今回からゆゆゆに入ります。今回はその序章ということで、いつもより短めです(7000字越え)。
勇者部の回想あったのどこだっけとすげぇ探しました……地味に難産でした←
そんな感じに詰まった時、皆様から頂いた感想を読み返して頑張ろうと再起するようにしてます。でも病みを望む声だったり大赦潰すだったりを見る度に笑ってしまうという。
序章なのでほのぼのです(にっこり
朝、部屋に入る日差しを顔に浴びて目が覚めた。すっかり見慣れた天井から視線を外し、枕元に置いてあるスマホで時間を確認する。5時半、いつもの起床時間に起きられたことを確認し、左腕と左足だけで体を起こし、ベッドに座る。
「よっ……と」
そう声を出し、近くに置いてある電動車椅子に座って操作し、部屋から出て洗面所へと向かう。自分の部屋は1階にあり、洗面所も同じだ。リビングも風呂も1階、トイレは1階2階に1つずつ。姉と妹の部屋は2階で、そこを行き来する為のエレベーターまである。
当初姉妹が暮らしていたと言うにはあまりにバリアフリーが行き届いた家。やはり大赦は自分を帰すことを視野に入れていた可能性が高い。そんなことを思いつつ、洗面所で顔を洗ってすっきりする。
その後は部屋に戻り、腹筋や片腕での腕立て伏せ。右足が動かない上に右腕がない状態なので中々に難しいが、出来るトレーニングと言えばこれくらいなので文句は言っていられない。走ることが出来ない以上、こうすることでしか体力をつけられないのだから。
ゆっくりと動かし、たっぷりと時間を掛ける。無理はせず、適度に休憩も挟む。何セットか繰り返すこと時間にしておよそ1時間。それを毎朝やり、終わった後は風呂に向かい、汗を流す。片腕片足での風呂もいい加減慣れた。ただ……あの戦いからと言うもの、ゆっくりと風呂に浸かったことはない。
なまじ触感が残っているので水に触れているということだけが分かり、温かいとも冷たいともぬるいとも感じないのでどうにも気持ちの悪いのだ。捧げることになる供物がランダムのようなので運が悪かったと言うしかないが……何とも、嫌なものを捧げさせられたものだ。
「……まあ、すっきりとはするか」
少なくとも汗がベタつく気持ち悪さを解消できる程度にはすっきりするのでそこは救いだった。風呂から出てバスタオルで体を拭き、最初に着ていた寝間着代わりの洋服は洗濯機の中に入れ、ここに来る際に一緒に持ってきた制服に着替える。
そう、制服。今日から自分は姉さんと同じ学校、讃州中学に1年として通うことになる。因みに、神樹館は卒業した
ー こんな形で渡すことになるのは変な気分だけれど……せめて、ね ー
見舞いに来てくれた安芸先生が何とも言えない表情でそう言って渡してくれたのだ。ちゃんと自分本来の名前である“犬吠埼 楓”と書かれた彼女の手書きの証書は、自分に取って充分に宝となるモノだった。
着替え終わり、掛けていた鍵を開ける。我が家の風呂場にはしっかりと鍵が付いている。以前閉め忘れて風呂上がりの自分と樹がばったりと出会して以来、忘れないように気を付けている。因みにその時の樹は自分の顔と下半身を数回見比べて顔を赤くして出ていった。妹も性の違いを認識する年頃になったかとほっこりとした。
車椅子を操作し、リビングへと入る。そこには、朝食の支度をしている姉さんの姿があった。
「ん? おはよう、楓。相変わらず早いわねー」
「おはよう。そう言う姉さんこそ、いつも早起きして朝食作って……ありがとねぇ」
「良いのよ。可愛い弟と妹の為だもの。あっ、悪いけど樹起こしてきてくれない? じゃないとあの子、いつまでも寝てるしねぇ」
