双子島の影人形   作:小匣めもり

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皆さんこんにちは!めもりです!自分の中では割と早めの投稿となりました!というのも7月中はやることが多く、7月の投稿頻度が減ると思うので今のうちに投稿しておこうと思ったのがその理由です。そんな中でもしっかり12話を書き上げることができたので、ゆっくり見ていって下さいな!それでは第12話「メビウスの輪とチュイの花」スタートです!


第12話 メビウスの輪とチュイの花

祥子「私は……騎士です!!!」

 

 

経介(んー、なるほど……)

 

 

有悟「……ほう」

 

 

美咲「えぇ!祥子ちゃん騎士やったん!?」

 

 

凉太「……どうだかね、オレには苦し紛れの逃げをしてるようにしか見えないけどな」

 

 

祥子「いえ、本当です!!疑われるのは仕方ないですが、信じて欲しいです!!」

 

 

 

祥子は力強い声でそう言った。

 

 

友輝「まぁでも、姫野黒出し2人だし、そりゃ疑うよな」

 

 

怜菜「占いの的中率で白黒決めるのなら、当然だけど後者ね」

 

 

祥子「……はい、それはもちろん分かっています」

 

 

恵「ん~、正直これは困ったねぇ……」

 

 

真琴「え、もう黒ってことで良くね?」

 

 

初「ちょっ、お前それは失礼だぞ~!!」

 

 

恵「いや、真琴ちゃんの言ってることも分かるんだけど、問題は騎士COってとこなんだよね~」

 

 

菜華「確かに。そうでないなら人形探しの標的で良かったが、騎士となると失った時のダメージが大きいからな」

 

 

雪紀「いや、でも……」

 

 

 

皆の意見が飛び交う中、雪紀も意見を述べようとした、その時だった。

 

 

 

風里「っあの……!!」

 

 

 

風里が突然、雪紀の言葉を遮って声をあげた。

 

 

 

恵「どうしたの風里ちゃん、君が話に入って来るなんて珍しいね」

 

 

経介(確かに珍しいな…)

 

 

風里「あっ、ごめんなさい。私バカだから何も分からなくて、いつも話に着いて行けなくて……」

 

 

恵「いやいや、大丈夫だよ~♪それで、突然どうしたの?」

 

 

風里「あっ、あの、えと……」

 

 

菜華「……?」

 

 

 

恵が尋ねると、風里は何故か困った様子を見せた。そして……

 

 

 

風里「……やっぱり、何でもないです……」

 

 

恵「え~!教えてよ、気になるじゃん」

 

 

風里「……いや、それほど大事なことでもないので……」

 

 

経介(話を遮ってまで発言したのに、大事なことじゃないのか……?)

 

 

恵「それでもいいからさ!」

 

 

泰斗「まぁまぁ、落ち着けよ玉川。気になるのは分かるが、話したくねぇこと無理矢理話させちゃダメだろ?」

 

 

有悟「そうだぞ、落ち着きたまえ」

 

 

恵「えぇ~、残念……」

 

 

風里「……」

 

 

菜華(……彼女、さっき私の方をチラチラと見てた気が……、考えすぎか?)

 

 

 

 

 

有悟「……さて、気を取り直して本題の方に戻ろうか」

 

 

経介「うん、そうだね!」

 

 

雪紀「えーっと、じゃあ私の意見言ってもいいかな。さっき菜華ちゃんが言ってた話なんだけど、騎士ってそもそもCOして良い役職なのかなぁって」

 

 

銘「んー、基本的には影人形にバレると自分を守れないからやられちゃうし、他の騎士がその子を守ろうにも今度は占い師の方の守りが手薄になっちゃうから良くはないけど、COしても誰かを守る力はなくなるわけじゃないから、この場合だと仕方ないと思うよ」

 

 

雪紀「そっかそっか、でもそんな考えを逆手に取って影人形でしたーてオチも考えられるよね」

 

 

恵「そ。それが怖いんだよね~」

 

 

凉太「オレはもう決定でいいと思うけどな」

 

 

恵「まぁ、凉太くんは祥子ちゃんを占って黒って出てるから、自分の立場を守るためにもそう言うのは分かるんだけど……」

 

 

冷音「いや、オレも実際アリだと思うぞ。まぁ判定的なところを加味すれば微妙ではあるが、怪しいといえば怪しい気もするしな」

 

 

穂乃香「え!お兄ちゃんもそっち派なんだ!」

 

 

凉太「なんだ?ついに自分が占い師じゃないって認めたのか?」

 

 

冷音「ハッ、オレはオレの意見を述べただけだ。偽物はお前らのどっちかだろ」

 

 

茜「占い師と言えば経介くんの意見も気になるところだけど、祥子ちゃんのことはどう考えてるの?」

 

 

