貞操観念逆転で男女比率1:9とかどんな罰ゲームですかね   作:annwfn666

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はい、M4を弄りたいがために次が書きあがりました、『私は悪くない』

>>少佐はいいとして人形使いと笑い男は後々変なフラグ立たないか…?

そそそそんなことはない↓よ?↑
多分きっとメイビー

>>ROはいつ頃作られたんでしょうねぇ
分かりませんねぇ、てか0戦役から7戦役までどれほど時間が経ってるんだろう…私が見落としてるだけかな?

ま、ネタが浮かんだら次の話でRO出してみよう。




「ケモミミは正義、異論?奴は死んだよ」

-翌日昼頃、IOP社内-

 

M4とのなかなか楽しい同衾の後、朝食をとった彼はAR小隊と共にIOPへ出向いている。404小隊は急な任務が入ったとかでそちらへ、配属後にいきなり任務を入れるのか畜生めぇとも思ったが、系統的にはあちらが上だから文句も言えない。ただ、其処まで例の上層部は愚かではないと思いたいが『騙して悪いが』系統の任務だったら不味いと思い、念の為にUMP45へ『枝』を付けておいた。「頑張ってくださいお姉ちゃん」と握手と共に告げながら。念には念を入れて例のステルスドローンを一機、中継器代わりにそっと同伴させておく。こういう時衛星通信が使えないのは不便だ、何でも崩壊液の影響で(どう作用してるかは分からないが)衛星が使用不能となって久しいらしい。ナノマシンを利用して衛星とリンクできないかと試行錯誤中、戦争は色々言っても技術革新の宝庫だ、もしかすればトンデモ兵器が惰眠を貪り衛星軌道上を周回しているかもしれないし。

 

(一番ありそうなのは「神の杖」よな、仕組みは単純だし。後はSOLとか?あぁ、キッチンで無敵の主人公の映画で出た地震兵器搭載衛星なんかあったら笑うわ、即座に鉄血本拠地にマグニチュード10の地震を俺はどんどんお見舞いしていくぞぅ、辛いかい?俺もこんなポストアポカリプスワールドに飛ばされてもっと辛い思いをさせられてるんだよ)

 

こんな阿呆な妄想どうでしょう、な彼の肩をポンポンと叩く者がいた。ん?と彼が振り向くと叩いたSOPMODと目が合う、いつもは元気一杯な顔を微妙に引き攣らせチラチラと前の方を見ている。彼もまぁ原因は分かっているが敢えて聞く。

 

「どうかしましたか?SOPMOD」

 

最初はさん付けで呼んでいたが呼び捨てでいいよ、とのことなのでそういう事になったわけだが。そのSOPMODはそっと耳元に口を寄せて、囁く。

 

「ええっとさ、ラン、M4のことなんだけど…昨晩、一緒に寝て何かあった?」

 

「何か、ですか?いえ特別なことは何も…少しお喋りなんかはしましたが(嘘はいってない)」

 

「そ、そう…どうしたんだろうM4…」

 

心配?怯え?危ない人を見る目?何とも色々と綯い交ぜになった視線の先には…

 

「「…」」

 

「え、えへへぇ~」

 

どうしたものかと冷や汗をかきつつ話しかけるが効果がないM16とAR-15、そしてその真中に骨?人形的にはフレームか、が無くなってしまったかと言うほどにグネグネしてるポンコツM4がいた。頬はポーっと赤くなったまま、たまに手を当ててウフフと思い出し笑い、両サイドからの声も全く聞こえてない様子だ。因みに朝からこんなもので朝食のグラノーラだったか?その中に牛乳の代わりにAR-15が頼んだエスプレッソを入れようとしたり、何かとんでもない程に浮かれっ放しだ。任務に行くのでその間彼のことを頼む、と報告に来たUMP45が無表情のままM16に「分かってるわよね?」と念押しするくらいの酷さで。近づくと諍いになると自覚はあるHK416は遠くからうわぁ…みたいな顔で見てるし、UMP9は面白いものを見つけた顔で携帯端末で写真を撮りまくっていた、G11はまぁ…平常運転だから省く。

