ダンジョンにクラフターが来るのは間違っているだろうか? 作:黒豆『リンク』
時間は少し戻りベル君が走り去った後のダンジョンにて
ベル君が走り去ってから数分、非常に気不味い雰囲気に包まれる。
「・・・行っちゃいましたね」
先に口を開いたのは金髪の少女だった。俺もそれに便乗し会話を試みる。
「そうだな、、、、、まずは自己紹介だ!!!」
「・・・・???」
適当に思いついた事を言ってみたもののキョトンとされた。そりゃそうだ。そりゃソーダ。
もうこのまま勢いで行こう。
「俺の名前は津雲黒霧18歳フリーター。クロムと呼んでくれ。あの白髪の分までお礼を言う。助けてくれてありがとう」
「えっ、、お礼を言われるようなことはしていない、です。私はアイズ・ヴァレンタイン」
「アイズさんね、よろしく。それに、こっちは命を助けて貰ったんだ、お礼くらいさせてくれや」
「ありがとうございます、それとさんは要らない」
お互いペコペコした後俺からとある提案を出す。
土下座で。
「すまんがここから出たい。道を教えてくれたもう」
「わ、分かったから顔を上げてください」
「悪い、ありがとう」
「ついて来て」
彼女が歩き始めたので俺もそれについて行く。
数十分歩いただろうか、、、
その間色々考えていたが、ここはおそらく異世界なのではないかと思う。
最近ラノベでよく聞く異世界転移って奴だろう。
転移系のよくある光が舞うだとか魔法陣が出現するだとか神様に会うだとかイベントはなかったが、、、
歩いてる途中で怪物に出くわしてチビりそうになったが、金髪少女もといアイズさんがいとも容易く切り殺した。
モンスターらしき名前を聞いてみたら。「ゴブリン」とだけ答えられた。
判断材料にかけてるんじゃないかと思ったがそんな事はなかった。完璧異世界だここ。
そんなこんなでダンジョンから出てこれた。。。が、これがまた異世界感溢れる町並みなこって、、、
「それじゃ、私は行く」
「すまん、ありがとう恩に着る」
「お礼されるようなことはしていない、、じゃあ」
俺が町並みに謎の感動を覚えていると彼女は行ってしまった。
「ふむ、、これからどうしたもんかな、、、」
取り敢えず適当にほっつき歩くか、、、
数十分程歩くと声をかけられた
「君!!!!そこの君!!!」
「ん?俺っすか?」
「そうそう!!君!見たところどこのファミリアにも入ってないよね!!」
「はぁ…まぁフリーターだったし……そんなヤッさんとかマフィアには……」
「???よくわからないけど入ってないんだね!!!それなら僕のファミリアに来ないかい!?」
なんかすげぇ勢いで来るなこの黒髪ツインテロリ少女、、、
「えー…じゃあこの世界のこと教えてください、それと交換条件でいいっすよー」
「えっ!?いいのかい!?やったぁ!!!!!そんなことでいいのなら今すぐ行こう!!!ささ!」
黒髪ツインテロリ少女に連れてかれるがままにしていたら物凄い古ぼけた教会?廃墟?に来た。
なんやかんやあって地下室でこの世界が神と異種族どうのこうのだとかファミリア作ってどうのこうのだとかを聞いた。
後ベル君がこのファミリアの団員ってのも聞いた。
ベル君って呼びにくいな……ベル坊って呼ぼう。
そうこうしているとベル坊が帰ってきた。
相変わらずツッコミのうまい子だなぁ何て思ってると神様が歓迎会を開いてくれるらしい。
じゃが丸くんが何か知らないが頂こう、ついでにベル坊にも俺の事話しとくか。。。
食べ終わった頃神様が突然立ち上がりこちらを向いた。
「?どしたんですヘスティア様」
「クロム君!君に今から神の恩恵を刻むよ!!!そしてベル君は更新だ!!!」
「あー、さっきなんか聞いたやつっすね、了解っす」
「分かりました!準備しますね!!」
予めヘスティア様にやり方などは聞いていたから服脱いで寝そべる。
隣にベル坊も寝そべってきた。近くで見ると顔可愛いんだなベル坊。
初めての経験だから少し緊張してきたな、、、
「じゃ、始めるよー」
ヘスティア様はそう言うと俺の尻辺りに座り背中を撫で始めた。
くすぐったいな。
しばらくするとチャリという金属音がなり首をひねり見上げると、ヘスティア様は指先に針を刺し滲み出る血を俺の背へ滴り落とす。
話には聞いていたが痛そう、、、
皮膚に落下した血は波紋を広げ俺の背へと染み込んでいく。
「はい終わったよ、、、ってなんだいこれは!?見たことないよこんなの!?説明もないし!!」
「まぁ、説明したように俺異世界人ですし、あるんじゃないですか?」
「いやぁ…うん…うーん……」
「ほら、ヘスティア様。ベル坊待ってますから。やってあげてください。後でベル坊と一緒に結果見せてくださいねー」
「わ、わかったよ……」
戸惑いつつもヘスティア様はベル坊の尻へと移動し会話をしながらステイタスとやらを更新していた。
「はい、おわったよー」
「はい!ありがとうございます!」
「結果見たいぞ」
ステイタスは神聖文字というものを使っているらしく俺らには読めない。
だからどのファミリアでも主神が大体紙に書いたりして渡すんだそう。
自分のステイタスを見ていたら、ベル坊とヘスティア様が話していた。
「神様、このスキルのスロットはどうしたんですか?何か消した跡があるような……」
「…ん、ああ、ちょっと手元が狂ってね。いつもどおり空欄だから、安心して。」
「ですよねー……」
よく分からん事を話しているが俺には関係ないみたいだ。
「じゃ!僕はねるから!!!ベル君もクロム君もおやすみ!!!」
「おやすみなさい神様!!!」
「おやすみヘスティア様」
二人が寝静まったあと。小さな明かりを付けさせてもらい自分のステイタスを見る。
困惑しかない。ナンダコレ……
津雲・黒霧
Lv.1
力:I 0
耐久:I 0
器用:I 0
敏捷:I 0
魔力:I 0
《魔法》
【リスポーン】
【インベントリ】
【設定】
《スキル》
【マインクラフター】
【MOD】
マイクラやんけ……
ダンジョンにクラフターが来るのは間違っているだろうか?
再再結論。
絶対間違ってる。
眠さと空腹と戦い書いたのでおかしな部分あると思うんで指摘されたら直します。
今日はこの辺にしてまた気の向いたときに、、、しばらく仕事が続くので、、、
それでは。