ハイスクールD×D×O〜悪魔と龍と王の物語〜   作:カノサワ

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前回のハイスクールD×D×O!!前回の三つの出来事!

一つ!木場祐斗が禁手に至り、新たな神器である双覇聖魔剣を発動させる!

二つ!!見事バルパーを打ち倒すもコカニエルがバルパーを殺害し、コアドライバーとメダルを使い変身する!!

そして三つ!!!その戦いの最中謎の人物が乱入する!!!


第10話=ドリルと虫の王と白い鎧

 

《 Brest Canon》

 

「がぁああぁあっ!?」

 

「っ!?」

 

「何!?なんなの!」

 

「……」

 

まるでSF映画者に出てくる機械的なスーツを着た者の乱入により、周りの人物は困惑し…すると、謎の人物が胸に付いたキャノン砲を消したと思うと、懐から1枚のセルメダルを取り出し、腰につけてあるベルトに装填する。

 

「あれって、セルメダル…!?」

 

「貴様…何者ぉ!!」

 

俺がそう呟くと同時にコカビエルが激怒した様子でその人物に突撃すると、ベルトに付けられてるダイヤルを回すと…カポーン、とカプセルが開き…

 

《Drill Arm》

 

ガシャン!!と右腕に何かのパーツが集まり、ドリルが出来上がる。そして突撃したコカビエルに合わせ、ドリルを回転させて腹部へと殴る!無論それに命中すれば肉体が抉られる様に、コカビエルのメダルで出来た肉が鮮血の様にメダルが溢れ出る…!

 

「がぁああぁあぁああぁ!?」

 

「ぶ…部長、アイツは一体…!」

 

「わからない…けど、敵じゃ無さそうね」

 

イッセーと部長がそう燻げに話していると、また謎の人物がベルトにメダルを装填し…ハンドルを回し、カポーンとカプセルを解放させると、足に何かのパーツが集まり…!

 

《Caterpillar Leg》

 

戦車に取り付けられてる様なキャタピラを模した、巨大な機械のブーツが完成し、怯んだコカビエルにキャタピラをギュルルルル!と回転音を放ちつつ蹴り飛ばす!益々肉体が削られ、周りにはメダルが飛び散っていて…。

 

「がはっ…き、貴様…!」

 

蹴り飛ばされるも倒れず立ち、謎の人物に殺気を込めて睨みつけるコカビエル。

だが、それを気にしない様に謎の人物がキャタピラを回転させ、後ろ向きでこちらへ来る。

 

「っ!!」

 

「…答えてください。何が目的ですか」

 

それに警戒する様に構える朱乃さんと小猫ちゃん。だが相手は何も言わず、何か1枚のメダルを取り出す…金の縁で、緑色のクワガタのレリーフが刻まれたメダル。あれは…!

 

「オーメダル…!益々気になる。君は何者だ?答えないなら…」

 

木場がそう警戒心を赴きにし、構えた瞬間…ポイッとそのメダルを俺に投げ渡す。

 

「とと…えと、くれるんですか?」

 

「…それが命令。既に果たしたから去る」

 

俺がそう困惑するも、その謎の人物がノイズ混じりの声でそう告げまたメダルをベルトに装填し、ダイヤルを回そうとした瞬間コカビエルが突撃する!!

 

「貴様!!戦場を荒らした後逃げる様な真似など!!」

 

するとドリルの腕を向けると、バシュウウゥウゥ!!とロケットの様に飛び、コカビエルに深く突き刺さる!

 

「がぁあぁあぁあ!!こ、この…」

 

カポーンと、怯んでる隙を見てカプセルを開き背中に何かのパーツが生成され…

 

《Cutter Wing》

 

「…勝って生き残りなさいよ。お人好しの悪魔様達」

 

「え?」

 

と、言った瞬間鉄の羽根が作り上げられ、それに搭載されたロケットブースターで飛び上がり…上へ魔法陣が展開されると、そこへ入り消えていった…

 

「…部長、あれは…」

 

「イッセー…今は気にしている場合じゃ無いわ!マリヒコ!そのメダルを使いなさい!緑のメダルが三つ揃ったと言うことは!」

 

「…コンボ…!」

 

俺はすぐさまタカのメダルを取り外し、そのメダルを装填する!

 

「…クク、余計な邪魔が入ったが面白そうな事になりそうだな…!あいつは貴様らを殺した後にジワジワ嬲り殺しにしてくれる…!」

 

空間が歪みそうな程の殺気を放ち、腹部に刺さったドリルを引き抜き、凄まじい腕力で握り潰す。

…オースキャナーを手に取り、コカビエルを見据える

 

「…コカビエル!お前を絶対に打ち倒す!」

 

_キン!キン!!キィン!!!とそのメダルをスキャンする

 

《クワガタ!》

 

《カマキリ!!》

 

《バッタ!!!》

 

_頭部部分がタカの頭から緑のクワガタへと変化する。するとドクン、と全身に力が溢れる。

ラトラーターと同じ様に、まるで、抑えが効かず_

 

《ガーッタ!ガタガタッキリッバ!ガタキリバ!!!》

 

「_うぉおおおぉおおおおぉおおおぉお!!!!」

 

「「「っ!?」」」

 

_空間を揺るがすほどの咆哮に俺とコカビエル以外が怯む。

 

「…久しいな、その姿」

 

頭はクワガタの様なハサミ、腕にはカマキリの刃、そして足はバッタの様なレリーフが刻まれ、緑色の姿…ガタキリバコンボへと成す!!

