ある展開に沿わぬよう、ある程度の製作を続けているうち、どうにか続きの展開を構成することには成功しましたが、その展開を再現するためのセリフ合わせの際に「キャラクター性に噛み合わない」長文による、詳細な推理パートが戦闘中に発生する事態となりました。
そのまま実行すればアナザーフォーゼにした意味がなくなり、もはやアナザーWの変身者であったことにしたほうがよいページと化してしまい、無理やり続行すれば「如月弦太朗」と異なるライダー変身者とすら言えない人物像に成り代わってしまいます。
結果として、本作そのものを没にせざるを得なくなりました。
ほぼ大差のない設定と背景で、アナザーWを主人公とした【アナザータイム08’(仮題)】を制作する場合、問題なく制作しえますが、そちらで制作した主人公像に噛み合う「相方」が間接的に原作の展開を根底からひっくり返しかねず、自分にとっての【ハイスクールD×D】がよいと思える要素を根こそぎ壊しかねません。
※(【アナザータイム2008】においては『悪役』として登場させる予定のあったアナザーライダーでした。サイクロンサイドのまま他者に取り付き相手をジョーカーサイドに変えさせ、アナザーライダーとしてのチカラを貸し与える構図となりますので、チカラがほしい原作キャラクターとは契約関係のうえで双方に都合が良いものとしていました)
それはアンチ・ヘイトの二次創作であっても「嫌な部分は嫌、できればこうであってほしかった」という一読者の身勝手な感情であれども愛または執着であり、そもそも「原作のこういう部分が好き(過去、または今でも)」という大前提たる愛に重きを置く自分には、好きな部分を潰してしまう=書く動機を失ってしまう行為に当たります。
いくら見かけが潰れていなくとも、その役を担うべき本来の主役の仕事を横から奪ってしまえば、それは同じことに見えてしまうのです。
以上のモチベーションの問題により、本作に関しては筆を折ることと致しました。
長らくのお気に入り登録に感謝しています、しかし一心上の理由からエンターテイメントとしての期待を裏切る形になってしまい申し訳ありません。
以下、本文中は拙作での主人公のキャラクター設定を開示いたします。
転生者:月隠朔郎
名前の由来は、晦、朔月。それぞれ月齢で『新月のひとつ前』と『新月』を指す。
すなわち、如月弦太朗(三日月)や我望光明(満月)と異なる人物像を意味する。
また、名前自体が新月、『日食』の原因となる月の状態を指すため、仮面ライダーウィザードと関係のある現象の名前、【仮面ライダーフォーゼ】の歴史を奪う者だからこその次の仮面ライダーの歴史と関連のある名前であることを指す。
怪人名:【アナザーフォーゼ】
仮面ライダーフォーゼの力を持つライダー怪人。
アナザーライダーの適合率が高くなりやすい「誰にでも変身できる仮面ライダー」の力のひとつであり、ベルトのスイッチを押すことで半透明のモジュールを生成、本物のフォーゼのように戦うことができる。
ベルトの力だけを生身で使う場合、基本的には『レーダー』『カメラ』『パラシュート』『シールド』『メディカル』などの左腕(□)に生じるモジュール、『ビート』『スモーク』『ステルス』『ペン』などの右足(×)に生じるモジュールのみ。
性格面:ネガティブな感じの如月弦太朗。
「誰とでも友達であろう」と望む、かつ自分から友達になる性分。
そうあろうとする理由は、「ひとりぼっちなのが悪いのではなく、誰にも頼れないで強がるのは、頼れるやつに頼らないで頑張ってみるヤツのより、”甘えたり頼るだけの勇気”もないってことだから『放っておけない』」という節介焼きと、同類としての同情と親愛。
そして、現実はそんな簡単にはいかないからこそ、その綺麗事を本当にするために頑張っている「やせ我慢(頼れないから頑張るのではない、頼らないで頑張ること)」。
転生先で本当に寂しいからこそ、この世界での絆を得ようとしている。
そのため、『誰にでも優しいが誰の味方もする』ことから、あんまり「誰かにとっての特別な誰かになろう」という欲求がなく、結果として「みんなにとっての特別な誰か」になれている。
夢は、友達を作り続けること(今も叶え続けること)。
将来の夢は・・・・・・実のところ、まだ決まっていない。
