Genre Over   作:ロードゲート

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最近アイディアが浮かんで来ないので、よくこのサイトに投稿されている小説読んだりしています。
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第七話 彼は確かに無視をされた

前回までのあらすじ

時は2519年。

2019年から外界の神によってタイムスリップをしてきたリン達は、宇宙防衛隊としてゲル達に支配されている地球を守っていた。

──そんな中、宇宙防衛隊に謎の男性──ゼンが入隊する。

彼は普通の男性で、検査でも異常はなく、怪しい点は無かったと思われていた。

しかし、彼にリンはある疑いを持つようになる。

───彼の特徴とリンが500年前存在していた男性──レンの特徴が一致していたことから、同一人物の可能性が高いと。

そしてリンは可能性を信じ、彼に「久しぶり」と呟いたのだった。

 

 

───本当に彼の言う通り、ゼンはレンが偽装した人物なのか?…真相は後々分かる事であろう…

 

 

─────────────────────────────────────

 

「おぉ、初めて宇宙防衛隊の皆さんと戦えるとは!─今日はなんて素晴らしい日なんでしょう!」

「よ、良かったな…」

 

宇宙防衛隊に新たに入隊した宇宙防衛隊ファンの男──ゼンは、地球に侵略を実行中の生命体──ゲルと宇宙防衛隊の任務の勉強も兼ねて戦う事になった。

 

───因みに彼は初めてゲルと戦う事になるので、通常、大抵の人間は怖がったりするのだが、宇宙防衛隊のファンと言う事もあって、実に今興奮ぎみである。

──しかしその反面で、宇宙防衛隊のメンバーは彼の異常なテンションについてこれず、彼等は今テンションは低い状態である。

 

「なんでアイツだけ凄く楽しそうなんだ?」

「それは僕に聞かれても…」

「多分、ゲルの呪いかも」

「「は(え)?」」

 

ゼンは何故楽しそうなのかと銀髪の青年、ジークは小学生のリンと白髪のレイにそう聞くが、レイは酒に酔っているのか呪いなど訳の分からない答えをしているのは余談である。

 

 

───そして決め台詞(長いのでカット)を終え、宇宙防衛隊は、目的地を目指し、出動したのであった。

 

─────────────────────────────────────

 

目的地に到着した宇宙防衛隊は、ゲル達を駆除するため、通報した人物とゲルが居る元へ向かう。

……しかし、その場所は既にもぬけの殻で、冷たく、弱々しい風が吹いているだけであった。

 

「あれ?おかしいな、この辺にゲル達が居る筈なんだけどな」

「その辺を探してみましょう。多分隠れているかも知れないですから。」

 

リンはそう言うと、すぐに彼等は周辺の建物の内部に捜索を始める。

 

─────────────────────────────────────

 

───30分後…

 

「見当たら無いなら帰ろーぜ」

「勝手な事を吐すな!お前も探せ、優衣」

「は?嫌だね。銀髪で格好いいからっていちいち格好つけんなよ、ジーク」

「てめぇいい加減に…」

「お前ら喧嘩してる暇があったら探せ!」

「「あ、はい」」

 

ジークと優衣が喧嘩していたが故に、偶然近くにいた少年、茂に止められ、ものの数秒で幕を下ろしたのは置いておこう。

 

───彼等は、建物の内部や屋根などを調べるも見当たらず、既に疲れてきたのか大の字で倒れる者も現れた。

 

───すると、不意にその様子を見ていたリンの脳裏にある疑問がよぎり、全員に呼び掛ける。

 

「──あの、皆さん?」

 

リンの全員に聞こえるような呼び掛けに、建物を探していた者達の手が止まり、全員の視線はリンに向けられた。

 

───そして彼は、その疑問を口にする。

 

 

「───あの、場所間違えてません?」

 

 

彼の発言に、一度は沈黙状態になるも、その場にいた全員はすぐさま地図を取り出し、床に広げた。

 

 

───彼の言った通り、目的地を間違えていた。

 

 

 

目的地の場所を記すバツマークと、以前の印を消していなかったのか、別の場所の目的地を記すバツマークを間違えていたようだ。

宇宙防衛隊の隊員であるカイは焦りを浮かべ、全員にバギーに乗るように指示し、急いで目的地に移動する……がしかし、目的地は現在居る場所からは相当な距離が離れていて、今からその場所へ向かっても間に合いそうではなかった。