 

「…イッセー…俺に、力を譲渡してくれ!!」

 

「…おう!!あいつに一発かませ!!」

 

ドン!とイッセーが俺の背中を押す様に籠手で触れると…

 

《Transfer!!》

 

_またしてもドクン、と力が流れる。全身が爆発するかの様に、それでも…

 

「…行くぞ!」

 

ダッ、と走り出す。

 

「マリヒコ君!僕らも加勢を!」

 

「えぇ…一人では行かせま…」

 

朱乃さんと木場が加勢に向かおうとした瞬間…

 

「うぉおおおぉおおおおおぉおおおぉおお!!!!!!」」」」」」」」」」

 

_俺が一人、二人、三人…最大十人に増えた。

 

「せ…!?」

 

「ぶ、分身した!?」

 

「…アレが緑の力」

 

朱乃さん、イッセーがその光景に驚き、部長がそう呟く。

自分でも驚く、まさかこれ程の力とは…けど、違和感を感じず、一人一人がまるで俺だと感じる。

 

「懐かしいな…だが!真のオーズであれば100は増えるぞ!?」

 

四方八方からの龍の力を纏ったカマキリの刃を放つも、コカビエルは余裕そうに弾いて凌ぐ。

…自分でもこの力に限界があるのを感じた。もし長引けばいつかは倒れる。だが!

 

「僕達も!!」

 

「いましてよ!!」

 

木場が聖魔剣を創り、突撃しコカビエルに斬りかかろうとする。

 

「ふん!幾ら雑魚が揃おうとも…!」

 

「「はぁっ!!!」」

 

と、木場の剣をいなそうとした瞬間二人の俺が腕に刃を放ち、それを阻止し…

 

「っ!?…ぐぅっ!!貴様…!」

 

「ここっ!!」

 

ザシュウウゥ!!とコカビエルの足に固定するかの様に突き刺す。

これがチャンス…そう思い、オースキャナーを手に取り。

_キン、キン!キィン!!!キィン!!!!キィン!!!と周りにスキャン音が鳴り響く。

 

「朱乃さん…俺に!!雷を!!」

 

「…えぇ、行きますわ!!」

 

全ての俺が同時に飛び上がった瞬間、雷鳴が鳴り響き_

 

《スキャニングチャージ!!!》

 

_ドォオオオォオオォン!!!と全ての俺に雷が落ちる。

 

「なぁ!?」

 

「ははは!!!仲間割れか!!…何!?」

 

イッセーが驚愕し、コカビエルが笑うもすぐその表情は焦りを見せる。

_雷と龍のオーラが混じり、雷の龍が如くのオーラと化し!!

 

「っ…う、動けん!どういう事だ!!」

 

「ぶっつけ本番で不安だったけど…聖魔剣でも氷の力を宿せた様だね…!!」

 

コカビエルの足は木場が突き刺した剣…氷の力を宿した聖魔剣により凍りつき、動けず…!!

 

「「「「「「「「「「ドォオオォオオラララララララァアァアァアァアアァアア!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」

 

_十の雷の龍が、コカビエルの獣の肉体を喰らい付いた。

 

「がはぁああぁああぁああぁあああぁああぁああ!!!!??」

 

「…っ!!…くっ…!!」

 

…コカビエルを中心に巨大な爆発を起こし、俺はそれから離れる様に着地し変身解除する。

 

「…あ、あけの、さ、ん」

 

「マリヒコ君!!」

 

「大丈夫かよ!?」

 

「無事かい!!」

 

朱乃さん、イッセー、木場が俺に近づく。

…なんだこれ、さっきの現象が酷く不思議に感じる、俺、一人?二人?いや…

 

「…お…おれ…一人に戻りましたよね…」

 

「!…えぇ!大丈夫よ…コカビエルはもう…」

 

「…いいえ…まだよ…!!」

 

と、部長が爆発で上がった煙に手を向ける…まさか。

 

「…くく…驚いたぞオーズ…いやマリヒコと呼ぼう!俺をここまで追い詰めるとは!」

 

_歪む視界に、ボロボロだけどまだ立つコカビエルがいた…既に変身が解け、元の堕天使の体になっているが、まさかアレでも無事なんて…!

 

「…褒美に貴様だけ生かしてやろう。だがグレモリー眷属…貴様らは皆殺しだ!」

 

「…も、もういち、ど」

 

「ダメ!…部長!増援まで後…」

 

「…間に合わない、小猫はイッセーとアーシアとマリヒコを連れて逃げて!祐斗はゼノヴィア!…私達二人だけでも!」

 

「部長!俺は逃げないっす!!あんな野郎に!俺の仲間をこれ以上傷つけさせはしない!」

 

「申し訳ございません部長…僕も同じ気持ちです…小猫ちゃんは三人を連れて逃げるんだ」

 

_だめだだめだだめだ、勝てない。もう四人は既に限界だこれ以上戦えばみんなやられる。それだけは嫌だ、ならせめて俺がこの身全てを捧げてでも。

 

「_ふふ、まさか人間にここまで追い詰められるとはな」

 

…その時、何かが舞い降りてきた。それは真白くて、美しい全身に覆われた鎧。背中には透明の翼…先程の謎の人物とは違う神秘的な鎧。

 

「…まさか」

 

「…『白い龍』」

 

バニシング・ドラゴン。そうコカビエルが呟いた瞬間俺の視界は黒く染まり始めた。




大変遅くなって申し訳ございませんでした!!
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