「了解だよ、姉さん」
車椅子をその場で回転させて反転し、エレベーターに乗って2階に上がって樹の部屋に向かう。起きているかもしれないのでノックを3回。まあ、案の定返事がなかったのでドアを開けて入る。
「相変わらず、だねぇ……」
部屋の中を見て、思わず苦笑いする。取り出したまま放置された衣服、読んだら読みっぱなしの漫画や占い関係の週刊誌。捨て忘れたであろうお菓子の袋に、ペットボトル……昔から片付けが苦手ではあったが、姉さんが家事をやり始めてからすっかり依存してしまっているらしい。
足の踏み場もない、とまでは言わないが車椅子が通るのは難しい。なので仕方なく左足だけで立ち、ピョンピョンと跳んで樹の眠るベッドまで行く。そこまで遠くないし、訓練で培った体幹機能はこの程度で揺らぐこともコケることもない。数秒で辿り着き、ベッドに腰掛けて樹の体を揺らす。
「樹、朝だよ」
「んー……うにゅ……」
「起きないと置いてくよ」
「ゃー……おふぁよ、おにぃちゃん……」
「うん、おはよう。顔洗って目を覚ましてきな」
「ぁーぃ……」
相変わらず朝が苦手な子だと苦笑いしつつ、眠そうにしながらもベッドから出て1階に向かう樹を見送り、同じように跳んで部屋の前の車椅子に座ってエレベーターを使い、降りる。リビングに入ると、丁度姉さんがテーブルの上に朝食を置くところだった。
「どう?」
「ちゃんと起きて顔を洗ってるところじゃないかねぇ。部屋、まーた汚くなってるよ」
「またー? こないだ掃除したばっかりなのに」
「そうやって甘やかすから自分で掃除しない上に直ぐ散らかすんじゃないかい?」
「でも定期的にやんないと足の踏み場もなくなるのよねぇ」
「そこは心を鬼にしてだねぇ」
「でもねぇ……」
「ごめんなさい、散らかしてて掃除しなくてホントごめんなさい……」
あーだこーだと姉さんと言い合ってるとそれを聞いていたんだろう樹が恥ずかしそうに謝りながらリビングに入ってきた。まあ朝から姉と兄が
とりあえずなるべく樹が自分で掃除するということで話は終わり、姉さんの作った朝食を食べる。チーズにベーコン、卵を挟んだホットサンドに二個の卵とソーセージで顔を作った、下にハムを敷いた目玉焼き。瑞々しい生野菜のサラダに、コンポタスープ。そして牛乳。
「うん……美味しいねぇ。これでちょっと前までは生焼けだったり焦がしたりしてたんだって? 凄い成長だねぇ」
「作らないと樹が食べなかったのよねぇ。いつまでもそういうの、食べさせたくないじゃない?」
「美味しいけど……ちょっと私には量が……体重が……」
「だってさ。加減してあげなよ姉さん」
「……そう」
「わ、私が頑張って運動すればいいだけだから!」
「無理して食べてお腹壊したら意味ないでしょ。樹も姉さんを甘やかさないの」
樹が自身のお腹を触りながら言うので姉さんを見ながらそう言うと、しょんぼりと気落ちする。その姿に慌てて樹が庇うように言うが、気持ちは分からんでもないがそれとこれとは別だ。全くこの似た者姉妹は……と苦笑しつつ、自分は自分で食べ進める。
「大丈夫。姉さんの料理は美味しいよ。でも、食べ過ぎは体に悪いって姉さんも分か……らないか、自分が悪かったよ」
「なんで謝られたの!? 分かるわよ!」
「えっ!? 分かるの!?」
「樹ぃ! なんであんたが驚くの!?」
「どうせ今も昔みたいに樹の前で4杯も5杯もうどん食べてるからでしょ。食べ過ぎたって感じたことある?」
「……うどんは、女子力を増幅させるのよ!」
「ないんだね……」
