リライターと乳部・タイラー   作:シバヤ

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長らくおまたせしました

他の書いてる2作品と並行にしつつって思ったのですが1作品に集中してしまったのと、バイトを変えたら予想以上に書き上げる時間が減ってしまいいつもより進行スピードが遅くなってしまいました

なるべく早く書けるようにはしますので待っていてください
では本編どうぞ!


16話

行方不明者……

もし暁と七海もそうなってしまったら……俺は生きることができなくなるだろうし

幼い頃にあった人間不信は治ってきてはいる。けれど完璧に信用できてる人はと言うと父さんと暁、七海の3人だけだ

その誰かが欠けたりしてしまったら俺はもう立ち直る事が出来ないかもしれない……

 

「だー!朝から暗いこと考えてるんじゃねぇ!こういう時こそご飯を食べるべき!」

 

いつもよりちょっと早いからまだ暁も七海もロビーに降りてきてなさそうだな

おっ、三司さんがいるじゃん

 

「おはよ三司さん」

「おはようございます。空君1人ですか?」

「今はね、後から暁とか来ると思うよ。そうだ、みんなで朝ご飯一緒に食べない?」

「すみません、私はもう済ませてしまったんですよ。それよりもう時期星幽(せいゆう)発表祭ですが空君はどうするんです?」

「星幽発表祭?」

 

なんだそれ?

なんか発表でもし合うのかな?

 

「まだ聞いていませんでしたか?星幽発表祭はこの学院でいう文化祭みたいなものですよ」

「ほう、文化祭とな」

「はい。それでいろいろと話し合うことがありまして」

「なるほどねー、教えてくれてサンキュ。そんじゃ機会があったらまた一緒に食べようぜ」

「その時は是非お願いします」

 

星幽発表祭ねー。なんか店出せるなら俺の出番ではないですかな?

 

「空君おはよう。暁君は?」

「まだ来てないな。……報告長引いてるんじゃないか」

「そうかも。あっ、暁君」

「おはよう、七海、空」

「おはー。遅かったな」

「おはよう。それで昨日のことなんだけど、お父さんに報告した?」

「それなんだが……ここではちょっとな。ほら」

 

暁が向けた所にちょうど千咲ちゃんがいた

まあそれにここはロビーだ

内緒話する場所にはどう考えても不向きだしな

 

「七海ちゃんおはよう。先輩方もおはようございまーす」

「おはよう、千咲ちゃん」

「どうかした?こんなところで。朝食はもう食べたの?」

「まだだよ」

「なら一緒に食べようよ」

「話はまたあとでな」

「……?もしかして私、お邪魔しました?」

「いや、ウチの家庭のことで話してただけだから気にしないでくれ」

 

こういう時、兄弟だと家庭の事とかってことで誤魔化せるから便利だな

もしただの友達とか知人とかなら言い訳考えるのめんどくせーし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アストラル使いの……連続行方不明。そんなことが起きてるなんて」

 

朝、暁が父さんと話していたのはその事らしい

昨日の2人はその1部でしかなかったと……やめてくれよ、そういう物騒なの

 

「親父の方もハッキリ把握できてるわけじゃないみたいだ。全部関係してるかどうかも確証はないようだが……少なくとも、好ましい状況ではない」

「下手に動くと逆にリスクがありすぎるな」

「ああ。空の言う通りだ」

「ただ三司さんは俺が絶対守ってみせるさ。1度口にしたことだ、曲げるなんてことしねーよ」

「わかった、ただ何かあれば報告はして欲しい。七海はAIMSへのアクセスを確保しておくことだ」

「了解」

 

流れとはいえ俺が守ると言ったんだ

中途半端で終わらせてたまるか

普段はちゃらんぽらんかもしれんが、決意は人一倍硬いんだよ

 

