「…え、な、なんだこれ!タカトラバッタ…タトバ!?」
ちょ!これどうなってるんだ!これってまるで特撮に出て来るヒーローのような…
「おい歌は気にしてる場合じゃねぇぞ!来るぞ!?」
「え、うぉ!?」
咄嗟に飛んで来る槍を振り払うように腕を振るうと…ザシュッ!!と何かを切る感覚が腕に伝わる。
「お、ぉおお…!?」
右腕にある爪が展開され、槍を斬り捨てた様だ…というか、さっきから身体中が…
「ちぃ!!中々やるな!!」
男がまた槍を展開し接近して来る、次に俺は足に力を込め…
「はっ!!」
男に向けてジャンプする、驚いた事にまるで自分の足にバネがある様な跳躍力を見せる。
「うぉらあああ!!」
「ぐぉおっ!?」
そしてその跳躍力を込めた脚を使った蹴りを何度も男に放つ、男は何度も槍を使った防御をするも、すぐにヒビが入り破損する、俺はその隙を見逃さず…
「もらったぁ!!」
両腕の爪を展開し、男に斬撃を放つ!
「ぐっ!?」
だが男は既のところで回避し、代わりに後ろの照明柱が切り裂かれ、ドスンと音を鳴らしながら残骸が落ちていき、俺は地面に着地する
「…なんだこれ、さっきから身体中に力が溢れて来る!!」
「ちぃっ…戦いの素人とはいえこれはマズイな…我が名はドーナシーク!!再び貴様に見えぬ事を願おう…!」
ドーナシークと名乗りし男はそう言い放ち、消え去った…
「…ま、マリヒコ、大丈夫…か?」
イッセーはそう俺に問いかけ近づいて来る
「お、おう…と言うかこれどうやって元に戻るんだ!?」
まさかこのままじゃねーよな…!?そう思い俺は傾けたバックルを元に戻すと…身体中に光が放たれ、元の姿に戻った
「…よかった、このまま、戻らんかったら…」
「…おい、マリヒコ?おい!?」
…あ、やばい、なんか疲労が…
…最後に見えたのは、イッセーの背後に見える魔法陣みたいな…
…
____
…窓に朝日が差し込む。
「…んぐぉ」
目を覚まし、俺は軽い身支度を済ませる、そういや昨日何か凄いことが…あ
「…そうだ俺!昨日襲われ…」
…ふと机を見ると、バックルとメダルが置かれていた。
「…これであの男…ドーナシークを追い払ったんだよな…イヤイヤ夢だろ、いい年こいて何見てんだか」
…俺はそう思い、朝飯を食うために下へと降り、おじさんに挨拶をする。
「おはよーおじさん」
「お、おはよう」
「あら、おはようございます」
いつもの聴きなれた声と、聴きなれない女性の声…てえ?
