアアニマルーー『天空ライオンVer.X(レオネ・ディ・チエーリ バージョン・イクス)』こと『ナッツ』であった。
「刹那、大丈夫!?」
ツナに続いてフェルトもやって来た。
「フェルトか。ああ、大丈夫だ」
「す、すみません! ナッツがご迷惑をおかけして!」
「いや、気にしていないから大丈夫だ」
刹那はそう言って、ナッツをツナに返した。
「君が紅いダブルオー……ガンダムに乗ってアロウズと戦っていた子供なのか?」
「あ、はい、沢田綱吉って言います。ダブルオーフレイマーに乗って、アロウズ……でしたっけ? その軍隊と戦ってました」
「ダブルオーフレイマー、それが君の乗っていたガンダムの名……そして、君が……」
刹那はそう言って、ツナを観察する様に見ていた。
「あ、あの、何か……?」
「あ、いや、すまない……あまりに普通の子供にしか見えないから、本当にガンダムに乗って戦っていたのか疑問に思えてしまってな……」
「あはは……そうですよね」
「怒らないのか?」
「? 別に怒ることでも無いと思いますけど? 俺自身戦いが好きな訳じゃないから、それができることを自慢するつもりは無いですし」
ツナは苦笑しながら刹那にそう答える。
「その言い方だと、君は戦いをまったく知らない一般人の子供と言う訳では無いと言うことか?」
「……そうですね。普通の中学生が経験しないようなことを、今までたくさん経験して来ましたから……」
「そうか……」
刹那はツナを見て、ダブルオーフレイマーXに乗って戦っていたのだと……そして、戦いを知る者だと感じるのだった。
「刹那、1人だけでその子と会話しないの。私達も彼に聞きたいことがあるんだから」
「すまない」
「ええと、綱吉君で良かったわよね? 体調の方はどうかしら?」
「はい、大丈夫です。すみません、疲れて倒れた俺の面倒を見ていただいたみたいで……」
「気にしなくて良いわよ。それで貴方や貴方のガンダムのことを色々聞かせて欲しいんだけど、良いかしら?」
「大丈夫です。俺の方も色々聞きたいことがありますし」
「ありがとう。あ、自己紹介がまだだったわね。私はスメラギ・李・ノリエガ、このプトレマイオスの指揮官的立場にいる戦術予報士よ」
「戦術予報士?」
スメラギがツナに自己紹介すると、戦術予報士と言う聞き慣れない言葉に疑問符を浮かべる。
「わかりやすく言えば、ミッションプラン……作戦を立案する人間よ」
「つまり、軍師みたいな感じですか?」
「ええ、そんなイメージで大丈夫よ。そして、この2人は……」
「刹那・F・セイエイ、ガンダムマイスターだ」
「同じくガンダムマイスターのティエリア・アーデだ」
スメラギの言葉を引き継ぐ形で、刹那とティエリアが自己紹介する。
「ガンダムマイスター?」
「簡単に言えば、ガンダムのパイロットだ。僕はセラヴィーガンダム、刹那はダブルオーガンダムとそれぞれの専用機であるガンダムに乗ってアロウズと戦っている」
「ダブルオーガンダム、俺が乗ったダブルオーフレイマーに名前が似てる……」
「まあ名前だけで無く、外見や特徴も似たところはあるがな」
「え? そうなんですか?」
「ああ。それで出来れば君のダブルオーフレイマーも見せて欲しいんだが、できるか?」
「えっと、それは良いんですけど……そう言えば、ダブルオーフレイマーって今何処にあるんですか?」
ツナはコクピットの中で意識を失ったので、その後ダブルオーフレイマーXがどうなったのか知らないのだ。
「そうか、君は気を失っていたのだからダブルオーフレイマーがどうなったかを知らなかったんだな。ダブルオーフレイマーは君を外へ出した後、炎へと変わって君の指輪の中に吸い込まれたんだ」
「リングの中に?」
ティエリアからその話を聞いたツナは、自身の大空のリングVer.Xを見る。
「そう言えば、ダブルオーフレイマーが現れた時もリングから出て来たんだった……」
「つまり、ダブルオーフレイマーは元々その指輪の中にいたと言うことか?」
「はい……後で何とか出しますから、見せるのはその時で良いですか?」
「ああ、構わない」
「それじゃあダブルオーフレイマーのことは一旦後回しにして、別の場所で話の続きをしましょうか。いつまでもメディカルルームに居続ける訳にもいかないしね」
「わかりました」
その後ツナは刹那達に連れられる形で別の部屋へと移動し、話の続きをすることにした。
ツナはフェルトにした同じ説明を刹那達にし終えたところで、フェルトが人数分の飲み物を持って来た。
「はい、ツナ君♪」
「ありがとうございます、フェルトさん♪ それにしても……」