大食いなのは変わらないらしいねぇ。くつくつと笑い、最後の一口となったホットサンドを口に放り込み、牛乳を飲む。美味しかった。あまり味の良し悪しはわからないが、姉さんの味付けは自分の好みとも合う。まあ姉弟だから好みを知っているのも当然か。
「ごちそうさま」
「あむ……お兄ちゃん早いよ……」
「ていうか、よくそんなに早く食べられるわね。ホットサンド、まだ結構熱いわよ?」
「うん? ああ……」
そう言われてみれば、と樹が持つホットサンドを見てみる。噛んだ部分から湯気がたっていて、確かに熱いんだろうなぁとは思う。だがまあ……残念ながら、自分はもうそういうのはわからない訳で。
「自分には……丁度よかったよ」
けどまあ、少なくとも……心は温かかった。
讃州中学登校初日。友奈に車椅子を押されながら共に登校してきた東郷は学校の校舎の出入口付近にある掲示板に貼られているクラス分けの紙を確認し、自身と友奈がどこのクラスかを確認する。
「結城……結城~……あった! やった! 東郷さんも一緒のクラスだよ!」
「本当? 嬉しいわ、友奈ちゃん」
やがて、自分達の名前を発見した友奈が飛び上がらんばかりに喜び、そんな彼女を見て東郷もまた笑みを浮かべる。入学したばかりで周りは皆知らない人間ばかりなのだから、知人友人が居るのはやはり安心するのだろう。
喜びはしゃぐのもそこそこに、2人は掲示板から離れて校舎へと向かう。その為に東郷が視線を校舎へと向けた時だった。
「……あっ」
一瞬だけ、本当に一瞬だけ、東郷は自分と同じように車椅子に乗っている誰かが女生徒に押されて校舎の中へと入っていくのを見掛けた。男子か女子かも分からなかったが、その“誰か”が妙に気になった。
「東郷さん? どうかしたの?」
「えっ? ……ううん。何でもないわ」
友奈に不思議そうに聞かれ、東郷は首を横に振る。校舎の中に入ると、流石に件の人物は居なかった。そもそも学年も分からないが。そのまま入学式が終わるまで過ごしたものの、東郷が見た車椅子の誰かに会うことはなかった。
彼女が再び出会ったのは、入学してから1週間程経った日のこと。放課後、友奈と東郷の2人はようやく学校にも慣れ始め、何かいい部活はないかと探しながら思案している時だった。
「ちょいとそこのお2人さん」
「「はい?」」
どんな部活に入ろうか。押し花部とかないかなー、なんて話をしながら廊下を進んでいると、突然黄色い髪を首の後ろでツインテールにした、恐らくは先輩であろう女生徒に声を掛けられた。
「もしかして入る部活を探してる?」
「あ、はい。あの……貴女は?」
「あたしは2年の犬吠埼 風。そして、勇者部の部長よ!」
「勇者……部?」
「勇者部!? なんですかその部!」
胸を張ってドヤ顔でいい放つ風。聞き覚えのない部活の名前に東郷は首を傾げ、友奈は目をキラキラとさせながら食い付いた。そんな彼女に、思わず東郷は苦笑いし、思いの外食い付いた友奈に風が体を少し仰け反らせる。
こほん、と咳払いを1つしてから風は持っていたチラシを2人に手渡す。勇者部、と銘打ってはいるものの、チラシに書かれているのはゴミ拾いや迷い猫探し、古着の回収と言った謂わばボランティアのそれ。
「勇者部の活動は、世のため人のためになることをやっていくこと」
「それって、所謂ボランティアでは……」
「ま、そうなんだけどねぇ。でもボランティアって、人によってはやりたくなかったり、やろうと思っても二の足踏んだりするじゃない? 後は……自分でもやれるのかって心配になったり」
「……まあ、確かにそうかもしれません」
「でも、それが勇者になんの関係があるんですか?」
