俺ガイル もう1つのストーリー   作:ゼロ少佐

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比企谷は雪ノ下から少し部室から出てもらいたいと言われ 今図書室に来ていた


2話

はぁーと深い溜息を何度もつく

周りには殆ど生徒がいないので目立つ事もない

 

比企谷「(本を読もうと思ったが全然集中出来ん 大体あいつらの態度はなんなんだ?気になる事が多すぎて全く集中できない)」

 

???「あんたが此処に居るなんて珍しいね、何してんだい?」

 

後ろから聞いたことのある声の女子から話しかけられた。

 

比企谷「誰だ?」

???「あ? 私の事忘れたの?」

比企谷「い、いや、覚えてる えっと かわ..川越さんだったか」

???「ぶつよ!あんた!川崎だよそんなに覚えにくい名前かい?」

 

彼女は川崎 沙希比企谷のクラスメートでぼっちである

 

比企谷「そうだったな、悪い考え事してて 頭が回らなかっただけだ (決して川なんとかさんの名前を忘れてたわけではない ただ話す事があまりないから名前がすぐ出てこないだけだ)」

 

川崎「んで、深い溜息なんてついてどうしたんだい?何か嫌な事があったのなら 相談くらいのるよ

そ、そのあんたには 色々お、お世話になったし」

照れながら川崎は比企谷に問いかける。

 

彼女は以前弟や妹の件でなんどか比企谷、奉仕部のお世話になっている。

 

比企谷「(っ!? 何だ一瞬胸がチクッとした)」

比企谷「いや、本当に何でもない それにおれはプロぼっちだからな お前に頼らなくても自分でなんとかできる」

 

比企谷がいつもの調子でこたえる。

 

川崎「そうかい、あんたがそれならいいんだけどさ

たまには人を頼ってもいいんじゃないかい?」

と言って川崎はその場を後にする」

 

比企谷「(人を頼るか...)」

比企谷「(てかなんなのあいつ!?俺に気でもたるの? あんな事言われたら勘違いするぞ!? 中学の時なら告って振られるまであるぞ!)」

 

とか考えていたら由比ヶ浜からメールが来た。

ピロロン♪

スマホを開くと由比ヶ浜からこんなメッセージが来ていた。

 

由比ヶ浜「ごめん、ヒッキー もう大丈夫だから戻ってきていいよ」

 

由比ヶ浜に「了解」ってメールし俺は図書室を出た。

奉仕部に戻る道中に結局あいつ(川崎)は何がしたかったのかを考えていた。

 

比企谷「(けーちゃん元気かなー バレンタインイベントの時から会ってないなー 今度小町と一緒に行ってあげるか)」

 

そんな事を考えていたらもう部室前に着いてしまった。

着いてしまったと言ったら、来るのが嫌だ 来たくないみたいな考えみたいだが、別にそういう訳ではない。ただひねくれているだけだ。

トントンとドアを叩いて部屋に入る。

そして...

 

 

 

由比ヶ浜 雪ノ下「ヒッキー(比企谷君)の事が好きです!付き合ってください!」

 

突然告白されたのであった。

 

 

 


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