 

そんな状態が結局、此処、IOPの施設に到着するまで続いており何とかしないと当分続くのではと思われる。彼としてはM4の奇行のお蔭で自身に視線が集まらないので丁度いいスケープゴートだとスルーする外道さを発揮している訳だ、グリフィン本部に着いたときのように見られても嫌ではないが、好きでもない、注目されないに越したことはないと考えているので。だが、確かこの後AR小隊は長期任務に出ていたことを受けてメンテナンス、その後は演習を行いセッティングまですると聞いている。このままではそんな予定に支障をきたすだろう、等と彼女がこうなった元凶は考えた。

 

(うむ、このままではS09地区へ向かうスケジュールがどんどん押してしまうな。故に、早速のフラグ回収となるわけだが…これもこの区域の平和のためだ!!是非もないよネ!!)

 

脳内を謎の黒尽くめ二頭身、三頭身?がヘンテコな踊りを踊る中、彼は未だにヘヴン状態にあるM4へ近づく、そう、ヘヴンからヘルへと突き落とすために…アウターヘヴンでも可。

 

「何か嬉しそうですがM4さん、大丈夫ですか?今からメンテナンス等があるようですが」

 

「えへ~…あっ、ラン君?うん大丈夫だよ~私はあの夢で一生戦える!!」

 

駄目な方向に気合が入ったM4、このままだと1-1の雑魚にも重傷撤退しそうである。

 

「そうですか、よく分かりませんが頑張れるのは何よりです、ところで…」

 

だから此処で炸裂させる、超特大の爆弾を。

 

「勉強会、何時にしますか?」

 

「あ、えっとね…え?」

 

急に問われて普通に答え、考え込んだM4が面白いように固まった。因みに彼が話しかけ、M4の意識が此方に向いたため他のAR小隊は対応を家族会議し始めたから、彼の質問は聞こえていない。そんな事とは露とも知らず、M4はおそるおそる彼に聞く、震え声で。

 

「あ、あのさ、らんくん…」

 

「はい」

 

「きのうのあれ…ゆめじゃ…」

 

「どれを指すか、正確には分かりませんが戦術について一緒に勉強しようと指切りをした前後のことは全て、実際に行ったことです(キスしたこともなぁ!!!)」

 

「ふ、ふぇ…」

 

夢と思っていた、だからこそああも大胆に行動を、最後は彼に頬へとは言えキスまでしたのだ。しかし、それはすべて現実と知ったM4は。

 

「~~~~~~~~~~~!?」

 

声もあげられず、耳まで真っ赤にして頭を抱えこみその場にうずくまってしまった。急に屈み込んだM4に気づくAR小隊だがどうすることも出来ず、更に混乱に拍車をかけオロオロするのみ。彼は彼で彼女の横にしゃがみ込み、心配するふりをしつつ心中では。

 

(真っ赤にして可愛いねぇ!!、その顔が見たかった!!)

 

タイヤ嵌ったライダーの敵幹部のように本当はがぶり寄って顔芸したかったが、其処はぐっと堪える。暫くその状態が続いたがフッと彼は両肩に手を置かれたことに気付いた、同時に少し自分に影が掛かっていることも。誰だろうと彼はそのままの体勢で見上げ、目が合った。気だるげな顔、目の下の不健康なクマ、何より特徴的なのはその頭についたケモミミだ、ピコピコ動いていることからそれなりに技術を注ぎ込んだものなんだろう。この会社で、否、世界でケモミミ付けてうろつける人材と言えばそういないだろう。とは言え、彼女のことは知らないことになっているから彼は適当に首を傾げておいた。

 

その彼に薄く笑いかけ、視線をM4に移す。

 

「やれやれ、私の知らない間に青春しているじゃないかM4A1」

 

その呼びかけにバッと顔を上げるM4未だに赤い顔は涙目だ。彼の後ろに立ち微笑む女性を視界に入れM4は迷子の子供が親を見つけた時のように

 