「ガウッ♪」
「くすぐったいよ♪///」
ツナに飲み物を渡すフェルトの肩にはナッツが乗っており、フェルトはナッツに懐かれたのか頬ずりされていた。
「フェルトさん、完全にナッツに懐かれましたね。ナッツは俺に似て臆病だから、あんまり人には懐かないんですけど……」
「そうなの?」
「はい。きっとフェルトさんが優しい人だからナッツも懐いてるんでしょうね♪」
「そっか……何か嬉しい♪///」
「ガウッ♪」
「可愛い……♪///」
フェルトはすっかりナッツにメロメロであった(笑)
「さっきから気になっていたのだが、そのライオンの子供は一体何なんだ?」
「こいつはナッツ、天空ライオン(レオネ・ディ・チエーリ)と言って、死ぬ気の炎で稼働するギアアニマルです」
『死ぬ気の炎? ギアアニマル?』
「あ……」
刹那達は聞き慣れない単語に疑問符を浮かべる。
ツナは死ぬ気の炎やナッツ達ギアアニマル等、事情を知らない人間にあまり話してはいけないことを思い出すが、口にしてしまった以上引っ込められないし、どの道自身の『秘密』について正直話すつもりでいたので、説明することにした。
「ええと……まず死ぬ気の炎と言うのは人間の生体エネルギーを圧縮し、炎として視認できるようにしたもので、特殊な石を使って彫金したリングと覚悟さえあれば誰にでも使えます。こんな風に」
ボウッ!!
『っ!?』
ツナは大空のリングVer.Xに大空属性の死ぬ気の炎を灯して刹那達に見せると、刹那達はその光景に驚く。
「指輪から炎が……!」
「これが死ぬ気の炎……ん? この炎、何処かで……そうだ! ダブルオーフレイマーの背中から放出されていた炎と同じだ!」
「あ、確かに!」
「そう言われてみれば、そうね……」
ティエリアとフェルト、スメラギの3人はツナのリングに灯された大空の炎を見て、ダブルオーフレイマーXの背中から放出されていた橙色の炎と同じであることに気付く。
「まさか、ダブルオーフレイマーはツインドライブだけで無く、その炎を動力源にしているのか……?」
「ツインドライブと言うのが何なのかわからないですけど、ダブルオーフレイマーはこの炎で稼働していると思います。ナッツと同じように」
「え? ナッツも?」
「はい、ナッツ達ギアアニマルは死ぬ気の炎で稼働する動物なんです。こんな風に死ぬ気の炎を分け与えてやると……」
ツナはそう言って大空の炎を……フェルトに抱かれているナッツの口元に近付ける。
「「なっ!?」」
「ちょっ、ツナ君!?」
「な、何をしてるの!?……って、え?」
ツナの行為に刹那達が驚く中……
「ガウッ♪(ペロペロ♪)」
「炎を、舐めてる……?」
ナッツはツナの大空の炎を嬉しそうに小さな舌で舐めていた。
「火傷はしないのか……?」
「死ぬ気の炎は炎と言っても、基本は生体エネルギーです。確かに物を直接燃やす力も有りますが、それは使用者の意思でコントロール出来ます。実際フェルトさんがナッツを抱き抱えても、服が燃えていないですしね」
「あ! そう言われてみれば……」
フェルトはナッツの鬣が炎で出来ていることを思い出し、自身が抱き抱えても服が燃えていないことに気付く。
そしてフェルトは試しにナッツの炎の鬣を触ってみると、まったく熱くないことを感じるのだった。
「凄い、全然熱くない……」
「本当か?」
「僕達も触ってみよう」
「ええ、そうね」
刹那やティエリア、スメラギ達もナッツの炎の鬣を触り、フェルト同様熱くないことを確認した。
「……確かに、熱くはないな」
「ああ、意思で炎をコントロール出来ると言うのは本当のようだ」
「ただでさえ指輪から炎が出たことさえ驚きなのに、不思議な炎ね……ところで、どうして綱吉君は死ぬ気の炎……だったかしら? その炎を操るリングや、その炎で動く動物を持っているの?」
自分達ソレスタルビーイングが所有するガンダムやGNドライブに匹敵する程のオーバーテクロノジーである死ぬ気の炎を灯せるリングやギアアニマルを、何故ツナが持っているのかを疑問に思ったスメラギがそう聞くと……
「……俺自身が今まで経験して来た『戦い』、そして俺自身が周りに内緒にしている『秘密』に関わることで、とても長くて信じられないような話なんですけど、聞いて貰っても良いですか……?」
ツナは一瞬話すのを迷うが、自身が嘘や隠し事できない人間であるのは痛い程わかっているし、下手に誤魔化して刹那達に余計な疑いを持たれるのも嫌なので、正直に話すことにした。
「何やら深い事情があるようだな……だが、本当に良いのか? 話し辛いことであるなら、無理に聞かないが……」
