事務所。
まゆ「おはようございまぁす、まゆですよぉ」
響子「おはようございますまゆちゃん。今日もオトコに媚びっ媚びの衣装ですね♡」
まゆ「撮影衣装だからって水着エプロンを披露した響子ちゃんほどじゃ。それで、Pさんは?」
響子「Pさんはグラビア撮影の付き添いです、文香さんの」
まゆ「またぁ? グラビア撮影ぐらい1人で出来るくせに。大体家でTシャツ1枚のくせに」
響子「文学少女キャラですからねー。まあ1人で行かせてどっかで何か起きても堪らないんで良しとしてます」
まゆ「今日は事務所出勤はまゆたちだけ?」
響子「あのー、少しは自分で調べてください。ホワイトボードに全部書いてありますよ♡」
まゆ「ものぐさ……。えーっと、うわっ」
響子「露骨に嫌そうな声ですね(笑)ちなみに私個人的には姉の方のギャルがちょっと」
まゆ「露骨に相性アレですよねぇ。一方的に怖がられてるだけな気もするけど」
響子「かまととぶりやがって」
まゆ「妹は?」
響子「金髪の中ではまだマシです」
まゆ「ああ……」
響子「まあでも一番ヤバいのは」
響子・まゆ「「宮本フレデリカ」」
まゆ「ぷっ」
響子「ふふ」
まゆ「人の事を貶めて笑いをとるのは最低行為って誰かが言ってたような」
響子「嫌いでもないですしアレはああいう生き物だと思ってます。っていうかどの口が言うんですかね」
まゆ「あ、ねえねえ響子ちゃん」
響子「はいはい響子ちゃんですよ」
まゆ「ハンバーグ作って?」
響子「は?」
まゆ「今日お昼ご飯食べずに来ちゃって」
響子「……見返りは」
まゆ「個人的に撮影したP.C.Sの事務所居眠り写真」
響子「乗った。豚肉でいいですか?」
まゆ「わぁい、何でもいいよぉ」
響子「今何でもって」
まゆ「はいはい」
響子「ノってくださいよー」
まゆ「横で応援してあげるから。がんばれ♡ がんばれ♡」
響子「やめてください」
まゆ「ちょっとせのびしてー、のーぞきーたーいー」
響子「やめてください」
まゆ「わーたーしのーみーらいー」
響子「やめてください」
まゆ「せーかーいーでーいちーばーん、すーてーきーなー、えがおー」
響子「お料理、得意なんですっ!」
まゆ「(笑)」
響子「ナイフ使わない料理で良かった」
まゆ「刃物はまゆの専売特許♡」
響子「ヤンデレキャラも大変ですね。あ、お皿出しといてください」
まゆ「重い愛を抱えるくらいの運命を感じたことないなんて可哀想な子。料理の腕前以外はお子様ね」
響子「ひとつしか変わらないじゃないですか」
まゆ「まゆは結婚できるもの」
響子「この年増♡」
まゆ「黙れクソガキ♡」
響子「録音しました」
まゆ「まゆも」
響子「消しますので消しといてください」
まゆ「はぁい」
響子「はいできましたよー。響子特製ハンバーグですっ」
まゆ「なるほど、これでオトコを落とすと」
響子「否定はしません。心を掴むにはまず胃袋からですから♡」
まゆ「悔しいけど説得力あるから……ちっ」
響子「今舌打ちしました?」
まゆ「いただきまぁす」
響子「今舌打ちしました?」
まゆ「うーん、美味しい。納得いかない」
響子「あっれ〜? 愛がどうのとか言っときながらこんな料理もできないんですか〜?」
まゆ「人並みには出来るから」
響子「でも私の方が上手いからお願いしたんですよね? 負けを認めたってことですよね? じゃあPさんは私のものってことで」
まゆ「は?」
響子「大丈夫大丈夫大丈夫です。1年後、トップアイドルになれば心身プラス生活面でもPさんを幸せにできるのは誰がどう考えても私ですから。半年に1回くらいなら会うのを許してあげますね♡」
まゆ「あらあらあら、やっぱりお子様は思考回路が単純ねぇ。Pさんがどんな子が好みかも知らないなんて」
響子「負け惜しみですか? 惨めですね〜〜」
まゆ「いつもPさんの事を調べてるまゆがどうしてこの髪型をしてるのか、考えてみればすぐ分かるコト。いい? 特別に教えてあげる」
