貞操観念逆転で男女比率1:9とかどんな罰ゲームですかね   作:annwfn666

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何故こうも短時間で書き上がったか、それは春田さんが尊いからだ。それだけよ!

>>でも絶対にエタるな(恫喝)

ヒェッ、そしてGoodが多いwww着地地点はもう脳内に出来上がってるので、後は今少し時間と予算をいただければ・・・


>>半ズボンショタもよいけど寒冷地ならタイツを履かせてもよいかも

ようこそ、此方側の世界へ…採用します



そしてこの貞観罰ゲーム(なんて略し方だ)お気に入りが2000超えを達成しました!!有難うございます!やはり数字で見るとやる気が段違いですね、今後とも宜しくお願いします。

…とは言えですよ、あの、プレッシャーで夜しか眠れないんですがどうしましょう?


「フラグは死んだ!もういない!!」

-同日夜、404が使っていた宿舎-

 

 

「成る程、スプリングフィールドさんはカフェを開くのが夢なんですね」

 

「ええ、人形の私がとも思うのですが…可笑しいでしょう?」

 

「そんな事ないですよ、開けたら皆も喜びます。僕も客になってみたいな(バッテリー…レコード…スキンで開放…ウッ、頭が)」

 

「そう、ですか?そう言って頂けると嬉しいです」

 

ベッドに腰掛け朗らかに笑うスプリングフィールド、その隣には彼。トンプソンは窓際でこの時代では珍しいのか?パイプをくゆらせノンビリと紫煙を吐き出し、ウェルロッドは近くの椅子に座り端末を弄って何やら調べている、スオミは端末にイヤホンを挿してなにか聴いているようだ、フンフンと優しくハミングしてるように見えるだろう?ヘビメタ聴いてるんだぜ?多分。

 

あれから彼とM16,新入りの人形と演習をしていたAR小隊らと合流し顔合わせを済ませた。新人3名は特に性格に難があるわけではない、スオミも現状は嫌いなロシア、ソ連製の人形はおらず安堵していた。多分、今だけだけどね?

 

ちょっと手狭になったがAR小隊に当てられた宿舎に集まり、食事を取り色々と話して打ち解けた、因みにカリーナもいる。スオミがM4にヘビメタを半ば強引に勧め、押しに弱いM4がアワアワしているのを彼が助ける場面もあったが。後、M16とトンプソンが「今度、飲みに行こうぜ」的な約束していたり。

 

AR-15がカリーナに何か取り寄せるよう頼んでいたり、何でしょうねぇ…胸を寄せて上げる動作をしてたのは関係ないよね?そんなこんなで夜も更け、寝る時間となる、今夜は新しい人形と親睦を深めるという意図で404が使っていた隣の宿舎に彼と3名、そしてトンプソンが寝ることになった。

 

カリーナはAR小隊と同じ宿舎で、やはり人間が彼と一緒の部屋で休むことには一部の人形が難色を示していた、何となくだが。彼としては「大丈夫と思うけどな」と内心考えていたがその辺りの意見も無碍には出来ない、カリーナ自身も分かっているのか気にせず、「パジャマパーティーですよ!」とかはしゃいでいた。

 

後、SOPMODの趣味を聞いても引かず鉄血のパーツを保管しておくケースはいかが?なんて商売を、お前すごいな!!カタログを熱心に見詰めて鼻息荒くなってるSOPMODらに彼はお休みを言い、部屋を移った。

 

そして彼との同衾だが、精神安定のためとヘリアン辺りから説明があっていたらしくスプリングフィールドが最初は、と買ってでた。スオミは流石に会ったばかりで恥ずかしいだろうし…頼めば真面目だからしてくれるかもだけどね、他の二人はまだまだ好感度が足りない。とはいえすぐに寝るわけでもなく、互いにしたいことをノンビリとする、優しい空気が流れていた。

 

と、彼が表情を引き締め真っ直ぐにスプリングフィールドの顔を見た。それを見たウェルロッドは端末を置き、そっと気づかれないようスプリングフィールドの後ろへと移動する。トンプソンはチラリ、と視線をやるが特に何も言わずに意識を払うだけにしている、スオミは全く気付かず音楽に没頭していた、そのうちヘドバン始めるんじゃなかろうか?