「ぺるしかあああああぁぁぁ…」

 

泣きながら彼女に抱きついた、そんなM4の頭をよしよしと撫でるペルシカ、M4が何故そうなったかは分からないが取り敢えず解決の兆しが見えた、と思ったM16だが有ることに気づく。そんな二人の間に誰か挟まったように見え…って当然それは。

 

「お、おいM4!挟まってる!ランが挟まってるぞ!!」

 

「ふ、ふぇ?…ら、ラン君!ごめん大丈夫!?」

 

やっと普通に対応できるようになったM4とペルシカに挟まれた彼、ちょうど立ち上がりかけたところだったので頭部は二人の胸部のちょうど真ん中に来ていたので、そこに挟まれた形となり…

 

「(胸に溺れて溺死そうです赤い正義の味方の人!!)大丈夫です、ビックリはしましたけど」

 

ああそうだろうね、心配なぞ金輪際しなくて良いと思う。そんな彼にジッと視線を向けつつペルシカが口を開く。

 

「君がそうか、ウン、君に彼女達を預けたのは正解だったようだね。私はペルシカ、彼女達の開発者、ま、親みたいなものかな?宜しくね」

 

「はい、よろしくおねがいしますペルシカさん」

 

差し出された手を握り返しつつ(さて、この人のマッド具合はどのレベルなんだろう?ウサ耳付けた人格破綻者レベルだったらちょっと引くわ…っていうかさ、さっきちらっと見えた研究者にそんな外見の人見たんだけど?中身まで一致してないよね!?いくら女尊男卑の世界だからって俺にも限界ってものが有るからね!?)

 

などと不穏なことを考えつつ、彼とAR小隊は一先ず、ペルシカの研究室へと向かうのだった。

 

・・・

・・

 

それから研究室に到着後、早々にAR小隊はメンテナンスへ。おや、その間に俺はどうすんのと彼は思ったがペルシカ曰く、話も聞きたいけどまずは君の健康診断、と言われ早速彼も検査機材のある部屋へ。なんでそんな物が企業にあるのかとも思ったが、職員の福利厚生の一部らしい、確かにちょっと気分が悪いからってここから病院までとなったら行く途中で病気以外の理由で昇天しそうだし。大体の企業は施設内に病院やレジャー施設を持つのが今では普通らしい。一応、そうなるとグリフィン本部にもそれなりにあったはずだが精密検査が出来るほどではなく、何より信頼できる診察をこなす人物がいなかったということだ。(親父ェ…)内心愚痴る彼だが検査は進み、血を抜かれたりCTスキャンの中にぶち込まれたりと、まぁ前世の朧気な記憶でもやったことの有ることばかりのそれをこなしていく。

 

(ま、精密検査も嘘じゃなかろうが俺の体がどうなってるかとか、なんか埋め込まれてないかとかそういう検査も兼ねてるだろうな~、これで「頭の中に爆弾が!」とかだったら俺、どうしよヘリから捨てられんの?)

 

お許しください!キチ○イアニメの話はそこまでだ、因みに彼自身の検査と並行して例のドローンも調査中だ、「調査するから持ってくるように」との指示通りに404に付けた一個を除いて持ってきている。

 

(さて、何が見つかりますやら)

 

そんな他人事のような感想を持ちつつ、彼は大人しく検査をこなしていった。

 

・・・

・・

 

全ての検査が終わり、彼はペルシカの研究室に戻っていた。AR小隊の方もフレームの歪みと言った内部のダメージはなく、皮膚と言った生体部品の交換で済むようでもう少しすれば終わるとのことだった。(ふむ、フルリンクで多少無茶させたと思ったが関節の疲労等はなかったのか。ナノマシン保護とかしたのに意味があったのかな?マグネット・コーティングかマウンテンサイクルに埋まってたMS理論か…OK、俺も人形にバフがけできるって事かな?)新たなる可能性に彼が興奮しているところでペルシカがコーヒーを差し出してくる。噂では泥水と言うか人間の飲むものじゃないとか言われていたが普通に美味かった、と言うか前世の味と同じということは少なくとも天然物の豆を使っているということだろう、さすが高給取り等とどうでも良い事を考える彼。

