ハイスクールD×D×O〜悪魔と龍と王の物語〜   作:カノサワ

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第12話=深夜の教会とリベンジと隠し階段=

マリヒコside__

 

…深夜、俺、イッセー、小猫、木場、そしてアーシアは教会前にまで足を運び向かっていた。

 

「本当にいいのか?アーシアも付いて来て…」

 

「はい…私はその、もう一度レイナーレ様と話したいのです」

 

イッセーがアーシアを心配するかの様に問いかけるが、アーシアはそう答える…あの時出かける前、アーシアも自らも付いていくと言ったのだ…まぁ夕麻…もといアーシアから教えてもらったが、あの堕天使はレイナーレという名らしい、あの時アーシアも連れていく様に言われたが、アーシアの身の安全とあってか連れて行かない方が良いとは思ったが…

 

「けどアーシアちゃんを1人にさせたら他の堕天使が狙うかもしれないから同行させた方が良いかもしれないね、そしてマリヒコ君はもう変身しておいた方がいいよ」

 

木場はそう言い放つ、確かに不意打ちとかでメダルやドライバーが奪われては敵わない…

 

「だな…じゃ、失礼して」

 

俺は早速ベルトを装着し、メダルを3枚入れ…

 

「変身!!」

 

《タカ!》

《トラ!!》

《チーター!!!》

 

__昨日の様にオーズに変身する。

 

「…なるほど、これが君の…」

 

「あれ、そういやあの時変身した時タトバ、て鳴ったような…?」

 

あの時?…あ、確か夜の公園で男の堕天使に襲われた時か…

 

「多分組み合わせによって歌が流れるんじゃないかな…」

 

何かと不思議だなこれ…

 

「ふむ…まぁ今は歌は気にしてる場合じゃない、行こうかみんな」

 

木場が仕切り、俺らは夜の教会に乗り込み始めた…

 

___

 

…教会内部はかなり荒れていて、銅像の様なものの腕や頭が破損しているのが目に入る…手入れとかしてねぇんかなこれ。

 

「堕天使は神の反逆や信仰を踏みにじる事で愉悦感を得ているかもね…」

 

「…そんな」

 

木場はその光景を見て考察をする、アーシアはその説明を受け信じられないて顔をする…アーシアは信仰深そうだからこんな光景はキツイかもしれない。

 

「…嫌な気配がします」

 

小猫ちゃんが何か警戒するかの様な顔で向こうを見る…誰かが潜んでいるのか?俺は小猫ちゃんに合わせ向こうを見る。

 

「おぉっと気づかれちゃいましたぁ〜!?そうだよ感動的だねぇ! みんな大好きフリード神父ちゃんの登場だよ!」

 

…白髪の男が現れる…こいつはそう、イッセーの依頼人を殺した挙句アーシアにまで手を出した野郎。

 

「フリード…!」

 

イッセーはフリードを睨み付け、アーシアは恐れる様に下がり始める…

 

「お兄さん達〜?アーシアちゃんを返してくれない?返してくれたらお礼に…神の裁きをプレゼントしちゃうから?と言うか黙って受けてくれない?俺の前に現れた悪魔ちゃんはもう二度と会うことはないのよ?なんでかって?そいつはもう既に死んでるからだよぉ!!そしてそこの信号機怪人くぅん!!君あの金髪くんだよねぇ?君人間だから帰っていいよー、なんて言うわけねーじゃん!!てめーも悪魔に関わった人間だから罪ありき!!と言うわけで死ね!!このクソッタレどもがよぉおおお!!」

 

フリードはイかれた様子で言葉を連発し、剣と銃を構える…!来る!

 

「アーシアは隠れてて!いくぞ!!」

 

イッセーが籠手を展開し構える、俺も同時にトラの爪を展開する!

 

「はいクソ悪魔3分クッキングを開始します!!まず銃弾で仕留めマース!!」

 

フリードは引き金を引き、イッセーを狙いに光の弾丸を放つ…させるか!

 

「はぁ!!」

 

俺は素早く高速移動でイッセーの前に立ち、爪で弾丸を切り裂く!

 

「!、サンキュー!」

 

「あーちょ!?と言うかよく考えたらなんでてめー変身出来てるわけ!?実はメダル持ってましたて展開!?そう言う展開寒いんすけど!」

 

フリードはあれやこれや言い始めるも関係ない!俺は爪でフリードを狙い斬りかかる!

