ラブライブ! サンシャイン!! ~KAMENRIDER DANCER~   作:Worldsmaker

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アニメ1期のお話を書くのに苦戦してて久々の投稿になっちゃいました(汗)。

もっと語彙力や表現力のバリエーションが欲しいです……。

それでは、どうぞ!


第3話「動き出す物語」

「オラオラオラオラァッ!!」

 

ダンサーに変身した俺は隣街に出現したコモンノイズの大群をブレードモードにしたマイクスラッシャーで薙ぎ払いまくっていた。

コモンノイズ達は次から次へと俺に襲い掛かってくるが、俺はそれらを難なく斬り伏せる。

 

「チッ、これじゃ埒が明かないな」

 

押し寄せるコモンノイズ達にうんざりした俺はマイクスラッシャーをガンモードに変形させ、トリガーを長めに押す。

 

《It's showtime!》

 

「C'mon!」

 

そしてマイク部分に俺の声を入力すると、マイクスラッシャーの銃口にエネルギーがチャージされる。俺は再びマイクスラッシャーをコモンノイズ達へ向けて構え、トリガーを引いて銃口に溜まったエネルギーを放出させた。

 

《Here we go! Climax blast!!》

 

機械音と共に放たれたエネルギーは巨大な光弾となり、残っていたコモンノイズ達に直撃すると大爆発を起こしてコモンノイズ達を跡形もなく消し飛ばした。

 

《See you!》

 

「……こちら翔琉。終わったぜ、博士」

 

俺はドライバーを外して変身を解除し、Sポッドを介してマイク博士に連絡を取る。

 

『Good job! お疲れ様だ、カケル!』

 

博士は通信越しでも分かる位にハイテンションに俺を労ってきた。

 

『君が仮面ライダーになってから大分経ったし、安定して戦えるようになったんじゃないかな?』

 

「……まぁな」

 

そう、俺があの時初めて仮面ライダーになってから1年の時が過ぎた。なったばかりで慣れない頃は苦戦することもあったけど、なる前から格闘技を学んでいたこともあって最近はどんなノイズが相手だろうと難なく倒せるようになったと自分でも思う。

でも……。

 

「……ユニークノイズ、今回もいなかったな」

 

そう、これはここ数週間の話なんだけど、何故かユニークノイズが全く出現しなくなったんだ。

 

『……そのことなんだけど、君に少し話があるんだ。この後僕の所まで来てくれるかい?』

 

「……? 分かった」

 

俺はSポッドの通信を切ると、腰のホルダーから1枚の少し変わった形状のライダーディスク、「バイクライダーディスク」を取り出してサウンドライバーに挿入した。

 

《Bike!! Get set!》

 

《Here we go! Bike!!》

 

そしてドライバーのレバーを操作し、バイクディスクを取り出してそれを宙に放り投げるとバイクディスクが光と共に巨大化しながら変形し、1台のバイク「マシンダンサー」となる。

俺はマシンダンサーに跨がりアクセルを吹かせ、マイク博士の居場所へ向かうべく隣街を後にした(※因みにバイクの免許は取得済みだ)。

 

 

~~~

 

 

「やぁ! 来たね、カケル」

 

ここは博士が勤めている大学の一室。博士の研究室だ。

 

「よ、博士。あれからユニークノイズがいなくなった理由は分かったのか?」

 

ノイズ達は特殊な周波数を放っていて、その中でもユニークノイズはコモンノイズよりも強い周波数を示すからSポッドやノイズ反応用のレーダーで予めユニークノイズが現れているかどうかを判断することが出来るんだ(これはほぼ博士の受け売りだし俺は難しい事は分からないんだけどな)。しかし、ここ数週間の間その反応は全く見られず、博士はその原因を突き止めるべく調査や研究をしていたんだけど……。

 

「……すまない、まだ判明してないんだ」

 

博士は少し間を置いて申し訳無さそうに答えた。

 

「どうしてだ……? 俺が仮面ライダーになってから2年の間に色々なことがあったけど、こんなこと1度も無かったよな……」

 

俺は疑問に首を傾げてしまう。

この1年半の間で本当に色々なことがあった。例えば仮面ライダーとして戦っている内に「ノイズと戦う謎のヒーロー」として世間を騒がせたり、某動画サイトにアップロードした1本のダンスの動画が世界中で大ヒットし、「Cap boy」という名の高校生ダンサーとして活躍するようになったり……って、これは仮面ライダーとしての活動とは関係ないか。

 

「まあそれは後に必ず解明するさ。それよりも本題に入ろう……これを見てくれ」

 

博士は考え込む俺を見て苦笑すると一転して表情を真剣なものに変え、手元にあったパソコンの画面を俺に見せてきた。画面には日本の新聞サイトの記事が表示されていたが、その見出しに俺は目を疑った。

 

『アメリカで出現している謎の怪物、日本に出現!』

 

「これって……!?」

 

「……そこに書いてある通りだよ、日本でノイズが出現したようだ。ほら、下に証拠の画像もある」

 

俺は未だに信じられなかったが、記事の下にあった画像を見て漸くそれが事実であることを受け入れた。

記事によると数週間前からノイズ達は突然に姿を現しては破壊活動を繰り広げ、しばらくするとすぐに姿を消してしまっているらしい。しかも画像にはコモンノイズ達と暴れ回るユニークノイズまでもが写っていた。

数週間……アメリカでユニークノイズが出なくなった時期と合致している。

 

「……ッ! 場所は!? ノイズ達が現れたのはどこだ!?」

 

俺は妙な不安を感じつつ記事を読み進めていく。その理由はノイズ達が暴れている画像の背景に何となく見覚えがあったからだ。

 

「嘘、だろ……」

 

俺は読むのを途中で止めて呆然となってしまった。ノイズ達が現れた場所というのは静岡県沼津市にある内浦……以前住んでいた俺の故郷の町だったのだから……。

 

 