「大丈夫です。俺自身隠し事するのが下手だし、前に下手に誤魔化して痛い目を見た経験があるんで……」
10年後の世界にて、同級生で自身の想い人である少女ーー『笹川京子』と、他校で自身に好意を寄せる少女ーー『三浦ハル』に、ボンゴレ……マフィアの戦いのことを隠し続けて来たことから2人を怒らせてしまい、喧嘩してしまった時の苦い記憶があるので、ツナ自身あんな想いをするのは二度とごめんである。
「わかったわ。それじゃあ綱吉君、貴方自身のことについて教えてくれるかしら?」
「はい。実は……」
ツナは少し内容を濁して話す……自身のこと、そして自身の今までのことを……
ツナ自身は運動や勉強がダメダメであることを除けば、基本何処にでもいる平凡な中学生であるが、彼自身にはある秘密があった。
それはボンゴレファミリーと言うイタリア最強のマフィアの次期ボス候補で、先祖代々からその血を受け継いでいることを、自身の家庭教師としてやって来た元晴のアルコバレーノにして、世界最強のヒットマンーーリボーンによって知った。
そして、その血を受け継いでいるが故に様々な戦い……
脱獄囚である『六道骸』率いる黒曜中との戦い……
もう1人のボス候補『XANXUS(ザンザス)』率いるボンゴレ特殊暗殺部隊『ヴァリアー』とのリング争奪戦……
パラレルワールドにいる自身と知識を共有できる能力を持つ『白蘭』率いる『ミルフィオーレファミリー』との10年後の未来の世界での戦い……
誤解やすれ違いから一時敵対してしまった親友の『古里炎真』率いる『シモンファミリー』、そのシモンファミリーを裏から操って暗躍していた初代霧の守護者『D(デイモン)スペード』との『誇り』を賭けた戦い……
ツナ自身の師であるリボーンらアルコバレーノの生存の未来を賭けた、マフィアの法の番人である『復讐者(ヴィンディチェ)』達との『虹の代理戦争』……
ツナ自身マフィアのボスになる気はないが、大切な仲間達の命を守る為にも逃げる訳にはいかなかった戦いについて、ツナは刹那達に話すのだった……但し未来とか重要な部分を除いて。
だがそれも直ぐに話す事になるとは、この時ツナも思わなかった。
「……以上が俺自身の秘密と、俺が今まで経験して来た戦いの全てです」
『……』
ツナの話を聞いた刹那達は驚きのあまり、何も言えない状態であった。
それもその筈、14歳の少年がマフィアの次期ボス候補であることさえ信じ難いのに、さらにその少年が想像を絶するような過酷な戦いに身を投じ、死線を乗り越えて来たなんて聞かされたら、最早漫画やアニメ、小説の話なんじゃないかと思ってしまう程である。
かと言って、目の前の少年ーーツナがとても嘘を言っている様にも見えないので、彼の話は事実なのだろう。
「やっぱり、こんな話信じられませんよね?」
「まあ、そうね……ただでさえ14歳の子供がマフィアの次期ボス候補なんて信じられないのに、とんでもない戦いに身を投じてたなんて……」
「そうですね……因みにだがそのボンゴレと言うマフィアで、君以外のボス候補はいなかったのか?」
「俺以外に4人ほどいたんですけど……その内の3人は亡くなっていて、さっき話したもう1人のボス候補であるXANXASはボスになる為に必要なボンゴレの血ーー『ブラッド・オブ・ボンゴレ』が無いんで、唯一その条件に該当する俺に白羽の矢が立った感じなんです。まあ、俺自身はマフィアのボスになる気なんてさらさら無いんですけど、裏社会の人間の多くから見ればボンゴレの血を引く俺自身の存在は目障りでしかなくて……そのおかげで、今迄どんな大変な目にあって来たか……」
今迄のことを振り返ったツナは乾いた笑みを浮かべながら、ティエリアにそう答える。
「……君も色々と苦労しているんだな」
「まあ確かに色々大変だったし、苦しくて辛かったけど……それ以上に大切な仲間がたくさんできたんで、今となっては大切な思い出ですよ」
「そうか……君は強いんだな」
「え?」
「目の前の非現実を現実として受け止め、自身の糧にして前に進む等そう簡単にできることじゃない……ましてや、君のような子供なら尚更な」
今まで経験して来た死と隣合わせの過酷な戦いを大事な思い出として昇華できるツナを強い人間だと、刹那は評価した。
そんな刹那の評価にツナは少し驚くが、苦笑の笑みを浮かべる。
「買い被り過ぎですよ。俺はそんな強い人間じゃないし、俺1人だけだったら今日まで生きて来れなかった……リボーン達皆がいてくれたから、今の俺があるんです」