 

「はい無駄無駄ぁ!!俺の剣術と素人の剣じゃ差があるっての!」

 

ガァン!!と俺の爪とフリードの剣がぶつかり合う…これが狙いだ!俺に意識が向いてる時にその僅かな隙を…

 

「今だ!」

 

「おう!昇格(プロモーション)!【戦車(ルーク)】!!」

 

ダッ!!と背後にいたイッセーが悪魔の脚力を使い高く飛び上がる!流石にフリードもこれに虚を突かれたか驚いた顔をする。

 

「はぁ!?なんすかそのジェットストリーム的なぁ!!」

 

狙いをイッセーに定め、銃を向けようとするが…俺はそれをさせまいとし、銃に向けて爪で斬撃を放つ!!

 

「はぁ!!」

 

爪に鉄を引き裂く感覚が伝わり、銃は瞬く間に無残なくず鉄になった。

 

「あー!?これ高かった奴!」

 

「アーシアの苦しみに比べりゃ…安いっつーの!!」

 

同時にイッセーがそう叫び…

 

「アーシアの分!しっかり喰らえやぁ!!」

 

「ゴフォア!!?」

 

フリードの顔面に一撃を入れる!…すげー、向こうの壁にまで飛んで行った。

 

「…凄いね二人とも、僕らの出番が無いや」

 

「少し妬けます」

 

木場と小猫ちゃんが俺らの戦いを見てそう言う…すまん二人とも!

 

「はっ!!どうだイケメン野郎!俺が本気を出せばこんなもんよ!」

 

おーい調子乗るな彼女いない歴=年。

 

「おいマリヒコ??」

 

「おっとすまん…じゃあフリードの野郎はどうする?」

 

と、フリードが吹っ飛んだ方を見ると…既に立ち上がっていた、ヤベェまだ気絶まで追い込めて無かったのか!?

 

「ちーきしょ…てめぇらよくもやってくれたな…けど今日のところは見逃してやるよ!!アーシアちゃんももう諦めてやらぁ!!けどてめーら二人は諦めねぇ!!ぜってぇ頭に弾丸ぶち込んで!!この剣でズタズタに切り裂いてやらぁ!そう!!俺は君ら二人にフォーリンラブて訳!」

 

「待て!メダルはどこにある!」

 

俺は奪われたメダルの行方を聞きにフリードに問いかける、が…

 

「しらねぇよ!!レイナーレの姐さんに聞きなぁ!と言うわけで三下のセリフを吐いて!はいさいなら!!」

 

フリードが地面に何かを投げると…カッ!!と眩い光が放たれる!

 

「「っ!!」」

 

俺らはそれに眼が眩み、視界は回復するが…

 

「…いない」

 

…くそ、逃げられたか…けどもうフリードと相手はしなくて良いと言うわけか。

 

「大丈夫でしたか皆様!」

 

アーシアが俺らにそう駆け寄る…どうやら心配かけてしまった様だ

 

「へーきへーき!あのフリードの野郎に一撃入れたしさ!…けど次は…」

 

…イッセーの顔が少し暗くなる…そうか、次はあの堕天使…レイナーレとやり合う時か、けどどこに…

 

「てい」

 

ドガァ!と小猫ちゃんが突如祭壇を蹴り飛ばすと、その下に隠し階段が…マジか。

 

「…この先にいる様だけど…心の準備はいいかい?」

 

木場はイッセーを見つめ、そう言う…確かにレイナーレは敵とは言え元はイッセーの彼女…偽りの関係とは言え思うところはあるだろう。

 

「…ああ、アーシアを守るためにも行かなくちゃな!」

 

…イッセーは覚悟を目に灯し、そう言い放、そうだな…行こう。

 

「イッセー…何かあれば俺も手を貸す」

 

「ああ…頼りにしてるぜマリヒコ!」

 

___

 

…俺らが隠し階段へ下り、長い廊下を進むと巨大な扉の前に着く、おそらくこの向こうに…

 

「いい?一誠君は出来るだけ前に出ない様に、アーシアちゃんを守ってて、マリヒコ君は僕と一緒に戦える?」

 

「ああ…小猫ちゃんは?」

 

「私はアーシアさんの護衛につきます」

 

「わかった…それじゃ、覚悟はいいかい?」

 

俺たちはその言葉にうなづく…木場はその様子を見ると扉に手を触れると、自動的に開いて…

 

「いらっしゃい、悪魔に化け物くんに、それに…アーシア」

 

__夕麻(レイナーレ)の声がした。

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