経介「あ、僕は……まだ何とも言えないかな。占い師がどっちか本物か分からない分には、確率の話も出来ないしさ」

 

 

茜「なるほどね~」

 

 

凉太「へぇ、高穂は自分のこと保護しないんだ。それって何かの作戦だったりする?」

 

 

経介「いやいや、そんなんじゃないよ」

 

 

凉太「まぁ、その話はさておき、オレは姫野が怪しいと思ってるから、騎士だって発言を受けて裁くのをずっと躊躇して、それでいよいよ黒だって分かったときにあの被害は抑えられたのになってなるくらいならいっそ、ここでやっちまったほうが良いんじゃねぇかと思うんだよ」

 

 

有悟「うーむ、姫野さんが本当に黒ならばそれで間違いはないが、今の状態ではそうとも言い切れないから微妙だな」

 

 

初「ん~、何かパッとしねぇ話し合いだなぁ」

 

 

蓮「なぁ、これ結論出んのか?」

 

 

怜菜「多分、誰かが新しい情報を吐かない限り同じ話を延々とし続けるだけだと思うわ」

 

 

友輝「……メデューサの輪の上ってことだな」ドヤッ

 

 

太一「メビウスな。」

 

 

銘「うーん、でもこれ以上は何も得られなさそうだし、人形探しの開催はまた多数決になりそうね」

 

 

縁「あの……、何も発言していない私が言うのも何ですが、進展が無いなら私、そろそろ部屋に戻って授業の復習をしたいのですが……」

 

 

桜「私も、この後少し用事があるので早めに切り上げたいです」

 

 

恒也「まぁ、もういいんじゃないか?これ以上する意味も感じないしな」

 

 

唯「そうだね!そろそろみんなも疲れてきたと思うし、明日の授業のためにもしっかり休まなくちゃ!」

 

 

真琴「授業に復習ねぇ、それ今のあたしたちには必要なことじゃないでしょ」

 

 

唯「いやいや、日頃の勉強は今後の私たちの生活に必ず活きてくる!碧くんも言ってたみたいに、生きる希望を捨てちゃダメだよ!」

 

 

真琴「……ま、好きにすれば?それに心配しなくてもあたしは絶対生き残って、この島を出るから」

 

 

唯「うん、お互い頑張ろうね!」

 

 

有悟「……ふむ。では今日の話し合いはここまでとするか。時間も時間だしな」

 

 

梢「ホントだ、すっかり夕方だね」

 

 

 

教室には、真っ赤に燃える斜陽が差し込んでいた。

 

 

 

菜華「それでは、このまま何も起こらなければ4日後の人形探しの開催は前回と同じように、匿名での多数決で決めるということでいいな」

 

 

恵「うん、それでいいと思うよ♪」

 

 

太一(まぁ、こんな色々と不確かなままじゃ、前回みたくどうせ開催されないんだろな……)

 

 

有悟「それでは今日の話し合いはここまでだ。また何か分かったことがあったら教えてくれたまえ!あと、明日も授業がある。親切に教えて下さっている先生方のためにも、絶対に遅れるんじゃないぞ!!」

 

 

晴(やっと終わった……)

 

 

 

こうして、結論が出ないまま放課後の集いは解散となった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~同日、4月11日(木) とある街~

 

 

 

「ねぇ、昨日のニュース見た?」

 

 

「ニュースって……なんの?」

 

 

「あ、アレじゃないの?少女が遊泳中に波に攫われて~ってやつ」

 

 

「そうそう!」

 

 

「え、何それ、怖い」

 

 

「なんでも親が目を離してた間に起こったらしいの」

 

 

「うんうん、ちゃんと見てたら防げてた事故かも知れないし、私たちも海に行くときはお母さんとかを連れて行かなきゃね」

 

 

「えー、でもなんか恥ずかしいよ……」

 

 

「まぁ、気持ちは分かるけど、死ぬよりはマシでしょ?」

 

 

「うん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから、特に何も起こらないまま時は流れ、僕らは人形探しが行われる前日の朝を迎えていた。

 

 

 

~4月14日(日) 8時00分 食堂~

 

 

 

経介「おはよ~」

 

 

小春「あ、おはよ、経介」

 

 

桜「きょーちゃんおはよ~」

 

 

経介「ご飯、一緒していい?」

 

 

小春「うん、良いけど……泰斗くんの方は大丈夫なの?」

 

 

経介「あー、大丈夫だと思う。ほら、担城くんがいるし」

 

 

桜「あ、でも今日は飯野くん一人みたいだよ」

 

 

経介「え……?」

 

 

 

桜にそう言われて見てみると、泰斗は一人で食事を取っており、そこに有悟の姿はなかった。

 

 

経介「ホントだ。担城くんいつも朝食の時間は決めてあるって言ってたのに、珍しいな……」

 

 

 

 

 

~同刻 校外 図書館~

 

 

 

有悟「調べたところによると、この本は2階にあるようだな……」

 

 

 

有悟は何かを探しているようで、そう呟きながら図書館の階段を登って行った。

 

 

 

有悟(……一体、この本を開こうとするのはいつぶりだろうか。もう7、8年くらい前になるか……?)

