一つ!最近リアス部長の様子のおかしさに気づいたイッセーとマリヒコ!実はライザー・フェニックスという人物との婚約が迫られており、それを無効にする為にオカ研一向はレーティングゲームに挑む!
二つ!!修行の成果を出すべく、レーティングゲームに挑むが敵わず、敗退してしまう!!
そして三つ!!!グレイフィアからライオンのメダルを渡され、イッセーは赤龍帝の力、《禁手》。マリヒコはオーズの力、《コンボ》を発動させてライザーに勝利し、リアス部長を取り戻したのであった!!!
Count The Medals!!今オーズが使えるメダルは_
タカ ライオン
トラ カマキリ
チーター バッタ
第1話=アルバムと噂と生徒会=
どうも、今年の春からオカルト研究部、基悪魔に関わり、色々あったマリヒコです。
俺らオカ研は今、部室では無くイッセーの部屋に集まり会議をしています。
理由は部室である旧校舎がそろそろ大掃除の時期を迎えたそうで、その掃除が終わるまで部室は使えないだとか…誰が掃除しているんだろう。
「それじゃ、始めましょうか。朱乃」
「はい、部長」
そして朱乃さんが部長の指示で、手に資料を持ち、読み上げ始める。
「今週と先週と合わせて私達が担当したはぐれ悪魔がこれで4件。そして全てが…例のメダルの怪人ですわ」
「メダルの…部長。あれってなんですか?」
メダルの怪人、例の使い魔探しの日から悪魔から謎のメダルの怪人が生み出されている事件が多発していて、俺らはそいつを倒し、その怪人を生み出したはぐれ悪魔を保護すると言う繰り返しをしてた。
「…まだ詳しくはわからないけど、少しずつは特徴は分かってきたわね」
イッセーの疑問に答えるように説明をし始める。
「まず今までのはぐれ悪魔の証言や、行動を纏めてみたけれど…どうやら彼らは
「その何かは恐らくこれだと思いますわね…そして時間が経った後はあのメダルの怪人が這い出てくる、と」
そう言って朱乃さんが銀のメダルを見る。
メダルはあの怪人の体を構築しているらしく、部長自身はメダル自体にはエネルギーの様な物があるらしく、それを悪魔に入れてしまえば怪人が出来上がる、との考えだ。
「て事は…これ無闇に触れない方がいいんじゃないかな」
「そう思って調べては見ましたけれど、メダル自体には触れても問題が無いですわ…恐らくこれを使ってる者がメダルに何か細工をして、悪魔に入れている様ですわ…その主犯は恐らく堕天使」
そう断言できる理由がある。
あの怪人を倒した後、メダルが散らばりその後、それを回収するかの様な魔方陣が展開しているのだ。
そしてその魔方陣の形が堕天使が使う物で、『神の目を見張る者』…グリゴリが悪魔を利用し、メダルを集めているとの考察に行き着いた。
「ただ…魔方陣の他にこの様な物も現れてましたね、使い魔の類に似ていますが…」
そう言って木場が取り出したのは、真っ二つになった赤い鷹…それも生物では無く機械の物だ。
そう、あのメダルを集める物は魔方陣以外に現れ、この赤い機械の鷹が一斉に現れてメダルを啄む様に取る。
その際堕天使の魔方陣と取り合いになり、その最中木場が手がかりを集める様に一体切り捨て、回収したのだ。
「そして調べて見ましたが、ここにグリゴリのマークが描かれてます」
「…あれ?じゃあグリゴリとグリゴリが奪い合い…どう言う事だ?」
イッセーがそう疑問に思う、そう、ここからが問題だ。
真っ二つになった機械の鷹の胴体を合わせて見たら、なんとグリゴリのマークが刻まれていたのだ。
