口が悪くて仲のいいアイドルたち。   作:しましか

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的場梨沙の憂鬱。

 事務所

 

 

まゆ「おはようございまぁす♡」

 

響子「おはです」

 

まゆ「あら、また響子ちゃんだけ?」

 

響子「また響子ちゃんだけですよー」

 

まゆ「ふうん。よっこいしょ」

 

響子「朝ごはんは食べましたかー?」

 

まゆ「食べましたー」

 

響子「お昼は?」

 

まゆ「今日はお弁当」

 

響子「よろしい」

 

まゆ「何様」

 

響子「まゆちゃんまゆちゃん」

 

まゆ「んー」

 

響子「事務所に来る途中、こんなものを拾ったんですけど」

 

まゆ「こんなもの」

 

響子「エロ本」

 

まゆ「は?」

 

響子「これを見て私は思ったんです」

 

まゆ「はあ」

 

響子「ギャップ萌えに挑戦してみようと」

 

まゆ「何故」

 

響子「私と言えばどういうイメージですか?」

 

まゆ「料理好きとか」

 

響子「他には?」

 

まゆ「家庭的とか」

 

響子「もう1個」

 

まゆ「しつこい」

 

響子「ちっ」

 

まゆ「そういうとこ」

 

響子「そんな私ですけど、全く新しい路線で攻めてPさんをメロメロにしてみようかと」

 

まゆ「メロメロ(笑)」

 

響子「は?」

 

まゆ「は?」

 

響子「どういう属性がいいですかね」

 

まゆ「うーん」

 

響子「わくわく」

 

まゆ「実はドSとか」

 

響子「時子さんみたいな?」

 

まゆ「アレはドSっていうか、ご主人様気質みたいな」

 

響子「それって差異あります?」

 

まゆ「ドMのご主人様でドSの執事メイドに責められるのは王道路線のひとつなのよ?」

 

響子「へー」

 

まゆ「時子さんがドSじゃないって言ってるわけではないけど」

 

響子「ドSって何すればいいんですか」

 

まゆ「さあ」

 

響子「ドS 女の子 検索」

 

まゆ「どんなのが出てくるの?」

 

響子「『男性にモテるドS女の特徴! 相性がいい男性のタイプとは』」

 

まゆ「ふうん?」

 

響子「PさんってS?」

 

まゆ「マゾ」

 

響子「ならこれは必須授業ですね!」

 

まゆ「そゆこと」

 

響子「えーっと、まとめると、Sな女は身勝手な女。時折弱みを見せる……」

 

まゆ「弱み?」

 

響子「実は責められるのに弱いとか」

 

まゆ「ない」

 

響子「ないですね」

 

まゆ「時代錯誤もいいとこ」

 

響子「ね」

 

まゆ「とりあえず私にSぶってみて?」

 

響子「このマゾ犬!」

 

まゆ「まじめに」

 

響子「Sぶるって言ったって、ああいうのは言葉の節々から漂うオーラみたいのがあるでしょ?」

 

まゆ「まあ」

 

響子「私には無理ですよ。人いじめるの苦手ですもん」

 

まゆ「ふーん」

 

響子「はい」

 

まゆ「そもそも実際内の事務所だけで200人弱いるわけだし、属性被らないのは難しくなぁい?」

 

響子「ですねぇ。この際被っても良いのでなんかないですか」

 

まゆ「ギャルとか」

 

響子「ギャル堕ち?」

 

まゆ「ただのギャル」

 

響子「なるほど」

 

まゆ「一部の童貞やマゾ男子にギャルは効果てきめんらしい」

 

響子「え~マジウケる~(笑)」

 

まゆ「殺したくなりました」

 

響子「はい」

 

まゆ「やめて」

 

響子「はい」

 

まゆ「男性恐怖症とか」

 

響子「男性恐怖症」

 

まゆ「男の人に触るとじんましんとかでちゃうの」

 

響子「いや出ませんし」

 

まゆ「フリでいいから」

 

響子「乃々ちゃんの下位互換になったりしません?」

 

まゆ「たしかに」

 

響子「うーん」

 

まゆ「そういえば」

 

響子「うん?」

 