 

「さて、と。さっき名乗ったけど改めて。私はペルシカ、ここIOPの16Labで研究員をやっているよ。彼女達の生みの親でもある」

 

「はじめまして、ランと言います。今はラン=クルーガーと名乗ることになるのでしょうか?(ロシアの名前はよく分からん、名字、氏名で良いのん?)経歴は…省きますね、ご存知と思いますので。ああそれから、彼女達を任せてもらい、有難うございます」

 

互いに軽く自己紹介する、実際、彼の情報なぞありったけ渡されているだろうし、説明はいらないだろう。事実、特に不満に思うことはないらしく「ふぅん、まさか彼が養子とは言え子持ちになるとは…世界は面白いねぇ」等と彼の名乗りの方に反応を示している、そして彼の礼に対しては。

 

「いや、私や彼女の方にもメリットがあるから良いんだよ。メンタルのデータが届いたが君と出逢ってから成長が著しくてね、君という刺激が彼女達に良い方向へ働いているらしい。M4も伸び悩んでいたからね、やはり指揮能力をもたせたは良いけど殻が破れず。でも、君の指揮を見てから思う所があったようだしね」

 

彼女の勉強、見てくれるんだろう?とニッコリと笑う、どうやら先程聞き出したらしい。

 

「ええ、他人に教えるということはきちんと理解できているかの確認になりますし、僕の勉強にもなります。それで彼女のためになるなら、それは…良いことだと思いますので」

 

「そうかぁ…そう言ってもらえると助かるよ。他にも色々と仲良くしてもらってるようだからね?」

 

個人の自由だから、ま、倫理コードには引っかからないように頼むよ?とクスクス笑いながらペルシカはそう告げた。(親?的な立場としてそれで良いんですか、じゃあ仲良くさせてもらいますね!!)なんて思いながらも良く分からないふりして首を傾げておいた。

 

「じゃあその辺りは彼女達が戻ってきてからでも良いかな、その前に君の体について分かってることを話そうか。気になるでしょ?」

 

それには適当に首を縦に振っておく、そりゃあ気にはなるががっつく程感情豊かじゃないフリも楽じゃない。じゃあとペルシカはディスプレイに彼の全身像を投影する、それを見る限りでは普通の人間と代わりはない、いや、一箇所だけ違う所があった。

 

「ほぼ、通常の人体と差はないね、ただ気付いたようだけど心臓に半ば融合する形で特殊な器官が存在している、信号を発しているところを見ると恐らくは此れが君の体のナノマシンを統括しているコアだろう、そして通信端末でもある。君の能力の補助かな?知識などは外部記憶に頼っているようだし、その辺りだろう。通信阻害を受ける場所では注意することだね」

 

ま、それを踏まえてのM4との勉強会なんだろうけど?等と言いながら続ける。

 

「器官自体を構成する物質は分かっていない、ナノマシンの塊なのか他の何かか、現在調査中だよ。ナノマシンについてもね、サンプルを血中から採取できたから何か分かると良いけど…上手く行けば技術革新が起こるかもしれないね」

 

今のところ判明したのはそれだけのようだ、確かに調べて数時間、ホイホイ判明するような内容ではない、彼自身も分からないことだらけなのだから。そう思いつつ映像の心臓部分に見入る、心臓の横に半球状の物体がはみ出ており、残りは心臓にめり込んでいると思われる。半球からは枝のようなものが伸びており、それが電子基板の線のような図形を描き、上半身全体に広がっている。恐らくはその先にも全身に行き渡るようにその枝葉が伸びているのだろう。全身を侵食されている感じだがそれで生きているのだから直ちに影響はないのであろう、なんとなく心臓を服の上から押さえる。

 

