リライターと乳部・タイラー   作:シバヤ

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千恋*万花に続きこちらも面白かったので書いてみました
他にも書いてる作品があり、リドルジョーカーはまだ進めてる途中なのでかなり遅く書いていくと思います

もちろんこの作品も完結はさせたいと思っていますのでよろしくお願いします


1話

8月下旬、夏休みも残りわずか

昼はめっちゃ暑く、夜もそんなに変わらずジメジメした熱帯夜だ

そんな中俺は冷房を効かせた部屋で過ごしてる

 

「あー涼しー!夏休みも終わるー!」

 

学生が望む、長期間の休日である夏休み

それが終わるとか本っ当に辛い

別に学生生活がつまらないとかそういうんじゃないぞ?

学生なら夏休みとか冬休みっていつまでも続いて欲しいもんだろ?

そこで端末から着信音が流れた

誰だこの野郎、もうすぐ寝るってのに妨害するなんてたたじゃおかないぞと思って画面を見るが、この子ならいつでもOKだ

 

「あーい、こちらレヴィ8」

『非番の時にごめんね!すぐ動けるかな!?』

「いつでも動けるでありますよ〜。で、何があった?」

『レヴィ6が苦戦してて、応援に向かって欲しいの!』

「分かった。ならレヴィ6の現在地を送ってくれ」

『うん、すぐに送るね!』

 

その数秒後、端末に情報が送られてくる

画面を確認すると、赤い点が示されてる

ここから数十キロはあるか

 

「今から向かう。状況を移動しながら教えてくれ」

『レヴィ9、了解。あと警察が動いてるから顔を見られないようにしてね』

「分かってる。兄ちゃんはそんなヘマしないし、能力だってあるからな」

 

通話を切り、着替えるためにクローゼットを開ける

いつも通り仕事着に……こんなジメジメした熱帯夜にこんな長袖着てくなんて嫌だ

適当に軽装に着替え、グラサンをかけ

 

「これは世を忍ぶ仮の姿、その正体は伝説のスパイ、鈴木ィ凡人(ぼんど)!」

 

……何やってんだろ俺

というかなんで鈴木なんだ?ジェームズだろそこは

って急いでるんだ、早く向かわないと

ベランダに足をかけ、夜の街に繰り出す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、何があったんだ?」

『今回の任務、外からの情報でね……』

「外から?いつもなら面子を気にしてウチに要請なんかしないだろ?」

『調べていく内に今回の犯人と、海外の大規模犯罪組織と繋がりが見えてきたらしいんだよね』

 

つまり向こうはアストラル使いがいるから救助要請

こっちは情報が欲しいから

お互いの利害が一致したためってわけか

 

「だいたい分かった。レヴィ9、あと2分で着くから到着次第襲撃すると連絡しておいてくれ」

『了解、気をつけてね』

 

さてと、こっからでも範囲内だからな

頭の中で猟犬をイメージし、それらをアストラル能力で形作る

そして目の前にいるのはオーロラ色をした猟犬のようなのが3匹

このオーロラは俺の血液で、アストラル能力で外に放出するとオーロラに変化する

 

「敵を殲滅後レヴィ6を連れてくるんだ、いいな?よし、行け!」

 

俺の合図と共に猟犬達は走り出す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「少し数が多いな……まさかここで手こずるなんて……」

 

いずれバレるのも時間の問題……

けど行動したところで撃たれる可能性もある……

このままだと逃げられる可能性も……

 

『レヴィ6!聞こえる!?』

「ああ、聞こえる。けれど今こっちは余裕がなくて──」

『レヴィ8があと2分で着くから到着と同時に襲撃するだって』

「了解、レヴィ8が襲撃しだい、退避する」

 

あと2分でってことは恐らくもうあと1分ぐらいだろう

それぐらいなら光学迷彩があるから耐えられるな

 

『ガルルル!!』

 

この唸り声は……

アイツの能力で作った動物か!

 

「なっ、なんだこいつらは!」

「撃ち殺せ!」

 

どこに撃ち込まれるのがわかるように避けるな

それに動物タイプだから人よりも素早い

それに力も普通の猟犬と違うから桁外れだ

 

『ガウガウ』

「終わったからレヴィ8の所に来いってか」

 

全滅させ、1匹が俺の袖を引っ張る

光学迷彩で姿が見えないはずだけどやっぱり鼻が利くのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら任務は完了したようだな

前から猟犬たちとレヴィ6が戻ってくる

 

「お疲れさん」

「助けられたな、ありがとう」

「別にいいってことよ。お前らも消えてくれ」

 

そう言うとオーロラが分散され、消える

血液で作るからな、それに猟犬型3匹ってなると相当な血が持ってかれるから少しクラっとしてきた

 

「大丈夫か?」

「力の消費による貧血だ。助けに来た側がここで倒れちゃあかんだろ。それよりさっさと帰ろうぜ」

「そうだな。警察も動いてることだし、レヴィ9と合流して戻るか」

 

寝る前だったから今とても眠い

それに能力を使って軽く貧血気味なんだ

これはもう家に戻ったらぐっすり眠れるやつだな!





主人公については次のお話で触れたいと思います

Rewriteの主人公・コタさんはリボンを埋め込まれてたからオーロラを使えましたが、今回はアストラル粒子が関わってるからということで体液操作能力にオーロラ関係を含みました
あと今作のオーロラで作った獣は動物みたいに鳴きます笑
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