まゆ「梨沙ちゃんどうなったの?」

 

響子「ああ、藍子ちゃんと智絵里ちゃんのお仕事に同行してもらってますよ」

 

まゆ「へぇ……」

 

響子「気になります?」

 

まゆ「あのお仕事、愛梨ちゃんと茄子さん以外に務まる子がいるとはとても思えないの」

 

響子「同意。っていうか私でも嫌です」

 

まゆ「まゆも」

 

響子「先週なんかスタッフのミスで泊まり先が一緒になっちゃったみたいで(自主規制)が(自主規制)するから(自主規制)(自主規制)で(自主規制)したらしいじゃないですか」

 

まゆ「(笑)」

 

響子「でもまあ仲間には何も危害を加えないのは保証済みですし、体は大丈夫よ。体は」

 

まゆ「体は」

 

響子「精神は別」

 

まゆ「梨沙ちゃん大丈夫?」

 

響子「ああ見えてメンタル強い方ですし大丈夫でしょ。多分」

 

まゆ「ふーん」

 

響子「まゆちゃん」

 

まゆ「なぁに響子ちゃん」

 

響子「おっぱい揉ませてください」

 

まゆ「どうぞ」

 

響子「遠慮なく」

 

まゆ「あん♡」

 

響子「うーん微乳」

 

まゆ「殺すぞ」

 

響子「まあまあ聞いてくださいよ」

 

まゆ「?」

 

響子「最近の子って発育いいじゃないですか」

 

まゆ「それ響子ちゃんが言うの?」

 

響子「私生まれたの8年前ですし。8年前の15歳ですし」

 

まゆ「闇」

 

響子「つまりまゆちゃんはにじゅう」

 

まゆ「あーあー聞こえない聞こえなーい」

 

響子「おっぱい欲しいって話です」

 

まゆ「直球な欲望」

 

響子「まゆちゃんにはないんですか? そういうの」

 

まゆ「ロリになりたい」

 

響子「は?」

 

まゆ「プロデューサーさんのロリコン疑惑があるでしょ? 1歳でも年はとりたくなくて」

 

響子「はあ」

 

まゆ「何なら桃華ちゃん辺りと入れ替わって誘惑したい」

 

響子「まぐわったら豚小屋行きですよプロデューサーさん」

 

まゆ「うぐう」

 

響子「それに、プロデューサーさんがもし生粋のロリコンなら三船さん辺りを勧誘するでしょうか」

 

まゆ「世間的なほら」

 

響子「うーん」

 

まゆ「桃華ちゃんがプロデューサーさんへ言った最初の言葉はあまりにも有名」

 

響子「わたくしを見る目がどうのこうの」

 

まゆ「完全に犯罪者のそれじゃないですか……」

 

響子「ああ、そういえば」

 

まゆ「?」

 

響子「こないだプロデューサーさんの好きな髪型云々の話してたじゃないですか」

 

まゆ「まゆがマウントとったやつ」

 

響子「はい。それで思ったんですけど、最近入った夢見りあむって子も大分プロデューサーさん好みじゃないですか?」

 

まゆ「!!!!!!!!」

 

響子「あれ、気付いてませんでした?」

 

まゆ「そんな……また恋敵が増えるだなんて……」

 

響子「しかもおっぱいが大きい」

 

まゆ「!!!!!!!!」

 

響子「まあ性格の方は公私共に15点ってとこですけど」

 

まゆ「響子ちゃん」

 

響子「はい」

 

まゆ「女は顔よ」

 

響子「身も蓋もない」

 

まゆ「ついでに体」

 

響子「それはまあ」

 

まゆ「その次に愛嬌」

 

響子「たしかに」

 

まゆ「つまり夢見りあむは?」

 

響子「なるほど?」

 

まゆ「そこでひとつ考えたの」

 

響子「闇討ち?」

 

まゆ「バカ。彼女のブラジャーを1週間ごとに小さくしていくことを」

 

響子「地味……」

 

まゆ「だけど効果はテキメン。最終的にまゆと同じカップに」

 

響子「パッツンパッツンになりません?」

 

まゆ「ふふふ」

 

響子「ふふふて」

 