「…身内同士の争いでしょうか」
小猫ちゃんのその疑問に部長が軽く困った様子で答える。
「それなら悪魔まで巻き込まないで欲しいわね…とにかく堕天使が何かしている事自体は明らかだけど、これじゃよくわからないわね…この機械の鷹の持ち主か、回収用魔方陣を使う堕天使さえ見つかれば聞き出すけどね」
部長はハァ、と軽くため息を吐く。
…どうも何かが動き出している事自体は薄々わかるが、下手に動けないのが少し歯痒い。
とにかく今できるのは、街のパトロールと手かがり集めしか無いと言うわけだ…
と、不意にコンコンとドアからノックの音が耳に入る。
イッセーがはーい、と答えるとガチャ、とイッセーのお袋さんが何か抱えて部屋に入ってきた。
「あら、みんな何か難しい顔をしてるわね…どうかしたの?」
「いえ、今後の部活の方針に行き詰まっていました。少し色々と問題も見つかったところです」
部長がそう笑顔でお袋さんに説明すると、お袋さんが「そう?それじゃ息抜き代わりにこれを見てみる?」とその抱えてた物を見せた、それは…
▲▼▲▼▲▼▲▼
「で、こっちが小学生の時のイッセーで、これが幼稚園生の時の…」
「あらあら、全裸で海に」
「イッセー先輩の赤裸々な過去…」
「あー、懐かしいなこれ、砂場で胸を作って…この頃からイッセーが胸に興味持ったのかぁ…」
「母さん何してんのぉおおお!?朱乃さんも小猫ちゃんも見ないでぇええええええ!!そしてマリヒコなんだその哀しそうな目は!?」
お袋さんが持ってきた物はなんと、昔のイッセーの成長記録写真が収められたアルバムで、今全員にそれを見られてたのだ。
幼少期の何気ない行動が恥ずかしいて言う地獄の公開処刑だよねこれ、ドンマイイッセー。
「幼い頃のイッセー幼い頃のイッセー幼い頃のイッセー幼い頃のイッセー…」
「あわわ…可愛いです…裸で牛乳飲んでます…」
そして部長さんがハァハァと荒い息を吐きながらアルバムを食い入る様に見てた…いや何か危ないところ行ってません!?アーシアももう夢中で見てますね!
「あら…これってマリヒコ君?」
「え…あ、はい」
と、朱乃さんが一枚の写真を指差す。
写ってたものは元気そうにピース写真を見せる小学生の頃のイッセーと、その背後に写真に映らないように隠れている金髪の少年…俺の姿が写ってた。
「あー…確かこいつこの時相当暗かったな、写真に写る時いつも俺の後ろにいたか、物陰に隠れてたもんな」
「あらあら…可愛いところもありますわね」
イッセー!余計な事言わんでくれ!?何気に恥ずかしい!
「ははは!こうなりゃお前も道連れだ!確かこの時は段ボールに隠れてたり、大きい葉っぱで頭を隠してたり…」
「まぁ…恥ずかしがり屋さんでしたのね」
「ヤメロォ!!」
確かに恥ずかしい!!イッセーの気持ちが理解できたよこれ!
「けど…どうしてここまで隠れようとしてましたの?」
「あー…えーと、それは」
…どうも言いづらい、昔は自分の容姿、と言うか髪の色が他の人と違っててそれが嫌でしばらくは鏡とか写真とかで見たくなかったんだよな。
「おい!お前は見るな木場!」
「ハハハ、いいじゃないかイッセー君。もう少しこのアルバムで楽しませてくれよ」
と、ふと向こうを見るとアルバムを見てる木場と、それを取り返そうとしてるイッセーの軽い追いかけっこが始まってた。
まぁ木場が軽くひょいひょいと避けてて、イッセーがそれに追いつけてないという状況だ…あれに俺の写真とか無いよね?