響子「……?」
まゆ「Pさんはセミロングかつもみあげ、襟足……つまり、顔の横にある毛が多い子が好きなの!!」
響子「な、なんだってーーーー!!!???」
まゆ「この条件にがっちり当てはまる子は、まゆの他に永富蓮実ちゃんと高垣楓さんだけ! つまり実質のライバルはこの2人だけということ!!」
響子「遊佐こずえちゃんとか櫻井桃華ちゃんは?」
まゆ「Pさんはロリコンではないもの。多分」
響子「それこそ甘い考えでは? 日本人男性の半数以上はロリコンなんですよ」
まゆ「な、なんだってーーーー!!!???」
響子「だとしたら私もアウトなんですけど、でも私には別個性があるので」
まゆ「お料理?」
響子「いいえ、ママみです!」
まゆ「はい? ごちそうさまです」
響子「世間では年端もいかない幼い少女をママと称して甘える文化が栄えているらしいんですよ、エロ世界にも流行り廃りはあるらしく! おそまつさまです!」
まゆ「エロなんて……///」
響子「照れたフリやめてください気持ち悪い。そこで私の溢れ出んばかりの母性に包まれたい、抱きしめられたいという男性が急増中……!」
まゆ「バブみ……ママみ……」
響子「どうですか! まゆさんにありますか! バブみが!!!」
まゆ「…………。……。うふふ、響子あかちゃぁん♡ ままでちゅよ〜〜♡ 今日もい〜〜〜っぱいミルクありまちゅからぁ……♡ ぜぇんぶごっくんごっくん♡ ままといっちょにお口とのどのれんしゅう、がんばりまちょうね〜〜〜♡♡」
響子「う゛っ」
まゆ「こんな感じ?」
響子「ど、どこでそんな知識を」
まゆ「まゆが出てる○○な本にあって。というより、その話が本当なら、どちらにもやっぱり桃華ちゃんは当てはまるのでは……?」
響子「…………!」
まゆ「当面の敵が、ロリ……?」
響子「いやでもそんな、いくらなんでもPさんがあんな子に欲情するはずが」
まゆ「いいえ、まゆは見たの。疲れきったPさんに、桃華ちゃんが膝枕してあげていたのを。あの時はなんとも思わなかったけど……」
響子「なんとか思ってくださいよ」
まゆ「櫻井桃華……恐ろしい子……っ!!」
響子「少女漫画脳の塊め。で、話戻るんですけど、さっきホワイトボードで誰見て嫌がってたんですか?」
まゆ「なぜ」
響子「苦手な人を把握しておいたら後々有利かなと。いいじゃないですか、私も教えたんですし〜」
まゆ「どうせ数いる内の1人でしょう」
響子「何のことカナー☆」
まゆ「佐藤心」
響子「うわっ」
まゆ「でしょ?」
響子「あの金髪と同じく嫌いではないけど中々どうして鬱陶しくていらっしゃる」
まゆ「見てる分には悪くないんだけれど」
響子「見てるとじゃれついて来ますよ」
まゆ「動物かな?」
響子「ウサギさんの方が好きですね」
まゆ「あの笑顔ほっこりする」
響子「あへぁ〜♡ って感じの」
まゆ「それそれ」
響子「はー、おっぱいほしい」
まゆ「ぶっ殺すぞてめぇ」
響子「まあまあ聞いてくださいよ。Pさんロリコン説と共におっぱい星人説があってですね」
まゆ「あーあー聞こえない聞こえなーい」
響子「なんでも噂によると、Pさん秘蔵おっぱいコレクションがこの事務所のどこかにあるとかなんとか」
まゆ「見たことあるの?」
響子「現在調査中です」
まゆ「もっと確証のある話をちょうだい」
響子「あったところで教えると思いますー?」
まゆ「思わない。右に同じ」
響子(ほんとはPさんが私のお洋服の匂いをひっそり嗅いでたことがあるけど)
まゆ(お仕事中まゆのロッカーに忍び込んで上着の匂い嗅がれたことがあるけど)
響子・まゆ((コイツには絶対教えないでおこう))
響子「で、おっぱい星人説の続きなんですけど」
まゆ「まだするの……」
響子「違うんですよ、おっぱい星人イコール巨乳好きってわけじゃないんです。まゆさんのような控えめなおっぱいの写真集も持ってましたし」