風の言葉に思うところがあるのか、東郷は視線を落として己の動かない両足を見る。2年間の記憶と共にその機能を失った両足。今でこそようやくその状態での生活にも慣れ、和菓子だって作れるようになった。だが、出来ないことや断念したこともあったのも事実。
車椅子姿の彼女に弟の姿を重ね、風も一瞬暗くなるがすぐにそれも消える。目の前の2人は大赦に指定された勇者適性の高い、己のグループに確保しておく必要がある人物なのだ。何としてでもここで入部してもらわねばならない。
何も知らない2人を己の復讐に巻き込むことになるかもしれない罪悪感はある。だが、復讐を抜きにしても、世界を守るためにも勇者という存在は必要なのだ。この勇者部という部活は、その為のモノ。部員として一纏めにしておけば、早々離れることはないだろうから。
因みに、これは風が大赦から派遣された時点で考えていたことであり、楓は関わっていない。尤も、彼に言ったら“姉さんのことだから大丈夫だろうしねぇ”と何とも姉冥利に尽きる言葉が返ってきたのだが。
「誰かが出来ない。もしくは、誰かが困ってる。そういう誰かの為になることを“勇んで”、進んでやる者達のクラブ。それが勇者部よ」
「おお! カッコいい!」
「なるほど……でも、友奈ちゃんはともかく私では……」
「そんなことはないわ」
話を聞いてテンションが上がる友奈に対し、東郷はやはり自分は……と少し暗くなる。しかし、風は少し屈んで彼女と視線を合わせ、笑って首を振る。
「あたしの弟も、貴女と同じように車椅子なんだけどね。勇者部に入ってって言ったら、二つ返事で入ってくれたの」
「えっ? それは……どうして」
「確かに、車椅子に乗っている以上それがハンデに感じるかもしれない。でもね、そんな自分でも……自分だからこそ出来る何かがある。そんな自分だからこそ、“勇んで”進みたい。弟の言葉よ」
「……立派な弟さんですね」
「ええ! 自慢の……格好よくて可愛い弟よ」
そう言い切る風の表情は、誰が見てもその弟のことを愛しているのだと分かるような、綺麗な笑顔だったと、後に友奈と東郷の2人は語る。
それを聞いた東郷も1つ頷き、友奈と目を合わせる。彼女も同じように東郷のことを見ており、コクリと頷く。友奈自身、勇者部と名前を聞いてから乗り気であった。元々“勇者”という存在に憧れを抱いていた彼女にとって、名前も内容も琴線に触れまくっていたのだ。流石に東郷が入らなければ断っていたかもしれないが。
とは言え、彼女が頷いたことでその憂いはなくなった。それに、風の語った“弟”にも興味が湧いたのだ。こんなにも姉に想われている弟とは、一体どんな人物なのだろうか、と。
「結城 友奈、勇者部に入ります!」
「同じく、東郷 美森。入部させていただきますね」
「ありがとう! はいこれ、入部届けとシャーペン。ぱぱっと書いちゃって。直ぐ先生に出してくるから」
「「あっ、はい」」
友奈ちゃんに車椅子を押されながら、犬吠埼先輩が言っていた、もう使われていないという家庭科準備室に来た。その部屋の扉の上付近の壁に“家庭科準備室”と書かれた名札の下にもう1つ名札があり、そこに“勇者部部室”と書かれていた。
ー んじゃ、あたしはこれ出してくるから、先に部室行っといて。場所は分かる? ……ならよかった。そこに弟が居るから、あたしが戻るまで挨拶でもしといて ー
と、犬吠埼先輩は言っていた。つまり、この中には話に出た弟さんが居るという。しかし、私と同じ車椅子の男子、それも弟なのだから恐らくは同級生……生憎と見た覚えがない。そう言えば、車椅子の人物なら入学式の時に……もしかして、と思う。
「失礼しまーす」
