肆 私、博麗の巫女になる(本当に)
私は今、隙間を操る妖怪に連れられて幻想郷に向かってる。
「隙間を操る妖怪、あんた名前何て言うの?」
「私の名前は八雲紫よ」
「そう、八雲紫。これからあんたのことは紫ってよぶわ」
「……」
(ますます霊夢に似てるわね)
「そろそろ幻想郷に繋がるでぐちが見えてきたわ」
「紫、ちょっと待って」
「?」
「最後に私のいた世界に別れが言いたいの」
「いいわよ。早く済ませなさいよ」
「ありがとう」
私は少し間をおいて
「私がいた世界、今までありがとう。最後に蓮子、メリー。どうか私のことは忘れて結界の秘密を暴くのを頑張ってください。私は貴方達のような能力は持ってないけどこっちの世界で頑張るわ。蓮子、メリー今までありがとう」
最後の言葉を言い終わると何故か私は泣いていた。泣きたくないのに勝手に涙が溢れてくる。何でだろう?
「紫、終わったわよ」
「それじゃあ行きましょう」
「ええ」
歩き続けて数分…
「さあ、ここが幻想郷よ」
隙間の出口を抜けるとそこには1面のお花畑が咲いてると思いきや花は全て枯れていた。
「うそ?お花畑が枯れている?もしかして異変?」
「異変?何よそれ?」
「今、起きてるこれが異変よ。これを解決するのが貴方の仕事」
「これが私の仕事」
その時、空から人が降ってきた。正確には空から女の子がほーきに乗って急降下してきた
「ゆーかーりー!」
彼女は私達の少し上辺りで減速し私達の前に着陸した。
「紫、探したんだぜ。何処に行っていた」
「外の世界に新しい巫女を探しに行ってたのよ。それよりこの現状は異変で間違いないのよね」
「ああ、今、霊夢が結界の綻びを必死に押さえている」
「分かったわ。玲夢、結界の綻びを直しに行くわよ」
「分かったわ」
玲夢達、隙間で移動中…
「まずいわね。もう……押さえ……きれない!きゃっ!」
霊夢は弾き飛ばされて地面に激突した。
「霊夢!」
紫が霊夢にかけよって体を起こした。
「ゆ……か……り?」
「貴方、大丈夫?」
「あんた!今まで何してたのよ。ここに来たってことは新しい巫女を連れてきたのよね!」
「ええ。あそこにいるのが新しい巫女よ」
紫が手招きをしてこっちに来てと言っている。紫のところに行ってみると
「貴方が新しい巫女ね。名前は」
「白霊玲夢よ」
「私と同じ名前ね。私は貴方の奉る神社の神様見習い、博麗霊夢」
「私は何をしたらいいのよ」
「それは、あの結界の綻びを直すのよ」
(こいつ私と同じ名前だし言葉使いも同じ。すごく生意気だし)
そう言って斜め上を指差した。そこには空に大きな亀裂が入っている。
「あれをどうやって直せば良いのよ?」
「自分の思った通りにやれば良いのよ」
(説明雑すぎ!)
私は霊夢から貸してもらったお祓い棒を手に術を唱えた
「&∞&#∞……」
術をとえ続けるとどんどん結界の綻びが消えていき元の青空に戻った。
「よし」
「すごいわ。一回であんな大きな結界の綻びを修復した。霊夢、あなた以上にすごい人材かも」
「確かにね」
こうして結界の綻びもなくなり異変は解決された。後にこの異変は博麗の巫女消失そして誕生事件となった(原因が博麗の巫女がいなくなり結界を制御できなくなったから。そして私という博麗の巫女が誕生したから)。
玲夢が元いた世界
「やっぱり誰か忘れてるような」
蓮子は部室に貼っている写真を1枚見た。そこには蓮子とメリーそしてあと1人写っている。
「これ……!部活のサークル活動中の写真なのにもう1人写ってる!メリー!これ誰か分かる?」
「これ誰かしら?でも変よね。この写真はサークル活動中の写真よね」
次回にご期待を