「残念ながら1日ですぐに分かるような内容じゃなくてね、余り分からなくて申し訳ない」

 

「いえ、自分がどんな存在なのか分かっても分からなくても、することは決まってますから。判明するのをのんびり待っています」

 

「そう言ってもらえると嬉しいね、ああドローンの方は解析終わってるよ。精度は高いが既存の技術しか使われてなかった、ただバッテリー駆動だけど規格が此処で入手できるのと違っていたのでそこだけ改良しておいたよ。今後、基地で充電できるバッテリーが使用できるようになるはずだからそれを使うと良い」

 

それはありがたい話だと彼は思う、規格合わずで使用不能とかもう勘弁してほしいあるあるだ、S○NYの独自規格には前世で悩まされた記憶がある。ところで、とペルシカはニッと笑う。

 

「さっきからチラチラ見ているけど…気になる?耳」

 

「はい、不快に思われたらすみません(いやねぇ、其処までリアルなケモミミとか目の前にあったら見るに決まってますよ)」

 

「うぅん、嫌とは思わないよ、珍しいのは分かるからね。あ、そうだ」

 

そう言って立ち上がり部屋の隅へ行き何やらゴソゴソし始める、何事だと思う彼の前で目当てのものを見つけたのか戻ってきた、その手に握られていたのは。

 

「耳、と尻尾?同じ仕組みのですか?」

 

「そ、自慢の発明品の一つだよ」

 

形としては普通、カチューシャに耳がついている形状のものと、尻尾の根本にズボンに引っ掛けるフックが付いているものだ、色は黒。違う所はカチューシャやフック部分が虹色のフィルム状の物質で出来ていることか、どうやら装着するとそれが受信機の役目を果たし脳波を感知し思いどおりに動かしてみたり、逆に感情を受けてペタリと倒したりするらしい。何が彼女に此処までさせたのか…まさに天才と何かは紙一重である。

 

「本当はM4達とお揃いで付けたかったんだけどねぇ…恥ずかしいって拒否されちゃった」

 

残当、もうそう言うしかない。そりゃあ生みの親とは言えケモミミペアルックとか罰ゲームのたぐいだろう、拒否は当たり前だ。とは言え勿体無い…と彼はジーッと見る、興味を持ってもらえたかとペルシカはそれを彼に差し出した。

 

「良かったら付けてみるかい?未だ彼女達も帰ってこないようだしね」

 

そう言われ、彼は無言で受け取る。別に装着中に帰ってこられても問題ないし、寧ろ来いとすら思っている。耳を頭に乗せ、尻尾をズボンのベルト留めに引っ掛ける、するとカチューシャ状の部分が光り、彼本来の耳を彼と同じ色の頭髪が覆い隠してしまった。どうやらホログラム投影機能を搭載しており、装着者の頭髪色を解析しそれで耳を覆い隠してしまうらしい。いわゆる「なんで耳4つあるん?」というツッコミ回避のための機能のようだが…其処までするのかと彼は驚愕を覚えた。まぁ、無駄に洗練された無駄のない無駄な技術という奴だろう、面白いことに違いはないし、此れは此れで良しとしておく。

 

立ち上がり、振り返って尻尾の様子も見てみる。此方も意思通りに動いたり、驚いたら羽箒のようにブワッと広がる所まで再現しているそうだ。ウン、此れは良いなとだんだんノリノリになってきた彼、それを知ってか知らずかペルシカが「手はこう、猫の手で…今度肉球付き手袋でも開発しようかな…」「語尾に『ニャン』を付けてちょっとあざとく…」なんて二人で和気藹々している頃に生贄のひつ…AR小隊がメンテを終えて入ってきた。

 

「ペルシカ、メンテは終了したぞ。この後の演習はランとの合同で彼とのリンクの有無で効率の差を…」

 

一応、正気に戻ったM4だが未だ本調子では無いようで代りにとM16が代表で喋っていたが、ランと目が合い黙り込む。他のメンバーも似たり寄ったりだ、特にM4のダメージが深刻な気がする。それを見た彼だが…