「あっ、でも……『星幽発表祭』はどうするの?」

「せいゆ……なに?」

「ああ、俺も今朝三司さんから聞いたばかりだからな。暁は知らんだろ」

「何のことだ?」

「星幽発表祭っていうのはつまり文化祭みたいなものなんだって」

「文化祭……ちょっと待て!ってことは、まさか──」

「何を驚いて……いやまて、文化祭といったら普通そうじゃねぇか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今さら説明する必要とないと思いますが『星幽発表祭』が今年も行われます」

 

いま柿本先生から星幽発表祭の説明を受けている

質問の枠があれば聞いてみたいところだが……

 

「発表祭について、なにか質問はありますか?」

「先生」

「なんですか、暁君」

「それは外部の人も呼べるということでいいんでしょうか?」

「はい、呼べます。何の問題もありません。見学希望の一般の方にも解放されますから」

 

ちっ!浮かれすぎてその問題を見落としてたか!

一般の方に紛れ込んで侵入してくる可能性があることを思いつかないなんて俺らしくねえ

それに星幽発表祭はアストラル研究発表の場でもある

研究成果を披露したり、申請して認められれば能力を使った出し物も出来るらしい

去年は炎の能力でフランクフルトを焼いたり、人形にダンスさせたりとそれなりに出し物があったらしい

アストラル技術に携わる人も来るからこういう企業スパイも来そうだが、何かそれ以上な問題が起きそうだな

 

「それから、三司さん」

「はい」

「発表祭のことで少し相談がありますから、後で時間をもらえますか」

「わかりました」

 

三司さんは学生会長だ

運営とか当日の仕事とかいろいろあるんだろう

中止……は無理だろうけど、少しなら話を合わせてもらえないだろうか

後で三司さんと話してみるか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休み、三司さんは生徒会室にいると思いそっちに行きドアをノックする

 

「はい、どうぞ。開いていますよ」

「んじゃ失礼しまっす。ちょいと聞きたいことが」

「空君」

「おっと先生。話のお邪魔しましたか」

「邪魔という程では。ですが、もう少し待ってもらえますか?すぐに済みますから」

「大丈夫っすよ」

「ありがとう」

 

お話を少し聞き耳すると、発表祭、当日の警備、手荷物検査……まあ襲撃があったんだからそれぐらいのセキュリティはあるか

 

「待たせてしまって、申し訳ありません。話は終わりましたから。それでは、私はこれで」

「お疲れ様です」

 

先生は退室し、部屋には三司さんと二人っきり

これでようやく話が出来るもんだな

 

「前みたいに鍵は閉めた方が?」

「お願いします」

 

俺が施錠すると同時に、三司さんはため息を漏らし、素の姿に戻っていた

 

「はぁぁぁ〜〜〜……やっぱりダメかぁ」

「三司さんはなんか出し物すんの?」

「もしかしたら、今年はサボれるかと思ったのに……やっぱり逃げられないかぁ」

「今年はってことは去年もなんかやったの?」

「ライブ。舞台で歌ったの?」

「ライブ?そんなもんもやるんだ」

「私の場合は宣伝もあるからね。だから他の学生とはちょっと事情が違うわけ」

 

取材やら面倒なもんたくさんやってるもんな

そんなんでライブまでやるとか……かなりの苦労人だな三司さんは

 

「実際にやってみると、リハやらなんやらで結構面倒で……その上、すっごく恥ずかしかった」

「大勢の前で歌ったのが?」

「というより会場のノリが。みんなノリがよくて……反応が寂しいよりはいいんだけどね。その分こっちもノリよく……それこそ、アイドルみたいに振る舞わないといけないから。『こんにちはーっ!みんなー、元気ですかー!』なんて言った瞬間『ああ……私何してるんだろう』とかね。思い出しただけでも……〜〜〜〜〜ッ!!」

 

あー、そりゃ恥ずかしいっていうかやりたくねーな

俺がライブなんかやったらジャ○ーズみたいなのじゃなくバンドとかそっち系やりたいもんだ

 