 

「スプリングフィールドさん、その、お願いがあるんですが」

 

急に真面目な顔で見つめられ、ドキッとしたのか少し顔を赤くしつつ、それでも優しく微笑み答えるスプリングフィールド。

 

「は、はい。私で出来ることなら何なりと」

 

「そうですか、有難うございます。では…『()()()()()()()』」

 

別に声に出す必要はないが「彼がやった」と周りに知らせるため、念の為に。それを聞くとスプリングフィールドの瞳に光がなくなり、フッと後ろへ倒れ…それをウェルロッドが片手で支えた。空いた手には彼女の名を冠する一見するとトンファーにも見えるそれを握りしめている。(ちょ!?まさか始末するとか言わないよな!?俺、そんなん頼んでないって!!)慌てて彼はウェルロッドを手で制しそのまま寝かしてもらうよう頼んだ。

 

此処でやっとスオミが事態に気づきイヤホンを引き抜き此方に寄ってくる、イヤホンから漏れる音楽は矢張り、だった。てか、此処までイヤホンから聞こえるってどんだけ大音量で聴いていたのか。

 

「し、指揮官!?その、そういうことはちゃんと互いの合意を得てからなさった方が!?」

 

かなりずれたことを叫ぶスオミに彼は

 

「いえ、合意を得ようとする場合、遠隔操作で起動される恐れがあるので出来ません」

 

と、首を振りつつ答える。え?と首を傾げるスオミや他の人形にも見えるように彼はあるものを起動する、それはスプリングフィールドにインストールされている各種プログラムの一覧だ。射撃管制やお菓子作り、と言った彼女らしいものが並ぶがその最後に表記が文字化けしているものが2つ、存在していた。

 

これは彼がある人物から貰ったアプリを使用しているからであって、通常ならば適当な名前のプログラムとして表示され気づかれない。空中に浮いたウィンドウ、その文字化けプログラムに彼が触れると真の名前が顕になる。それを見た者は口を歪め、ある者は口を押さえて息をつまらせる。

 

「山の翁」または「山の老人」を意味する言葉と「大麻」を表すそれ、これがそのプログラム名。有り体に言えば人形を暗殺者に仕立て上げるプログラムだ、それもかなり胸糞悪い部類の。前者が発動すると人形は殺すことがターゲットにとって最も素晴らしい事であると思いこむようになり、実行しようとする。

 

例えその事に違和感を覚えても後者が発動し、強烈な快感と、酩酊感を与えて囁く、「それが貴女と相手の幸せなのです」と、其処までされると人形に抗うすべはない。違和感を覚えずとも実行時にも後者は働き、人形のメンタルモデルを廃人同然まで追い込む。

 

万が一にも意識が残ろうとも気付いた時に残っているのは地獄だ、足元には親しくしていたか愛していた相手が血塗れで倒れ、自分の手には凶器。それがトドメだ、後に残るのは死体とメンタルモデルがボロボロになった人形。痴情のもつれか人形が電子ドラッグをやった末の狂乱として処理される。そしてこれの恐ろしい所は通常の検査では発見されない、何故ならば。

 

「これはウィルスでも何でもない、きちんとした会社の製品なんですよ…だから検査にも引っかからない、僕もペルシカさんから貰ったアプリがなければギリギリまで気付かなかったかもしれません…(ソフト関連はまだ脆弱だからな、俺も)」

 

「つまり、『トロイの木馬』って奴か、ボス」

 

ニヒルな笑みも引っ込み、歯軋りするトンプソンに彼は頷き、その悪意の塊の表示を掴み握りしめる。光の欠片が飛び散るエフェクトを残し、悪意は砕け散った。彼は念の為、他に何か不味いものは潜んでいないかと調べながら、ふと、ウェルロッドに尋ねる。

 

「そう言えばウェルロッドはこの事に気づいていたんですか?会った時に…」

 

「えぇ、いえ、正確にはなにか細工をされている可能性に気付いていただけです、此処まで酷いことをされていたとは…」

 