 

(チャーンス♪)

 

あっ(察し)、AR小隊の皆様、ご愁傷さまです。すっと小隊の方へ近づき、いわゆる猫の手をしつつ口を開いた。

 

「お疲れ様です、ニャン…」

 

ウグッ、と口元を押さえて横を向くのはM16だ、プルプル震えて何かを我慢しているようにしか見えない。SOPMODが一番普通か?目をキラキラさせながら今にも飛びつきそうだ、M4は彼をじっと見ながらヘナヘナと座り込んでしまった、口が聞けたら「尊い…」とか言ってそう。そこで彼はふと何の反応も示さない残りの一人の前に立つ、そうAR-15だ。彼の方を多分、見てはいるのだろうがピントが合っていないと言うかなんと言うか、M16ほどではないがプルプルピクピクしている。

 

「どうかしましたニャン?」

 

首を傾げ、下から覗き込む。途端、一瞬で視界が真っ暗になった、抱きしめられたと気付いたのは数秒ほど経ってから。どうやらケモミミはどストライクだったらしく、あとでペルシカに聞いた話だがM4が付けるのを拒否したと聞いて、興味がなかった風を装っていたが一番残念がっていたのはAR-15だったということだ。(此れは予想外、人の…人形の?好みというかツボは面白いな~)彼としては此れは此れで良いのだが、そろそろ息苦しくなってきたので少し顔をずらす。その間もただ無言でAR-15は頭を撫でており、それをSOPMODが凄く羨ましそうに見ていた。

 

「ほら、演習の時間がそろそろだから其処までにしておきなさいAR-15、ケモミミ一式は彼にあげるから後でまたしてもらうと良いよ」

 

ペルシカからそう言われ、はっとしたAR-15は彼から名残惜しそうに離れ、「行き成りごめんなさい、その、あんまり可愛かったから…」と謝る。彼は

 

「(時間と場所を弁えてヨー、そしたらOKよ!)いえ、ビックリしただけですから。AR-15さんは動物とか好きなんですか?(さぁ、純粋な瞳に罪悪感と背徳感を感じると良い!!)」

 

「え、えぇそうね猫とか好きよ(い、言えない…可愛いと思ってる相手にケモミミ付いてるのが好きだなんてっ!)」

 

「じゃあ今日、帰ってから一緒に寝てくれるのはAR-15さんですよね?此れ付けて寝ましょう?(好きなんでしょぉ?こう言うの)」

 

「なっ!?…そ、そう?ありがと…(私、明日の朝日を拝めるかしら…)」

 

そんな事を話しつつ、AR小隊と彼は演習場へと向かっていった。すでに結果は分かっているのだが…とペルシカは独りごちるがこういうのもは実際にやらねばならない所もあるので仕方あるまい。再び一人となった部屋にそれを待っていたかのように通信コールが鳴る、ペルシカは分かっていたかのようにそれに出た。

 

「はいはい…ん?そう言えば彼、ケモミミ装備のまま出ていったような…まぁいっか…」

 

基本、研究以外に興味を持たない輩の集まりだし、大丈夫だろうと思いつつ返事をする、人、それをフラグというのだと思うが。




次回、主人公の真実が!!特に判明しません。まぁシリアス部分はフレーバー、お飾りですので。メインはあくまでイチャコラセクハラです。

そろそろ他人形が合流してくるけど画像付きメモとか、簡単に編集できるアプリが欲しい…いちいちウィキ開くのは面倒いです。

「グリフィンから派遣」「製造」「戦場ではぐれを拾う」の何処にどの人形を当てるか…考えるのは楽しいんですけどね、それの情報管理が…

あ、後、今後も他作品のキャラっぽいのがいることを匂わせたりするかもしれませんが基本、主人公には絡みません、他の女性指揮官であの戦う女性キャラ出したいな~と思うくらいです。

人形主観によるお話はあった方が良い?無くても良い?

  • あった方が良い
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