「…っ!?イッセー君!」
「な、なんだよ木場?」
と、木場が突如声を上げる。
…その顔はいつもの爽やかな笑顔では無く、何か鋭い眼をしてた。
そして少し震える指で一枚の写真を指す、俺もそれが気になり近づき、その写真を見る。
…恐らくは幼稚園生の頃のイッセーと、その横に栗毛の男の子が特撮ヒーローの変身ポーズを決めてた写真だ。
「…これ、何かわかるかい?」
恐らくはこの栗毛の男の子であろう家の中にかけられている一本の剣を指差す。
「あー…ガキの頃だから詳しくは覚えて無いな」
「そうか…こんな所にあるんだね、思いがけない所に…」
…その声音は何か殺気を感じた。
その横顔から察するに、木場自身この剣はよく思わない物だろうけど、相当な目つきをしていた。
「これは…聖剣だよ」
…そしてこの一言は、俺らがある事件に巻き込まれる事を予言してたのかも知れなかった。
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後日、今は学園の昼休み時間で俺はイッセー、そして松田と元浜と昼飯をとっていた。
あのアルバム事件からと言うものの、木場の様子がおかしくなり。近いうちに行われる球技大会を想定した野球の練習も、木場だけが集中しておらず、取れるはずのボールを見逃したりもしていた。
俺とイッセーは松田達と合流する前木場について少し話したが、解決点が見つからず今は休憩中だ。
「今日も部活か?」
「ああ、球技大会に向けて練習中なんですよ俺ら」
その松田と問いにイッセーがそう答える。
先ほど言った通りに俺らオカ研はそれに向けて色々な球技を想定して練習を積んでいた。野球の練習もその一つだ。
そろそろ大会日も近いので昼休みに最後のミーティングが行われる予定だ。
「はー、オカルト研究部がボールかよ。でもお前らんところの部って全員身体のスペック高いよな」
「まぁ、練習もハードだけどね」
何せ俺以外みんな悪魔だもん。普通にボールを投げるスピードや、足のフットワークが差がありすぎると練習中に実感したぐらいだしさ。
「イッセー、おまえな、変な噂が流れているから気をつけろよ」
「な、なんだよ、元浜……」
唐突にメガネをくいっと指で上げ、元浜が話を切り出す。
怪訝な様子をイッセーを見て口を開き始める。
「美少女をとっかえひっかえしている野獣イッセー。リアス先輩の秘密を握り、裏でエロプレイを強制し『ふふふ、普段気品溢れるお嬢様が、俺の前で卑しい顔をしやがって!このメス〇〇がっ!』と罵っての乱行につぐ乱行」
「ぶふっ!?」
「な、なんじゃそりゃあああああああ!!!???」
そんなとんでもない噂に俺は飯を変な所に詰まらせ、イッセーの悲鳴が教室中に木霊する!がまだ元浜の話は終わらなかった!
「まだ続きはある。ついには学園のマスコットアイドルの塔城小猫ちゃんのロリロリボディにまでその毒牙は向けられる。そして、転校初日のアーシアさんへ襲い掛かり『日本語と日本の文化、俺が放課後の特別補習で教え込んでやろう』と黄昏の時間に天使を堕落していく……。鬼畜イッセーの美少女食いは止まらない――。と、まあ、こんな感じか?」
「…マジで?お、俺そんな風に周囲に見られているの?え?」
…そんな狼狽るイッセーに、俺はこう言葉をかけた。
「見損なったぞイッセー」
「おいいいいいいい!!!噂だって!て言うかそんなバカなことしないよ俺!?」
いやだってお前、学校じゃ『性欲魔人』だの『変態大魔王』だとか軽く噂されてるぞ?いやまぁ元浜の噂は軽くぶっ飛んでるけどさ。
「ま、ドンマイイッセー。日頃の行いだ」
「おいマリヒコ。お前も他人事みたいな反応だけど噂流れてるぞ?」
「………はい?」
え、元浜嘘だろ?いや嘘だろ!?だが元浜は再び指でメガネを上げ、語り始める。
「普段は生真面目で頼み事を聞いてくれるマリヒコ、だがその裏は報酬と称して変態行為をするエゲツないゲス野郎だった!なぜか最近登下校で姫島先輩と一緒にいる姿が見受けられてるが、実はオカ研の備品を直した報酬として変態行為をして、姫島先輩を毒牙にかけていたのだ!!」
「おいぃぃぃいいいいいぃぃぃいいい!!!!???」
「『ふふ、この間の部室の備品を直したお礼に持ってきましたよね?…よしよし、このスケベ写真が俺の朝を潤してくれる…』そう!お前は毎日の様に姫島先輩に卑猥な写真を自分で撮らせてそれを受け取ると言う外道なプレイをしているて言う噂がな!」
いやいやいやいや!!??俺そんな事してない!!!