まゆ「何? 響子ちゃんは夢見りあむの存在を脅威に思わないの?」

 

響子「特に」

 

まゆ「何故!」

 

響子「あの子に純粋な恋愛で負ける気がしないので」

 

まゆ「ほう」

 

響子「この先は知りませんよ? でも少なくとも今はあの子プロデューサーさんより事務所の仲間に視線が行ってるみたいですし」

 

まゆ「ふむ」

 

響子「おっぱいが大きいのは脅威ですけどそれだけですしね。顔なら負けてないと思います」

 

まゆ「まあ」

 

響子「そんな感じです。っていうかりあむちゃんの話題は私が挙げましたけど、実は他の新入りさんの方が興味あってですね」

 

まゆ「他のって言うと、えっと」

 

響子「りんごちゃんにイマドキサメ娘。吸血鬼と付き添いの毒舌メイドと銀髪の双子」

 

まゆ「名前言ってくれないと分かんないから」

 

響子「全くもう。まゆちゃんはもっと周りにセンサー張るべきですよ? プロデューサーさんへの毒牙はいつどこからやってくるか分かんないんですから」

 

まゆ「はぁい」

 

響子「じゃあそんな能無しまゆちゃんの為に、1人ずつ教えてあげますね」

 

まゆ「能無し」

 

響子「多少は知ってると思いますけど。はいではりんごちゃんもとい辻野りんごちゃんから」

 

まゆ「あかりちゃんでは」

 

響子「ごめんなさい素で間違えました。さて、山形からわざわざ山形りんごの良さを伝えるために上京してきた彼女。良くも悪くも素朴と言った風ですね」

 

まゆ「世間では新田美波ちゃんと道明寺歌鈴ちゃんを足して割ったみたいな顔だとか何とか」

 

響子「語尾の、んご。についてですけど、都会で流行ってると思ってたみたいです。どういうネットの使い方をすればそう思えるのか」

 

まゆ「聞く度に奈緒ちゃん辺りが微妙な顔をするのが面白い」

 

響子「プロデューサーさんへの恋愛感情……おそらく無いですね。彼女に関しては、それどころじゃない感が強いです」

 

まゆ「ふつう~」

 

響子「努力するのが苦手っていうなんかよくわかんない個性持ってますけど、うちは優しい人が多いですし、きっと上手くやっていけるでしょ」

 

まゆ「おっぱいは?」

 

響子「まあまあ」

 

まゆ「よし。次」

 

響子「サメ娘ちゃんもとい砂塚あきらちゃん。どうでもいいですけど私あきらって名前好きです」

 

まゆ「どうでもいい~」

 

響子「イマドキの娘ですよね。りんごちゃんと違ってネットも使いこなしますし。口調も……そこそこ丁寧。綺麗ではないけど」

 

まゆ「~っスとか言いそう。後輩キャラっぽい」

 

響子「概ね同意です。身体的な特徴としてはやっぱりギザ歯ですか。私たちの事務所では文字通り新ジャンルですね」

 

まゆ「180人以上いる中に入ってきて全くの新ジャンルってすごい」

 

響子「はい、すごいです。そして未知数。プロデューサーさんが無類のギザ歯ふぇちだったら私たちに勝ち目はありません」

 

まゆ「!!!」

 

響子「今のところ恋愛感情は持ち合わせていなさそうですが要警戒です。プロデューサーさんを悪く思ってなさそうなのもまた事実」

 

まゆ「おっぱいは?」

 

響子「そこそこです」

 

まゆ「よし次」

 

響子「夢見りあむは割愛。次は……白黒コンビですね」

 

まゆ「白黒」

 

響子「黒埼ちとせさんと白雪千夜さん。白黒コンビって言ってるのは多分私だけ」

 

まゆ「吸血鬼の方はどっち?」

 

響子「黒埼ちとせさんの方ですね。金髪長身の自由人。そういう意味では宮本フレデリカにも通じるとこがあるかもしれません」

 

まゆ「自由度は比じゃないけど」

 

響子「さっきも言いましたけど吸血鬼。……正確には吸血鬼の末裔を自称しています」

 

まゆ「痛い」

 