まゆ「ほんと?」
響子「嘘です♡」
まゆ「…………」
響子「はじめにおっぱいほしいって言ったじゃないですか。現実そんなに甘くないですよ」
まゆ「何が言いたいの」
響子「よく聞いてくれました! じゃじゃーん、なんとここに、副作用が一切なく、10%の確率でおっぱいが大きくなる薬が」
まゆ「怪しすぎて逆に清々しい」
響子「噂によれば姫川友紀さんや城ヶ崎美嘉さんはアイドル登録後にこれを飲んで逆詐称と呼ばれる大きさになったとかなってないとか」
まゆ「それを聞くと若干真実味があるのがいやらしいけど……一ノ瀬志希さんが作った薬じゃなければ飲んでみても」
響子「志希さんです」
まゆ「はい。響子ちゃん初詣行った?」
響子「あー、そういえば今年は行ってないですね。P.C.Sでお泊まり会してました」
まゆ「いいですねー仲良しユニット(笑)」
響子「何で笑うんですか。二人ともめっちゃ可愛いんですよ」
まゆ「知ってる。あなたにおちんちん付いてたらオカズにしてるでしょうね」
響子「おち……///」
まゆ「それで、茄子さんと初詣に行ったんだけど。あ、特に選んだとかじゃなくてお仕事一緒だったから」
響子「理由はいいんですよ別に。それで?」
まゆ「ほんとあの人ずるい。生きてる時点人生有利とかずるい」
響子「あー」
まゆ「大吉はもう当然として、あの人混みの中で1回しか人にぶつからないし、その1回も親とはぐれた子どもで、ぶつかったおかげで足を止めたから探してた親と合流したり、たまたま昼食に入ったお店で10万人来場者記念って無料になったりetcetc……」
響子「しかもおっぱいが大きい」
まゆ「あああ〜〜〜〜〜〜〜〜」
響子「生きていることが何よりの幸運らしい」
まゆ「じゃあ10cmくらいおっぱい分けてくれてもバチは当たりませんよねぇ、うふふふふふ♡」
響子「まゆさん結構おっぱいおっきく描かれてること多くないですか?」
まゆ「うるさい」
響子「ぷぷ」
まゆ「P.C.S最小」
響子「誤差です」
まゆ「それよりあまりおっぱいの話はいけませんよ。ピンキリの黄色一部に何をやられるか」
響子「黄色。ああ、パッション」
まゆ「最大から最小まで総ナメだから」
響子「私より年上でみりあちゃん以下がいるわけないですよねぇ(笑)」
まゆ「下ばかりでなくたまには上を見ては?」
響子「私楓さんと蘭子ちゃんと同じサイズですから!」
まゆ「大きそうな人を出してイメージを誤魔化さないの」
響子「てへ☆」
まゆ「佐藤心が過ぎってイラッとする」
響子「オイ☆ 害悪みたいな言い方やめろよ☆」
まゆ「うっざ」
響子「あの人私のアイデンティティーに踏み込んで来てるのは許されません」
まゆ「アイデンティティー」
響子「家事全般は私の領域なんです」
まゆ「ああ、裁縫の話。人生経験の差でしょう」
響子「裁縫も私がやりますー。フリフリ衣装だってがんばれば作れますー」
まゆ「まゆもそれくらいは」
響子「は〜〜〜〜??? 普通の女の子は裁縫なんてできないんですけど〜〜〜〜???」
まゆ「この間新曲の時にやたらと普通連呼してたのは誰でしたっけ」
響子「卯月ちゃんと美穂ちゃんでしょ?」
まゆ「P.C.Sは教室の似合う普通の女の子のユニットですけど……。ときには魔法の力で、お城の似合う素敵なお姫様にもなっちゃいます。これからも、あなたの魔法をかけつづけてくださいね♪」
響子「実はまゆさん私のこと大好きですよね」
まゆ「大好きですけど」
響子「私もですよ♡」
まゆ「きっも」
響子「じゃあ私そろそろお仕事なので」
まゆ「佐藤心と鉢合わせしてもめんどくさいしまゆも早めにお仕事場行くとしましょうか……」
響子「帰ったらデレポ投稿するんでお家来てくださいね」
まゆ「めんどくさい」
響子「じゃあ待ってますから♡」
まゆ「はいはい……」