ダンジョンにクラフターが来るのは間違っているだろうか?   作:黒豆『リンク』

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適当に気の赴くままに、書いていきます。


おはよう!!!クソがっ!!!

ダンジョンにクラフターが来るのは間違っているだろうか?

 

いつでも作れる無限の世界。凶悪なモンスター(モブ)坩堝(るつぼ)

 

建材(けんざい)実績解除(じっせきかいじょ)を求め自分も命知らずのクラフター達に仲間入り。

 

ギルド(Mojang)に名前を登録していざ出陣。

 

クラフトでのし上り、末に到来するのはモブに襲われる村人との出会い。

 

響き渡る鳴き声、モブの耳障りな鳴き声、それを見ながら食事をする自分。

 

村人は死に、残るのは村人を殺したモブと咀嚼音(そしゃくおん)のみ。

 

食事をしながらぼーっと立っている自分。

 

ジワリと近づいてくるモブ。自分の姿すら映すこともない腐った汚い瞳。自分に芽吹く殺意。

 

 

 

 

 

時にはネットでその日の冒険を語り、ネ友を増やしたり。

 

時には野蛮(やばん)なクラフターから拠点を守ってみたり。

 

時には建築センスに伸び悩む新米クラフターにレクチャーしてみたり。

 

時には時には時には時には…

 

 

 

 

子供からちょっと成長してクラフターになった男がやっていたこと。

 

ずっとゲームしたい。強くなりたい。建築上手くなりたい。

 

少し歪みいかにもオタク臭する考えを抱くのは、やはり若いオタクなりの性なんじゃないだろうか。

 

 

 

 

ダンジョンにクラフターが来るのは間違っているだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論。

 

何が起こったか分からなかった

 

『ヴヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!』

「わぁー、、、何かでっかい、、すっご、、わー、、、」

 

 

 

 

 

少し前まで俺はバイトをして疲れた体を癒すためオフトゥンで横になっていたはずだ。

 

起きたら洞窟に居た。

 

何が何だか分からず探索した結果俺は今、死にかけている。

 

 

具体的には牛頭人体のモンスター、近いとするならそう、「ミノタウロス」だろう。

 

何を言っているか分からねぇと思うが俺も分かっていない。

 

だが間違いなく俺は今そいつに、食い殺されようとしている。

 

 

詰んだ、いや死んだ。間違いなく、死んだ。

 

 

気軽に探索なんて選択をした俺の末路。

 

化物の餌。

 

 

あぁ戻りたい。あの暖かいオフトゥンに戻りたい。

 

 

この状況じゃ、まぁ不可能なんだけどな。とにかく走るぞHAHAHAHAHA。

 

 

 

 

「ほぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!?」

 

 

 

ん??

 

なんか声が、、

 

 

 

「助けてっ!!! 死ぬ!!!! 死ぬっ!!!!」

 

 

 

いや俺も死ぬ直前なんですけどー、無理っすーキャパオーバーっす、、、

 

って合流してきやがった、白髪のチャラそうなカラコン入れてる奴が。

 

後ろではミノさんが1体増えちゃってるよ。

 

 

 

「おい、チャラ男なに合流してくれてんのよ死んじゃうでしょうが俺はまだ死にたくないんですけど」

 

 

「ぼ、ぼっぼっ僕だって死にたくないですよっ!!!?? 合流しちゃったのは謝りますけど、、ってか貴方今死にそうなのに凄い余裕ですね!?」

 

「まぁまぁ、こういう時はほら、落ち着いたほうがうんぬんかんぬん言うじゃない、落ち着こう。まずは自己紹介からだ」

 

「この状況で!? 貴方頭イカレてるんじゃないですか!?!?」

 

「俺の名前は津雲黒霧、18歳だ。 クロムとでも呼んでくれ」

 

「あ、これはご丁寧にどうも… 僕はベル・クラネルと言います、14歳です。 ベルって、、なんで普通に自己紹介なんてしてんだ僕はああああああああ!!!!!!」

 

「うむ、いいノリツッコミだ。 百点あげちゃう。っと、、、行き止まりだ。 止まるぞベル君」

 

「えっちょっ、、ガフッ!!!!!」

 

 

ふぅ… いやぁ俺は止まれたがベルと名乗ったやつは止まれなかったみたいだな、もし次こういうことあったら早めに言うことにしよっと、、

 

 

 

 

「いやぁ、にしてもデカいねぇ…… 君、身長何センチ?」

 

 

取り敢えず行き止まりで出来ることも無いので会話を試みる。

 

 

『ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!』

 

…余計怒らせちったかな??

 

 

「ちょっ!!! 何やってるんですか!? ミノタウロスですよ!? 言葉通じるわけないじゃないですか!!!!」

 

「あ、やっぱこいつミノタウロスって言うんだ。 ほえー…」

 

「何のんきにしてるんですかもおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!???」

 

ベル君が俺の足にしがみつき揺すってくる。 パンツの位置ズレちゃうからやめなさい。 ってか今俺パジャマじゃん。

 

 

『ヴォオオオオオ!!!』

 

 

そうこうしていたらどうやら本当にミノタウロスという名前だったらしい怪物は咆哮を上げながら襲ってきた。

 

 

「あー死ぬはこれ… 死ぬわ…」

 

母さん… 父さん… 先立つ不幸をお許し

 

 

『ヴゥムゥンッ!!』

 

 

っ???

 

 

牛の怪物に変わって現れたのは、蒼色の鎧?を着た金髪、金眼の美少女だった。

 

しばらく放心していると彼女から声が掛けられる。

 

 

「あの… 大丈夫、ですか?」

 

「大丈夫じゃないに決まっているだろう。 何だここ。 どこだここ。 マジでどこ」

 

「えっ… えっと…」

 

「すまん、取り乱した、 気にするな。 っとそうだ、ベル君無事か…」

 

 

ベル君のへ振り向くとミノタウロスの血に濡れ赤くなった頬とは別に、ほんのりと染まっていた。

 

 

Oh,,,なんか見てはいけないようなものを見てしまった気分に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンジョンにクラフターが来るのは間違っているだろうか?

 

 

再結論。

いやまだクラフター能力に目覚めてないし知らんがな。

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