「どうしても何かやらなきゃいけないなら……せめて恥ずかしくない物にしたい」

「やるんならやりやすいもんがいいよな。っと、それより当日のことで話に来たんだった。襲撃がまたあるなら、星幽発表祭では一般人も来るからそれで侵入してくるかもしれねえ」

「そういえば……その後何か進展はあった?」

「すまない、まだ未確定なことばかりで報告できることはないんだ」

 

相手の組織すらわかってない

わかってるのは三司さんが襲われた事実だけだからな

 

「そっか」

「悪い、まだ力になれてなくて」

「別に責めてるわけじゃないってば。でもそれなら、あんまり目立つ行動を取らない方がいいの?」

「そうだな。俺の希望で言えば寮の部屋に閉じこもっているか、あまり俺のそばから離れないでいて欲しい」

「ゴメン。それはちょっと難しい。先生からも直々に言われちゃったし……普段の仕事を任せてる分、やることやって私も役目を果たす必要があると思うの」

「まっ、そうだよな。今のはただの俺の希望だから気にしないでくれ」

 

三司さんは学生会長でもあり、アストラル使いの中では有名な方だ

今回の発表祭ではアストラルの研究とか色々関わってる分彼女も忙しいのは当たり前だ

 

「確認するが、強引にでも発表祭を中止にさせるとかは?」

「……それはあんまり。楽しみにしてる人も多いから。それに……学院の一存だけでは中止にもできないと思う」

「こっち側のイベントなのにか?」

「この学院にはスポンサーがついてるの。アストラル技術を活用してる企業が」

「……そういうことか」

 

アストラル技術の発表には、スポンサーの意向も関わってる

だからおいそれと中止には出来んことか

 

「人を集めさせるためにも学院の広告塔である私に、イベントの参加をさせたいわけ」

「なーる」

「あっ、一応伝えておくけど、寮も人の出入りがあるわよ」

「なんで?」

「食堂が開放されるの。それに家族を自分の部屋に入れたりすることも許可されてるから」

「そっか」

 

人目が少なければ相手は動きやすいだろう

だが逆に連れ去りにくい雰囲気の中であれば、人目につく場所の方が有利になることある

ちっ、何処も彼処も相手の都合が良くなるばっかりじゃねーか

 

「とにかく、心配してくれてるのは嬉しいけど、閉じこもるのは無しの方向でお願い」

「……わかった。じゃあ出し物を手伝ったりするよ。その方が自然に一緒にいられる」

 

1秒でも長く三司さんのそばにいなきゃな

守備対象が遠くだと守りづらい

……それに本音を言えば三司さんみたいな美少女と一緒にいられるのは嬉しいんだよ

男の本音じゃ

 

「え?いいの?ありがとー。助かるー」

「……言っとくけど君を守るためであって雑用を押し付けられるためじゃないんだぞ?」

「わかってるってば」

「本当だか。それで出し物はなんか決めてたりは?」

「全く、まだ何も……ちなみに……手伝ったってくれる空君の立場から、何かある?これだけは止めておいてほしいこととか」

「とりあえず第1に三司さんが1人にはならないようにしておきたい」

 

それが1番危ない

俺か暁。最悪七海の誰かがそばにいることは当たり前にしておきたい

 

「とすると……人を増やして、みんなで出し物をしてみてもいいのかも」

「ああ。そうしてくれるなら俺も助かる」

 

知り合いが周りにいれば人気は絶えない

連絡もなしにいなくなれば誰かが気が付くはず

 

「仕方ないわね。空君がそこまで言うのなら、仕方ないわよね。みんなで協力……友情って素晴らしい……」

「と言いつつ裏で楽できそうって考えてるの見え見えだよ」

「気のせい気のせい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうですか?星幽発表祭では、みんなで何かしませんか?」

「共同で出し物か……」

「特に予定はないから、僕は喜んで手伝うけど。でもどうしたの?三司さん、去年はライブをしてたよね?」

「ライブもいいですけど、みんなで一緒に何かを成し遂げる。それこそが、とっても素敵なことだと思うんです」

「…………」

 