 

 

 

そうこうしている内に、有悟は目的の本が置かれてある本棚の前に到着したようで、その本棚を探り始めた。

 

 

 

有悟「……あれ、おかしいな。確かにこの本棚に置いてあるハズだが……」

 

 

館長「……どうされましたか?」

 

 

有悟「あ、実は植物図鑑を探していまして。こんな図鑑なのですが……」

 

 

館長「あぁ、それでしたらあちらのお嬢さんが先ほど持って行かれましたよ」

 

 

 

有悟はそう言われ、館長さんが指した方向を見ると、そこには見覚えのある姿があった。

 

 

 

有悟(あれは……神薙さん!)

 

 

有悟「情報提供ありがとうございます!!」

 

 

 

有悟はそうお礼を言って、柚季が座っている机の方へと足を運んだ。

 

 

 

有悟「……おはよう、神薙さん」

 

 

柚季「えっ!?あぁ、有悟くんか、びっくりした……。おはよう!」

 

 

有悟「突然声を掛けて済まないな。実は、神薙さんが読んでいる本を探していてな」

 

 

柚季「あ、そうなんだ……!」

 

 

有悟「あぁ。それで神薙さんを見つけて声を掛けただけだから、見せてくれと言っている訳ではない。勘違いしないでくれたまえよ」

 

 

柚季「そっかそっか!別に私は構わないけど……、有悟くんは植物好きなの?」

 

 

有悟「……そうだな。昔は好きでよく花を摘んでは鑑賞して楽しんでいたよ。神薙さんは確かお兄さんの影響で花が好きなんだったよね」

 

 

柚季「そうなんだ!お兄ちゃんは私に花を教えてくれた素敵な人だよ。今でこそそれは叶わないけど、そんなお兄ちゃんと花の話をするのが大好きだったんだ……」

 

 

 

柚季は懐かしそうにそう語った。

 

 

 

有悟(この話はマズかったか……?)

 

 

柚季「……それにしても、よく覚えてたね」

 

 

有悟「まぁな。オレが尊敬していた人も花が好きで、その人と同じ花好きということで覚えていたんだよ」

 

 

柚季「へぇ!花は良いよねぇ!響香と青葉と瞳と、亡くなった理央も花が好きなんだよ」

 

 

有悟「……そうなのか!間違いなく、素晴らしいものだよ。知識さえあれば……な」

 

 

柚季「これ!私とお兄ちゃんが一番好きな花!」

 

 

 

柚季は広げていた図鑑のページを指して、有悟に見せた。

それは純白の、とても美しい花だった。

 

 

 

有悟「……その花は……!!」

 

 

柚季「知ってるの?この花は……」

 

 

有悟「花の名前はチュイ。花言葉は「癒し」。その姿を見る者には癒しを与え、その蜜を吸う者には死の癒しを与える。美しい見た目とは裏腹に、蜜に強力な毒を持つ花だ」

 

 

柚季「わぁ!よく知ってるね!」

 

 

有悟「知っているも何も、その花は……オレが一番嫌いな花だ」

 

 

 

有悟は気迫の籠った声でそう言い放った。

 

 

 

館長「お客様、ここは公共の場です。他のお客様の迷惑になりますのでもう少しだけトーンを落として下さいませ……」

 

 

有悟「っすいません!!つい……」

 

 

柚季「……有悟くんが不注意するなんて珍しいね。それにチュイの花、嫌いなんだね……」

 

 

有悟「……いや、オレは不注意ばかりだよ。昔だって、その花のことをオレが何も知らないばかりに、あの人は……。だからオレはその花が嫌いなんだ。その花のせいじゃないのは分かってる。でもその花を見ると思い出してしまうから……!!」

 

 

柚季「……そっか。……実はね、私のお兄ちゃんもチュイの花の毒で亡くなったんだ」

 

 

有悟「え……」

 

 

柚季「……いろいろあってね。元々長くはないって言われてたんだけど、あの時私がそこにいて、お兄ちゃんを、チュイの花を摘んできた少年を止められていたら、もっと長く生きられたんじゃないかって今でも思うの」

 

 

有悟「……じゃあ、君のお兄さんはその少年が摘んできたチュイの花の毒で……?」

 

 

柚季「……うん。そうだよ。それでも私はチュイの花が好きなの。お兄ちゃんが好きな花で、一番最初私に教えてくれた思い出の花だから。……変かな?自分の兄を殺した花が好きだなんて……」