彼の問いにさしもの彼女も顔を引き攣らせながら答える、何でも顔合わせの前に緊急メンテがあると急に整備の方から連絡が来たのだそうだ。しかし定期メンテは数日前に終了しており結果、問題無しとその整備部から言われていたのだ。不審に思い調べてみると彼の配下になる人形にだけ緊急メンテが入っていることに気付いた、此れは可笑しいと急な仕事が入ったと装いメンテから逃れたとのこと。

 

その話を聞き、トンプソンの視線がスオミに突き刺さる。それを受けて両手を前にしてアワアワしだすスオミ、どうしたものかと間合いを詰め始めるトンプソン。そんな二人に視線はスプリングフィールドのデータから目を離さないまま、彼が止める。

 

「落ち着いてくださいトンプソン、彼女には問題ありませんよ、確認しました。恐らくは何らかの形でメンテを逃れたのでしょう、整備の方もスプリングフィールドさんだけに仕込めばなんとかなると放置したのかと」

 

その言葉に首をブンブンと縦に振るスオミ、それならばと力を抜くトンプソン、だがそれはそれで疑問が残る。

 

「ん?罠だと気付いてなかったんだろ?どうやって逃げたんだ?」

 

「そ、そのぅ…」

 

理由を聞かれ、モジモジし始めるスオミ、何で恥ずかしがるんだ?と不思議に思う一同だが、意を決してスオミが話した理由に呆れと納得を覚える。

 

「い、行きはしたんですよ?で、でもその…メンテナンスベッドに寝るように言われたんですが…そのベッド!前に寝た人形がロ、ロシア製だったんですよう!!!」

 

それで彼女、「ロシア人形の臭いがするううう!!!」と叫んで制止を振り切り逃げ出したそうだ、まぁ結果オーライですが。因みに公式と言うか、原作でもガチでこの対応である。あからさまに呆れた顔をするトンプソンに「だ、だってロシアですよ!?有り得ないです!!」と正当性を訴えるが残念ながら「あぁ、そう…」くらいの反応しか引き出せず肩を落とした。そうこうしている内にスプリングフィールドの精査が終了する、此れで完璧、後は起こすだけとなった所でウェルロッドが口を開いた、手には銃を持ったままだ。

 

「それで指揮官、彼女をそのまま採用するのですか?貴方の麾下に」

 

「はい、チェックでもオールグリーン、何ら問題ありませんから…何か?」

 

心底不思議そうに尋ねる彼にウェルロッドは「いぇ…」とだけ返し、銃をホルスターに戻した、「しょうがない人だ」と言った風な表情をしながら。何だかよく分からず首をかしげる彼に何とか復活したスオミが微笑む。

 

「指揮官は、お優しいんですね」

 

「優しい、ですか?その…よく分からないんですが」

 

「本来、とまでは言いませんが殆どの指揮官が人形に問題があった場合は解体処分とします、新しい人形を申請すれば済む話ですから。」

 

特にそんな危ないプログラムが組み込まれていた人形なんて尚更です、と続けるスオミに彼は愕然とした。

 

(は?いやいや思い切り良すぎでしょ、レア度置いといて練度の上がった人形でもその対応なん?調べたらこの春田さん、編成拡大でダミー2体は持てる練度よ?30~70レベでしょ?それをホイホイ解体ってオイ…)

 

「それに、その、一部の指揮官は好みで人形をあからさまに、その、区別するので…その辺りの士気も最悪だったりする所もあります。嫌いな人形は危険な後方任務に当てたりなんて普通ですよ?ですから此処まで人形を大事にされる指揮官は珍しくて…」

 

「そうです、か…(悲報、ブラック鎮守府ならぬブラック基地がこの世界線にも!!滅ぼさなきゃ(使命感))僕としては仲間となったものを可能な限り大事にするのは普通だと思うので、正直良く。それに僕、感情が…(という設定でな?)」

 

そういう彼の頭をぽんとトンプソンが叩き、呵々ッと笑う。

 

「ボスはそう思ってるだけで、結構滲み出てる時あるぜ?感情。クルーガーの旦那に啖呵切ったときなんか薄く笑ってたぞ?だから無いなんて言うなよ、出にくいだけさ。」

 

だから何時か…出るようになれば良いな、と笑う。(姐御ぉ…トゥンク)なんて彼は思っていたりする、てか口で言うんかい。最後にウェルロッドが締める。

 