こんなこと言ってるけど実際本人が楽したいだけだ

昼間話し合ってた俺は知ってる

 

「昼間何話したらこうなったんだ?」

「詳しくはまた後で話すがなるべく1人でいないようにするにはみんなでってことになったんだ」

「そうか。それはいいんだが……なんか胡散臭く感じる」

「猫かぶってない姿知ってるからだよ」

 

俺と暁知ってるから何となくわかるが、優等生姿しかしらない二条院さんなんて感動したとか協力して成し遂げるのは素晴らしいとか言ってる

その素直さに罪悪感を抱いたのか三司さんは謝罪を何度かしていた

 

「一緒にいるってことは、空も手伝うんだよね?」

「モチな。みんなはどうするん?」

「んー……お姉さんも一緒でいいの?そりゃ、誘ってもらえるのは嬉しいんだけど……浮いてない?それに、アタシの能力って人を楽しませたりするのは難しいと思うしね」

「そんなこと言ったら俺の能力だってそうっすよ。ただオーロラがふにゃふにゃしてるだけですし」

 

リボン状態で出せばそうだし、いつもはそこからブレードにしたり魔物を作ったりする

学院で能力を使う場合はリボン状態を省略してそっから形状を作ることにしてるが

 

「そういうことを言い出したら、私なんてアストラル使いですらないんですけど……?」

「別に能力者であるかどうかは関係ないよ。みんなでやるからこそ重要だと俺は思うんだ」

「みんなで一緒に、かぁ……そういうことでしたら、私でよければお手伝いさせてください!七海ちゃんも、一緒にやろうよ」

「……そ、そうだね。せっかく声をかけてもらったんだから、お手伝いさせてもらいます」

 

これで後輩枠は参加っと

 

「でも能力は活かした出しもの方がいいですよ。せっかく先輩たちが一緒にやるんです。ド派手な感じで、話題をかっさらっちゃいましょう!」

「いいんじゃないかな。一般の人はアストラル能力を期待して、発表祭に来るんだから。適材適所ってことで」

「ああ。話に乗ってくれるってことは恭平も参加でいいよな?」

「もちろんだよ」

「暁は強制参加っと……」

「ちょっとまて、参加はするが」

 

これでよくつるむ同性枠もOKっと

というか暁は任務のこともあるから強制参加だけどな

 

「確認だけど、二条院さんは参加で大丈夫なんだよね?」

「大丈夫だ。ぜひよろしく頼む」

「こちらこそ、一緒に頑張りつつ楽しもうぜ」

 

二条院さんも参加っと

これで同い年でよくつるむメンツも全員確保だ

 

「先輩はどうすっか?」

「みんなで……能力を組み合わせて、他にないものを……発表祭って大抵は個人の能力を披露させることが多かったけど、複数の能力となると……面白い研究対象だ。そう考えると選択肢が結構あって悩むねぇ、ワクワクしちゃうねぇ……うん、興味深いかも」

 

ここでも研究のことって、この人もう根っからの研究者だな

でもいい方向に考えてるのはわかる

 

「わかった。お姉さんに、お任せあれ!ううん、アタシの方からお願いするよ。手伝わせてください」

「ありがとうございます。よろしくお願いします、式部先輩」

「よっしゃ、これで全員参加ってことだな」

 

俺、三司さんから始め、暁に七海、恭平に二条院さんに千咲ちゃん、それに式部先輩ときた

個性はバラバラだが、めっちゃ面白くなりそうな気がしてきたぜ!