 

 

 

柚季はページに咲いた白の眩しい花を見ながら、そう語った。

 

 

 

有悟「……」

 

 

柚季「……有悟くん?」

 

 

有悟「あぁ、済まない。考え事をしていた」

 

 

柚季「いいよいいよ!突然こんな話するのが悪いんだし」

 

 

有悟「恨みはないのか?」

 

 

柚季「……え?」

 

 

有悟「その少年に恨みはないのか?」

 

 

柚季「あぁ、……ないよ。恨みはない。ホントなら今も恨みを抱いてたかも知れないけど、お兄ちゃんが残してくれた言葉が、私を救ってくれてるの。だから、恨んでなんかいないよ」

 

 

有悟「……そうか、神薙さんは恨んではいないのか……」

 

 

柚季「うん……」

 

 

有悟「……」

 

 

 

突然、2人の間に静寂が訪れた。

先ほどまで聞こえて来なかった、誰かがページをめくる音すら、今の2人には鮮明に聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

それから、少し経ってのことだった。

 

 

 

青葉「柚季ちゃん!」

 

 

柚季「わっ!青葉ちゃんかぁ、ビックリした……」

 

 

 

いつの間にか図書館に入って来た青葉が柚季に声を掛けた。

 

 

 

有悟「栄さん、おはよう!」

 

 

青葉「あ、有悟くんじゃん。おはよう!」

 

 

柚季「もうみんな食べ終わったの?」

 

 

青葉「うん!だから柚季ちゃんを迎えに来たんだけど……、ひょっとしてデート中だったりした?」

 

 

柚季「ちっ、違うよ!!これはたまたま有悟くんが!!」

 

 

有悟「あぁ、オレが神薙さんを見つけて声を掛けただけなんだ、勘違いしないでやってくれ」

 

 

青葉「分かってるって、冗談だよ!柚季ちゃん面白い反応しちゃって~(笑)」

 

 

柚季「もう!からかってないで行くよ!」

 

 

青葉「ごめんって~(笑)」

 

 

 

そのまま、柚季たちは図書館から出て行ってしまった。

 

 

 

有悟「……全く、本が置いたままになっているぞ……」

 

 

有悟(……神薙さん、君は……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~同刻 寮棟2階 祥子の部屋~

 

 

 

美咲「人形探し、明日やね」

 

 

唯「そうだね」

 

 

祥子「私一体、どうなるんでしょうか……」

 

 

 

祥子の顔は不安で一杯だった。

 

 

 

美咲「んー、今回の人形探しは響香ちゃんと祥子ちゃんが対象になってくるんよなぁ」

 

 

祥子「はい、そうだと思います……」

 

 

美咲「どうなるかなぁ……、でも響香ちゃんも正直怪しいよなぁ」

 

 

唯「私もそう思うけど、他のみんながどう思ってるか分からないからね……」

 

 

美咲「うん……」

 

 

祥子「でも私、相沢さんと高穂さんに黒だと言われてるので、どちらかというと皆さん私の方が……」

 

 

美咲「でも祥子ちゃん騎士なんやろ?そんなに手出してくる人は居らんと思うけど……」

 

 

唯「そうだよ!だから元気出して!祥子ちゃんには私と美咲ちゃんがついてるから!!」

 

 

祥子「沖鳥さん……、ありがとうございます!沖鳥さんは凄いですね!その素敵な笑顔一つで人を安心させることができるのですから!!」

 

 

唯「あ……、うん。ありがと!」

 

 

美咲「……」

 

 

祥子「あ、それでは私、少し元気が出たので飲み物を買ってきますね!」

 

 

唯「分かった!いってらっしゃい!」

 

 

美咲「あ、いってらっしゃい!」

 

 

 

2人に見送られて祥子は一時部屋を抜け、部屋には美咲と唯2人だけとなった。

 

 

 

唯「はぁ……、祥子ちゃんも大変だねぇ」

 

 

美咲「……」

 

 

唯「……美咲ちゃん?」

 

 

 

唯が美咲の方を見ると、彼女は不思議そうな顔で唯の方を見ていた。

そして、美咲はその表情を変えぬまま、唯に向かってこう言った。

 

 

 

美咲「なぁ、唯ちゃん」

 

 

唯「なぁに、美咲ちゃん。どうしたの?」

 

 

美咲「唯ちゃんはどうしていつも……」

 

 

唯「……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美咲「苦しそうに笑うの?」

 




まずはここまでのご精読ありがとうございました!結論の出ない会議を終え、図書館の話を書きましたが、何か思ったことはあったでしょうか?美咲の質問を受けて唯はどう返すのでしょうか?完全に投稿頻度のせいなのは承知の上で言いますが、たまには過去の話も見返してみて下さいね^^それではまた、次話で会いましょう!

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