「指揮官のその優しさ、悪意持つ者に利用されるかもしれませんので注意してくださいね。まぁ、その辺りは私などがフォローしますから安心していてください」

 

「頼もしい仲間が増えて、嬉しい、です?はい。よろしくおねがいしますね」

 

彼はそう返し、少しだけ口角を上げた。

 

「ところで…スオミさん」

 

「は、はい。あ、私も呼び捨てで構いませんよ?」

 

「分かりました、スオミ。それでですね、さっき僕がスプリングフィールドさんを自閉モードにした時に言いましたよね、「そういうこと」と、その、どういう事を想像されたんですか?(キッチリ聞いて覚えていたぞぉおおおお!?)」

 

こ、の、男は…一気にシリアスな空気は崩れ去りウェルロッドは知らん顔、トンプソンはニヤニヤと笑うだけ。大してスオミはボンッっと音がする程一気にその白い柔肌を赤く染めて固まる。

 

「え、えと、その、ぅ…それは、ですねぇ…」

 

「はい、僕も戦術面ではそれなりとは思いますが常識面では残念ながら…ですので、知らないことを出来るだけ無くしていきたいんです、それでどういった意味合いを含むのでしょうか?(さぁさぁさぁさぁ!!!)」

 

「ふ、ふええぇぇ…」

 

涙目で後ずさるスオミ、流石にこれ以上はとトンプソンが割って入る、彼の頭を撫でつつ諭す。

 

「其処までにしときなボス、スオミも悪気があって言ったわけじゃないんだ。それにこの手の話題はボスにはちと早い」

 

そう言われるとどうしようもないし、まぁ引きどきかなと思う。ちょっと頬を膨らまし気味にして了解の意を示しておく。

 

「そうですか…分かりました。M16さんにも言われたんですけどね」

 

「拗ねるな、拗ねるな」

 

「…拗ねてませんよ」

 

「そういう事にしておくか、ほらスオミももうボスは追求しないから、落ち着け。そろそろスプリングフィールドを起こすぞ」

 

「は、はいぃ…指揮官!?もう次からは止めてくださいね!?」

 

「?どうs(フガフガ)」

 

「ほらボス、もう蒸し返すなよ。お前もだスオミ」

 

「ううぅぅ…指揮官のバカー!!」

 

「…やれやれ、ですね」

 

・・・

・・

 

「あ、あら?」

 

「どうかしましたか、スプリングフィールドさん?」

 

「い、いえ…あら?気のせいかしら」

 

何だか時間が飛んだような感覚、だが内蔵された時計が示している時刻は先程とそう変わらない。ならば気のせいかと首を傾げる。辺りを見回しても何ら変わりのない風景、彼は横に座り彼女の話を聞いており、ウェルロッドは端末弄り、スオミは音楽を聴いていてトンプソンは優雅に紫煙を吐き出している。

 

「あら?」

 

「どうかしましたか?」

 

「いえ、スオミさんの顔が随分、赤いなと、暖房が効きすぎてるのでしょうか?」

 

その声にビクッとするスオミ、コイツはちとやべぇ?と彼は話を逸らすことにする。

 

「好きな曲が終わった、とかではないのでしょうか?多分(ビクついてないでさっさと大音量に戻すんだよぉ!!)…ファ…あっ、すいません」

 

口を押さえて軽く欠伸、実際、そろそろ寝る時間である。それに対しスプリングフィールドは「いえ」と。

 

「もう遅い時間ですものね、そろそろ寝ましょうか指揮官…何だか私も恥ずかしいですけど」

 

フフ、と赤味の増した頬を手で挟みつつ呟く姿、彼は(アカン尊い、仰げば尊死タグ生やさなきゃ…此処は天使のすくつか!?なぜか変換できない!)等と脳内がフィーバー状態になっている。それを皮切りに各々、床につくことになり「おやすみ」と声をかけつつ離れていく。ただ彼がウェルロッドに「お掃除、有難うございました」とだけ告げ、「いえ、仕事ですから」と軽く返して行ったのにスオミが首を傾げる、他の人形は何となく察しが付いたようだがそれを口にだすことはない。