 

「話はまとまったけど……あんまり悠長に構えてられないよね。準備も必要なんだから」

「とりあえず、何をするかは各自で考えて、後日持ち寄って話し合いしましょうか」

「そうだな。週末に一度話し合おうか」

「それじゃあ、週末までにそれぞれ自分の案をまとめておく、ってことで」

『はい』

 

さて、こう人数いると範囲が広く考えれるな

まあそれはまた今度考えるとして

 

「暁君、空君」

「どうした、七海?」

「何か困り事か?」

「ちょっと話があるんだけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「発表祭、ホントにいいの?みんなでっていうのはともかく……そもそも、出し物なんてしても」

「お前の言いたいことは、理解してる」

「だけど三司さんを護衛するには今回はこれが最善の策なんだ。本人が出し物をするって言ってるし、寮も食堂が開放されるわ、家族なら部屋まで入れるわでここも完璧に安全って訳にはいかないからな」

「そうなんだ?それはちょっとマズイね」

「だからいっそ人目があって、俺たちが一緒にいる。そっちの方が少なくとも安全だと俺は判断したんだ」

 

わずか1%の差だろうがより確実な方をとるだけ

三司さんが常に近くにいる状況なら何とかなるしな

 

「うーん……まあ、向こうの目的が連れ去ることなら、効果はあるかも。でも、あやせ先輩に簡単に近づけるようにしちゃ、意味がないよね?」

「そこら辺はちゃんと頭ん中入れてるし、危機が迫った場合のことも想定してどうするかは考えとくさ」

「それに今は親父に連絡を入れておかないとな」

「うん……あっ、そうだ。発表祭が一般にも開放されるのなら、ウチから応援を頼めるんじゃないかな?」

「それも考えたが、いつも人手不足だ。だから基本は応援無しの場合で考える」

 

変に期待しといて、当日応援出せませんでしたじゃすまされないからこういう場合は来なかった時をベースに考えるのがいいはずだ

俺は昔っから悪いことばっかり先に浮かぶこらそっちを想定して考えることが多い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『星幽発表祭か……』

「そんなものがあると、今日知ったばかりで報告が遅れました」

『いや、学院のイベントに関してはこちらでも把握しておくべきだった。俺の落ち度だな、すまん』

「それはいいとして今は三司さんの件だ。やつらがどういう連中かしらんが、前回は失敗に終わったから焦ってその日に襲撃するかもしれないし。普段なら俺一人で大丈夫だけど人混みだからさすがに不安だ」

 

普段なら魔物を張り巡らさせて死角がないようにしてりゃ見失うことは無い

けれど人混みってなるとどんな準備しても見失うことだってある

 

「それで、当日に応援を回してもらうことは可能ですか?」

『簡単ではないが……なんとか調整はしよう』

「ホントですか、ありがたいです」

『出来る限りのことはする。だが……わかっているとは思うが、どこまでできるか。まさか隊員全員を投入なんてことはできないんだから』

「それはわかってる。だから応援無しから1桁だけの場合を想定していく通りか考えておくから」

『……最悪の場合から考えるくせはまだ直ってないか。でもあの環境で生きてきた空だからか』

 

拾われる前は生きるか死ぬかだったから、そこで最悪の場合、つまり死ぬ場合を想定してそうなることだけは避けるようにしてきたから最初に最悪の場合が思いついちまうんだ

 

「ちなみに……いっそ、中止させるっていうのは?」

「無理だろうね。発表祭はアストラル関係の企業、学院のスポンサーも絡んでるらしいんだよ」

『そういう事情が絡むと……簡単にはいかないだろうな』

「ああ。だから俺たちは発表祭が開催されることを前提に動くよ」

「出し物については、今週末には一度話し合うことになっています」

『わかった。何かあればすぐに連絡入れろよ、レヴィ6、レヴィ8』

「了解」

「ラジャ」

 

こういう時、秘密組織ってめんどうだな

こういう場合があるって堂々と言えないんだし

 

「……中止が無理となると、安全な出し物かぁ」

「三司さんと客の距離が遠くで、なおかつ監視するためにみんなが常に関わっていることが条件……ってなるな」

「模擬店とか……どう考えてもメリットデメリットはあるだろうな。もう少しいろいろ考えてみよう」

「うん、了解」

「ああ、二人ともよろしく頼むぜ」

 

さて、楽しむことだけじゃなく護衛のことも考えなきゃいけない星幽発表祭

考えることが多すぎっしょ。頭パンクしちまうよ

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