響子「ただなんと言うか……こう、ガチっぽいので誰も何も言えない状況みたいですね。色んな意味で」

 

まゆ「おっぱいは?」

 

響子「おっぱいは結構あります。っていうか巨乳」

 

まゆ「は?」

 

響子「比較対象は……それこそ愛梨ちゃんとか文香さんとか」

 

まゆ「ぐぬぬ」

 

響子「白雪千夜さん」

 

まゆ「うん」

 

響子「よく知りません」

 

まゆ「ええ……」

 

響子「だってちとせさんにべったりなんですもん。隠れPラブ勢やらなんやら言う噂もありますけどどうなんでしょうね」

 

まゆ「隠れ」

 

響子「なんにしてもプロデューサーさんに「お前」はないでしょ。本人が許しても私が許しません」

 

まゆ「でもプロデューサーさんに「お前」って呼ばれたくない?」

 

響子「呼ばれたい……。絶対きゅんってしますよね♡♡♡」

 

まゆ「おっぱいは?」

 

響子「72」

 

まゆ「はい次(笑)」

 

響子「えー、双子ちゃんですね。久川凪ちゃんと久川颯ちゃん」

 

まゆ「どっちがお姉さんなの?」

 

響子「久川凪ちゃん」

 

まゆ「ああ、訳わかんない方」

 

響子「言い方。新人さんの中で夢見りあむに次いで総選挙圏内なんですよ」

 

まゆ「ほう」

 

響子「そういう意味で世間的な注目度は中々なのかもしれませんね」

 

まゆ「響子ちゃん的には」

 

響子「う~ん。あの子恋愛感情あるのかな?」

 

まゆ「流石にあるでしょ」

 

響子「双子の恋愛事情って基本ドロドロになりがちなんですよ」

 

まゆ「少女漫画でもよく見る~」

 

響子「だからいっそない方が二人の為です。ついでに、14歳なんですよね」

 

まゆ「魔境と噂の」

 

響子「はい。輿水幸子ちゃんや神崎蘭子ちゃんたちの出身です」

 

まゆ「それは個性ないと生き残れないかなぁ」

 

響子「何と戦ってるのやら」

 

まゆ「おっぱいは?」

 

響子「控えめ」

 

まゆ「よし次」

 

響子「はい、最後ですね。久川颯ちゃん」

 

まゆ「どういう子なの?」

 

響子「ミーハー。イマドキ。……元気っ子。都会に憧れるJC」

 

まゆ「一言でまとめて」

 

響子「割と普通」

 

まゆ「個性とは」

 

響子「あかりちゃんも割と普通ですけど、りんごろうとかいう魔物が背に控えてたりしますし……何より、姉の個性が結構光るので余計に」

 

まゆ「なるほど」

 

響子「ただし言っておきます。おっぱいは大きいです」

 

まゆ「は?」

 

響子「私 よ り 大 き い で す」

 

まゆ「???」

 

響子「ついでにストレートに好意をぶつける方ですし、今でこそプロデューサーさんより先輩アイドルって風ですけど、この先分かりません」

 

まゆ「つまり?」

 

響子「個人的に一番の危険要素」

 

まゆ「まさかの」

 

響子「実はこの話題出した時点で思ってました」

 

まゆ「ちとせちゃんは?」

 

響子「ちとせさんはですね……多分プロデューサーの方が好きになるかもしれません」

 

まゆ「えっ」

 

響子「私知ってます。プロデューサーさん、振り回されるの好きです」

 

まゆ「振り回されるのがいいんですね……」

 

響子「ゾクゾクしちゃうんです」

 

まゆ「プロデューサーさん……」

 

響子「でも黒いのが目を光らせてるのでちょっとやそっとじゃ大丈夫っていう安心感もありますね」

 

まゆ「黒いの(笑)」

 

響子「ってわけで最終的な評価がこちらになります。画板をどん」

 

まゆ「どこに持ってたのそんなの」

 

響子「久川颯>黒崎ちとせ>>>砂塚あきら≧久川凪>辻野あかり>白雪千夜」

 

まゆ「久川颯………………………………」

 

響子「はい、久川颯ちゃんです。要警戒です」

 