「ええい!!!そんな噂誰が流した!!イッセーはともかくとして流石にそんな噂流れたらヤバイ!」
「俺はともかくてなんだ!?とにかくそんな酷い噂早いとこ止めねーと!誰が流したんだ!?」
俺とイッセーが二人に詰め寄ると…
「まあ、俺たちが流してるんだけどな」
「うんうん」
と、素直に白状してくれた
……
「『非モテの怒り!!』」
「バージョン俺&マリヒコぉ!!!」
『ぎゃあああああああ!!??』
そんな二人に俺らはあの『非モテの怒り』を放った!!
「なんで俺にまで噂を流した!!イッセーで充分だろ!?」
「おぃい!?まぁとにかく覚悟しろてめーら!」
俺はハゲ坊主!イッセーはメガネ小僧に絞め技を喰らわせる!
「こ、こうでもしないと俺ら嫉妬で狂いそうなんだよ!そしてまだまだだな!その程度では『非モテの怒り』とは呼べん!」
「そ、そうだぁ!マリヒコも同罪だ!そしてイッセー!貴様には『非モテの怒り』を放つ資格などなぁい!!」
こいつら…追い込まれても余裕そうだなおい。
「あんたらなーに、男同士で絡み合ってんの…そう言うプレイ?」
「ゲッ、桐生」
と、俺のクラスメイトの女性生徒、『桐生藍華』が話しかけてきた。
この子は別に嫌いじゃないが、何かと変態三人組と俺をからかうかの様な感じで絡み、特に俺には何かとあっち系な話を繰り出してくるのだ…
「あのー…皆さん喧嘩はダメですよ?」
「と、アーシアか…よっ」
「もう二度と変な噂流すんじゃねぇぞ…」
そしてアーシアも桐生の近くにいたようで、それに気づいた俺とイッセーが仕方なく松田と元浜を離してやった。離してやった二人は何か呪う様な顔で見てきたけどまぁ気にしない…気にしない。
「それにしてもゲッとは何よゲッとは…あんたがまだ高校生な癖にアッチの話題になるとすーぐ赤い顔するから、私が教育してんのよ」
そう軽く不満そうな顔で言う桐生。
こいつ何かと俺にアレな話題をふっかけて来るもんだから返答に困る…
「余計なお世話ですよ…」
そんな様子を見て、さっきの元浜見たくメガネを指で上げる。
「あんたもそんなんだから行き遅れるのよ。きっとイッセーとアーシアちゃんも毎晩合体している様なカップルになってる筈よ」
「桐生ぅううううう!!??何言ってんのお前ぇ!!」
この子一応女の子だよな!イッセーや松田と元浜以上に爆弾落としてくるじゃねぇか!?
「くっ!?なんてエロ娘だ!さすがはクラスから『匠』と呼ばれるだけはある!」
「『匠』じゃないと思う、ただのセクハラオヤジだと思う」
そんなイッセーに軽くツッコミを入れる。
少しは自重してください桐生さん…あ、まずは変態三人組からか、あはは。
「と、そろそろ時間じゃないか?イッセー、アーシアそろそろ行こうか!」
「あ、はい!」
「お、おうっ」
腕時計を見て時間を確認するとミーティング時間がそろそろ迫っていた。
軽く松田と元浜、そして桐生に挨拶を入れ教室を移動する。
「…チキショー、次はどんな噂を流してやるか」
「ホモ説な噂でも流すか?木場とイッセーにマリヒコがそう言うアレな奴」
「マリヒコは受けよ。絶対これは外せないわ」
……アーアーキコエナイキコエナイ。
▲▼▲▼▲▼▲▼
「あー…なんか疲れた」
「たく…俺そんなモテてねーのにさ」
「大丈夫ですか?…私の神器で疲労も回復できれば良かったのですが」
うんありがとうアーシア。その気遣いだけでも充分だよ。
と、グッタリしてる俺とイッセーは旧校舎に行き、部室前にまで行き、軽くノックをしドアを開ける。
「すいませーん、遅れました…て、あれ?」
部室に入ると、既に俺ら以外のメンバーは揃っていたが、他にも二人誰かががいた。
俺らが軽くその人を見ると、見覚えのある人がいた。生徒会長の支取蒼那先輩と…
「…匙?」
「え…独也?」
いつも生徒会の備品を直す依頼をする人物がいた。
みなさん本当に更新が遅れて申し訳ございませんでした!
そしてお気に入りが120件も超えて本当に嬉しい限りです…本当にありがとうございます!