 

 

───もう間に合わない。

 

 

誰もがそう思い込んだその時だった。

 

「──わーぷ!」

「え?──うぉ!」

「な、何!?」

 

突然誰かが声を発したと同時に宇宙防衛隊の隊員達が一瞬にしてその場所から姿を消したのだった。

 

─────────────────────────────────────

 

彼等が姿を現したのは先程の場所とは別の場所だった。

その場所には謎の生命体集団と老人が驚いているのか目を開きながらこちらに視線を向けていた。

 

「え?…今、何処から出てきたのじゃ?」

《ナンダ…イマノハ?》

《ナンデコイツラガシュンカンイドウナラヌモノヲオボエテイルノダ?》

「俺に聞かれても知らん」

 

ゲルは宇宙防衛隊の一人であるジークにそう問い掛ける。

彼はその質問には勿論知らないと答えた。

ゲルはその発言に嘘だと勘違いし、ジークを殴り付けるが……

 

「きえろ!」

《ナニ!?──グヲォォォ!》

『!?』

 

先程と同じ声が聞こえると同時にゲルはその場所から姿を消した。

その様子を見た全員はすぐにその声の主に視線を向ける。

 

その正体は──、

 

「ユウ…?」

「え?ユウ?」

 

リンと同じく小学生で、外界で年齢が下げられた少年否、男児──ユウだった。

 

「これ、ユウがやったの?」

「うん!ぼくがけしたんだよ!」

 

彼はレイの問いに笑顔で答え続ける。

 

「ぼく、かいぶつをけしちゃうまほうをもってるみたいなんだ!」

「怪物を消す…魔法?」

 

彼の発言にレイは一度は首を傾げるが、リンのささやきで納得する。

 

「多分召喚特典の能力かと思われます。」

 

彼の言う召喚特典とは、リンとユウとムーンはそれぞれ外界の神、ウォッカから授けられた能力の事。

 

───能力はそれぞれ、

 

リンはサポート、状態異常攻撃

ユウは消滅攻撃、場所転送

ムーンは特殊攻撃

 

の五つだ。

 

───因みに他の子供達はそれぞれの世界で能力や力などを持っていると言う理由や、授けられる器が無いと言う理由で、外界の神からは授かっていないのだ。

 

 

───話を戻そう。

 

ユウはゲルに視線を向け、威張る。

 

「───ぼくもうこわくないよ!」

《ナンダト、チョウシノッテンジャネェゾ!》

 

その言葉に自分たちが馬鹿にされたと思い腹を立てたゲルは咄嗟に彼に襲い掛かる。

 

「させるかっ!」

 

その行為を阻止しようと新人の男性──ゼンが動き出し、ゲル達の前に立ちはだかる。

 

───と思いきや、ゲルはそのまま止まる事は無く、彼に当たった。

 

「ぐえっ」

《ナ、ナンダ、ミエナイカベカ?》

《モウイッカイヤルゾ》

 

ゲル達はその状況に首を傾げ、もう一度ユウに向かって飛び出す。

 

───がやっぱり跳ね返ってしまう。

 

「ぐえっ!」

《?????》

『?????』

 

ゲル達は再び首を傾げる。

──その様子を見ていた宇宙防衛隊も同じく首を傾げていた。

 

ジークはゲル達に質問する。

 

「何で見えてないんだ?」

《ナニガダヨ?》

「ゼン…いや、人間が」

 

彼の問いにゲル達が答える。

───その答えは誰もが予想していなかった解答だった。

 

 

《オレタチニハココニイルガキシカミエテイナイゾ》

 

 

「は?」

 

ゲルの言葉にゼンはな大きく口を開き、叫ぶ。

 

「俺存在無視されとるぅぅぅ!!!」

 

───彼の大声はその街で大きく響いていたのだった。

 

to be contenued...




今回の小説、ストーリー展開とか酷いかもしれないっすね。投稿頻度とか遅いしね。

───でも嬉しい事になんとUA100達成でございます!ありがたや、ありがたや!

さて次回のGenre Overは、
「第八話 隠密魔法?それともスルー?」
ゼンが見えない理由をリン達が検証混じりで見つけ出します。

お楽しみに!
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