 

電気が消され常夜灯のみになり、その淡い光の下、彼は役得とばかりにそっとスプリングフィールドにくっつく、聞こえてくる心音はかなり早い。

 

まぁしっかり者で余裕のあるように感じるお姉さんキャラだが、流石にこの世界線では男性と接する機会は少なく、ましてや彼と同程度の年齢なら製造されてからは接したことなど無い、だがそれが不幸かと言われれば噂を聞く限りではそうでもないように感じる。

 

そうなると今、自分にそっと抱きつく彼に会えた、そしてその麾下に入れたことは存外な幸運ではないだろうか?スプリングフィールドはそう思いそっと彼の頭を撫でた。貰った情報によればほぼ記憶を無くし、戦闘に関する情報のみを詰め込まれ、また戦闘指揮の邪魔にならないよう感情を常に抑制されている子供。

 

初めて顔を合わせた時は驚いたものだ、勝利を目指すために彼女と会う前から既に動いていたということ。歴戦の指揮官もかくやとも言える行動力、だが…

 

(こうしている姿を見ているだけではそんな優秀な指揮官とは思えませんね、年相応、いえそれよりも幼い…可愛いです)

 

等と思いながら彼をそっと抱きしめ、撫でているとなにか心の奥底、メンタルモデルの端から自分に語りかけてくるものを感じる、何か大事、とは言えないものの何かを、そう、すべき事があったような、それを忘れているような焦燥感、思い出そうとしても何一つ思い出せないのに、その感覚だけが増大していく。それがなにか怖くなり、少し強めに彼をギュッと胸に掻き抱いた。

 

「大丈夫ですよ?」

 

ハッとする、もう寝ただろうと思っていた彼が此方をそっとその蒼い瞳で見詰めながらそう呟いた。彼もまた彼女の背に手を回し、そっと抱きしめる。カァっと顔が先程の比じゃないほどに赤くなっているのを感じた、暗くなっていて良かったと心底思う。

 

「もう、悪いものはなくなりました、だから、大丈夫です」

 

何を指しているのかは分からない、だがそう言われるとスッと彼女の中にあった焦燥感が薄れ、消えていくのを感じた。もしかして何かあったのだろうか?先程の時間が飛んだような感覚と言い、何かが…彼に聞こうとしたが止めた。知っているのかもしれない、知らないのかもしれない、いや、恐らくは知っているのだろう。

 

でも、話さないということはそうすることが良い、そう彼が判断したのだと信じることにした。少なくとも、今日会った他の人形達への態度、またその逆を見る限りでは彼は彼女が見たことのないタイプの指揮官だ、良い意味で。

 

「そうですか…良かったです」

 

だから、そう返す。

 

「はい、ですからお休みなさい(クソが、まだ残滓が残ってたとは…発動条件のところか、よし、今度こそ完全消去!矢張り例のアマ、貴様は磔刑だー!!)」

 

「お休みなさい」

 

スプリングフィールドは目を閉じ、そっとスリープモードへ、明日はきっといい日になると信じて。




春田さんが焦燥感を覚えたのは、例の胸糞プログラムの発動条件「ターゲットと二人きりになり、周りに暗殺を止める障害が無くなったと判断した場合」という部分だけが隠れて残っていたから。

人形もプログラムで動く以上、こういうのあると思うんですよ形態は違うでしょうけど、暗殺者と化すプログラム、他にエロエロになるとか…いや何でも無いです。

次回は…多分、404小隊の今、行数稼げなきゃそろそろ基地に行くよ?(フラグ)

そう言えば、今のところは喧嘩売られてませんけどあっても可笑しくないんですよね、「男のくせに」って。いわゆるラノベの定番

「冒険者登録に行って「お前みたいな坊やが?」的な感じで喧嘩売られる」「テンプレ貴族様から「この無礼者、決闘だ!」と手袋投げられる」

的な感じで、こういうのって需要あるんでしょうか?無いならそういうイベントを入れざるを得なくなった時は、ダイジェストで地文で済ますとかになるかと

人形主観によるお話はあった方が良い?無くても良い?

  • あった方が良い
  • 無くて良い
  • 本文途中で挟む程度で

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