「ツナ君は仲間達を家族のように大切に想ってるんだね……」
「そうですね、皆は俺にとってかけがえの無いの存在ですから」
「そっか……」
まっすぐにそう答えるツナを見て、フェルトは優しげな笑みを浮かべていた。
そんな2人を見た刹那・ティエリア・スメラギは……
「……君はフェルトに似てるな」
「「え?」」
「フッ、僕も刹那と同じようなことを考えていたよ」
「あら奇遇ね、私もよ。あなた達、姉弟なんじゃ無いかってぐらい内面が似てるわね♪」
「「えっと……そんなに似てますか?」」
「ああ。仲間想いなところとかな」
「あと、意外と芯が強いところもそうだな」
「「そ、そんなことは……///」」
「あらあら、揃って照れちゃって。2人とも可愛いわね♪」
「「か、揶揄わないでください!///」」
「「フッ……」」
スメラギの揶揄いの言葉に対して、息ピッタリに反論するツナとフェルトを見て、刹那とティエリアは柔らかな笑みを浮かべながら微笑ましそうに見ていた。
「それにしても、マフィア間でそれほど大きな戦いがあったとはな……今まで表沙汰にならなかった方が不思議なくらいだ」
「まあマフィア同士の抗争が表沙汰になっちゃったら、マフィアの法の番人である復讐者(ヴィンディチェ)達が黙っていないですから……」
ティエリアの疑問に対して、ツナはそう答えるが……
「そのことなんだけど……綱吉君は確か並盛町と言う町にいた筈なのに、気が付いたらカタロン基地の近くにいたのよね?」
「はい。リングが放った光で意識を失って、気が付いた時には砂漠にいたんでびっくりしましたよ」
「そう……もしかしたら……」
「? 何かわかったのか?」
ツナの言葉を聞いたスメラギの脳裏にある推測が浮かび上がり、そんなスメラギを見た刹那が尋ねる。
「まだ確証が無い上に、自分でも馬鹿げた推測だとは思うのだけど……それ以外考えられないわ」
「それは一体何なんだ?」
「それを言う前に、綱吉君に聞きたいことがあるんだけど……貴方、カタロンやアロウズは疎か、ガンダムやモビルスーツのことも知らなかったのよね?」
「? はい、どれも初めて聞く言葉ですけど……」
「それじゃあ……『ユニオン』、『AEU』、『人革連』、『地球連邦政府』、『ソレスタルビーイング』、『宇宙太陽光発電システム』、『軌道エレベーター』……今言った単語で、1つでも聞き覚えがあるものはあるかしら?」
「スメラギさん?」
「スメラギ・李・ノリエガ、何故そのようなことを彼に? 彼くらいの年齢なら流石に1つくらい知っていても……」
ツナにそう質問するスメラギの意図がわからず、ティエリアが戸惑いながらそう言うが……
「ええと……すみません、全部聞き覚えが無いです……」
「なっ!?」
「えっ!?」
「な、何だと……っ!?」
誰もが知っているような単語を、ツナは1つも知らないと言う驚くべき答えを口にしたことに、刹那・フェルト・ティエリアは驚きを露わにする。
そんな3人とは違い、スメラギは……
「やっぱりね……今の綱吉君の答えで、私の推測が正しいことを確信できたわ」
ツナがそう答えることがわかっていたのか、眉間に手を置きながら予想通りと言わんばかりの発言をした後、ツナに向き直ると……
「綱吉君、貴方が今置かれている現状についてわかったわ……だからこそ、落ち着いて聞いて欲しいの」
「落ち着いて? あの、それって一体どう言うことなんですか?」
ツナはスメラギのただならぬ表情から何か重大なことがわかったということを察する。
そして、スメラギは……
「綱吉君……貴方はこの世界の人間じゃないのよ」
「……はいっ!?」
「つまり、貴方は異世界の人間と言うことよ」
「えええええええっ!?」
とんでもない爆弾発言を投下し、ツナを驚愕させるのだった……
To Be Continue……
未だに決まらないツナのヒロイン……取り敢えずフェルト単体か、フェルトとアニューのWヒロインのどちらかで決めたいと思います。
個人的にはフェルトとアニューのWヒロインにして、ライルにはアニューと同じ遺伝子の女性型イノベイドのオリキャラを割り当てようかなあと考えてはいますが(^◇^;)
次回も応援よろしくお願いします^_^
【追記】
ツナにして欲しいことのリクエスト募集中ですので、ご協力よろしくお願いします^_^
○【機動戦士ガンダム00 Flamer X】ツナにして欲しいことのリクエスト募集中
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=255540&uid=33830