まゆ「あれ、夢見りあむは?」

 

響子「あっ」

 

まゆ「まゆ的に脅威度はかなり上位」

 

響子「私的には微妙なんですよね。ちとせさんの下辺りでいいんじゃないですか」

 

まゆ「妥当かな?」

 

響子「妥当ってことで。久川颯ちゃんの今後にご注目ください」

 

まゆ「久川颯………………………………」

 

 

 

      *

 

 

颯「へっくち!!」

 

凪「んこ」

 

颯「殴るよ」

 

凪「できれば殴る前に言って欲しかったぞ」

 

颯「ゔ~。なんか寒気する。風邪かな」

 

凪「元気印のはーちゃんが風邪とは、まさに天変地異の前触れ。凪のおっぱいで休んでください」

 

颯「もー、文香さんみたいなこと言わないでよ~」

 

凪「んほほ」

 

颯「笑い方キモッ」

 

 

      *

 

 

響子「まゆちゃん、一番いい匂いするアイドルって誰だと思います?」

 

まゆ「まゆ」

 

響子「ドン引きです」

 

まゆ「嗅いで」

 

響子「くんかくんか」

 

まゆ「どう?」

 

響子「くっそいい匂いします。悔しい」

 

まゆ「ふふん」

 

響子「輿水幸子」

 

まゆ「それはふふーん」

 

響子「とはいえ私は卯月ちゃんか美穂ちゃんだと思います」

 

まゆ「ほんとP.C.S好きね」

 

響子「まあまあ聞いてくださいよ。顔も性格もいい私の完璧なユニットメンバーの話を」

 

まゆ「嫌」

 

響子「ユニットのお仕事を貰うじゃないですか、その度に卯月ちゃん家でお泊まり会を実施するんですよ」

 

まゆ「ふーん」

 

響子「で、卯月ちゃんの部屋ヤバいんですよ。めっちゃいい匂いするの」

 

まゆ「ふーん」

 

響子「大体ちょっと散らかってるので毎回お掃除から始まるんですけど、その時にお部屋を合法的に物色出来るんですよ」

 

まゆ「ふーん」

 

響子「女の子! って物が転がってるんです。もういちいちいい匂いするんですよ。私の鼻腔が有頂天です」

 

まゆ「ふーん」

 

響子「でも一番はやっぱりお布団なんですよね。来客用のお布団じゃなくて毎度毎度卯月ちゃんのベッドで寝かせてもらうのは私の下心ありき」

 

まゆ「まだ続く?」

 

響子「そんな事言うなら次はまゆちゃんの番!」

 

まゆ「そう言われても」

 

響子「何か無いんですか!? みんな大好きガールズトークですよ!」

 

まゆ「ガールズトーク舐めんな。匂いエピソードなんかないもん」

 

響子「匂い云々振ったのは今の話したかっただけなのでこの際話題はなんでもいいです」

 

まゆ「んー。あ、じゃあこないだ文香ちゃんの家に泊まった話でも」

 

響子「もう不穏」

 

 

 

ドアバーン!!!!!

 

 

 

梨沙「………………………………」

 

響子「あ、ヴァリサちゃん」

 

まゆ「ヴァリサちゃんこんにちは~♡」

 

梨沙「ん」

 

響子「ん、何? 腕なんて握っちゃって」

 

梨沙「ん」

 

響子「え? 藍子ちゃんと智絵里ちゃんと借り物競争対決? 私?」

 

梨沙「ん」

 

響子「なぁに? なんで私なんですか? え~、可愛いお声聞かせてくださいよ~~~♡」

 

梨沙「ん」

 

響子「駄目ですね、言語機能がヤられちゃってます。やっぱり耐えられませんでしたか」

 

梨沙「ん」

 

響子「というわけで行ってきまーす。またお泊まりのお話聞かせてくださいね~♡」

 

まゆ「行ってらっしゃーい」

 

梨沙「ん」

 

響子「あ~~~れ~~~♡」

 

バタン。

 

まゆ「……」

 

まゆ「…………」

 

まゆ「………………」

 

まゆ「プロデューサーさん的に、ヴァリサちゃんはアリなのかしら」

 

 

 

 

 

 

 

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