「え、貴女は!?」
俺の目に飛び込んできたのは…学園の者なら知らぬ者はいないお姉さま、姫島先輩だった。
「ふふっ」
「いやーマリヒコがこんな美人さんと知り合いだったなんて…おじさん驚いたよ〜」
「は、はは…」
苦笑しながらも俺は机に座り、いただきますと軽く言ってご飯を食べ始める、先輩もうちのご飯を食べている様だ。
「美味しいですわね、マリヒコ君のおじさんのお料理」
「あはは、おじさん喫茶店の店長だからね〜、いつでもご馳走するよ!」
…すっかり仲良くなっている
____
朝食を終え、姫島先輩と学校へ行くと、校門近くの学生がざわついている…まぁ理由はわかる。
「い、一誠がリアス様と一緒に登校!?」
「マリヒコも朱乃様と一緒に登校してるぞ!!」
「リアス様が穢れますわ…」
「マリヒコ爆発しろ!!」
一部罵声などが聞こえて来るも、俺は気にせず歩く…うん気にしない。
「それでは、私はこれで…後で部長の使いの者が来るから待っててね」
先輩はそう言うと自分のクラスへと歩いて行った…て言うかさっきの学生の話を聞く限り、イッセーも…そう思い俺はイッセーを探し始める
「おーい、イッセーどこに…」
「イッセー貴様ぁああああ!!どんな手を使った!!」
「吐け!ナズェダァ!!」
「いでぇええええ!!??」
…松田と元浜がお互いタッグを組んでイッセーに組み技をかましていた、名を付けるなら『非モテの怒り』だろう。
「あ!!マリヒコ!!松田!!イッセーは俺に任せたぁ!」
「おう!!貴様もなぜ姫島先輩様と登校できたぁ!!」
「え、ちょ、ギャアアアアア!!??」
俺も同様に『非モテの怒り(松田単体)』を喰らう
「松田!!元浜!!」
イッセー!頼む!!説得を…
「…お前ら、生乳は見たことあるか?」
「「……どう言うことだぁああああ!!」」
ナニイテンダイッセー
___
放課後、どうやらイッセーもリアス先輩から使いが来ると言われ、俺らはそれを待っていた。
「…イッセー、昨日のあれ」
「夢…じゃないよなぁ」
…と、ガラッとドアが開き、誰かが入って来る
「!…キャー!!木場様よ!!」
「木場様!!こんなご汚い所ですけど…どうぞ!」
女子が急に声を上げる…木場って確か、そう思うと金髪のイケメンが俺らに近づいて来る。
「やぁ、君らかな?マリヒコ君に一誠君は」
「あ、はいっ」
「…おう」
イッセーが軽く嫌そうな顔で木場を見る…まぁこいつイケメン嫌いだしな
「僕はリアス・グレモリー先輩の使いで来た木場祐斗、来てくれるかい?」
使いてのは木場の事か…俺らは席を立ち木場について行く。
「木場様が一誠に用事!?」
「木場様が穢れる…マリヒコ君ならまだしも…」
「3P?3P!?」
「どっちが左!?」
…聞こえない聞こえない。
____
…どうやら旧校舎にリアス先輩達はいる様だ、俺らは旧校舎に入り、リアス先輩達がいる部室の前にまで案内される。
「部長、連れてきました…さ、入って」
木場がそう言うとドアを開ける…俺らは部室に入り、軽く見回す
「失礼しまーす…こりゃなんとも」
「おぉー…」
旧校舎の中と言う割には中々綺麗だが、薄暗く魔法陣?みたいなものが刻まれている…少し怖い。
「…おろ」
「…」
…静かに羊羹を食べてる銀髪の女の子を見かける、確かあの子は。
「彼女は塔城小猫、このオカルト研究部の部員の一人なんだ」
木場はそう紹介して来る、俺は軽く会釈をすると、小猫ちゃんは「んっ」と返す、クール系かな?
「…マリヒコ、とんでも無いことが起きてるぞ」
「!…どうした」
「…シャワーだ、あそこにシャワーを浴びている女性が!!」
軽くバシィ、とイッセーをしばく
「いだぁ!?何をするだぁー!!」
「…変態」
小猫ちゃんがジト目でイッセーを見て来る、まぁそらそうだ。
「ごめんなさいね、朝から着替えて無かったから」
向こうのシャワー室から制服を着替えた紅い髪の女性…リアス先輩が出て来る、姫島先輩も見える、イッセーは鼻を伸ばしてる、おい。
「ふふ、さっきぶりねマリヒコ君…それに、貴方が2年生だったのは少し驚きましたわ」
あーうん、俺身長低いからねギギギ。
「二人共こんばんは…私はリアス・グレモリー、このオカルト研究部の部長よ、貴方達を歓迎するわ…そう」
「悪魔としてね」
この後オーズのOPを流して見たいこの頃。
そしてやっとオカルト研究部と接触ができました!これからどんな青春を送るかの様に書いていきたいです、下手な文ですけどよろしくお願いします!