~~~

 

 

その後、日本にノイズが出現したことを知った俺はすぐに博士の研究室を飛び出して帰宅し、両親に日本に戻りたいという自分の意思を伝えた。両親は俺が仮面ライダーであることを知っており、日本にノイズが現れたことを伝えるとすぐに飛行機の予約や日本での生活に必要な準備を色々としてくれた。

……本当に、俺のやりたいことを尊重してくれる良い親を持ったと心から思うよ。

 

そして、空港で友人達に見送られた俺は出発ロビーで日本行きの飛行機の搭乗開始時間を待ちながら博士と連絡を取り合っていた。

 

『アメリカに残ったコモンノイズ達はきっと僕が何とかしてみせるよ。カケル、君は安心して故郷に戻ってくれ』

 

「分かったよ、博士」

 

『それじゃ、日本でも頑張ってくれよ! Good luck!』

 

「あぁ、またな!」

 

俺はSポッドの通信を切り、時間が来るまでベンチに座ってお気に入りの曲でも聴きながらゆっくり待っていようとしたその時だった。いきなりロビーに爆発音と悲鳴が響き渡り、それらが聞こえた方に視線をやるとそこには逃げ惑う人々に襲い掛かろうとするコモンノイズ達の姿があった。

 

「アイツら、こんなところにまで!」

 

《Soundriver!》

 

《DANCER!! Get set!》

 

俺はその場で立ち上がると懐からサウンドライバーを取り出して装着し、ダンサーライダーディスクを挿入して掛け声と共にレバーを勢いよく押し倒した!

 

「変身!」

 

《Here we go! DANCER!!》

 

《Hop! Step! Let's DANCE!!》

 

「飛行機のこともあるから速攻で片付けなきゃいけないけど……ひとまずアメリカでのラストステージだ! アゲて行くぜ!!」

 

《MIC Slasher!》

 

ダンサーに変身した俺は走りながら手元にマイクスラッシャーを召喚し、向かって来たコモンノイズ数体を斬り払う。

 

《It's showtime!》

 

「C'mon!」

 

そして、トリガーを長押しした後掛け声を入力して刀身にエネルギーを溜め、コモンノイズ達へ向けて思い切り振り抜いた。

 

《Here we go! Climax break!!》

 

「ハァッ!!」

 

刀身に溜め込まれたエネルギーは巨大な衝撃波となって飛び出し、群れていたコモンノイズ達をまとめて1度に両断した。斬られたコモンノイズ達はそのまま爆発四散していった。

 

《See you! 》

 

「ッし、決まったぜ」

 

俺は変身を解除して一息付く。すると、周囲の人々が俺に対して拍手と称賛や感謝の言葉を贈って来た。

 

「いやー、どーもどーも。おっと、もう時間か」

 

俺は彼らに手を振って応じた後、時計を確認してベンチに置いていた荷物を背負い直す。

 

「……待ってろよ、今行くぜ!」

 

そして決意と覚悟を胸に、俺は日本へ向かうべく搭乗口に向かって歩き始めるのだった……。




如何でしたか?

今回で序章は終わりとなります!

次回からいよいよアニメ1期、この作品の本編に入っていきます!

原作のキャラクター達の魅力を十分に書けるかは保証しかねますが……(笑)
頑張ります。

是非これからもよろしくお願いしますね!

ではまた~
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