【戦勇の世界へ】腐女子系エリート二人+a【トリップ】 作:雨の雫
カリカリ...
「いーやー!ロスアルが王道だって!!」
カリカリ...
「ロスアルもいいと思うが...そこはトイアルだろ」
ポキッ!カチカチ...カリカリ..
「いやでもさ?あのヘタレドSがデレたら個人的には萌えなんですよ」
ザッ...サッサッ...カリカリ...
「それを言うなら、あのコミュ障の執事長がアルバさんに対しては甘えてる方が萌えると思う」
「「とりあえず、アルバさん受け最高」」
「お前ら授業ちゃんと受けろ!!!」
もう我慢できないと立ち上がり、盛大な京太のツッコミで生徒全員( ゚Д゚)ポカーンとなる
いやポカーンじゃないだろ!!
「?なんだよ、京太。混ざりたいのか?」
「違うわ!!」
日向がコテンと首をかしげる
その姿に生徒の数人は卒倒しかける
あ、訂正
卒倒している
「いや?!何でお前等授業受けないの?!」
さっきの擬音を聞いて分かったと人もいる通り、今授業中なのだ
だが、彼女等は授業の内容などは全然聞いておらず,むしろロスアルかトイアルのどっちが好きかで盛り上がっていた
いや、なぜ盛り上がっているのか不思議なのだが...
「えーだって全部わかりきってるし...」
瑠亜はつまらなさそうに、欠伸をかいて京太の問いに答えた
そう、彼女たちにとっては高校の問題など赤子をの手をひねるより簡単なのだ
この二人はテストの点数はほぼ満点に近い状態であり、最近は暇つぶし感覚でやっているらしい
...それでも
「でもちゃんと受けろ!」
「え?何?受けとか攻めの話?」
「誰も言ってねぇよ!!んなこと!!」
「じゃあ何を受けろっていうんだよー」
「授業をだ!!」
「おぉ...ナイスツッコミ」と周りの生徒たちは感心するが、応援したりなど一切しない
暴走モードに入っている瑠亜に話しかける勇気など周りの生徒にはないのだ
だから、京太のようにわざわざ死にに行くような真似(ツッコミ)はしない
「先生も怒らないから別にいいだろ」
「お前等先生に何かしただろ?!」
先程から、何にも注意のしない先生は明らかに遠い目を見ていた
「アハハーイヤダナーナンニモシテナイヨー」
「何で片言なんだよ!!」
「瑠亜...それじゃあばれるだろ」
「あ、そうだったごめんごめん☆」
「ばれるって何が!?」
「え...先生に説得(物理)したってことが..」
「お前ら最低だな!!」
「日向ー言っちゃダメだってー」
「しまった..俺としたことが...」
「ダメだこいつら...」
京太が大きなため息をついたと同時に授業の終わりのチャイムが鳴った