正体がバレるきっかけは友達相手にやる「拳を突き出す」動きや、一瞬だけ友情のシルシをやりかけてしまう失敗、両手でガッツポーズをしかける&しゃがみかける、といった【仮面ライダーフォーゼ】の癖と元々の癖が似通っていること、友情のシルシに関しては仮面ライダーとして戦うとき以外はするつもりがないのにやってしまうことなど、元から可能なかぎり【アナザーフォーゼ】だとバレないために頑張ったつもりの言動が原因。
トドメは、イッセーを守るためだけに使ったロケットモジュールによる迎撃。
(隠れた場所からレーダー&ランチャーのコンボで遠隔攻撃するにはイッセーと敵の位置が近すぎた、あるいは隠れる場所自体がなかった)
悪魔に転生するか、否かに関しては「この力は借り物で、長くても8年保つかどうか」ということを言及し、せめて卒業するまでは友達を守るのに使おうとしていることを伝え、『悪魔には転生しない、できない、してやれない』と言い切る。
備考:リアスに関して
・・・・・・ただし、そう言ったことを槍玉に挙げて、「じゃあ婚約の件で部長も助けてくれ」と言われると、流石に「親御さんに文句言うとか、駄目だったなら駄目だったなりにゲームの練習するとか、ちゃんと真面目に嫌がらなかった先輩が悪い」と返し、「なんだかんだで婚約相手を認めているか、さっきの婚約者の理屈に納得してるから、嫌がることに思いきれなかったんじゃないか」と投げかける。
どこにでもいる夢見る女の子なのではなくて、「そうなってみたかっただけ」の、現実をちゃんと見ていた、なにかを諦めた”先輩”なんじゃないかとも解釈する。
”転生の神”の真相:【新たな仮面ライダーの創造】
アナザー”フォーゼ”ウォッチを与えられた本当の理由は、仮面ライダーがいない世界で聖書の『システム』が仮面ライダーを作り出したタイミングを見計らい、システムの産物である新たな仮面ライダーの歴史を奪うことで【ハイスクールD×Dの世界】そのものを破壊しようとしていた。
一度アナザーウォッチができてしまえば、仮面ライダージオウ本編においてもタイムジャッカーがあらかじめアナザーウォッチを(その時代の仮面ライダーからまだチカラを奪ってもいないのに)所持していられたように、他の世界線でもD×D産のアナザーライダーを出現させて強引にD×Dの歴史を一時的ながら消させることができてしまう。
ましてや【特典】として量産できれば、その数だけ【ハイスクールD×D】の世界を滅ぼせるということになる。
成功すれば、その世界でのアナザーライダーの力を利用して確実に異世界で生まれたオーマジオウ(またはジオウ転生者)を倒すことができる、または(うまく行けば)ハイスクールD×Dの世界からあらゆる神々と異種族の力を奪い取れる & ハイスクールD×Dの物語を消し飛ばせるアナザーウォッチが完成する。
アナザーライダーでしかないアナザーフォーゼたちは【ハイスクールD×Dの世界】での本物の仮面ライダーが生まれるための生贄である。複数体のアナザーライダーを作り出したのは、大量の転生者の中から仮面ライダーの素質があるもの、適合者を可能なかぎり見つけ出すことで、できるだけ多くの仮面ライダーを生み出し、システムが模倣し切るまで生き残らせるため。
しかし、もともとは素質がないものであってもアナザーライダーに変えさせており、初期のその計画性のなさが未来において「システムが模倣し切るまえに三大勢力が滅びてシステムが機能不全に陥る」という結末を招き寄せている。
つまり、【アナザータイム2008】は転生の神にとって【二週目】にあたる。
二週目で選ばれた新しいアナザーライダーこそが月隠朔郎以降のアナザーライダー。
一周目のアナザーライダーは「転生の神個人による計画」であったがために、過去の自分との衝突が目に見えてしまうため回収できず、意図的に一周目で使わなかったアナザーライダーを選出して解決させる算段だった。
唯一の計画外は、「アナザーフォーゼの変身者に選んでしまった主人公が、あんまりにもフォーゼの適合率を高く保てる存在だった」=「他の転生者と仲良くなれてしまった」という予想外すぎる状況。
人間の業からして、世界を奪い合うようなライダーバトルが始まるはずだったのに、予想に反して殺し合いが続かなかった、仲良くなれてしまったという奇跡。
ただでさえ倒しにくいアナザーライダーたちを相手にアナザーウォッチを回収し直すため、わざわざ直接出向かなくてはならなくなり、【アナザージオウ】の力の応用で神器所持者や異種族の力を取り込んで対処しようとする。
設定集は以上です。
今までのご愛読どうもありがとうございました。