そんなことを考えていると、友奈ちゃんが扉に手を掛ける。待って、まだ心の準備が……そう言う暇もなく、扉は開かれた。
そこには、真っ白な男の子が立っていた。
「あ……っ……?」
そう思った瞬間、開いていたらしき部屋の窓から風が吹いて私の前髪を揺らし、思わず目を閉じる。再び開いた頃には真っ白な男の子の姿はどこにもなく、代わりに……開いた窓の前に、件の弟さんであろう車椅子の人物が背を向けてそこに居た。
「うん?」
その人物は車椅子をその場で反転させ、私達の方に向き直り……その姿を見て、思わず友奈ちゃんと一緒に息を呑んだ。
彼には右腕が無かった。左目には医療用の眼帯も取り付けられている。正直なところ、私と同じ車椅子の弟と聞かされていたから同じように足が動かないだけなのかと思っていた。でも、それは間違いだった。
「……新入部員の人、でいいのかな?」
「え、あ、は、はい! 勇者部に入部しました、結城友奈です!」
「……あ……東郷、美森……です」
「結城さんに……東郷さん、か……うん……いい名前だねぇ」
何故か、彼が私を見て……凄く、優しい目をした気がした。そう思ったのも一瞬で、彼は朗らかな笑みを浮かべてそう言った。何故かしら……私は、その笑みを何度も見たことがある気がした。
「はじめまして、1年2組の犬吠埼 楓です。2人とは別のクラスかねぇ」
「あっ、私達1組! お隣さんだねー」
「そうだねぇ、お隣さんだねぇ」
私達が部室に入ると、彼は自己紹介をしてくれた。犬吠埼先輩と同じ長い黄色い髪の彼は、顔もどこか似ていて……笑っていると女の子みたいにも見える。
友奈ちゃんと彼が笑い合っている。その姿は、とても微笑ましい。それに何故だろうか……彼が笑っていると、それだけで嬉しいと感じている自分が居るのだ。同時に……何故だろう。胸の奥が切なくなる。
脳裏に、綺麗な白い花が浮かんだ気がした。
「おーし、揃ってるわね後輩達」
「お帰り、姉さん」
「あっ、風先輩!」
「あ……犬吠埼先輩……」
「入部届けは出してきたから、これで2人は晴れて勇者部の部員よ。今後、この4人で活動していくわよー!」
「おー!」
「元気な子だねぇ」
犬吠埼君が勢いよく手を上げる先輩と友奈ちゃんを見てクスクスと笑う。友奈ちゃんはいつも元気で、私に笑顔を見せてくれて、私に元気をくれる。彼女が褒められてるようで、私も嬉しくなった。
ついつい笑っていると、彼の目が私に向いた。その目はやっぱり優しげで。
「彼女みたいに元気な子が側に居ると……それだけで、幸せな気分になりそうだねぇ」
「ええ……そうね。友奈ちゃんが笑っていると、私も嬉しいもの」
「そっか……東郷さん」
「うん?」
「これから、よろしくねぇ」
「……ええ。よろしく、犬吠埼君」
改めて、よろしくと言い合う。そんな普通のやり取り。そんな、普通の光景。なのに……どうしてだろうか。彼を名字で呼ぶことに。彼に、名字で呼ばれることに。
私は、違和感を抱いた。
原作との相違点
・バリアフリーの行き届いた犬吠埼家
・勇者部の初期メンバーが4人
・セリフとかその他色々
という訳で、犬吠埼家の日常と勇者部発足、4人の出会いでした。1年生の話はもう少しだけ続くんじゃよ。
書いてる合間にもリクエストが増えて戦々恐々としてます。書ききれるかこれ……。
前回の銀if、楽しんで頂けたようで何よりです。先駆者の方に可愛い銀ちゃん書いてる人達居るのでちょっと心配でしたが……いずれ、他の子との幸福になるifを書きたいですね。他の鬱系とかも込みで←
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